このページでは楢崎弥之助衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○楢崎委員 明日本格的な質問をいたしたいと思いますが、きょう戸叶委員の質問に関連をして一、二お伺いしておきたいと思います。
ジュネーブ議定書は正文は何になっておりましょうか。二つ原本が出されておりますが……。
【次の発言】 私はこの提出されております本案の名称について大きな疑問があるわけです。作為的なこれは訳文である。どうしてかというと、窒息性毒ガスまたはこれらに類するガス、いままで政府の答弁あるいは国際条約の訳文を見てみると、英語のほうにアザー・ガセス、こちらを使ってあるのです。その他になっている。これが大部分の訳です。日本政府も去年あるいはおととしの私の質問に対して、佐藤さんはその他のガ……
○楢崎委員 昨日この議定書の日本語訳について関連質問をやったわけです。この議定書の中に「アザー・ガセス・アンド・オブ・オール・アナロガス」となっていますね。このアナロガスというのはどういう意味ですか。
【次の発言】 だからここにも類似するということばが出てきておるのに、なぜその前のアザーをこれらに類すると訳さなければならないんでしょうか。
【次の発言】 それだけの理由でアザーはどうして「これらに類する」という訳になるのでしょうか。あなた方はフランス語のほうを今度は訳したという意味ですか。
【次の発言】 本問題で、過去の軍縮委員会等で大論争になったことがあると思いますが、どうですか。
○楢崎委員 ただいまの答弁を聞いておりますと、六分かかっておりますね。私は、三十分ぐらいしかありませんから、ひとつ簡潔な御答弁をいただきたいと思います。
現在――今年度の状態でけっこうですが、防衛費、軍事費の絶対額で、日本は世界で第何位ぐらいのところにあると思われますか、中曽根長官にお願いします。
【次の発言】 総合戦力の点においては、どのように判断されておりますか。
【次の発言】 四次防は、ことしの予算委員会で私の質問に対して、大体、総額五兆四千億ないし六兆二千億、その間と思われておっていいという答弁でございましたが、それでは、四次防の最終段階では、他の国はいままでのような軍事費の増加のパ……
○楢崎委員 まず冒頭に、昨晩原水協の関係から、横田基地にグループBという毒ガス兵器らしきものが貯蔵されておるという発表をしたわけであります。
そこで、この点について、政府当局として実態を調べられたかどうか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 日本本土の中に米軍はBC兵器は絶対に置いていないという確信がありますか。
【次の発言】 ジュネーブの軍縮委員会で、いまこのBC兵器禁止の問題が中心の課題になっております。そこで、まず一九二五年のジュネーブ議定書これを政府は今後どのように取り扱われるつもりでありますか。
【次の発言】 批准をなさるおつもりですか。
○楢崎委員 日米共同声明の中でいろいろいわれておるのですが、現実の問題として一番考えられるのは、やはり第四項、ベトナム戦争がもし七二年に終わっていないときには一体どうなるのか、これが一番現実的に可能性のある問題ですから、この点はこまかく詰めておかないとたいへん心配な点があるわけであります。 そこで、いま四項、七二年段階にベトナムが解決していない場合の再協議の内容について、沖繩の返還は間違いない、それが一つ、本土並み、これが二つ、核抜き、これが三つ、そのほかのことで協議をするという答弁のようでございますが、しからば端的にお伺いをいたします。 B52は、一応沖繩が返還されると仮定をして、その段……
○楢崎委員 順序を、まず自衛力の限界の点から入ってまいりたいと思います。 昨日の予算第二分科会におきましても、四次防の構想は、これまでの領域内の防衛から広域防衛と申しますか、海洋防衛、外洋防衛へと拡大される傾向にあります。しかも一方防衛予算は、GNPとの関係でどこまでふくれ上がるのか、われわれを含めて国民の皆さんも、この限界については非常に案じておるところであろうと思います。そこで私は、この際この自衛権の限界なり自主防衛の限界について、できれば具体的に明らかにする責任があろうと思いますから、この点から入っていきたいと思います。 そこで、いまの外務大臣の御報告の中にありました点と関連するわけ……
○楢崎委員 私は、まず最初に、四十五年度の予算審議の際、総括で質問いたしたわけですが、時間がなくて一番最後に、自主防衛力の限界について、佐藤内閣でもこの程度はなさらないと、国民の不安がなかなか取り去られないのではなかろうかということで幾つかの点をあげました。それで時間が来たわけですが、総理は、そのあとで、私のところへお見えになって、これは考えさせてもらうというようなことをおっしゃっておったわけです。それで追加質問の要項を整理して出しておったわけですが、まず、その問題について、多くの時間をさけませんから、主要な点について、お伺いしていきたいと思うのです。 まず追加質問要旨の中の一番最後に、私は……
○楢崎委員 関連。われわれが遠く過ぎ去った昔経験した軍事教練ということばが出たのです。体験入隊では軍事教練をしてもいいというお考えでしょうか。昔やっておったからその程度のことはいい、たしかそういう御答弁でございましたが……。
【次の発言】 あなたのお考えの中で、軍事教練とどう違うのですか。
【次の発言】 軍事教練とどう違うのです。
【次の発言】 それでは軍事教練とは違うという意味ですか、あなたのいまの御答弁は。
【次の発言】 それでは軍事教練というおことばはお取り消しになったほうがいいのじゃありませんか。これは非常に今後問題を残していく重要なおことばだと思いますが。
○楢崎委員 運輸大臣にお尋ねします。
地位協定第六条は、非軍用あるいは軍用の空港に関するものですが、航空交通管理及び通信の体系についてはよく協議をし調整をする。そして日米の間で取りきめをすると書いてあります。この地位協定第六条による附属書があるはずであります。御提出いただけますか。――運輸省所管のものであると私は思いますが、そこは佐藤内閣でひとつ御相談をいただきたい。
【次の発言】 それは幾つありますか。名称をひとつそれぞれ言ってください。
【次の発言】 国会に出しておるという話ですが、あらためて出していただけますか。
【次の発言】 何を言っているのですか。もう一ぺん出しますかと言っているん……
○楢崎委員 ただいまの鯨岡委員の要望に対して、委員長としてはどのようにお取り計らいになるのですか。お答えがないようですが……。
【次の発言】 改造前の忙しい時期に日程を繰り合わせていただいて、中曽根長官ありがとうございました。しかし、この寸前に非常に重要な取りきめがきのう行なわれたわけですから、時間が短うございますが、なるたけ議論を避けて論点を明確にしていきたいと思います。
まず、きのうの取りきめの問題について、つまり沖繩に自衛隊が進駐する、その内容についての取りきめですが、まず第一番に取りきめの形式の問題についてお伺いをしてみたいと思うのです。
いま正式の文書をいただいたものですから、そ……
○楢崎委員 戸叶委員の沖繩問題に関連をして、若干の質問をいたしたいと思います。
ただいま返還協定作成は大詰めにきておるわけでありますが、いわゆる現行安保条約のワクを越える特殊的な部隊が沖繩には存在するわけでありますが、もうその部隊については明らかになっておりますから、ここでは申し上げません。話し合いの中で完全に撤去されると合意ができたものがあれば、それを明らかにされたい。
【次の発言】 撤去させる部隊がその中にあるかどうか、それだけでもはっきりしてください。
【次の発言】 大体特殊部隊の数はわかっておるわけですか。それは幾つですか。
○楢崎委員 いまの問題に関連をしまして、あとで調査の足らざる点の御報告がまた追加されることになるだろうと思いますけれども、その際に、以下申し上げることも一緒にこの調査の中に入れていただきたい。
総裁、きのうの午後の段階の警官の出動は、総裁が要請されたんですか。
【次の発言】 以下申し上げることは、運輸大臣並びに総裁に結果的には責任がかかってくる問題であろうと思いますから御調査をいただきたいのですが、昨日の午後、推定時間は四時前後でありますが、警察によって新型催涙ガスが使われた形跡があります。これは二十三日の予算第三分科会におきまして、厚生省担当の時間でありますが、現在警察が持っているCN、こ……
○楢崎委員 私は、きょうは金融再編の問題にからんで、銀行の合併の問題についてお伺いをしたいと思います。御案内のとおり、私はこの問題ではしろうとでありますので、あるいは的がはずれた言い方をするかもしれません。しかし、案外的をついたところがあるかもしれません。その点は、十分しろうとであるという点を含んで御答弁をいただきたいと思います。
そこで、最近銀行の合併が盛んに起こっておりますが、金融再編問題とからんでこれをどのように大蔵省は見ておられるか、まずその点をお伺い
したいと思います。
【次の発言】 銀行合併の際に、具体的にはどのような指導をされておるのですか。
○楢崎委員 関連して……。わかりやすく言い直してみたいと思うのですよね。武力攻撃の発生する場合という解釈を、自衛のための武力行動をこちら側が起こしていいという時点はいつかという観点から見てみた場合ですよ。そのときにいまのあなたの御答弁では明らかに武力攻撃の意図をもって軍事行動が現実に開始されたときには、こちら側として自衛権を発動する時点だ、このように解釈されるわけですね。あなたの答弁だとさっきバッジとかなんとか……。だから横路委員の質問の途中で実害が現実にあったときというようなことばも入っているんですからね。もう少しあなた自身が整理して自分でわかる答弁をなさったらどうでしょう。
○楢崎委員 外務省は時間を急いでおられるようですから、ちょっと関連があるので、先に聞くことになりますが、やむを得ないわけです。それで、あとで訂正したり取り消したりしないように。すぐ帰しますから……。じゃ先に聞きます。 安保条約第六条にかかわる岸・八一ター交換公文、条約第六条の実施に関する交換公文ですね。この中に事前協議にかかる問題として「合衆国軍隊の日本国への配置における重要な変更、同軍隊の装備における重要な変更」、この「同軍隊の装備における重要な変更」の「同軍隊」、これは英語で言えば「ゼア・エクイプメント」、こうなっておりますね。この「同軍隊」は合衆国軍隊をさすのか、それとも日本国へ配置さ……
○楢崎委員 安全管理基準のあることは明白であります。第五空軍は持っているわけであります。その内容について、私は昨日、私の承知している限りでは十四ページにわたるもので、と内容の特徴的なものをきのう申し上げたはずであります。内容についての照会をなさいましたか。
【次の発言】 該当のところがないというのは、あなた方は私の質問を聞き違えておる。私が十四ページにわたるパンフだと言ったのを、十四ページにそういうことが書いてあるという照会をしたのじゃないですか。だから、その十四ページにはそれは書いてないという返答があったはずです。そうでしょう。
【次の発言】 そういう報告ではないでしょう。私はそれについて再……
○楢崎委員 私は、厚生省設置法の一部改正の内容になっております公衆衛生審議会、これは四つの審議会を廃止して統合するわけですが、その中の伝染病予防調査会と関連をして、実はいまから三十三年前の大牟田における爆弾赤痢と呼ばれる世界でも二つの大事件に数えられる問題について質問をいたしたいわけであります。 なぜ三十三年前のこの種の事件を取り上げるかと申しますと、私は二つの点でこれを取り上げたいわけであります。一つはこの集団赤痢の原因が、真相がいまもって不明であると私は思うからであります。したがって、この歴史的な事実の真相を明白にすることは、これは主として乳幼児あるいは子供がほとんどでありますが、七百名……
○楢崎委員 関連して。伊藤委員が申し上げた今日ベトナムでも使われておる、あるいは今日のCB兵器の段階で申し上げればCN、クロルアセトフェノン、CS、クロロベンヂリデンマロノニトリル、それからこの前沖繩で撤去をいたしましたイペリットマスタード、HD、今日もうホスゲンは使っていないということは別としても、ホスゲンもそうですが、全部基礎原料は伊藤君の指摘したとおり塩素ですね。苛性ソーダも原料の中に入るのですけれども。だから、この量というものが一つ大きく問題になる。もともと化学兵器あるいは細菌兵器というのは、医学用あるいは工業用、農薬用としてつくられておった過程において出てきておるものですから、ものそ……
○楢崎委員 私はまず、沖繩の毒ガス撤去の問題についてお伺いしたいわけです。私もあの撤去の際に党から派遣されて沖繩に参り、つぶさに見てきたわけであります。以下、私は私が調査した結果に基づきまして、お伺いをしたいと思うわけであります。
そこでまず、本土から派遣をされました参考人は、委員長、お見えでしょうか。
【次の発言】 それでは私がいまから毒ガス問題についてお尋ねする点につき、どなたがお答えなさってもけっこうですからお願いをします。
そこで、まず私は特に総理に考えておいていただきたいのは、一月十一日の日に輸送阻止の騒ぎが起こりました。本土側から見ると早く撤去せよと言いながら、今度は輸送する段……
○楢崎委員 私は、日本社会党を代表して、昭和四十五年度補正予算案に対し反対の討論を行なうものであります。 まず第一に、佐藤内閣の本補正予算案に対する取り組みが国民の要望に遠く離れ、国民生活と福祉の向上に逆行しているという事実であります。物価の値上がりは当初見通しの四・八%を大きく上回り、四十五年度実績見込みでは七・三%と、去る三十年以来最高の値上がりを示し、四十五年の暦年ベースでは、消費者物価は朝鮮動乱後の値上がり以来の上昇記録となっております。さらに、大企業本位の資本蓄積、民間設備投資中心の政策は、経済、社会両面にわたるアンバランスを拡大させ、所得と資産の格差をはじめ、あらゆる面における不……
○楢崎委員 私は、この際、六〇年安保以来の安保論争を整理してみたいと思っているわけであります。 そこで、まず冒頭に、愛知外務大臣は、きのう、何か記者会見でいろいろしゃべられた中に、「最近はもっぱら夜業。昼間は国会で愚問愚答ばかりなんでねぇ」とおっしゃったそうです。私は、ここでことばじりをとらえようとは思いません。私は、私の質問を通じて、その中身によって結着をつけたいと思います。私の質問も賢問になるようにつとめますから、あなたのほうこそ愚答しないように、ひとつあらかじめ申し上げておきます。 そこで、けさの新聞報道を見ますと、中曽根防衛庁長官は、沖繩返還後、はたして沖繩の実態が核抜き本土並みの……
○楢崎委員 私に与えられた時間は三十分でありますから多くを論議するわけにいきません。私はたくさんの疑問を呈しておりますが、私はまず一昨日の政府答弁に対する反論をしておきまして、それが終って、提出資料に対する批判をいたしまして、そしてそれが終わって、二つの問題だけにしぼって質問をしたいと思います。あとは残したいと思います。 まずいまの高辻法制局長官の御見解でありますが、私は根拠がないと思います。自衛隊法改正の必要があると思う、そういう場合は。なぜならば、たとえば電波を外国の民間放送が使用する場合には電波法を変えなくてはできない、あるいは電波障害緩衝地域を設定する場合には民法以外に国内法上の根拠……
○楢崎委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、臨時国会冒頭に行なわれた総理の所信表明並びに今日の日本を取り巻く内外の情勢について質問をいたしたいと思うものであります。 そこで私は、所信表明なりあるいは本会議における代表質問に対しての総理の御答弁を聞いておりまして、一体総理はどれだけの意欲を今日の難局を乗り切るについて持たれておるのか。何か佐藤内閣のメンツというか、意地というか、あるいはむしろ総理個人のメンツなり意地を通して固執なその姿勢を変えられようとしない、そういう感じがしてならないんです。そこで私はまず現在佐藤内閣の政治の姿勢から質問を展開したいと思うわけであります。 所信表明の中に……
○楢崎委員 きょうはちょっとかぜで熱発をいたして、声が小さいかもしれませんが……。
いま防衛庁長官は、アジア災害出動の問題について個人的な見解ということを強調されておっしゃいました。それでは、いまのあなたの個人的見解でけっこうですが、その西村構想なるものは、現行憲法及び自衛隊法で可能と思われておりますか。
【次の発言】 委員長が御注意なさっておるように――そんなことを私は聞いてないのですよ。簡単に答弁するように、ひとつ委員長御注意してください。
私は、現行憲法あるいは現行自衛隊法のもとでその構想は可能かということを聞いているんだから、可能でないならないとおっしゃればいいんです。
○楢崎委員 関連。この問題は、単なる放言、食言あるいは冗談では済まされない問題が含まれておるわけです。そして、この問題には白か黒かがあって、灰色はないわけです。あなたがうそを言っておるか、私がありもしないことを言っておるか、二つに一つなんです。だから、うそを言ったほうがやめなくちゃいけない。あなたがやめるか、私がやめるかです。灰色では済まされない問題です。いいですか。そして、これは十月二十六日の記者会見であって、一カ月前です。鮮度が古いとか、あるいは古いからさしみのつまにならないとかいうような考え方があるかもしれませんが、こういう考え方の人を私は古い政治感覚の人だと思うのです。それもあとで明確……
○楢崎委員 いまのやりとりを聞いておりまして、ちょっとお伺いをしたいのですが、私その当時の新聞を一応ずっと読んでみたのですね。そうすると、これは日本経済新聞ですけれども、「沖繩返還問題をめぐる愛知外相とマイヤー駐日米大使との会談は、一日午後二時すぎ」――これは四月一日のことですね。「一日午後二時すぎから約二時間にわたって外務省で行なわれ、協定作成のための大詰めの折衝にはいった。」会談には、日本側から吉野外務省アメリカ局長、井川同条約局長、米側からスナイダー公使も出席した。この愛知・マイヤーの交渉の実質会談は、大体四月一日から始まったようになっておる、新聞を読んでみると。そしてずっと調べてみます……
○楢崎委員 ここにアメリカの第七心理作戦部隊の資料があります。陸軍第七心理作戦グループ司令部、APO、サンフランシスコNo.九六二四八、一九六七年二月一日印刷、回覧No.10―5というやつであります。これは第七心理作戦の組織と機能がこれに書いてある。いいですか。いま大出委員のこの機構図と関係をして、さらに細部の機構図が書いてある。その中の第十五心理作戦分遣隊(戦略的司令)これにどういう課があって、その課はどういう班に分かれておってどういう仕事をしておるか、これを私はここに持っておりますが、外務省、把握しておられるかどうか、資料として出してください。そうしたら一目りょう然。幾ら外務大臣がおわかり……
○楢崎委員 では、具体的に聞きます。マリアナ群島は入りますか、周辺に。
【次の発言】 では、場合によっては入るということですか。
【次の発言】 いままではっきりしていないからいま聞いているのですよ。いままで言うてないから言われぬということはないでしょう。
場合によっては極東周辺にマリアナ群島は入りますか。もう一ぺん聞きます。
【次の発言】 安保条約第六条によって、日本の基地を貸す場合には、日本及び極東の安全と平和に寄与する任務を持つ米軍にしか貸せないのです。世界全体に寄与するような軍隊には貸せないのです。そうすると、おのずから範囲というものがあるはずです。だから、いま具体的に私はお聞きしてい……
○楢崎委員 総理が来られるまでの間、昨日の松本委員の質疑中私の関連部分について、まずそこから入りたいと思います。 私が昨日、マリアナ群島が安保条約のいわゆる極東の範囲、そしてその極東の周辺までも含めて入るかという質問をしました。お答えは、外務大臣が聞かれておるとおりです。しかし、この問題は、小笠原返還の直前にわが党の岡田春夫委員が質問をいたしております。当時の外務大臣三木さんは、小笠原が返還になったとき統一見解を出しますと言われたが、そのまま統一見解が出されていない懸案の問題であります。したがって、ここでひとつ、もしございましたら、統一見解をお伺いしたい。
○楢崎委員 私は、昨日の委員会で問題を提起しております岩国基地の核関係及び生物兵器、毒ガス兵器の貯蔵問題について、非常に問題は重要でありますから、しかも核という、政府自身も認めておられますトップシークレットに属する問題でありますがゆえに、あれ以上の説明はひとつ秘密理事会において、総理以下関係大臣の御出席をいただき、説明をさらに追加したい、あわせて、沖繩返還協定の一つの重要な問題である核抜きという問題ともからんで、沖繩どころか、本土にこういう事実があるということは一体どういうことなのか、つまり、返還協定の基礎をなしております日米の信頼関係にかかわる重要問題でありますから、返還協定を審議いたしてお……
○楢崎委員 私は、まず冒頭に、対米、対中外交に対する佐藤総理の政治的な責任について問題点を明らかにしたいと思うわけであります。
そこで、外交権は政府に付随する専管あるいは専権事項である。このことが許されておるのは、行なわれた結果について責任を持つという裏づけがあって初めてそのことが許されるのだ、このように私は考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 もし、行なわれた結果について全責任を負わない、そういうことであれば、何も、国会も、国民も、外交権が政府に属する専権事項であるなんということは認めないと思うのです。
そこで、そういう観点から私はお伺いをしたいわけですが、総理は、事あるごとに、……
○楢崎委員 きょうは総理おこらぬことにしておってください。私は、きょうの朝刊を見まして、総理はわが党の松本七郎議員に、自分たちはまじめにやっておるのだから、あまり変なものを出してくれるなと言われたそうですね。変なものをつくっておるのは政府側ですよ。私がつくっておるのじゃないのです。いいですか。そういう認識であれば、私はもう一ぺんこの点で明確にしておきたいと思うのです。いいですか、きのう山中長官は――おられますか。山中長官は、この資料がさも個人の意見書のように見せかけようと答弁された。山中さんも当時のことは御存じないのです。官房長官竹下さんもこれは御存じない。この資料の原案は実はそれから数日前の……
○楢崎委員 ただいま主題になっておりますこの密約問題は、本来ならば昨年十一月の沖繩協定委員会でも私どもとしては取り上げる予定であった。当時の協定委員会の委員長は今日の外務委員会の委員長でありますし、私の質問の時間に強行打ち切りを提案された青木さんもおられるのでたいへん感慨無量であります。きょうはひとつじっくり――それといっても時間がやはりきめられておりますから、その時間内でじっくりお伺いしてみたいと思うわけです。 そこで、この密約問題に入る前に、これもやはり日米交渉との関係のある問題として、実は十日の日でございましたか、参議院の予算委員会で――私もちょうど傍聴に行っておりましたが、最近のベト……
○楢崎委員 与党の皆さんがこの問題の真相究明のためにたいへん御努力をなさっておることを私も敬意を表します。私自身この問題を取り上げた十三日の日、もしこれが事実であるならばたいへんなことだから、この真相の究明をしていただきたい、むしろ私のほうから望んだことであります。 そこで、私がこの問題を取り上げた真意からまず御説明をいたしたいと思うわけであります。私は、十三日の日も十七日の日も申し上げましたとおり、この問題を取り上げました真意は、この電報の内容の可能性に対する私どもの危惧であります。その背景にある現実というものを重視しておるのであります。電報の形式の真偽、それはどちらが勝ったとか負けたとか……
○楢崎委員 二十六日に、いま委員長から報告されましたとおり、私は、統合幕僚会議作成の昭和四十年統合年度戦略見積もり資料のうち、憲法それから国会決議及び従来の国会答弁に違反していると思われる疑いのある個所を引き抜いて指摘をしたわけであります。私が二十六日に指摘したものはその資料にありますね。
【次の発言】 あるのかないのかを聞いているのです。
【次の発言】 じゃ、あらためて指摘をしたいと思います。「イ、方針」B、「作戦準備は、核脅威のあとに行なわれる非核の局地戦形態の作戦に対処することを主眼として実施するが、核戦に対処することをあわせ考慮する。」C、「外部からの武力攻撃に対しては米軍と緊密に共同……
○楢崎委員 総理と質疑できる機会が今国会あるかどうかわかりませんので、冒頭に予算委員会で問題を提起いたしました敵前逃亡の問題、これは幸いなことに本日午前十時から予算委員会の理事会が開催されまして、そして政府側からは総理の代理として官房長官、また厚生省の援護局長、法務省の刑事局長、それから法制局次長、それに予算委員長以下各党の理事で審議を行ないまして、そして以下のことが決定されました。 まずブーゲンビル島関係だけをモデルケースとしてきめる。そしてブーゲンビル以外のケースは、もしブーゲンビル関係と同様のものがあれば同じような取り扱いをするということで、私が要望しておりました敵前逃亡の汚名をそそぐ……
○楢崎委員 まず、せんだっての委員会で岩国発進のフライトプラン、四月、五月の分、資料として出せるかどうか、お願いをしておりました、それが一つと、それから岩国基地の司令官と運輸省の福岡管制部との間につくられておるローカルアグリーメソート、これが資料として出せるかどうか、お願いしておりました、それはどうなりましたか。――時間がありませんから、はっきりした段階で御答弁いただきたいと思います。 まず、外務大臣にお伺いいたしますが、米中、米ソ会談が行なわれたわけですけれども、そういう会談に象徴される新しい国際情勢、あるいはまたアジア情勢の中で、日本の外交方針がこれまでとこの新しい情勢を踏まえた後とで、……
○楢崎委員 先ほど横路委員の質問に対して、私の聞き方がちょっと間違っておったかもしれませんが、B52がもし沖繩に返還後移駐する場合には、事前協議の対象として考えられるのかどうか。先ほどのことばは、移駐は事前協議の対象にならないが、直接出撃は、B52にかかわらず何でも事前協議の対象になるんですよ。わざわざB52に関して、事前協議の対象ですからという大臣の答弁があったように私は聞いたのですが、B52は、かつて十二年前の事前協議の問題のときには、どういうことをかけるかというときにはいなかった飛行機ですから、だから大臣のいまの答弁はわれわれはむしろ歓迎するんです。こういうB52の移駐というような問題に……
○楢崎委員 外務大臣にまず一番にお伺いしておきます。
外務大臣は参議院の予算委員会で、軍用機の本土基地を使っての直接出撃について、実際に爆弾を積んで交戦地域に行く場合には、その下令の時期というものはあまり条件に入れずに、事前協議のたてまえ上考えるべきではないという御答弁があったように承っておりますが、そのようでございますか。
【次の発言】 さらに外務大臣は、B52を含めてあらゆる軍用機が、ベトナム交戦地域へ、沖繩返還後、沖繩も含めて本土基地から直接出撃の要請があったときには、事前協議でノーと言うというふうにこれまた承ったわけであります。ということは、ベトナムという地域が安保条約にいう極東の範……
○楢崎委員 私が要求しました政府委員は、全部出ておりますか。
【次の発言】 だれですか。
【次の発言】 私がお伺いしたことについて、通産省代表というか、責任をもって御答弁なさるのでしょうかね。それは答えられませんなどと言われたら困りますが……。
【次の発言】 東京瓦斯の値上げの問題について御質問をしたいわけです。せんだって、わが党の武部委員から非常にきめのこまかい質問が行なわれ、私もその議事録を勉強させていただきました。で、この料金値上げと密接な関係がある東京瓦斯の経営の問題について、きょうはお伺いしてみたいと思います。
いま、東京瓦斯の社長、副社長はどういう人がしておりますか。
○楢崎委員 私は、予算委員になりまして四年間になります。次の通常国会は、この予算委員はやめなくてはいけぬかもしれません。総理もおそらく総理としては最後かもしれないと思うのですが、きょうはそういう意味で十分問題の、外交、防衛問題について実のある質問をいたしたいと思うわけです。よろしくお願いをいたします。 冒頭にちょっと厚生大臣にお伺いをいたしたいと思いますが、実は横井さん、戦後長い間御苦労なさって奇跡的に生還をされたわけです。言うならば軍国主義の一つの犠牲者であります。私どもとしては、大いにあたたかく迎え、今後の社会生活の面においてできるだけの協力をするという気持ちがあるわけでありますが、実は……
○楢崎委員 外務大臣は、せんだっての本会議におけるわが党勝間田前委員長の同問題に対する質問に対しても、同じような答弁をされました。これは私は外務大臣はうその答弁をしておられると思うのです。なぜならば外務省は、中米共同声明の邦訳で、故意かどうかは知りませんが、誤った訳し方をなされております。それは私は、単なる誤訳では済まされない重要な、これは台湾の地位に関するアメリカ側の認識についての重大な読み違いである、このように思わざるを得ないからであります。もし台湾問題に関する、いわれておるところの米中間の密約みたいなものがもしあるとすれば、そのうちの一つはまさにここにかかっておる。だから私は非常に重要な……
○楢崎委員 この予算委員会は予算をきわめると申しますか予算の妥当性についてわれわれは判断を下す、そういう立場であろうと思うのです。それで私はいろいろある中で、特にT2高等練習機の一機当たりの積算基礎についてただしたわけでありますが、これは公表できないということで秘密理事会にわたったわけであります。しかし、私は本来こういう国防問題で秘密があってはならない、シビリアンコントロールとは国民がコントロールすることであるということであれば、やはり国民に実相を知らせるということが必要であろうと思うのです。しかし事柄の性質上どうしても言えないというものもあるかもしれません。ただ、今度の場合は、ここに問題があ……
○楢崎委員 意見だけ申し上げておきます。 実は私が指摘しました個所は、あの共同声明の中で、特に台湾の帰属問題についての一番重要な個所であると思います。で、その背景を私もいろいろ聞きましたけれども、喬冠華さんとキッシンジャーさんが、一番ことばの使い方に苦心をしたところも、この個所だというふうに聞き及んでおります。おそらく私は、外務省が訳されるときも、この個所はやはり注目されたであろう、このように確信をいたします。 それで、私が指摘しました私の読み方、すなわち外務省の読み方に対して、私はやはりアクノレッジ・ザット、そして何、何、何、アンド・ザットという、それから先のア・パート・オブ・チャイナと……
○楢崎委員 特に質疑の時間を与えていただきまして、ありがとうございました。常識の時間で終わりたいと思います。
この際、たいへん御苦労なさいました横井庄一さんに対する国の援護について、お考えがあればお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 いまさら申すまでもなく、法律というものは社会の秩序を守るために、人間の条理、道理、そういうものを規範として定着させたものであろうと思うのです。もし法律のほうが人間の常識なり条理あるいは社会通念に反するような場合には、その法律のほうを社会通念なり人間の常識に合わせる必要がある、これはわれわれ立法府にある者の責任であると思うわけであります。また法は公平でな……
○楢崎委員 実は、ただいまの問題は、昨年十二月十三日の最終的には問題になった点であります。しかも本予算委員会と関係のある点は、この四十七年度の予算の中に、この四条に基づく三億二千万ドル中一億ドル、三百八億円が計上されております。もしこの書類が事実ならば、当然四条三項によってアメリカから自発的にいただくべき軍川地補償費等の関係を、冗談じゃありません、日本側がアメリカのほうに払うことになりますよ、これは。重大なところです。そして最後は、私はこの問題について、ここに二階党理事がおられますが、当時も二階党委員は沖特の理事でありました。そして秘密理事会を行ないまして、外務大臣御列席のもとにこの検討をしま……
○楢崎委員 私は、いままでの一連の横路委員と政府側のやりとりを聞いておりまして、また横路委員が出しました資料の信憑性からして、政府側もその資料を認めておるわけでありますから、これはまさに日米両国の秘密外交による典型的な密約であるといわざるを得ません。それから協定四条三項、つまり軍用地の復元補償をアメリカが自発的に支払う、これは全く虚偽の偽作である。事実は違う。三番目に、いまも横路委員が指摘しましたとおり、われわれは各党含めて、いままで沖繩国会を通じて今日まで、完全に政府側から虚偽の回答を受け取った。虚偽の答弁をされてきた。これは国会と国民に対する重大なる背信行為であるを私は思います。また国会に……
○楢崎委員 ただいま総理からお話をいただいたわけであります。法務大臣の御見解によりまして、大赦令の適用は受けておるが、しかし、その敵前逃亡罪という罪名は消えていないのであります。その罪名を消すには法的にはむずかしい、もうこれを消すには高度の政治判断以外にないというような見解が表明されております。それで、つまりその軍刑法の判決というものは、戦後二十七年たった今日でも残念ながら生き続けておる。そして、この敵前逃亡罪などの汚名のために、精神的にも、経済的にもたくさんの人が今日までずっと苦しみ続けられてきたのであります。今日の状態を見ましても、巨大な戦力集団として成長した自衛隊に対して、国の内外から軍……
○楢崎委員 ただいま横路委員が指摘しましたとおり、昨年十二月十三日、まさにこの問題が委員会で問題になった。そこで、外交には秘密もあり妥協もあるであろう、公開の場では言えないこともあるであろう、そういうことで秘密理事会になったのであります。いま横路君も言ったとおり、その秘密理事会には私が出ました。そこでは、当然公開の場では言えないことでも、外務大臣、どうしてほんとうのことを言ってくださらなかったのですか。そこでもあなたは、公開の場で言われたとおり、だまし続けられました。 どのようにだまし続けられましたか。この問題を当委員会で横路氏が出したときに、外務大臣は、それは交渉の途中の一段階のメモです、……
○楢崎委員 ただいまの石橋書記長の質問に開運した部分から入りたいと思います。
FST2改の目的は、たとえば近海の敵艦船を攻撃するという答弁をなさいました。近海とは公海も含みますか。
【次の発言】 それは、国防白書で出されております一つの防衛構想です。田中総理は、四次防は国防白書とは関係ないという答弁を、本会議の成田委員長に対してなさいました。公海、いわゆる洋上撃破作戦、その構想は依然として捨てていない。つまり制海権、航空優勢の考え方は捨てていないじゃないですか。そうでしょう。
あなたは戦略守勢ということばを使われた。田中総理は専守防衛と戦略守勢はことばとしては同じだと言われた。専守防衛とい……
○楢崎委員 まず、私が提出しました損益表は、会社側の資料であるという点は確認されました。どういう方法で調査なさいましたか、昨日から今日までにかけて。
【次の発言】 私が昨日来問題にしておるのは、いまのような防衛庁のやり方そのものを問題にしているのですよ。全部会社の言いなりでしょう。いいですか、いまの報告について私は反論をしたいと思います。
まず、ネジ類は指名競争入札という点ですが、いいですか、私はこれは立証できます。実際は、東京螺子がつくったプライスリストを、全部ほかの五社も用いているのです。いいですか、それぞれがプライスリストを出しているのじゃないのです。東京螺子のプライスリストが基準にな……
○楢崎分科員 私は、地方自治法第二百五十二条の十九、いわゆる指定都市の問題にしぼってお伺いをいたしたいと思います。
そこで、昨年、地方制度調査会の答申も出ておるわけですが、自治法二百五十二条の十九のいわゆる政令指定都市の考え方あるいは方針をどのように自治省はお立てでございましょうか。
【次の発言】 条件に合えば進めたいと積極的にお考えなんですか。
【次の発言】 五大都市と言われましたが、六大都市でしょう。
そこで、いま指定の条件らしいものをすでにおっしゃったわけですが、そうすると、指定の場合の条件というのは大体五十万以上になっておるけれども、実際の考慮の対象になるというのは、六大都市並みと……
○楢崎分科員 次期輸送機XC1、これのエンジンJT8D―9、これと同型のJT8D―1ないし―7は、いま727あたりに使っているわけです。このオーバーホールあるいは修理、改造はどこが行なっていますか。
【次の発言】 防衛庁がCX開発のために輸入する六台のJT8D―9、それのうちすでに二台は輸入済みであると思うのですが、この試験運転はどこでやっていますか。
【次の発言】 もう就航しておると思われますけれども、このXC1用の、―9をつけた727あるいは737、今月末あたりから就航するんじゃないかと思いますが、そのサポート、これは航空機製造法に基づく申請が要るわけですが、その申請をしておる会社はどこで……
○楢崎分科員 まず、今回の広州交易会に行って再入国するために、在日華僑貿易商社から総計三十四名の許可申請が出されて、これに対して去る七日の日に三十四名のうち二十一名だけが許可されたわけであります。これは、それで打ち切られたのかどうか。あとの許可がまだおりていない十三名は、まだ審議の過程にあるのか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 それでは、もう二十一名だけで打ち切られたという意味ですか。
【次の発言】 許可できなかった、許可がおりなかった十三名の方については、許可できない理由というものは明らかにされておるのでしょうか。
【次の発言】 どのように合致しないか、具体的におっしゃってください。
○楢崎分科員 広州交易会の華僑総会貿易商社の再入国の問題が残っておったのですが、出入国管理局長はお見えでしょうか。
【次の発言】 局長を私は要求しておったのですが、御連絡をいただきたい。
そのお返事があるまで、ちょっと昨日の外務大臣の御答弁について若干従来の政府答弁と食い違う点がありますので、それだけちょっと確かめておきたいと思う。
例の事前協議の問題ですが、従来事前協議は、岸・ハーター交換公文によって、第四条の随時協議あるいは第六条の事前協議、これをやる機関は安保協議委員会である、そしてあの公文の内容を見れば、日本側からも発議権はある、そういう立場で、私は一昨年の予算委員会で当時の三木外……
○楢崎分科員 まず冒頭にちょっとお伺いをしておきたいのですが、せんだってはアメリカの上院軍事委員会でリーサー陸軍長官が、沖縄を太平洋全域にわたる補給基地にしたいという構想を発表した。それから十一日の下院の軍事委員会では、今度はチャプマン米海兵隊司令官がいろいろ証言をしておりますが、その中で、こういうことが述べられているわけです。ベトナムから海兵隊が本土あるいは沖縄に引き揚げてきている。引き揚げてきた者で第一海兵隊緊急派遣部隊というものを編成をした。この緊急派遣部隊という新編成は、これはどのくらいの規模のものであるか、防衛庁のほうでおつかみでございましょうか。
○楢崎委員 檜山公述人にお伺いをしたいんですが、率直に申しまして、日中貿易の観点から見ますならば、昨年示されたいわゆる周四原則、この周四原則についてはどのような考え方をしたらいいものか、いわゆる実務的な立場にあらわれる檜山公述人のお考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この問題はこれ以上聞かぬことにいたします。
次に、対外経済技術協力あるいは技術援助、この問題について、いろいろな問題点が中にあるのですが、大体どういう条件の場合はこれを大いに拡大していくということになると思われますか、ひとつ簡単に。
【次の発言】 実は私は昨年の三月一二十日に当予算委員会において、アルゼンチンの国鉄近代……
○楢崎分科員 まず、最初に大臣にお伺いをしたいのですが、二、三の歴史的な事実について大臣の認識を知りたいものですから……。
まず、昭和十二年七月七日、シナ事変が勃発しました。この契機となった事件はどういう事件であったと御認識がございますか。
【次の発言】 その蘆溝橋事件とはどういうでありましたか。
【次の発言】 次に、大東亜戦争は、アジアの自由独立のために日本が敢然と立ち上がった、そういうふうに御認識でしょうか。
【次の発言】 次に、現在の中国、旧満州も含めて、中国共産党がこれを取ったというふうに認識することは間違いだと思いますが、どう思われますか。
○楢崎分科員 予算委員会の総括に引き続いて、FM東京の免許問題についてお伺いをしたいと思います。
そこで、過日の予算委員会においていろいろ問題にしたわけでありますが、そのうち申請の改定書の提出日付の印が偽造と申しますか、書きかえられておるという点について、大臣は原簿とよく照らし合わして調べてみるというお話でございましたが、お調べの結果はどうでございましたか。
【次の発言】 十七日にその改訂書はどこに出されたのですか。
【次の発言】 そして、これでは十八日に判が押されてあって、本省に来たのが十八日というのですか。
【次の発言】 どうもおかしいんですね。全くおかしいですよ。うまくそんなふうに合わ……
○楢崎分科員 最初の問題ですが、預かられた書類は、つまり四十四年十二月十二日に預かられた書類は、どういう内容のものでありましたか。
【次の発言】 その内容は、それでは全然正式に受理されていないわけだから、非公式に預かったので、だからそれは当然審理されておりませんね。郵政省として調べられておりませんね。
【次の発言】 あなたは昨日、あらかじめ中央FMのものを審査しておったから、したがって十二月十八日一日でもうほとんど審査する必要なく、十九日の審議会にかけられたというような答弁をきのうされておりますが、あらかじめ預かっておられた中央FMの書類のうち、ただいま十二日に預かられた部分の審査は、じゃあな……
○楢崎分科員 警察のほうにお伺いをいたしますが、CNを浴びた学生のやけどについて、警察病院が診断の結果を発表いたしておりますが、御説明をいただきたい。
【次の発言】 エンタープライズが入ったときのあの佐世保の事件、このときには硫酸が持ち込まれておりましたか。
【次の発言】 そのときにCNを浴びた患者と同じ症状を呈しております。とするならば、これは明らかにCNと思わざるを得ないじゃないですか、化学剤というのは。どうです。
【次の発言】 今度は警察当局の御見解を聞きたいと思いますが、これは硫酸ではなしに、やはりCNによる傷だ、そのように思わざるを得ないのですけれども、どうでしょう。
○楢崎分科員 最初に、ひょっとしたら準備の都合があるかもわかりませんから、資料要求をしておきたいのです。
全日本空挺同志会、それから、全日本空挺戦友会、この二つの組織の規則か、会則か、会規か、規約か、そういうものを防衛庁は持っておられましょうか。
【次の発言】 それでは、次の問題を質問しますから、規約があれば、その規約のもとにひとつ御答弁をいただきたい。それで、次の問題に入りますから、至急用意しておってください。
ただいま東中委員が論議をいたしておりました点から質問に入りたいと思うのです。
法制局長官にお伺いをいたしますが、沖繩を一応頭に置いてのことでございますが、もし返還に際して地主が……
○楢崎分科員 私は沖繩の問題と、それから事前協議の問題についてお伺いをしたいと思います。
先ほどの小川委員の質問に対していろいろ願望を含めて答弁をなさっておりましたが、願望はもうよくわかっておりますから、ひとつなるたけ簡単に、イエス、ノー式でお願いしたいと思います。
まず沖繩の基地問題でございますが、米軍基地の整理縮小、こういうものの具体的内容は返還協定の中で取り上げられることになりますか、それとも付属文書あるいは交換公文の形で盛り込まれるのか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 協定の中に盛り込まれるか、付属文書あるいは交換公文の形でそれがまかせられるのか。いずれにしても、どち……
○楢崎分科員 私はお酒の問題を一番最初に聞いて、その次に日中貿易、特恵関税の問題、最後に公害の問題をちょっと……。 一番最初の酒の問題は、私は言うならしろうとでございますから、その知識のレベルは全く一般大衆と同じなんで、一般大衆の感覚で聞きますから、ひとつ親切に御教示をいただきたいわけです。 問題は、率直に言って果実酒なんですね。これは非常に愛好家がふえておるわけですが、どうもわからない点があるのですね。まずホワイトリカー、しょうちゅう、これは税金がかかっておるわけですね。自分のうちで砂糖とくだものをまぜて飲む。くだものにも税金がかかっておる、砂糖にも税金がかかっておる。それが果実酒であろ……
○楢崎委員 いまの点に関連してですが、先ほども木原委員から出しました「わが国の防空態勢について」、これは単なる民間の人が書いておるのではないのです。私は知っておるのです。そうして、昭和四十三年に国防会議から六十万円の予算を出してこれを書かせておるのです。これを部隊に流しておる。これは専門的な内容を持っておるのです。この中にソ連の爆撃機を、いわゆるフェーカーとしての評価が出ておる。これはしょっちゅう日本の近海を飛んでおるから。 それでこういうことが書いてあります。時間がありませんから一言だけ言っておきます。これは「戦闘部隊の練度と評価」のところにこれが書いてある。F86FとF104Jの練度の評……
○楢崎委員 時間がありませんから、私はごく簡単に要点を述べて御見解を承りたいわけであります。 本問題の本質あるいは核心は、決して機密漏洩事件ではない。政府がいままでやってきた対米の外交交渉のあり方、つまり国民の利益に反する追随の秘密外交のあり方及びその交渉の内容、さらに国会においてそれらの問題をめぐりうその答弁で終始をしてきて、国会、国民を侮辱した、こういう政治姿勢が本質問題であります。このような政府の姿勢は単にこの沖繩密約問題だけではない。私はいま一つ、新しい事実を指摘したいと思うわけであります。 アメリカの海軍と日本の海上自衛隊でしょう、海軍同士が、ひそかに日米共同の核戦力部隊の創設……
○楢崎委員 先ほどの理事会におきまして、本日の連合審査の目的は、一つは、私が提起をいたしました米海軍の電報の内容があり得ることか、あり得ないことかという内容の問題が一つ。私はこれですべてだと思いますけれども、これが本物かにせものかという、もう一つの目的も、本日の委員会の目的であるというふうにまあなったわけであります。それで、そう理事会できまった以上は、これは、一つは政治判断の問題である。いま一つは、裁判的な判断である。もしそのような要求をされるならば、委員長、私どもは、あの沖繩国会の経験によって、あのような、沖繩県民を含めて日本の運命に関する重要な返還協定のあの審議に対して、すでに明らかなとお……
○楢崎委員 時間の関係がございますから、御回答のほうは簡単でけっこうでございます。まず小山内先生に四問続けて御質問をいたしますので、まとめてお答えをいただきたいと思います。 いま佐藤内閣は、非核三原則と称して、核を持ち込ませない、あるいは核をつくらない。そして核を待たない、この非核三原則を言われておるわけです。この三つの内容の中で、核抜きという場合のその核とは、どういう内容であろうか。たとえば核弾頭だけなのか、あるいは、連の核システムをいうのか、そういう点であります。 二番目に、今度の四次防先取り予算の問題を契機にして、江崎防衛庁長官は、昨年四月のいわゆる中曽根原案と称せられる四次防原案は……
○楢崎分科員 私は、同和対策問題について質問をいたしたいと思いますが、時間が限られておりますので、きょうはお答えに対して討論をする機会はないと思うのです。お考えをお聞きするだけになると思いますが、まず、昨年八月三十一日、九月一日の二日間にわたりまして東京で開かれました部落解放国民運動中央行動、これは非常に盛会でありました。六千名からの人たちが全国から参加をいたしました。単にいわゆる部落の人だけでなくて、むしろ自治体や民主団体の方々が数多く参加されたわけであります。特に、十数県の府県知事がみずから出てまいりました。さらに、六百三十三名に及ぶ知事あるいは町長、この人たちが出てきたわけであります。こ……
○楢崎分科員 最近ひんぱんに起こっております中国の化繊技術代表団に対する右翼の挑発行動あるいは恵比寿の中日備忘録貿易弁事処に対する同じような右翼の挑発行動について、正確な御報告をいただきたい。
【次の発言】 それで終わりですか。
【次の発言】 時間が短いのですから、よく聞いておってくだざい。中国の化繊技術代表団に対する妨害行為、それから恵比寿の、と言ったでしょう。
【次の発言】 何日に、どういう状況でどういうことがあったかという報告を求めておるのですよ。
【次の発言】 十八日の恵比寿の中日備忘録貿易弁事処に対する挑発行為はなかったのですか。
○楢崎分科員 時間が少ないようですから答弁は簡明率直にひとつお願いします。 まず私は、中村運輸大臣それから橋本運輸大臣、相ともに、空の事故が続発して、航空交通管制業務が非常に重要である、少なくともこの定員については確保しなくちゃいけない、そのとき、削減はいたしませんということをお二人から聞いている。ところが今度の四十七年度予算を見てみますと、大蔵省関係からの予算上の削減は六十一名、それから今度は行管のほうからの第二次定員削減計画実施案では別個に九十六名が来ておるし、四十七年度は三十二名来ておりますね。そうすると、合計してみると九十三名の減ということになる。これは一体どういうことなんでしょう。……
○楢崎分科員 私は前回に引き続いて敵前逃亡という汚名のもとに今日まで未解決のまま葬られておる諸問題について質問をいたしたいと思います。
私が取り上げたようなケースの敵前逃亡というような罪に該当しておる人はどのくらいと見込まれておりますか。
【次の発言】 それらは厚生省で把握されておるんですか。
【次の発言】 どう考えてもこの軍法会議は私は一種のリンチである、このように思わざるを得ないわけです。それで、いろいろ私のところにも手紙が参りまして、当時の模様を詳しく知らしてきておる。いわゆる将校連と兵との差別の状態もあるようであります。
それで非常に問題が多いわけですが、きょうは私は時間がございま……
○楢崎分科員 兵器禁輸三原則というのはいまも生きておりますか。その三原則が生きておれば、もう一度明確にしていただきたい。
【次の発言】 内容をひとつ……。
【次の発言】 武器というのは日本の企業はつくっておるのですか。
【次の発言】 これは憲法上武器をつくっていいんですかね。通産大臣はやがて指導者になられる方ですから、この辺はきちっとひとつしておいていただきたいと思いますね。
【次の発言】 事務当局は、いまの御答弁でよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうすると、大臣がいま言われました三つの地域を一応制限と申しますか輸出を規制しておる。そうすると、その三つの地域以外だったら武器を輸出しても……
○楢崎分科員 まず一番最初に、暫定予算の編成方針、規模、提出時期等について報告を承れたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 そのうち、特に防衛関係予算でお伺いをしたいわけですが、まず、五月十五日、沖繩返還か実現する日には、那覇空港は完全開放、懸案のP3B九機、これは那覇空港から移転させる、そういう言明をされてきたわけですが、その方針との関連で、P3Bの移転費というものは暫定予算との関係でどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 そうすると、私は具体的にP3B移転の費用の問題を出しておるのですが、どのようにお考えですか。
【次の発言】 アメリカ局長、お見えですか。もし五月十五日、P3……
○楢崎分科員 まず、冒頭に、過ぐる予算の総括質問におきまして、核問題、直接出撃の問題に関して、自前協議にかかわりある問題として、日米安保協議委員会を開催の上、これらの問題を煮詰めて御回答をいただきたいという要求をいたしました。外務大臣から、そのようにしたいという御返事をいただいたわけです。予算の審議も余すところわずかであります。私は、当予算委員会開会中、できるだけ早い機会にひとつ開催されたいという要望もいたしておきましたが、この日米安保協議委員会開催の見通しについて、まずお伺いをいたします。
【次の発言】 この問題が衆議院の予算委員会が開かれておる期間中にもし行なわれなかったら、予算審議とから……
○楢崎主査代理 次は、細谷治嘉君。
【次の発言】 次は、北側義一君。
○楢崎分科員 兵器というものの定義はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、日本には兵器はないという意味ですか。
【次の発言】 ちょっと、どういうことなんですか。
【次の発言】 長官、いろいろ自衛隊の問題が今度の予算委員会で起こりましたが、長官は、いわゆる自分の補佐として、あるいはアドバイザーとして、長官の副官として、そういう制服の副官をそばに置くというような構想をお持ちですか。
【次の発言】 いわゆる副官的な者をそばに置く考えはありませんかを聞いておるのです。
【次の発言】 先にちょっとこまかい問題を片づけておきたいと思うのですが、実は、去る三月六日から七日にかけて、福岡……
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