このページでは楢崎弥之助衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○楢崎弥之助君 私は、民社党・民主連合を代表し、予算委員長砂田重民君解任決議案について、賛成の討論を行わんとするものであります。 冒頭明確にしておきますが、私の発言中、発言を妨害するような雑音が入ったときには、その雑音が消えるまで黙っておりますから、副議長においては、どうぞしかと心得ておいていただきたいと存じます。 私は、砂田委員長に個人的には何の恨みつらみもありません。むしろアピアランスはジェントルマンにして風貌は優美、悲しいかな天は二物を与えず、政治家として信念のなさを悲しく思うものであります。(拍手)また、新しい議員がたくさんおられますから、私はここで新しい議員の方が知られない幾つか……
○楢崎弥之助君 ただいま、本院議員として在職二十五年に当たり、院議をもって永年在職の表彰をいただきました。まことに光栄の至り、感激のきわみであります。 ここに謹んで、はるかふるさとの皆様並びに陰に陽に私を支えてきていただきましたたくさんの方々に対し、心から深く、厚く御礼を申し上げたいと存じます。(拍手) なお、高いところから、個人ごとではございますが、皆さん方のお許しを得まして、過ぐる三年前に黄泉のかなたに旅立ちをいたしました亡き妻に対し、本日のこの晴れ姿の喜びを分かち合いたいと存じます。(拍手) 私は、九州博多の古い呉服商、しにせでございますが、「紙弥」の次男坊として生まれました。 ……
○楢崎委員 私は、おととい菅直人委員、昨日は木下敬之助委員が、SDIと非核問題について、もし核爆発を利用してエックス線レーザーをSDIに使用するときにはこれは非核と言えないのではないか、そういう質問をされたと思います。これに対して総理は、まず核兵器の定義について、核爆発を利用して直接破壊し殺傷する力を持つものを核兵器と言う、ところが言うところの核爆発を利用したエックス線レーザーは核爆発を間接的に利用しているからこれは核兵器の範疇に入らないのではないか、そういう答弁をされたと思います。これは今度だけじゃないのですね。昭和六十年二月十九日の予算委員会で、総理は同じような答弁をされています。 外務……
○楢崎委員 三月四日には社会党の山口書記長、本日午前中公明党の大久保書記長、そして今は民社党の永末副委員長の公約違反の部分を聞いておりまして、やっぱり国民の皆さんは、総理も大蔵大臣も三百代言ですよ、あれは。総理は露骨に言っているだけ、宮澤さんは品よく言っているだけ。今も声があったけれども、幾ら三百議席持っておったって、三百代言が許されるはずはないですよ。国民はわかっていますよ。おたくの山中貞則先生が、あれは公約違反だ、総理はうそついている、あれが国民の常識ですよ、どんなにおっしゃっても。だから、売上税反対は六割以上でしょう、世論調査を見ても。(発言する者あり)ああ、そんなになりましたか。PRが……
○楢崎委員 五十八年十一月十五日に朝鮮民主主義人民共和国、いわゆる北朝鮮の南浦港に入港した第十八富士山丸、この船が拿捕されて、それに乗っていた紅粉船長及び栗浦機関長のお二人がスパイ容疑で逮捕抑留されたまま、今日まで三年十カ月にわたってそのままの状態になっておる。特に機関長の栗浦さんは私のふるさとの博多に留守家族がおられまして、この機関長の出身地は長崎で外務大臣と同郷であります。 今まで外務省なり法務省がそれなりに努力をされた足跡は私よく存じ上げております。それを承知しながらも、なお厳しくその解決について政府の対応を追及せざるを得ないのであります。 時間が限られておりますから、おととい、九月……
○楢崎委員 私は、最近の後藤田官房長官の例えばココム問題に対する統一見解に対するクレームあるいは土地問題に対する義憤の発言を非常に高く評価しておるのです。立派なものだと思うのです。昨日、私が尊敬する天野建設大臣の答弁も立派でした。私は笑ってしかられましたが、あなたが健在だから、うれしかったから笑ったのでありまして、ろうそくの消えかかる前の一瞬の光芒でないように、どうぞ体を大事にして、留任でもなんでもしで頑張っていただきたい。 それから、中曽根総理のきのうの答弁も、私は後で読んで感動しました。任期が少ないのにあれだけの情熱を持って土地問題と取り組むんだという、非常に感動いたしました。 それで……
○楢崎委員 ちょっと風邪で熱発しておりますから、最悪のコンディションでやらにゃいけませんので残念ですけれども、精いっぱいやりたいと思います。
環境庁長官にお伺いをいたしますが、一九六九年アメリカで成立をいたしました国家環境政策法、御存じですか。ザ・ナショナル・エンバイロンメンタル・ポリシー・アクト。――環境庁長官、おられますか。
【次の発言】 後ほど質問を申し上げる点と関連をいたしますからお伺いをするのですが、その国家環境政策法の第百二条の趣旨について御存じですか。
【次の発言】 それでは、同じくアメリカの絶滅のおそれのある種の法、USエンデンジャード・スピシーズ・アクト、これを環境庁長官、……
○楢崎委員 防衛庁の方にまずお尋ねをいたします。 今からわずか四カ月半前ですね、昨年の八月二十日に内閣委員会で民社党の和田委員の質問に答えて、いわゆるポンカスの問題ですが、西廣さんはこういうことを答えておりますね。「そこに我が方から置いてほしいというお願いをするということになりますと、それじゃ日本はアメリカの装備を買いますかという話になりますので、そういうことは私どもは現在としては、自衛隊の装備はもっとよくしたいけれども、アメリカの装価まで買うこともできませんし、そういう考えもありませんので、こちらからお願いをする立場にないということを申し上げているわけでございます。」つまり、こちらからポン……
○楢崎委員 私は、九月八日に贈賄罪で関係者を告発しました夜に、テレビではございましたけれども、このリクルート疑惑の本命と申しますか、本筋は、中曽根前総理の民活ではないのかというふうに指摘をしました。その後今日まで同僚諸君の国政調査権の発動によって大体その筋が、形が明確になってきたのではないか、このように思うわけです。それで、そのようにこのリクルート疑惑の全体構図が、中曽根政治あるいは中曽根政策との関係において非常に絡み合った複雑な構造になっておる。はっきり言えば、今日のリクルート疑惑は言うならばすべて中曽根前総理の政権のときに起こったものであります。しかも、リクルートコスモス未公開株の譲渡を受……
○楢崎委員 ここにある本があります。「夜に蠢く政治家たち」、小高正志という方ですか、これは、「私は昭和五十三年一月から十一月の、約一年間、赤坂のある料亭で玄関番をしていた。ひと口に玄関番と言っても、単に下足番というわけではなく、車の手配から駐車場の世話まで、いろいろな仕事がある。」こういうはしがきがついておりますが、この中に非常におもしろいものが出てくるんですよね。 これは五十三年五月一日、清水秘書官ほか四名、六時、松の部屋、「清水秘書官の席には、官房長官と日本リクルートセンターの江副社長さんら。竹下先生は例によって麻雀。」これは要らぬことですけれども、こう書いてある。つまり今から十年前です……
○楢崎委員 私は、主としてリクルートコスモス株譲渡に関する問題に絞って関連質問をいたしたいと存じます。 私が調べたところでは、かつてのロッキード事件のように、このコスモスの株譲渡に絡む疑惑というのは非常に構造性を持った疑惑である、そのように思わざるを得ません。いろいろと各党、資料の要求あるいは証人喚問等を要求されておりますが、庶民感覚で言うならば、難しいこと言わないでもわかっているんですよ。要するに、もうもうかるという株を、自分で銭出した人もありますけれども、銭も出さぬで、リクルートのグループのファーストファイナンスという金融会社から銭まで出してもらって、そしてその売却益をせしめる、ぬれ手に……
○楢崎委員 私は、きょうは時間が少のうございますが、以下ただしたい点に関係がある部分について、五日の日に私が質問をいたしました中で関係のある部分をもう一度確認をいたしておきます。 証券局長、あなたは私の質問に対して、六十年四月――これは四月二十五日のことです。この「第三者割り当ては、三十七社と一個人でございます。ただ、個人といいましても、これは政治家ではございません。」それから「そういう意味では第三者割り当ての中をごらんいただきましても、主要株主など特別利害関係人等に該当するものでないということは私がここではっきり申し上げていいかと思います。」あなたは肩を怒らせてここで言うたね。覚えておるか……
○楢崎委員 私は、冒頭、民社党・民主連合を代表して証人の喚問を要求いたしたいと存じます。 私どもは、とりあえず特捜がNTTルートから入ったことは大変賢明であるという認識に立っております。中曽根康弘前総理大臣のみを当面証人として喚問することを要求をいたします。 その理由は、まず、ワクルート事件は昭和五十七年ごろから六十二年、つまり中曽根内閣の時代に起こった事件であるからであります。そして、当時日米貿易摩擦があり、そのために内需の拡大、輸入の拡大、それから民活の利用、そのためのいろいろな規制を緩和する。あわせて、あの方は審議会がお好みでございました。審議会あるいは諮問機関、そういう一連の中曽根……
○楢崎委員 私は、NTTの定款の第十九条第一項、第三項及びNTT会社法第九条を踏まえた上質問いたしますから、そのつもりで御答弁をいただきたい。
真藤NTT会長がおやめになりました。ただいま申し上げました定款によれば、後の会長をどうするかは取締役会が決めるようになっているはずであります。そして、これも今申しましたNTT会社法によって、その取締役会の決定は郵政大臣の認可がなくちゃその人事は形式的にはだめですね。それで、今郵政大臣はNTT会長が欠員になっておることについてどのようなお考えをお持ちですか。
【次の発言】 ちょっと待ってください。これは人事の最高の問題ですから、郵政大臣に認可の権限があ……
○楢崎委員 時間が八分になったようでありますから、私は一括して質問をいたしますので、一括して御答弁なり御意見を承りたい。もしその時間が証人で足らなかったら、補足は文書で出していただきたい。 先ほど稲葉さんが六十一年十一月のNTT株の問題を提起されました。私は、二週間ほど前に、関係者が株を持っておりますからその委任状をもらってNTTの本社に参りました。株主の閲覧、つまり稲葉さんが出された六十一年十一月とは第一回放出分であります。そうしたら本人でなくてはだめだと言われました。そこで、私は株を持っている知人にお願いをいたしました。返事が来ました。第一回放出分、六十二年に焼却したというのです。そんな……
○楢崎委員 私はまず、海部総理とは昭和三十五年の同じ年に当選してきた者として、総理就任を祝福をいたしたいと思います。 それはそれとして、直ちに質問に入らしていただきます。 昨年、安倍晋太郎幹事長が、昨年の夏以前のリクルートとのいろんな問題はあるかもしれないが、いや、夏以降です、以降は問題になるが、以前は問題にならない。きのうあなたは、昨年事件が発覚した以前は関係ないとお答えになりました。私は刑事責任よりも政治家の道義的政治的責任はずっと深く幅が広いと思います。たとえ刑事責任に該当しなくても、道義的政治的責任が問われる。まさにロッキード事件のときの灰色高官はそうでありました。その認識は総理と……
○楢崎委員 私は、公述人の方に御質問を申し上げる前に砂田委員長に要望があります。 それは、きょうの朝刊、各社とも載せておりますけれども、金丸副総理の発言の内容であります。これからいきますと、「六十三年度から始まる本格減税を六十二年度に前倒しし、内需拡大を図る案が目玉=B現行の税制改革案では六十二年度の所得・住民税減税は暫定税率を適用して一兆三千億円弱にとどめ、二兆七千億円の本格減税は売上税など増税による財源がそろう六十三年度から実施することになっているが、これを一年前倒ししようというもの。その財源としてはNTTや日本航空の株式売却益などを充てるが、それでも不足する場合は赤字国債の発行もやむ……
○楢崎委員 公述人の皆さん御苦労さまです。 前田公述人にお伺いをしたいのですが、防衛費がGNP一%を突破するそのきっかけになったのは、シーレーン防衛という名のもとに今お話にありましたイージス艦等を購入するようになった、そこに私は直接的な因果関係があろうと思います。 そこで、ではシーレーンというものが本当に守れるのか。私は過去、昭和四十年代の後半だったと思いますが、当時の山中貞則防衛庁長官に、守れますかと聞きました。守れると言った。そこで私は、マル秘文書を出して、日米の安保協議委員会に提出する日本側の案として外務省と防衛庁が一緒になって案をつくった、その中にオイルロードは守れないと書いてある……
○楢崎分科員 私は、有事来援の問題について質問を続行したいと思います。今まで細切れでございましたので、きょうは三十分間一貫してお伺いをしたい。 まず、今年一月に長官がペンタゴンの長官に有事来援の申し込みをされましたが、実は今までその種の研究はユニホーム同士あるいは事務担当者同士でやっていたのですね。それなのに今なぜ政府首脳同士でそういうレベルにこの問題を引き上げたかということについて私は大変疑問を持っておったわけです。 それで、順次それをお伺いいたしますけれども、まず確認しておきますが、西廣局長も御答弁になったとおり、あの申し込みはガイドラインの第二分類に属する問題である。ところが、このガ……
○楢崎委員 舛添先生にお伺いをいたしますが、先ほど、簡単に言えば防衛力の増強というか、いい言葉で言えば整備になるかもしれませんが、防衛予算のGNP一%枠をどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 このGNP一%の問題は、三木内閣当時防衛大綱とセットで出されたわけです。防衛大綱はどういう戦略思想から生まれたか、御存じですか。これは田中内閣時代にいろいろ論争した結果、戦略思想が出てきた。そして、それとセットでGNP一%が出てきた。どういう戦略思想で防衛大綱ができてきたか、御存じですか。
【次の発言】 これは柔軟に対処できるような問題じゃないのですが、議論はいたしません。
これは、経過としては、……
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