このページでは楢崎弥之助衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○楢崎弥之助君 私は、ただいま提案をされております衆議院議長不信任決議案に対して、心ならずも賛成の討論をさせていただきます。 私がなぜ心ならずもと言ったかといいますと、実は、PKO特別委員会、あの終盤のときに、私ども進歩民主連合は修正案を出しておりましたが、その修正案の取り扱いが、皆さん方のざわめきによって全然聞こえなかった。それで、議長のところに参りまして、こういう経緯がありますからもう一度差し戻してください、お願いをいたしました。そして、私は、議長も御高齢でございますから、どうぞ無理をなさらないでくださいと、そういうことを申し上げた経緯がありますから、心ならずもと申し上げたのであります。……
○楢崎委員 私は冒頭、ちょっと橋本大蔵大臣に注意を喚起したいのですが、午前中の村井さんの質問のときに、去年消費税を導入する、それに伴っていろいろ手当てをしておるという答弁の中で、生活扶助基準を四・二%上げたとおっしゃいましたよね。これは全国民が見ているのですよ。全部が四・二%じゃないのでしょう。あれは地域が一級地、二級地、三級地があって、それぞれ二段階あって、三級地の二というのは二・一%なんですよね。そこまで親切に言ってもらわぬと、国民の皆さんは全部四・二%上がった、こういう誤解をしますから、その辺はまあ答弁のときに正確に言っていただきたい、それを注文しておきます。 それから、金子委員でござ……
○楢崎委員 私は、質問時間が十一分しかございませんから、それで二、三質問を続けてやって、あと一括して御答弁いただくことをお許しいただきたいと思います。 まず第一の質問は、せんだっての与党の党三役と閣僚人事についてお伺いをいたします。 昨年の四月十八日に、リクルート事件について、高石元文部事務次官の起訴が終了し、いわゆる労働省、NTT、文部省ルートの捜査が終わりまして、四月十九日からいよいよ政界ルートに着手するわけですね。東京地検特捜部は、その政界レート捜査の着手に当たって新しく四つの班を編成したはずであります。その班とは、一が藤波孝生ルート班、班長佐渡賢一検事。二番目が加藤六月ルート班、班……
○楢崎委員 私は、進歩民主連合を代表して、反対討論を行いたいと思います。 反対理由は、ただいま社会党、公明党、民社党の述べられました反対理由におおむね考え方を一にしておりますので、これを省略をさせていただきます。 なお、本補正予算の審議中、すなわち三月八日の私の質疑の中で、郵政大臣に対し、郵政大臣とリクルート社との関係についてただしましたところ、大臣は事実に反するあいまいな答弁に終始されました。残念ながらあのときは再質問の時間がございませんでしたが、私は、本問題は大臣の政治的道義的責任に発展する可能性があることを憂慮しますので、願わくは、前例もあることですし、みずから潔く進退を決せられるよ……
○楢崎委員 先ほど、深谷郵政大臣とリクルート社との関係について、共産党の児玉委員がいろいろ事実を指摘されました。大体私が調査しているところと一致しておりますから重複を避けますが、官房長官、お聞きになっておったと思うのですが、児玉委員が出されたことは事実かどうか、その点をお伺いをします。 と同時に、この問題が非常に重大であるのは、かつてイギリスでプロヒューモという陸軍大臣の事件がありました。これは、あるダーティーな事件です。このためにやめさせられたのじゃないのです。国会で、そんなものはないと言ってうそをついた、そのことが罷免の理由になっているのです。 それと関連して、私は、三月の八日、補正予……
○楢崎委員 深谷郵政大臣は、ちょっと考え間違いをされておるのではないかと思うのです。というのは、せんだって私は四月三日の日に質問した折に、あなたはこういう答弁を私にされておる。「楢崎委員の御質問の折に、」というのは、恐らく三月八日のことだろうと思うのですが、あなたは六十三年夏以降は完全に関係ないという問題の答弁のところです。その答弁をされたその意味は、こういうふうにあなたは言っている。「楢崎委員の御質問の折に、」ちょっと途中省きますが、「少なくとも自分としては同社から特別何か頼まれるとかあるいは同社のために何かするということがなかったことから、あのような答弁になったわけであります。」何を考えて……
○楢崎委員 海部総理は、四月の二十八日からインド、パキスタン、スリランカ、インドネシア、バングラデシュ各国を歴訪されるそうでありますが、今、バングラデシュで非常に問題になっていることがあります。それで、ぜひ総理に認識を深めてバングラデシュに行ってもらいたい、このようは思うわけです。 どういう問題が起こっておるかというと、バングラデシュの債務救済無償援助による救命ボート入札にかかわる疑惑の問題であります。それで私は、きょう質問時間は十分でありまして、あさって一時間二十分一般質問がございますから、きょうはまずイントロと申しますか、序幕でございますから、そういうつもりで聞いていただきたい。 疑惑……
○楢崎委員 私は、おとついに引き続いてバングラデシュに対する救命ボート援助、ODAの疑問についてただしたいと思います。
会計検査院も見えておると思いますから、よくきょうの質疑の内容を聞いておっていただきたい。最後に見解を求めます。
それで、運輸大臣にお伺いしますが、小型船舶の検査は、運輸省の傘下にあります日本小型船舶検査機構がやっていると思いますが、どうでしょうか。
【次の発言】 それは、輸出する場合にいろいろと手抜きがあったりしてはいけないし、またダンピング等を防止することも目的の中へ入っておると思いますが、どうでしょうか。
【次の発言】 私の質問には直接答えられておりませんけれども、私……
○楢崎委員 連休の中日の五月二日に、英文毎日それからジャパン・タイムズに在日バングラデシュ大使館から、読者投書欄ですか、それに投書しているんですね。「バングラデシュ向けODAに対する答弁」という投書。在外公館が投書するんですかね。 しかも、その内容が、私が四月二十三日に当委員会で質問したことについて何社かの新聞社が書いている、その記事に対して答弁しているのですよ。どういうことなんです、これは一体。どういうことなんです。私は、いいですか、日本政府の在バングラデシュ大使館の公使が、バングラデシュ向けの救命ボート、これに対する疑問点を相手国に照会している、それに基づいて私は質問したんですよ、いいで……
○楢崎委員 私は、昨年来、各電力会社が街頭に建てております電柱の上に施設されておる変圧器、トランス、あの中に絶縁油が入っておる。そのトランスオイルから最近PCBがどんどん検出され出した。そこで、各電力会社ごとにどのくらいのPCBが検出をされておるのか、ppm単位で明らかにされたいという要望を出しましたところ、通産省の方から、きのうですよ、資源エネルギー庁公益事業部技術課、こういう返答が来ました。「柱上変圧器のPCB含有状況に係る調査結果について 一、柱上変圧器に使用している絶縁油のPCB含有状況について電力会社がサンプリング調査をしたところ、分析した再生絶縁油のうち大部分のものから微量のPCB……
○楢崎委員 午前中、社会党の岡田委員が質問をいたしましたが、彼の人柄でしょうか、一つ言い残しておることがあると思います。 それは、外務大臣は平和的解決のため、あるいはいわゆる拘束されておる、人質と言われる邦人の方々の解放のために全力を尽くす、こうおっしゃいましたね。私も、平和的な解決、あるいはそういう拘束された人々の、邦人の解放を実現するためには何をなすべきかということを探るためにバグダッドに行きました。社会党の調査団とたまたま一緒になりました。そうしたら、行く二日前でしたか前日だったか、外務省の参事官クラスの人が来た、私の部屋に。行くのをやめてくれと言うのですよ。あなたの午前中のあれなら、……
○楢崎委員 大体、問題が非常に混乱し、答弁もなかなか乱れておる。これは一にかかって私は、自衛隊の併任ということが出てきているからいろいろ問題が起こっているんじゃないかと思います。 そのうちの一つに、十八日の本会議で総理の方は、協力隊は国際法上軍隊とは見られないという答弁をされました。されましたよ、見てごらんなさい。それから中山外務大臣はその本会議の同じ答弁の中で、協力隊に参加する自衛隊員は国際法上は軍人であり、部隊は軍隊であるという答弁をされて、そのとき本会議ではもう答弁が割れてしまった印象を持ちました。 それで今度は予算委員会になって、条約局長がこういうふうにそこをとりなしたわけですね。……
○楢崎委員 今まで質疑応答を聞いておりまして、どうも海部さんの本心かどうかは別として、客観的に見るならば、何とか現行憲法、特に憲法九条を中心とする非戦あるいは反戦、ここに風穴をあげようとしておるやに見えるんですよね、客観的に。例えば、せんだっても言いましたが、国連決議の実効性確保なんという言葉はないんですよ、どこにも。国連決議にも国連憲章にもない。それから、集団的自衛権行使と集団的安全保障行動とを使い分けようとしておる。それから、もう海外派兵と派遣を使い分けようとする。あるいは、つい最近は、参加と協力を無理に分けようとしておる。こういうことで武力行使と一体化といって、ずっと範囲を広げてされてお……
○楢崎委員 自治大臣にお伺いをいたします。 十一月一日に不幸な事件が起こりました。過激派によって青木紘巡査が殉職をされました。まことに哀惜の念にたえません。心から哀悼の意を表します。 そこで、どのようないわゆる補償がなされたかをまずお伺いしておきたいと思いますが、新聞では警部補というふうに載っておりましたから二階級特進になっていると思います。それで、十一月一日付で警察勲功章が授与されておるということも聞きました。したがって、警察庁の職員の任用に関する訓令によりまして、当然二階級特進であればまず賞じゅつ金の、訓令の第五条ですが、最高の千七百万円を考えられるのではないか、それが一つ。もう一つは……
○楢崎委員 先ほど外務大臣は、入手している情報として、いわゆる人質の方々、クウェートから行かれた百三十九名のうち二十名、それからもともとイラクにおられた人百六十七名ですかね、そのうち五十名と、外務省からのもうちょっと詳しいあれは別にこういうことを聞いているんですけれども、人質十数名を含む六十名ないし七十名がマンスールメリアホテルに今集められつつある、そういう情報ですが、どっちが正しいんですか。
【次の発言】 私の感じでは、残っておられる方々にはまことにお気の毒ですけれども、想像以上に多数の人が解放されるという感じを持っております。
そこで、私は総理大臣にお伺いをしますが、私はバグダッドに行く……
○楢崎委員 時間が少ないですから、質問を先にさせていただいて、後御答弁をいただきたいと思います。 私は、進民連を代表して以下質問いたしますけれども、きょうの御答弁を聞いておって、もうとても見てはおれませんね。提案される本人がわからないんだから、提案される人がわかるわけはないでしょう、本人がわからぬことをほかの人が。実に見苦しいですね。そしてその中に、実はあの答弁の混乱の中にこの法案の特徴があるのですよ、総理。いろいろなものを混在させておる。現在の事態に対応しよう、あるいは中長期も入れよう、そして一方には迅速かつなんて言っておりながら、何にもできてないですね。だから、矛盾があちこちあるから、モ……
○楢崎委員 私は、進歩民主連合を代表いたしまして、被災者の皆さん方に対し心から弔意を表し、お見舞いを申し上げたいと存じます。そして、当特別委員会の委員長初め関係委員の皆さんの現地視察はまことに御苦労さまでございました。 私は、きょうは阿部昭吾委員が差し支えあって、質問を申し上げる次第です。初めて災害対策特別委員会で質問をし、しかもこの十八委員室の私の永年議員の額の前で質問する、非常に恐縮をいたしております。 きょうずっと質問を聞いておりました。私は率直に感想を述べさせていただきたいのですが、これほどの重大事態、長官は何回も容易ならざる事態、非常災害対策本部をつくったんだとおっしゃっておりま……
○楢崎委員 私は、進歩連を代表いたしまして、時間が短いから、きょうしなければならない問題に限ってお伺いをしておきます。 それは、在韓日本大使館の鈴木剛夫という前参事官の不祥事件についてであります。 きょう私がお伺いするのは、総理が来年一月に訪韓される。この問題の処理を誤ると総理の訪韓に微妙な影響あるいは暗い影を差すことになるから、正しい対応をして訪韓をしてもらいたい、そういう願いがあるからきょう取り上げたわけであります。 事件の概要は大体御存じだろうと思います。時間が少ないから簡単に申し上げますと、これは私の選挙区の方ですよ。私の事務所にも陳情に来られました。後藤商会の後藤という社長さん……
○楢崎委員 私は、進歩民主連合を代表し、本補正予算に反対の討論を行います。 反対の最大の理由は、過ぐる臨時国会で、国連平和協力法案が国民世論を背景にして衆議院段階で廃案になり、新たな湾岸対応のあり方についていまだ十分な論議が尽くされていないにもかかわらず、国民が消費税を払わされて蓄積された国庫金から、あたかもポケットマネーのような感覚で支出しようというこの海部内閣の姿勢にまず問題があると言わざるを得ません。 昨日の委員会でも指摘しましたとおり、湾岸平和基金十億ドルの外務省における担当部局は、物資、資金、輸送は北米局であり、国連局や中近東アフリカ局ではないのであります。なぜ北米局なのか。結局……
○楢崎委員 実は、十二日の日の総括に残しておこうと思ったのですが、今米沢委員が取り上げられましたので、昨年の第一次医療団先遣団、この問題について若干触れておきます。 先遣団の方々と、私は複数の方とお会いをいたしました。総理がサウジでその方々を激励されたのも聞いております。それを前提にしてお伺いしますが、この先遣団は余りいい待遇を受けなかった。どうしてか。百人をめどとする医療団を送るというキャッチフレーズが余り行き過ぎまして、向こうは百人で来ると思うておったら十七人しか来なかった、まずは。そこで、ウエルカムではなかった。これはいろいろ日本側には事情がありますから、言い分はありましょうけれども。……
○楢崎委員 私は、財政は詳しくないので総理の御指導をいただきたいのですけれども、この第二次補正予算、九十億ドルが入りますね。それで、これが衆議院通る、参議院はどうなるかわかりません。しかし、予算については衆議院が優先しますから、結局その本予算が、補正予算の本予算が通ったら形式的には支出できるのですか。
【次の発言】 当たり前のお答えですよね。それが財政当局としては当たり前だと思いますが、今の海部内閣は当たり前でないことをやるから念を押しているのです。つまり、超法規的な考えで――じゃ、もうくどくど言いませんけれども、私が当たり前でないと言うのは、特例政令で自衛隊輸送機を出すことです。こんなことは……
○楢崎委員 私は、ただいまの中野委員の一番最後のくだりは共感いたします。正論であろうと思います。 きょう私は十分、あしたが六分、二日間かけてわずか十六分ですから、きょう、あしたに連動させて質問しますので、そのつもりで受けとめていただきたい。 二月六日の日に私は質問をいたしました。夕方でした。私の第二議員会館、院内の進民連の控室、社民連の本部、地元福岡の私の自宅、事務所、北海道は旭川から九州は宮崎まで、数十本も電話が入りました。また、たくさんの手紙をいただきました。私どもはそれを国会に伝える責任があると思いますので、その中の一つだけ特徴的なあれを披露させていただきます。 私どもは、えてして……
○楢崎委員 私は、私どもの党の湾岸問題対策の責任者でございますから、一月十七日に戦争になりましてすぐ貢献策のために調査を始めました。いろんな方々にも会いました。関係官庁にも会ったし、関係の会社にも会いました。また、人質として行かれておって帰られた方にも会いました。医療の先遣団にも先日申したとおり会いました。そして十日間でまとめ上げました。それで、一月三十日に私どもの全国の会議がありましてそこで承認をいただいて、その日記者会見もし、大島さんですかね、官邸に行って申し入れをいたしました。総理は読んでいただいておると思いますが、なお、これには口で申し添えた点、若干追加した点もございますのでちょっと明……
○楢崎委員 まず総理大臣にお伺いをいたします。
自衛隊機派遣特例政令の根拠法規であります自衛隊法第百条の五「長官は、国の機関から依頼があつた場合には、自衛隊の任務遂行に支障を生じない限度において、航空機による国賓、内閣総理大臣その他政令で定める者の輸送を行うことができる。」この「国の機関から依頼があつた場合」、この「国の機関」とは具体的にどういう組織ですか、あるいはどういう人ですか。
【次の発言】 あなた、早まっちゃいけませんよ。まだ特例政令を言っていないんですぞ。その特例政令の根拠法規である百条の五、今読みました。これの「国の機関から」はどういう機関ですかと、それを──違うんです。ああ、そ……
○楢崎委員 私は、進歩民主連合を代表して、政府提案の二案に対し反対の討論を行います。 九十億ドル追加支援金は、依然として積算根拠はすべて不明であります。既にベーカー米国務長官が明らかにしたとおり、この九十億ドルは米軍の戦費を補充する臨時軍事費の性格を持つものであります。これによって、日本は戦費を通じ名実ともに多国籍軍に加担することになり、自衛隊輸送機とその関係部隊の派遣により、湾岸戦争に日本は完全に参戦することになります。私どもは、断じてこの支出を認めることはできません。反対に伴う私どもの代替案は既に二月十五日、本委員会において明らかにしたとおりであります。 なお、反対理由の一つとして申し……
○楢崎委員 ついせんだってまことに遺憾な事件が起こりました。いわゆる国立大学あるいは自治体の病院の医師と医療機器メーカーとの癒着の問題であります。
これは新聞で見るところでは、文部省の方は国立大学関係についていろいろと再発防止の手だてをとられて、委員会か何かつくられておるようでありますが、横浜市立病院の方は、これは自治体の関係でありますが、自治大臣は、この種の事件の再発防止についてどのような指導方針を具体的に立てられておりますか。
【次の発言】 当たり前の話ですよね、今のお話は。文部省は特別の委員会か何かをおつくりになっていろいろと再発防止について考えておられる、そういうことは考えていらっし……
○楢崎委員 きょうの夕刊の各新聞は、掃海艇派遣の記事で各紙とも飾られております。きょう午前中、社会党の松浦委員の質問に対する外務大臣の答弁も聞いておりました。外務大臣のあの答弁は、新聞の受けとめ方は、外務大臣も検討の方針と載っていますね。私もそういう感じを受けました、それはよろしゅうございますが。
そこで、掃海艇をもし派遣するようになった場合は、掃海艇だけが行くのではありません。どういう種類の護衛艦が一緒に行くことになると、あなたは検討する場合にお考えですか。
【次の発言】 後ほど申し上げますけれども、かつて朝鮮戦争のときに、当時は帝国海軍の生き残りの掃海部隊を海上保安庁が受け継ぎました。そ……
○楢崎委員 科学技術庁長官にお伺いをいたします。
湾岸問題ですが、原油の流出による海洋の汚染あるいは油井火災による大気汚染、これは一次災害ですか二次災害ですか、科学技術的に見てどうでしょうか。
【次の発言】 私の質問は、この大気汚染と海洋汚染は一次災害ですか二次災害ですかと、それだけ聞いておるのであります。
【次の発言】 別に私は難しい質問をしているつもりはさらさらないのでありまして、煙が出る、大気が汚れる、それは一次汚染ですかと聞いているのと同じことなんですよ。それは一次汚染じゃないのですか、常識に考えると。
【次の発言】 私はそういうところがあろうと思うのですよ。分けにくいところがある、……
○楢崎委員 進民連を代表して質問いたします。 私がこの二日間の一番最後でございますが、いろいろ議論を聞いておりまして痛感したのは、どうも法律論と実態論がまぜこぜになっていますね。例えばきのうでしたか、これは新聞ですけれども、中断のくだりですよ、現地の隊員が行うことになる、国連とも協議、だれの目にも明らかな状況が出てくれば中断する、だれの目にも明らかな状況なんというのは、こういう法律審議のときにはなじまないのじゃないですか。だから、私は議論を聞いておって、憲法上どこまでが許されてどこまでが許されないのかの範囲について、どうも政策上の選択はあり得るかもしれませんけれども、憲法に違反するか否かの重……
○楢崎委員 また落ち穂拾いのようなことになりますが、ただいま上の質疑の中に出てきておる、国会承認のかわりに国会報告を綿密にやり、その論議を重視すると。政党なんかでは、定期大会があると報告をやって、それの承認を議長は求めますよね。報告やって、そんなことは承認できないということになったらどうなるのです。総理。
【次の発言】 それじゃ、承認を要することになると同じことじゃないですか。
それで、私はもう一つ重要な御答弁をこの前聞いたのですが、防衛庁長官から。この法案の三条、いろんな業務がありますね。これはほとんど治安の維持に関係しできます。それからまた二十三条、「現地の治安の状況等を勘案して」、治安……
○楢崎委員 毎回私ども一生懸命質疑を繰り返しておりますが、政府の答弁なり意見がすぐくりくり変わるのですね。いや、言ひねられるなら実際あれしましょうか、私がまとめたやつを。今までのやっと去年の暮れのやっと今度のやっと、三回全部変わっているですよ。そう長い期間じゃない。 一つだけ挙げましょう、今までのやつで今回関係あるやつを。いいですか、目的・任務が武力の行使を伴わないものであれば参加することは憲法上許されないわけではないが、ここまでいいですよ、隊法上、自衛隊法上そのような任務が与えられていないので参加することはできない、こういう答弁だった。つまりこれは今度も問題になりました自衛隊法第三条の問題……
○楢崎委員 大体NHKの放映が済むころ指名をいただくわけですが、ここに「ポートフォリオウィークリー」、これは野村証券の社内限りの情報誌であります。もう一つ、これは日興証券の情報部が出しておる、やはり社内誌でありますが、「インベストメントストラテジー」、これはマンスリー。私はあそこにおのおの二カ月分、あの席に置いてます。 委員長、資料を配付させていただきたいと思います。 この野村証券の「ポートフォリオウィークリー」、この二カ月分を私分析してみましたが、証券局長は両方お読みになったことありますか。もし読まれたとしたら、いつごろからこれを読んで分析されましたか。
○楢崎委員 進歩連の楢崎弥之助です。時間が五分間ですから、答えはイエス、ノーでお願いをいたします。 大変証人は顔が広くて、政界にも御友人その他おられると思います。私が独自で調べました野村証券関係の政治団体及び政治家に対する政治献金を私の調べた範囲内で申し上げますから、イエスかノーでお答えをいただきたい。 まず、政治家個人に対する献金、時間がありませんから、政治家の個々の名前は省きます。総額でいきます。平成元年四千七百万円、平成二年三千二百万円。自民党の国民政治協会、平成元年三千五百万円、平成二年三千百万円。それから政治家の政治団体献金、これも個々は言いません。総額で言います。平成元年四千二……
○楢崎委員 進民連の楢崎弥之助です。時間が短うございますから、先に質問を二、三やりまして、まとめて御答弁をいただきたいと思います。 まず第一番目は、先ほども取り上げられましたが、杉山商事の問題です。この杉山商事には住銀や三和銀行や安田信託銀行などから行員が派遣されておりますね。評価損、あえて赤字とは言いませんが、評価損は五百億円以上出ておったはずです。それをおたくは知っておったはずです。それなのになぜ、六十三年の夏にこの杉山商事をイトマンに売りつけられたのでしょうか、その理由です。また、これは住銀、おたくが単独で行われたのか、あるいはまた他の関係銀行と相談されて行われたのか。なぜこれを問題に……
○楢崎委員 橋本大蔵大臣は個人的には友人ですし、大変長い間つらかったろうと同情いたしております。私も古い人間ですが、今、日曜日NHKで「太平記」をやっております。尊氏が出てまいりますけれども、楠木正成が尊氏に送った書簡の一部に、「大事なもののために死するは犬死にとは申さぬものと心得居候」。今、橋本大臣にとって大事なこととは何か。それはこの今度のような証券不祥事がまたと起こらないような防止策を講ずること、それを講じられれば、たとえあなたが責任とっておやめになっても、犬死ににはならない、こういう期待を持って見ておりましたが、残念ながら出てまいった防止策は不十分であると私は思います。 かつて、どな……
○楢崎委員 私は、進歩連を代表して、島原の普賢岳噴火災害について質問をいたしたいと存じます。残念ながら本日の質問時間は十分間、明後日十七分間で、これを一体のものとして質問をすることをお許しをいただきたいと思います。 結論を先に申せば、二つの緊急提案をいたしたい。一つは、特別立法であります。二番目は、災害復旧基金の創設であります。以下提案理由を申し述べまして、最後に御見解をいただきたい。 どういうわけか知りませんが、九日の日に、現地のたくさん被災者の団体ができておりますが、数団体から今の状態を見てくれという要請がありまして、私は社民連の江田五月代表と一緒に八月の十日、十一日泊まりがけで参りま……
○楢崎委員 おとついに引き続いて、最初、島原の対策の問題についてお願いがあります。 自治大臣は、交付税の前倒しということを何回か答弁をされました。全国の国民の皆さん方の善意の義援金が、もう既に百億円を超えておるのですよね。私も長いこと、四十年以上政治運動をやっておりますが、今度ほどカンパを街頭でやって皆さんが応じてくれることはなかったですよね。だから、島原は決して孤立していないんだと私は現地で激励をいたしました。百億円以上集まったのです。 それで、銭の来たのは何が来ましたかと市長に尋ねたら、市長さんは、自治大臣がおっしゃった交付税の前倒しか来ました。六月分が二億四千五百万円です。八月分が五……
○楢崎委員 時間が十分間ですから、二問お伺いいたします。 先ほど共産党の東中委員の質問に対して、自衛隊の問題を含め今度の五原則とか法案の内容は国連と話し合っているとおっしゃいましたが、そういう痕跡がないんですね。 国連総会は、これまで何回かPKOについての見解、提言の提出を加盟国に求めております。日本も加盟国です、日本は、七八年、八九年、九〇年、九一年の四回これにこたえておるようでありますので、これは後で委員長にお願いします。重大な資料ですから、英語で出しておるので、私の英語が間違っておるかもしれませんから、資料として出していただきたいのですが、こういうことを言っておるんですな。 PKO……
○楢崎委員 いつも一番最後ですから落ち穂拾いみたいな質問になりますけれども、脈絡があるいはないかもしれません。 ただいまも聞いておったのですが、都合のいいときには、国連がこう言っているから出せない、都合の悪いときは、国連が決めたマニュアルでもガイドラインでも日本は従わぬでいいのだ。どうなっているんですか、これは。だから説得力がないんですよね。同じ国連の言うことを聞くんだったら、ガイドラインやマニュアルも尊重しなさいよ。どうも私はおかしいと思うんですね。 それから、おとつい私が質問した内容を、きょう社会党の伊東さんが午前中同じ質問をなさいました。私の場合は時間がなくて御答弁がなくて、伊東さん……
○楢崎委員 私は先日の質問で、一九七八年、八九年、九〇年、九一年の四回にわたって、日本政府は、国連事務総長に対しPKOに関する見解、提言を行っております。その資料を英文と日本文で下さいという要求をしたはずであります。それはまだ提出されておりませんから、その点に対する質問は保留をいたしておきます。 なお、ことしの四月十一日の報告分について、昨年廃案になった国連平和協力隊法のいきさつ、経緯を報告の中に盛らなかったのはどういうわけか。それを後で御説明いただきたい。 私はまず、私どもの立場を明確にしておきたいと思います。 この法案は、湾岸戦争を契機としての反省あるいは考慮から出されたと総理はきょ……
○楢崎委員 二十七日のあの混乱の明くる日の新聞を拝見しますと、なかなか政府と与党の連絡が悪かったとか、あるいは賛成政党であった公明党と自民党の国会戦術についての連絡がなかったとか、そういう指揮官がどこにおるのかさっぱりわからないというあれもありました。あれは国会だからあの程度で済んだようなものの、これがPKOでそういうことになったら一体どうなるのですかな。私はすぐそれを痛感しましたよ、指揮官がおらないざまはどうなるかということを。 それで、シビリアンコントロールの立場からちょっとお伺いをしますけれども、確認をいたしますが、宮下防衛庁長官は、昭和二十年三月名古屋陸軍幼年学校卒業、同時に陸軍予科……
○楢崎委員 まずは宮澤新内閣、御同輩、おめでとうございました。きょう一日お伺いしておりまして、政治姿勢の問題、宮澤総理にターゲットが絞られた感じがあって、やり玉に上げられております。公平を欠きますから、私は渡辺副総理にお伺いをいたします。 私は、あなたの総裁選挙のとき、本音の政治をやるんだ、あなたは正直な政治家だと私はそういう点では尊敬しているのですよ。私は、本音の政治というのは、つまり、政治家の要請は言行一致、自分でできないことは言わない、さるかわりに言ったことは実行する、これが本音の政治であると思いますが、時間がないから、その理解でいいならば首を縦に振ってください。
○楢崎委員 私は、まず冒頭に、六十三年九月八日の日にリクルート告発をいたしました。この根拠は刑事訴訟法の二百三十九条、「告発」というところでありります。後から出てまいりますから、これを明白にしておきます。 一つ「何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。」二「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。」この刑事訴訟法第二百三十九条によって、私は現実にわいろの提供を申し込みを受けましたから、告発しなければならないと思いました。そのための資料として、証拠として、私の好みではございませんでしたけれども、また、はめられたらいけな……
○楢崎委員 私は、おとつい、三点セットの問題について時間がなかったので総理のお答えがなかったから、この場でもう一度お伺いしますけれども、総理の説明とあの三点セットを出された、それに添付された服部さんのメモ。無断であなたの名前を書き、押印した、約定書ですね、これは売買の株の。だから、これはあなたの説明によれば、あなたの了解なく全く無断で行った、こういうことになります。宮澤総理は一切関知していないという説明でありました。これは明らかに刑法第百五十九条の私文書偽造、それから行使、詐欺罪、こうなる。 念のため言っておきますが、東京地検特捜部の関係者は、どうして総理がああいう書類を出したんだろうか、私……
○楢崎委員 多分今出ている雑誌と思いますが、渡辺副総理兼外務大臣がインタビューの中で、PKO法案が素直にいかなかったら同日選挙、そういうことを述べた後で、PKO法案はどうしても通さなくちゃいけない、今カンボジア問題は目前にある、難民の問題もあり、橋をかけたり道をつくったり、その後にカンボジア領内に幾十万の地雷が敷設されておる、これも除去しなければならない。PKO法案と絡めて地雷除去の話を出されております。政府は昨年四月二十四日、安保会議と閣議決定、それだけによってペルシャ湾へ掃海艇の派遣をなさいました。唯一の根拠は自衛隊法九十九条。ところが地雷と機雷は、御案内のとおり英語では同じようにマインと……
○楢崎委員 四月十四日の当委員会でも質問をしたのですが、そのときは外務大臣は御出席ではありませんでした。宮下防衛庁長官が出席されておる。外務大臣は四月のある週刊誌のインタビューに応じて、自衛隊派遣の理由の一つとして、カンボジアには数十万の地雷があるのだ、その除去の任務があるのだ、そういうことを言われております。金丸信自民党副総裁は、江沢民中国総書記がお見えになったときにお会いになって同じようなことを言われております。 そこで確認をいたしておきますが、昭和五十七年六月九日に批准をして、昭和五十八年十二月二日条約が発効いたしました。十年前でありますが、条約の名前は、過度に傷害を与え又は無差別に効……
○楢崎委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金子原二郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、林義郎君が委員長に御当選になりました。
委員長林義郎君に本席を譲ります。
○楢崎委員 宮澤総理は博学の方ですから御存じだと思いますが、フランスの有名な作家にバルビュスという人がおって、戦争というものは戦場の前線に出ない者が決定する限り何回でも起こり得る、有名な言葉です。私もそうでしょう、もはや前線に出る年じゃありません。宮澤総理もそうでしょう。渡辺副総理もそうでしょう。加藤さんもそうでしょう。 それで、この前、五日の早朝、参議院のPKO特別委員会で下条特別委員長がああいう強行採決をされました。そして、六日の朝刊を見ますと、何ですか、耳のそばで人が騒いだから、ここに新聞ありますわ、急性音響外傷による耳鳴りと軽度の難聴、全治一週間。こういう人が、もしかしたら死ぬかもし……
○楢崎委員 私は、進歩民主連合を代表いたしまして、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。 その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に対する修正案の趣旨を申し上げますと、 第一に、自衛隊の部隊等が行う国際平和協力業務及び輸送の委託に関する規定を削除すること、 第二に、国際平和協力本部に、国際平和協力業務の実施、協力隊員の教育訓練、国際平和協力業務の使用する船舶、航空機等の管理等を行う協力隊を常設するとともに、個々の国際平和協力業務は実施計画の定めるところにより、当該業務を……
○楢崎委員 私は、進民連を代表して質問をいたしたいと存じます。 今提案されております平成四年度の予算には増税分が含まれております。羽田大臣、聞いとってください。増税分が含まれていますね、五千三、四百億ですか。去年からの地価税の値上がり分を入れると、トータルで七千四百億ぐらいの増税でしょう。一方に国民に増税をお願いする場合に、片一方で議員がこっそり税金をつまみ食いしたり、あるいはダーティーな金をゆすったりしている。そういうことで国民はその増税を納得しますか。だから私は、これはこの予算審議とは切って離せない問題だ、そのように認識をいたしております。 時間が少のうございますからずばり本論に入りま……
○楢崎委員 進民連の楢崎弥之助です。
証人には大変御苦労さんです。もう私が最後ですから、時間が四分しかございませんから、返答はイエス、ノーという形でぜひお願いをしたいと思います。
証人は、平河経済研究会という任意団体並びに贈賄で起訴されております森口共和副社長が社長をいたしております共和グループの一つである共和五大、五つの大と書きます、共和五大という会社を御存じでしょうか。
【次の発言】 平河経済研究会の会長は、証人であります。そして事務所は、その第一会館の裏にありますTBR三階、共和五大と同じ部屋にあるはずであります。
もう一問だけ。
その共和五大の取締をしておりまして、共和五大の前……
○楢崎委員 私は、けさ新聞を見ておりまして――大蔵大臣に質問するのが珍しいから座を外されたのかどうか知りませんが、けさ私、新聞を見まして、一部の新聞ですけれども、「担保除く残額公表」ということで、全銀協が不良債権ディスクロージャーですね、これの基準案を示したという報道を読んだのであります。もちろん、これは金融制度調査会に諮られて、そして答申を得て大蔵大臣が判断をされることであろうと思いますが、私もこれはプロじゃございませんので、素人に教えるような気持ちでお考えを承りたいのですが、これが本当にディスクロージャーされたら大変なことになるのじゃなかろうかと私は心配をするのであります。 こういうこと……
○楢崎委員 七分しかございませんから、二問に絞りたいと思います。 第一番目は、宝塚市蔵人手深谷というところに、社団法人宝塚ゴルフ倶楽部というものがあるそうであります。それについて、以下述べるような陳情がありましたのでお伺いをしておきます。 この宝塚ゴルフ倶楽部は、敷地の中に十六カ所の宝塚市の市道、二番目に、四十八カ所の里道、三番目に、当該地域を流れる逆瀬川の河川敷のかなり広大な部分が含まれておる。その総面積は約百万平方メートルにも及ぶと推定される莫大な国有財産が含まれていると言われております。 その国有財産の法的関係は一体どうなっておるのかというのをお伺いしたいわけであります。 この国……
○楢崎委員 先ほど草川委員が先にやられたのですけれども、私は、どうもきのうの与野党の首脳会談、新聞に出ている一部では党首会談というふうに最初聞いておりました。私は、金丸副総裁と野党の党首が会われて会談されること、これは、話し合いはいいことですよ、それを悪いとは言ってないんですね。ただ、党首会談であるならば、党首である宮澤総理が会談をされるべきではないか、いつ与党は総・総分離をはっきりされたのであろうか、そういう疑問を感じるのです。私は、宮澤総理のために、そういうことはきちんとなさった方が、政治的なリーダーシップの上においても重大ではなかろうか。 なお、一言つけ加えるならば、これは野党三党も、……
○楢崎委員 大蔵大臣にお伺いをいたします。
去年の六月七日に、財団法人国有財産管理調査センターというものが設立されました。これは大蔵省が設立を認可したわけですけれども、大蔵省はこの設立について、つくりなさいと、どこかあるいはだれかに働きかけられた事実がありますか。
【次の発言】 ここに私は登記を持っておりますけれども、この行う事業の中に、二として、「国有地等の有効利活用に関する調査研究」、あるいは三のところに、「国有財産の維持及び管理に関する事務の委託」というのが事業の中に入っております。
これは、現在、国はその受託料なり調査委託費を支払っておられますか。
○楢崎委員 これまでの佐川スキャンダルの証人喚問なりあるいは審議を聞いておりまして、ちょっと私は錯覚を抱きそうになったのは、国会というところは司法と違って、真相を解明する、そして政治家としての政治的道義的責任を明らかにしながら、再発防止をいかにするか、これが国会の任務であって、決して犯人なり罪人をつくるところではない。ところが、質疑応答を聞いておりまして、法に触れなかったら差し支えないんだという、どうもそういう、これは私だけの印象かもしれませんが、そういう感じがしてしようがないのです。 私は、ロッキード事件のときの筆頭理事も務めました。あのときに灰色高官という言葉が初めて出てきました。つまり……
○楢崎委員 一時間五十分もあるものですから、ゆっくりさせてもらいますが、今日までの予算委員会のやりとりを聞いておりまして非常に印象を深くしたのは、宮澤総理だけが点数を上げたんじゃないか。支持率もちょっと上がりましたね。なぜだと思われますか。今、創憲とか改憲とかいろいろわかりにくい言葉が出てきた中で、総理が護憲という姿勢を明確に示されたからじゃないでしょうか。私はそのような感じがいたします。そして、女房役の河野官房長官がテレビ等で非常にわかりやすくそのことを演繹している。できれば私はその姿勢をずっと持ち続けていただきたい、支持率が落ちないように。今から質問することで、またその支持率が変わるかもし……
○楢崎委員 楢崎弥之助です。
竹下さん、御苦労さんです。私も、自分のこの胸のバッジと政治生命をかけて、以下真実を明らかにしながら、竹下証人に質問をいたしたいと存じます。
まず、委員長にお願いします。
ここに戸籍謄本があります。これを証人に示したいと思います。
【次の発言】 ここに、ある人の婚姻届を示す戸籍謄本があります。これは、昨年十二月九日、東京都下北沢にある世田谷区役所の出先の事務所に私が行きまして、やっと公用としていただいてきた謄本でありますので、この謄本の上段の最後二行、こう記載されておる。「杉田弘子と婚姻届出昭和参拾七年九月拾日受附 平成四年参月弐拾弐日妻死亡」、夫はUという方……
○楢崎委員 わかり切ったことを最初お聞きしなければなりませんが、憲法の第四十三条、「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。」つまり、選挙された議員は全国民を代表するとなっておるわけです。当たり前の話ですね。選挙区を代表する議員じゃなくなるんですね。これが憲法四十三条と私は思いますが、その点、総理のアシスタントである官房長官のお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 当たり前の話でございますが、しかし、竹下さんの議員辞職の世論とかいろいろその問題に関して、宮澤総理は、まずこれは本人が判断すべきである、そしてその個人の判断の基礎になるのは選挙民の意向である、そういう論理で……
○楢崎委員 官房長官はお見えでないのでしょうか。
【次の発言】 そうですか。はい、わかりました。
時間が短いのに、冒頭予定しない問題を取り上げざるを得ない。まことに残念です。
同僚の、午前中の伊藤忠治委員の質問の最後に、イタチの最後っぺみたいに総理は、ここにちゃんと私は、理事会に行ってとってきましたから間違いないです。こう言われましたよ、総理は。「いろいろ承りましたが、まず自衛隊というものが憲法違反でない、合憲であるということを明確にされた上で御議論をいろいろこれからしてまいりたい。」何ですか、これは。合憲というものでなくては議論できないのですか、ここであなたは相手をしないのですか。(発言……
○楢崎委員 皆さんには御苦労さんです。進民連の楢崎弥之助です。五分間ですから、一問だけ山内先生にお伺いをいたします。 せんだって当委員会の質疑の中で、もし協力隊、幻の多国籍軍でございますが、お話しのとおりでありまして、実態は米軍でしょう。その後方支援体制、これに協力するわけですから、そういう場合にアメリカの大統領なり国防長官は最悪の事態が起こるかもしれないという可能性を絶えず示唆しております。もしそういうことになれば、米軍の後方支援体制にある協力隊はイラク側から見ると攻撃の対象になる、その可能性もある。もし攻撃されたときにその協力隊、主として自衛隊ですが、国際法的には軍隊ということを答弁され……
○楢崎分科員 私は、昨日からきょうにかけて緊急に起こっております問題について、まずお尋ねをいたしたいと思います。 マスコミの報道によりますと、東大の医科研附属病院の肝移植グループが昨十二日、大阪府立千里救命救急センターより脳死の肝臓提供者があらわれたという連絡を受けられて、医科研の肝臓摘出チームの医師数人を同センターに急行させたとあります。 脳死判定については、二十歳代の男の方であるそうですが、第一回目の脳死判定は昨日午前中に行われた。第二回目は、ただいまの連絡によるときょう昼過ぎに結論が出るようであります。それで、東大医科研は、きょう午後にも日本で初めての脳死肝移植に踏み切る可能性が出て……
○楢崎小委員 お手元に、国土庁から配られております、平成三年八月十一日十二時現在の警戒区域の図面がありますね。そのちょうど八月十一日十二時ごろの時点で、私は十日と十一日、泊まりがけで長崎へ入りまして、十一日のこの時間では、特に立入禁止区域の、ここの図にあります五十七号線ですね、これをずっと行っておりまして、水無川のここで道路がもう行けませんよ、それから先は。 それでもう一つ注意を喚起しておきたいのは、今さっき、予算委員会で総理もおっしゃっていましたが、これがおさまったら何々する、委員長、そういう状態じゃありません。テレビでもよく出てこられます九大の観測所長、太田先生が、私の学校の後輩ですから……
○楢崎委員 五分しかございませんから、三点についてお伺いいたします。 まず、阪中先生、かつては安保、外交、防衛でいろいろ御指導をいただきました。きょう先生がおっしゃったことの中で、ちょっとわからない点があるから一点、その次は二点、後で言いますが。 日米同盟ということを言われました。これは、かつて鈴木内閣時代に日米安保条約を日米同盟と言って物議を醸したことがある。これはつまり日米軍事同盟だ、安保条約は。まあ私もそう思いますよ。そこで、きょう阪中公述人のあれでは、湾岸戦争において百三十億ドルの支援はしたが、日米同盟でありながら自衛隊はなぜ来ぬのかとアメリカはクレームをつけた、批判を持っていると……
○楢崎分科員 三月四日の日の総括であったと思いますが、その質問の中で宝塚ゴルフ場問題を取り上げました。私がこのゴルフ場を取り上げたのは、最近ゴルフ場に関する犯罪的な事件が非常に多くなっておる、もう御案内のとおりです。ついせんだっては、真里谷が俎上に上った、その前には茨城カントリー。そういうあれの一環として、若干私がこの宝塚ゴルフを取り上げた角度は違いますけれども、非常に問題がある、そういう点でお伺いをいたしたわけです。 で、三月十日の日に文書で、四日の日にお答えになれなかった点は、文書でひとつ教えていただきたいというお願いをいたしておりまして、三月十日の日に文書で建設省の方から私のところに持……
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