このページでは楢崎弥之助衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○楢崎弥之助君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました、農業災害補償法の一部を改正する法律案並びに農業保険事業団法案につきまして、以下、数点にわたり、内閣総理大臣並びに農林大臣に対して質問を行ないたいと思います。(拍手) 私が、まず第一番にお尋ねをいたしたいのは、この法律改正案が出されましたその時期並びにその経過についてでございます。 農業災害対策というものは、わが国のように、地理的に非常に細長い、狭い国土で、非常に自然的な条件に左右されやすく、しかも、その経営が過小零細農の多い国におきましては、国の経済にとってはもちろんのこと、これが農民の生活にとってまことに重……
○楢崎弥之助君 私は、ただいま議題になっております石炭関係五法案に対する委員長報告、並びに岡田議員から報告されました少数意見につきまして、池田総理はじめ、それぞれの関係者に順次御質問をいたしたいと存じます。 そもそも日本の石炭鉱業は、その発生以来、目にあまるほどの手厚い国家庇護のもとに低賃金の労働力を大量に投入することによりまして大きな繁栄を遂げ、ばく大なる利益を上げてまいりました。かくして炭鉱こそは、各財閥の大きなドル箱となっていたのであります。しかも、このような劣悪な労働条件と低賃金のもとでひねり出されてきた利益は、再び炭鉱に投入すべきであるにもかかわらず、それをせずに、その利益は各財閥……
○楢崎委員 私はおもに零細農の対策を中心にしてお伺いをしてみたいと思うのでございますが、実は私は初めて農林水産委員になりましたいわばしろうとでございますから、非常に初歩の質問にわたるかもしれませんけれども、一つ懇切にお教えをいただきたいと思います。 まず、三十六年度の農林予算の説明書の中に、農業と他産業との格差を是正していくと書いてあるのですが、格差を是正していくというのは、農業が低いから、それを他産業並みに引き上げるということだと思うのです。そういうふうに理解していいですか。そこで、所得倍増ということは格差を解消していくという二とが含まれなくてはならないと思うわけです。格差を解消していくと……
○楢崎委員 本来漁業というものは平和のうちに行なわれるものであるわけです。それが監視とかあるいは臨検とか拿捕とかいうような全く戦時さながらのもとにこういう漁業が現在もなお行なわれておるということは、全く漁民にとってはけしからぬことだと思います。そこで、たとえば北洋漁業は今進行しておる日ソ漁業交渉に見られる通り。また、李ライン問題では最近も福岡市の船が拿捕されておる。また、日中の漁業協定ももう無協約状態になって四年近い。あるいはアラフラ海の真珠の採取の問題もあるし、あるいは日・米・カの漁業交渉の問題もある。こういう八方ふさがりの日本の国際漁業について、一体政府は今どういう打開策といいますか根本的……
○楢崎委員 あとにも質問者がございますから、私は調査会から出されました「基本問題と基本対策」のうちの第一節の「総括」を中心にして若干御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 この答申案の考えの基調というものについてお伺いしたわけですが、あるいは企業的農家の育成、あるいは離農の促進、あるいは価格政策についても支持価格というようなものよりも農産物の需給関係によって価格を安定していくというような考え方、こういった一連の考え方を見て参りますと、この答申案の基調となっておるものは、資本主義的な経済の論理と申しますか、あるいは経済合理主義の論理と申しますか、そういう考え方で一貫されておるように私は印……
○楢崎委員 ただいまの角屋委員の質問に関連をして、二、三質問をいたしたいわけですが、ただいまの答弁によりますと、具体的なものはまだよくつかめないわけです。三十三年度、三十四年度、三十五年度と対比してどういうふうになるのか、大まかなところでもいいから、もう少し具体的に御説明をいただけたらと思うのです。まだ折衝の過程でしょうけれども……。
【次の発言】 電力料金、燃料費に対する考え方はどうでしょうか。
【次の発言】 どうして去年よりそんなに低くなったのですか、その理由はどうなんでしょう。農林省としては、昨年並みにやりたいといって交渉されたけれども、大蔵省の方からどうもいかぬじゃないかと言われておる……
○楢崎委員 米軍の基地の問題に伴って基地周辺の住民は、ただいまも問題になっておりますように、精神的あるいは社会的、経済的、肉体的に非常に多くの被害をこうむり、犠牲者が出ておるわけであります。これは当然国の責任において完全補償さるべきであると思うわけでありますが、私は以下おもに板付基地の問題に焦点を据えまして、質問をいたしたいと思います。板付基地の問題につきましては、去る三十八国会の予算委員会分科会において、二月二十八日政府に質問をしたわけでございますが、なお多くの疑問点がございますので、数点にわたって質問をいたしたいと存じます。 そこでまずもう一度確認をする意味におきまして、現在問題になって……
○楢崎委員 それでは、政府側の出席が悪うございますから、今出席なさっておられる方で足りるような分だけを質問して、あとは残してもらいたい、このように思います。
一番にお尋ねしたいのは、基本法の中には農林金融のことについて触れていないわけですね。基本法の素材になった調査会が出しておる「基本問題と基本対策」の中ではこういう趣旨について触れてありますけれども、基本法の中では農林金融の問題について今後どういうあり方でなければならないということが触れてない。この点についてまず一番に御質問をしたいと思います。
【次の発言】 それは基本法を施行するには実際に金の裏づけがなくてはいかぬということを言っておるだ……
○楢崎委員 私は新米でして、初めて実力者の農林大臣に御質問をする光栄に浴したわけです。一つ親切に教えてもらいたいと思うのです。 まず第一番に、私は、今提出されております農業近代化資金の今後の農業基本法施行上に占める位置づけと申しますか、そういうものについて以下御質問をいたしたいと思うのです。 そこで、今度の農業近代化資金がはたして今後の農業施策の方向に適合したものであるか、つまり、現在の農業が抱えておるいろいろな諸問題についてそれが適切に適合しておるかどうか。そうしますと、現在の農業の諸問題とは一体どういうところにあるのか、そういう観点から論理的に進めていきますならば、結局、現在の農業とい……
○楢崎委員 時間がございませんから、問題をしぼって質問をいたします。
先ほど来、木原委員からも、あるいは関連して穗積委員からも質問がございました尹大統領の辞任に伴う朴政権の合法性の問題でございますが、二十二日の新聞を見ますと、外務省が、これは公式か非公式か知りませんけれども、尹大統領の辞任によって朴軍事政権の合法性がなくなるわけではないと公式見解を発表した。これは新聞に載っておりますが、これをいま一度、この外務省の見解を、新聞に載っておるのは合っておるのかどうか、外務大臣からお答えをいただきたい。
【次の発言】 昨年の十月二十七日の本会議で、わが党の松本委員の質問に対して、その合法性の点で池……
○楢崎委員 九州の北部の福岡県あるいは佐賀県については、昨年秋潮風害を大へん受けまして、その潮風害についてのいろいろな措置、等外規格を新しく設けてもらう、あるいは前渡金の延納等、いろいろと懇切なる御措置をいただいたのですが、実は自創資金の問題につきまして、潮風害地帯では、これから借りるという問題の前に、今までの分を返すという点について非常に困難な条件が生まれてきているわけです。そこで、実は福岡県の場合は、三十六年の前期に借りておる自創資金の返済が、期日としては本年一月二十日になっておったわけですが、それがなかなか返せないという実情であるわけです。そこで、元金につきましては返済を延べてもらうよう……
○楢崎委員 関連して、今の田中委員から質問をいたしました一番最後の二つの点について私どもが問題にするのは、この滝川教授の講演を自由民主党同和問題議員懇談会というのが印刷しておられる。公職選挙法の今度の場合でもしばしば言われておるように、政党政治で、政党内閣だから一応与党の意見も十分反映しなくちゃいけないということはよく言われるのですが、そういう点から見ても、この自由民主党同和問題議員懇談会というのは現在もあるのでしょう。これはどうです。
【次の発言】 田中委員からも言われました通り、こういう滝川教授の講演を聞かれて、自民党同和問題議員懇談会の秋田さんが、「大へん有益な、そして興味の深いお話を承……
○楢崎委員 関連して。今の緒方委員の質問に関連しますが、墜落のときの状況は、海の方から入っていったのです。それで、これは一般的にいわれておることですが、米軍のパイロットは、海上に落ちるのを非常にきらうということがよくいわれておる。従って海の方に持っていくというのは、これは全く捏造の報告であろうと思う。海の方から山の方に来たのです。それはそういう報告をどこから受けられたのですか。
【次の発言】 米軍の司令部からそういう報告を受けられたのですね。それで原因の最終的な究明はなされていない、そういう墜落の状況については、報告が詳しくあっておるのですか。
○楢崎委員 私は、この貴重な時間を拝借をいたしまして、去る二十七日の午前三時、早朝、福岡市議会で起こりました、板付の北側の拡張にかかわる市道、農道の廃止の提案をめぐって起こりました混乱について、緊急質問をしたいと思うわけであります。時間がございませんから、問題をしぼって質問いたしますから、答弁の方も焦点に合わせてお答えをいただきたいと思います。 ただいま申しました、二十七日早朝の市議会に、福岡市議会始まって七十二年、初めてこういう不祥事が起こったといわれているのですが、この事態を御承知でございましょうか、まず、それをお尋ねいたします。
○楢崎委員 私は、三月一日の本委員会で、板付北側の拡張問題に関する質問をしたわけです。その質問に関連をして、本委員会の理事会の了承を得、中島内閣委員長と私と非公式に同道いたしまして、現地におもむき、調査をいたしました。その調査結果を得て、実は本日、本問題に対する最後の締めくくりの質問なり、確認をいたしたいと思っております。最後の締めくくりになるかどうかは、これから質問するその御答弁によってきまることであると思いますので、問題をしぼって質問をいたしたいと思います。 中島委員長と現地におもむきまして、調査をいたしましたその結論としては、まず二月二十八日までに市議会において問題の市道の廃止、これを……
○楢崎委員 聞きたい点はたくさんあるのですが、あとに公団関係が控えておりますので、ただいまの角屋委員からの質問も詳細にありましたから、簡単に質問をしたいと思います。 先ほど本案に対する御意見を聞いたわけですが、特にこの促進法の三条二項で、この機械化の促進について農業構造改善に資さなければならないという配意の義務があるのですね。これは非常に大切な点であろうと思うのです。そこで今後の農政の方向、つまり農業基本法も出ておりますし、基本法を大きな柱として構造改善ということが言われておるのです。この三条に書かれておる構造改善に対する配意の義務なんですが、現実にはこの構造改善について、同じような名前の構……
○楢崎委員 機械化促進法の一部を改正する法律案について、以下御質問をいたしたいと思います。
まず、農業基本法の上における農業機械化の位置づけをどのように考えておられるか、その点から御質問いたします。
【次の発言】 農業近代化の上で占める機械化の重要性について今御答弁があったわけですが、一体農業近代化というものの要素、条件、そういうものをどのようにお考えですか。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますと、土地所有の合理化あるいは機械導入、資本装備の高度化、そういうものを近代化の内容として考えていくということ。そこでさらにお尋ねをしたいのは、先日の参考人への質疑のときにもお伺いしたわけですが、……
○楢崎委員 先日農林大臣のお考えを聞く分だけ残っておりましたので、その点について、残しておった分について質問をいたしたいと思います。 まずこの法案の第三条に、農業構造改善に対するいろいろ気を配らなければならない配意義務がある。そこでこの三条に配慮されておる農業構造改善というのは、農業基本法の一つの柱になっておる農業構造改善であるという局長の御答弁があったわけです。ところが現実に政府が出されておる構造改善に対する対策というのは三十七年度に出ております農業構造改善事業になっておる。そこで農業基本法にいう構造改善と、現実に三十七年度に出されてきておる構造改善事業とは、名前は同じであるけれども中身は……
○楢崎委員 ただいま議題となっております農地開発機械公団に対しましては、来年度から抜本的な改正を加えまして、公団を整備強化されることになったわけですが、特に三十年十月以来無出資であった公団に対しまして、今回一億五千万円の政府出資、それからなお国有機械の一部を来年度から計画的に現物出資をされる、なおあわせて一億五百万円に上る赤字の穴埋めをされる、これは私は画期的な改正であろうと思うわけです。そこで現在までの公団経営の状態を抜本的に検討して、新しい装いをもって、それからまた強い行政方針でもってやっていかれなければならないと思うわけでございますが、以下数点にわたってただいまから御質問をしたいと思うわ……
○楢崎委員 昨日来、機械公団の改正法について事務当局にお伺いをして参ったわけでございますが、この質疑の途中でぜひ大臣の御見解を承らなければならない問題が出て参りましたから、以下数点にわたって大臣に関する問題だけにしぼって質問をいたしたいと思います。 この開発機械公団は、本三十七年度から、いわゆる無出資の法人であったのが、政府が一億五千万円の出資をする。それから今までの赤字の累増しておったものを、今度新しく一億五百万赤字の補てんを行なう、そうして、さらに修理難業なども含めまして国からも国有機械を現物出資をして、ほんとうに新しい装いを施して出発するわけでして、非常にこの公団の発足に対して期待する……
○楢崎委員 川島行政世理庁長官に対する分だけ二点御質問いたします。 一点は、今度の公団法の改正に際して国から国有機械を公団に現物出資するわけです。それで、さしあたって三十七年度は八十六台やるわけですが、将来にわたって百五十二台現物出資するわけです。そこで三十七年度どういう機械が現物出資されるかという資料提出を求めましたところが、その資料を見てみますと、私が質疑の中で危惧しておったように、国が非常にボロ機械を公団に押しつけるのではなかろうか、これがまた公団の今後の赤字発生の要因の一つをなすのではなかろうか、こういう質問をしたのですが、はたせるかな、この現物出資の資料を見ますと、まず取得年度から……
○楢崎委員 清井参考人にお伺いしたいのですが、昨年二月十三日に答申を出される際に、答申の冒頭に、政府はこの答申を十分尊重して、そして早く改正をしてもらいたいということが一つ、それから政府は三十六年度の予算編成に関してこの協議会の審議を軽視をした措置を現在行ないつつある、まことに遺憾であるということを答申の冒頭に言われておるわけですね。今お伺いしますと、何かもう大部分通っておるから早く通してもろうた方がいいというようなことを言われましたけれども、答申の冒頭に言われた後段の、政府は制度協議会の審議を無視しておるではないかという方のその御意見と、今もう大部分いれられておるから早く通して下さいというお……
○楢崎委員 関連して伺いたいのですが、ただいま稻富委員から一応問題を出し尽くされておりまして、つけ加えるべきものはないのでありますが、しかし答弁の内容で、一、二点まだ問題があるようですのでお伺いしたいと思います。 先ほどの果樹共済の問題でございますけれども、お話の通り、これは長い間の懸案事項になっておる問題であります。それを今もって検討中であるという答弁だけでは、これはわれわれは納得できません。大体どういう方向で、たとえば必要であるという態度で、あるいはやりたいという態度で検討しておる、しかし問題はどこにあるのだというような、もう少し前進した答弁でなくては、長年かかったこの段階においてまだ検……
○楢崎委員 最初にお伺いをいたします。現在進められております日韓会談が、一応、俗称南鮮、韓国を対象として行なわれている。そこで、北の方の国があると思うのですけれども、どういう性格の国であるというふうに考えておられますか。いわゆる北鮮です。
【次の発言】 では、政府としては、朝鮮に対する考え方は、二つの朝鮮があるという考え方ではないのですか。その点はどうですか。
【次の発言】 考えられておらない根拠をもう少し御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、中国に対する政府の考え方と、朝鮮に対する政府のそういう一連の考え方ですね、それはどういう関係になっておりますか。
○楢崎委員 ただいまのPCP除草剤の問題につきまして、とりあえず緊急措置についての御見解が披瀝されましたが、恒久対策とも関連をいたしましてお伺いをしたいと思うのです。
大体今度の有明海の問題はさしあたっての問題でございますけれども、あるいは宮崎市においてはシジミの問題、それから大分の日田や佐伯ではフナやウナギの問題を起こしておるし、琵琶湖でも問題が起こっております。今PCPの水田に使用されておる普及率は、大体水田の何割くらいになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、大体五分の一くらいというわけですかね。西日本関係、九州七県それから山口を入れまして非常な普及率を示しておるわけですね。三十……
○楢崎委員 ただいまの稲富委員の質問に対しまして、これはわれわれも非常に重大だと思うわけです。せんだっての委員会でもこのPCPの問題をやりました。当時は水産庁の長官がお見えでございました。そこで、われわれが一番危惧をしておった点が実はきょうの質疑を通じましても明確になったわけであります。それは振興局の方としてはこのPCPを水田の省力栽培を奨励する点からいって非常に使用規制が甘いのではないかという危惧をわれわれは持っておる。水産庁の方は、やはり漁民の利害を前面に押し立てて、その使用規制についても非常にきびしいものを考えておるわけです。そこで意見の違いがあるのではないかという質問をしたわけです。そ……
○楢崎委員 私は、現在行なわれております日韓会談のうちで、特に漁業交渉問題にしぼって御質問をしたいと思うわけであります。 御承知の通り、季ラインの水域というものは、西日本の漁民にとってはまさにこの十年恐怖の海であったわけです。特に、私は、国が福岡県の博多である、以西底びきの出る東湊町というところに住んでおり、漁民の家族の人たちは、船が出るたびに、自分たちの夫やあるいは兄が無事に帰ってくるようにということを絶えず願って、その出船を見送っております。従って、この漁業問題というものは、本来国交正常化の問題とは関係なく解決さるべきであった問題でありますが、特に請求権の問題と取引でこれを解決しようとい……
○楢崎委員 私はF105Dサンダーチーフの板付基地配置に関して質問を行ないたいと思います。 まず、その配置に関する持ち込みの状況、あるいは事前協議の問題、それからまた、その持ち込みの背景並びに日本の防衛計画第二号、第三号との関連、最後に、板付基地に関する現在までのいろいろな問題と関連をいたしましてこのF105持ち込みについての質問を順次行ないたいと思います。 まず、持ち込み状況でございますが、去る五月七日米第五空軍司令部からF105Dの板付配置の発表があったわけですが、その発表の内容の全文、並びにどういう方法をもって発表をされたかについてお伺いをいたしたいと思います。
○楢崎委員 関連質問ですから、簡単に質問いたします。
まず、十二日の、向こうの船が停船を命じて船長を呼び込んだときの状況ですね。私は説明がまだ足らないと思うのですが、あるいは発砲したのか、あるいは、発砲に類似する、小銃などをかまえて、そういう脅威のもとに船長を拉致したのか、もう少し明確にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そういう場合に、小銃あるいは機銃をかまえて寄ってきたときに、逃げることはできないのですか。そういうかまえがあったから、とまって向こうの言うとおりになったというわけですか。
【次の発言】 向こうのほうからの答えは時間がかかるとしても、海上保安庁側の状況説明はわかる……
○楢崎委員 総務長官急がれるそうですので、関連して二点だけ伺っておきたい。
審議会ができました意義というのは、同和対策というものを総合的に前進させるためにできておるのです。それに予算編成の段階では、むしろ審議会ができたことがブレーキになっておる。審議会の結論を待って総合的に組みますという各省の考えが出てきておる。特に農林省はそうなんです。そういうことでは目的に非常に反しますから、こういう点についての長官のお考えを聞きたい。
【次の発言】 今の点は、お言葉通り審議会があるということを口実にして、各省が予算を組むのに消極的になるということはもってのほかですから、十分気をつけていただきたいと思いま……
○楢崎委員 次の機会に十分F105の質問をいたしたいと思いますが、関連をして、一、二点お伺いをしてみたいと思います。 せんだっても外務委員会で質問をいたしましたが、すでに福岡市長からも陳情がいっておると思いますし、福岡市議会も与野党含めて満場一致、F105の板付乗り入れについて、これを中止してもらいたいという決議をいたしております。こういう地元の福岡市民全部の要望に対して、この際、米軍当局に対し、福岡市民の要望の上に立って、政府が、F105の板付乗り入れを中止してほしいという話し合いを持たれる用意はないかどうか、これをお伺いします。
○楢崎委員 昨日わが党の安井、湯山両委員から各面にわたる質問があったわけですが、あるいはその点と若干ダブる面があるかもしれませんけれども、なお重ねて念を押したい点がありますので、質疑を重ねたいと思うわけです。
まず、第四条と関連をして、毎年政府出資をするたびにこの法改正をしていく、こういうやり方について一体どのように考えておられるか、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 きのう湯山委員からも質問があったと思うのですけれども、すでにこの法第一条の目的というのは実情と合わないようになっておるのではないかと思われるわけですね。そこでその第一条とも関連をし、資本金も不明確であるし、そういう……
○楢崎委員 昨日、沿岸漁業構造改善事業についての資料要求をいたしました。その資料を見た上でなお質問を続けたいということで中断をしたわけですが、本日出されました資料を拝見してみますと、私が要求しておった資料のすべてではないようですが、さしあたって出ておる資料について、まずお伺いをしたいと思います。
そこでこの沿岸漁業構造改善事業のあなた方の進め方の大綱について、もう一度ここでまず明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 沿岸漁業の構造改善促進問題につきましては、今国会に提出されております沿岸漁業等振興法の第八条とも関連をいたしますから、その内容自体の批判なりそういうものはいずれそのとき……
○楢崎委員 時間もありませんし、また外務省関係もおられませんから、事務的な点だけ二、三質問しておきたいと思います。
今行なわれております日韓交渉のうち特に漁業交渉について漁業小委員会に日本側から出られておる方はどなたですか。
【次の発言】 今も予算の第二分科会で関連の質問をしてきたんですけれども、水産庁の考えとしては李ラインと関連をして拿捕された日本の漁船について、船体その他のいろいろな損害、損失、それらにつき国内的には国が損失補償をすべきであるという立場でおられるかどうか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 韓国に対して損害賠償請求権があるという立場で臨まれておるということは、そ……
○楢崎委員 大臣がおられる時間が短うございますから、日韓漁業交渉の問題について、特に大臣のお考えを聞きたい点だけ抜き出して質問いたしますが、せんだっての合同会議では、専管水域の問題はあと回しにして、資源の問題から入っておるというような報道もありましたけれども、日本側として自主規制の問題をどのように考えておられるか。日韓漁業協定の場合に自主規制というものが、この前の予算委員会でも問題になったのですが、外務大臣は、それは専門家会議で行なわれておるからというふうに逃げられておりますけれども、自主規制というものを、私はこれはとるべきではないと思いますけれども、どういうふうに大臣はお考えになりますか。
○楢崎委員 漁港は申すまでもなく漁業の生産基盤でありまして、また水産業の基点になるものでございますから、当然水産業一般の総合計画なり、あるいはそれと関連しておる各省のいろいろな計画、そういうものと十分見合わせながら、この整備をはかっていかなくてはならぬと思うわけですが、一応本委員会には、第三次の漁港整備計画も出されております。 そこで第三次の漁港整備計画と関連をいたしまして漁港そのものを考える場合に、一応将来の水産物の需要の見通し、それからまた漁獲高がどういうふうになるか、そうしてまた将来の漁船の勢力の見通しと申しますか、そういうのと重大な関連を持ってくると思うのですけれども、一応第三次計画……
○楢崎委員 午前中わが党の角屋委員から国際漁業に関する質問が行なわれたわけですが、私はこれと関連をいたしまして、長年問題になっております日韓会談の成否のかぎを握ると言われておる日韓漁業の問題について若干御質問をいたしたいと思うわけでございます。 最近伝えられるところによりますと、漁業交渉の焦点が漁業水域の問題から漁業協力の問題に移ってきておるような印象を受けるわけでございます。漁業協力という点になりますと、その内容いかんによっては、日本の水産界特に九州の沿岸漁業にとりましても重大な影響が出てくると思われますので、そういう点にしぼって質問をしたいと思います。 まず、先ほど申しましたように、日……
○楢崎委員 あとに足鹿委員なり芳賀委員なり専門家が控えておられますから、私は率直に疑問に思う点を安井委員の質問に引き続いて行ないたいと思うわけであります。 先ほどの長官のお答えを聞いておっても、やはり安井委員が指摘されたように、豊作のときには価格を下げる要因にそれをして、そうして凶作のときには今度は価格を上げないためにそれを考慮に入れないというやり方は、何としても納得できないわけです。そこでまず私は、交付金法の趣旨について、法文に書いてあることはわかりますから、もう少し具体的に、あなた方はどういうふうにこの交付金法のねらいを考えておられるのか、卒直に承りたいと思います。
○楢崎委員 午前中からいろいろとお話を承っておりますが、政府の基本法は、御承知の通り、答申案から農林省案ができ、そしてそれに自民党の基本問題調査委員会からの意見が出、そして政府案が出た。午前中のお話でも、政府案を支持される先生方の中でも、田中さんあるいは大坪さんとやはり若干の意見の相違があったような気がするのです。というのは、やはり、経済合理主義的な考えと保護政策的な考えが政府の案の中に同居しております。田中さんのような案と大坪さんのような案が同居しておる。そしてまた、国家に引き戻しますと、池田さんのような経済主義的な考え方と、同じ与党の中でも農政議員団の保護政策的な考え方とが政府案に混同して……
○楢崎分科員 私は、米軍基地のうち、主として板付の基地に焦点を合わせて御質問申し上げたいのであります。板付基地は、御承知の通り、三沢、千歳と並んで日本の三大基地といわれております。従って、板付基地のいろいろな状況というものは、アメリカの戦略体制なり日本の防衛計画と重大な関係があると思いますが、現在、板付基地を日本の航空自衛隊は使用しておりますか。
【次の発言】 過去全然使ったことがないのか、今後使う可能性があるか、御質問いたします。
【次の発言】 現在は使ってないのですか。
【次の発言】 今後航空自衛隊の飛行機が使う予定はないのですか、あり得るのですか。
○楢崎分科員 私は大体きょうの質問では、最初に航空自衛隊のF104Jの問題、それから次に主として板付の国際空港化の問題、それから三に航空自衛隊あるいは米軍の事故補償並びに事故防止の問題、そういう点について質問したいと思うのです。
まず第一番に、航空自衛隊のF104Jについてお尋ねをしたい。F104Jの必要とする滑走路の長さは大体どのくらいでしょうか。
【次の発言】 昨年の二月二十八日の横路委員の質問に対しまして、三十七年度に二飛行隊、三十八年度に二飛行隊、三十九年度に二飛行隊、四十年度に一飛行隊を作る。大体一飛行隊は二十機というふうに御答弁があっていますが、今もその予定に変わりはありません。
○楢崎分科員 私は、運輸省関係の事故の問題について、以下質問をしたいわけです。 まず、最近の自動車を中心とした交通事故の補償の問題、あるいは損害賠償の問題についてお伺いをいたします。交通事故の防止の問題については、昨日も衆議院の本会議で決議がなされまして、大臣のそれに対する努力の約束がなされたわけですが、防止の方策については最近やっとおくればせながら警察庁なりあるいは運輸省、建設省と関係官庁でいろいろ立案をされておりますけれども、事故が起こってから後の事後処理について、たとえば事故の補償の問題損害賠償の問題、あるいは身体障害者への援護更生などの対策が、やや等閑視されている感じを受けますので、……
○楢崎委員 きょう農林水産委員会との連合審査会が持たれておるわけでございますが、私自身海外移住の問題はそう専門家でありませんので、率直に私の疑問とするところをお尋ねいたしますから、正直なところをひとつお答えいただきたいと思うわけです。 外務委員会におけるこの法案の議事録も読ましていただきました。大体問題点は出ておると思いますから、重複を避けたいと思うわけですが、どうも、この法案を見てみますと、外務大臣の命令とか許可とか認可とか、非常に外務大臣の権限が強く出ておるわけです。ところが、この海外移住の大きな部分を占めるのは農業移住だと思うのです。そこで、農業のことに詳しくない外務大臣がこれほど強い……
○楢崎分科員 本年二月七日の予算委員会におきまして、ナイキの第一大隊はすでに東京に置かれて、第二大隊についてはどこに置かれる予定かというわが党の横路委員の質問に対して、志賀長官は、「四十年度を目途に北九州北区に設置するように目下検討中でございます。」という御答弁があったわけでございますが、北九州の北区というのは、具体的に場所としてはどの辺を予定されて検討されておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 自衛隊の関係ということになると、北九州というと、大体限定されてくるわけです。具体的にどこどこを大体検討の対象にしているということは言えるはずだと思うのですけれども、具体的にお願いいたしたい。
○楢崎分科員 私はまず第一番に、ただいまの木原委員の質問に関連をしたしまして、政府の日韓会談に対する見込み違いと申しますか、そういうについて最初お伺いしておきたい思います。 三十六年の五月五日から十二日にかけて、野田ミッションが訪韓したわけです。そのときには伊関局長もついていかれた。そうして帰ってこられて、非常に安泰である、政情安定しておると発表したそのやさきに、四日後の五月十六日には、軍事クーデターが起こった。また昨年の十二月の中旬には大野ミッションが行かれ、そうしてこれまた帰ってきて、朴・金ラインは安定しておるという発表があったすぐ後に、一月には政情にわかにこんとんとなって、しかも二月十……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。