中曽根康弘 衆議院議員
23期国会発言一覧

中曽根康弘[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期
中曽根康弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中曽根康弘衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第27号(1947/08/21、23期、民主党)

○中曽根康弘君 私は、地方自治と行政改革の問題に関しまして、警察制度の改革はいかにあるべきか、具体的の方策を論じて見たいと思います。  御承知のように終戰以來の日本の治安状態は、敗戰國といたしましてはかなり良好に推移いたしておるのであります。これは一方においては当局のなみなみならぬ苦心もあると思いますが、占領軍側におけるところの陰ながらのいろいろな御苦心や、あるいは陰ながらの権威に頼るところが甚大であると考えます。殊に近く講和会議が開かれましても、もし一本立ちになつた場合は、自分で自分たちをまとめ治める力を養わなければならない。そういう事態に立至つております。もしこの改革の方向において適期を失……

第1回国会 衆議院本会議 第28号(1947/08/23、23期、民主党)

○中曽根康弘君 二日にわたりまする各議員の熱心なる御討論を拜聽いたしまして、政府においてももちろん、われわれも非常なる示唆と感銘とを得た次第であります。各党派ないしは議員によりまして発言の表現は違うようでありますが、私は次のような点において大体において思想の一致があるように見受けた次第であります。  まず第一は、地方分権をもう少し実質的に断行し、拡充しろという意見であります。この意見は、権限の地方に対する大幅な委讓をやれ、あるいは出先機関を徹底的に整理して、地方のことは地方で收まりがつくようにやれ、あるいは煩瑣なる統制手続はこの際撤廃して、もつと物と人が有効に迅速に動くような措置をやれ、こうい……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第9号(1948/11/11、23期、民主党)

○中曽根康弘君 私は、民主党を代表して、國家公務員法改正に関し質問したいのでありますが、総理大臣は所用でおりませんようですから、明日御答弁を伺います。労働大臣、大藏大臣、臨時人事委員長に質問をいたしたいと思います。私が質問をいたしますことは、大略次の三点であります。すなわち、本改正案における憲法、行政法上の問題、第二は労働法上の問題、第三は財政法及び本法の実地運用上の問題であります。  まず、第一の問題の内容について申し上げますと、その一は、本改正案における憲法違反に関する疑義の問題であります。その二は、本法の反立憲的性格の問題であります。その三は、反國家的不法行為に対する措置、その四は、雇用……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、民主党)

○中曽根康弘君 ただいま一括議題となりました四法案並びにその修正案に対して、民主党を代表いたしまして賛意を表する次第であります。(拍手)  日本國有鉄道法案並びに日本專賣公社法案は、從來の國有國営企業を一括して公共企業体に改編し、もつて企業の民主化と能率化と、それから独立採算制へ一歩前進せんとする試みでありまして、この点ついて、われわれは賛意を表する次第であります。  次に、郵政省並びに電氣通信省設置法案につきましては、文化國家として世界水準に肉迫せんとする意図、また特に郵便業務の信用性を確保し、從來の官廳機構並びに機能に一大刷新を加え、能率主義と合理主義を徹底せしめんとする意図を持つておる点……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、民主党)

○中曽根康弘君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております両議案に対して、忍びがたきを忍んで賛威の意を表する者であります。  吉田内閣成立してここに三箇月、われわれは、この内閣の能力とこの内閣の出現が日本民族の國際信用に及ぼす影響を考慮したがゆえに、國家の前途を思つて、この内閣の誕生に消極的見解をとつたのであります。はたせるかな、内閣出現と同時に、ニユーヨーク・ヘラルド・トリビユーンを初めとして、日本は國際世論の猛烈な反撃を浴び、吉田内閣は、國際的には好ましからぬ勢力の傀儡としての刻印を押されたのであります。  しからば、國内的にはこの内閣の治績いかんと言えば、統制撤廃をもつ……


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委員会発言一覧(衆議院23期)

第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第8号(1947/09/27、23期、民主党)

○中曽根委員 その前段に「幾多の辛酸を嘗めた」という言葉がありますが、それはちよつと相手を刺激しはしないかと思います。もう少し穏やかな言葉で願います。それから後段で、なの御發言の通り修正をぜひしていただきたいと思います。その一つとして特に北方地帶に殘留する者に對しては、酷寒期に向うので、急速に引揚げさしてくれということを盛つていただいたら結構だと思います。
【次の発言】 それは委員長にお任せしたらどうかと思います。
【次の発言】 北方の方を強調していただいたらどうかと思います。端的に言えば、シベリアですが、酷寒期に向うということをお入れを願いたいと思います。

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1947/10/18、23期、民主党)

○中曽根委員 今日は實は外務大臣がお見えだというお話であつたので、期待してまいつたのでありますが、これは厚生大臣の所管ではないと思いますが、外務大臣にこの次においでになるときに準備していただきたいと思いますので、申し上げたいと思ます、一つは、最近新聞で講和會議の時期が非常に近づいておる。そういう氣配が感ぜられておるのでありますが、時期が次第に近づいておるということを感ずると同時に、われわれは非常に大きな不安をもつておる。それはどういうことかというと、ソ連が講和會議に加わらないのではないかという豫想が一方にはある。その場合、ソ連を除いた國で講和會議をやつて、引揚げをまだ完了してない同胞はロシヤで……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第13号(1947/11/11、23期、民主党)

○中曽根委員 いろいろ御當局で復員者手當、死亡者の手當に對して御協力いただいて感謝にたえない次第でありますが、私は根本的な精神においてどうも遠慮しているんじやないかという氣がいたす次第であります。新聞でもよく見ますように、千八百圓ベースとか何とかいうことが今非常に叫ばれておりますが、この未復員者の給與についてもやはり食えないということは同じ條件であつて、生活費が一人當り大體千八百圓要るとするならば、未復員者の家庭でもやはり同じ條件じやないかと思います。日本は敗けたのであるから、特に軍人であるからといつて厚遇はできないとは思いますが、やはり人間としての、あるいは家族としての最低生活を保障するとい……

第1回国会 決算委員会 第4号(1947/07/30、23期、民主党)

○中曽根委員 決算委員會の運營に關して二、三私の所見を申し上げたいと思うのであります。  まず第一は、決算委員會は政府の會計面というものを監督する役目をもつていることになつておりますが、今までのやり口をいろいろ考えてみますと、大體書面審査の事後審査というものが普通になつておつたようであります。ところが日本の現在の状況を見ると、書面審査で、特に金の面だけを後で審査しても實體はよくわからない。國民經濟というものを實際に運營していく實況を、會計檢査院ととに、國會としてこれを監督する必要があるだらうと思うのであります。そういう意味で、政府の方においては、物の面においては四半期ごとに物資需給計畫をつくつ……

第1回国会 決算委員会 第12号(1947/09/25、23期、民主党)

○中曽根委員 一つ一つ質疑いたしたいと思います。大體の本案の構想といたしましては、アメリカ流の官吏であるとか、あるいは能率であるとかいうことを重んじて、畫期的な、また妥當な構想であると見ておりますが、文章の一つ一つについてはかなりの疑點もありますので、これから質問いたしたいと思います。  まず第一は、第一條には「國家公務員には、國會議員を含まない。」という言葉がございます。地方議會の議員は當然含まないと解するが、それはどうですか。
【次の発言】 第二に、第二條の特別職でありますが、公安廳長官というようなものは、これは警察を握つておるので、非常に時流に對して敏感に動いておるものだろうと思いますが……

第1回国会 決算委員会 第14号(1947/09/28、23期、民主党)

○中曽根委員 第六條に最高裁判所長官の面前で人事官は宣誓するということが書いてありますが、私はこの考えは公務員制度全體の精神から見てどうかと思うのであります。というのは、公務員は國民全體の奉仕者であつて一部の奉仕者ではない。そうなると國民全體の代表というものは國會であるはずであります。國會が國權の最高機關であると憲法にも書いてあります。從つて當然人事官は衆議院竝びに參議院議長の面前で宣誓書に署名するのが適當ではないかと思うのでありますが、御所見いかがでありますか。
【次の発言】 衆議院と參議院が任命について關與いたしますが、これから考えるとなおそうじやないかと思います。お前引受けてくれというよ……

第1回国会 決算委員会 第19号(1947/10/15、23期、民主党)

○中曽根委員 私は民主黨を代表いたしまして、この二法案に對して贊成の意を表します。本法案は日本の官吏制度、國家公務員制度を畫期的に改正する重要な法律案であると信ずる次第でありますが、内容を檢討してみると、多分に行政の中立性、專門性、あるいは技術性というものを尊重しておりまして、この點については從來の官吏法とは格段の進歩があると認められる次第であります。そのほか日本の現在の民主主義の進行過程からみて、各般の状況を勘案して、かくのごとき國家公務員法は絶對的に必要であると認めて贊意を表する次第でありまするが、ただ内容においては必ずしも全部が滿足されるわけではありません。たとえば試驗制度、あるいは上級……

第1回国会 決算委員会 第24号(1947/11/28、23期、民主党)

○中曽根委員 二、三御質問いたしたいと思います。まず第二條におきまして、地方財政委員會は左に掲げる計畫を立案すると書いておりますが、今の地方財政の現状を見ますと、おそらく各府縣とも厖大なる赤字に苦しんでおり、特に水害に遭つた縣などにおいては、財政は危機に瀕しておる状態であろうと思います。そしてこの地方財政の危機を救うものは、何といつても國家の補助金によらなければ打開できない現状にあるだらうと思います。そういう點から見まして、地方財政に對する中央行政官廳というものは、ぜひとも現在の危機を切抜けるためには必要であると思うのですが、その觀點からお伺いいたしたいと思います。  まず第一は、地方財政委員……

第1回国会 決算委員会 第27号(1947/12/04、23期、民主党)

○中曽根委員 ちよつとお伺いいたしたしのでありますが、最近新聞をにぎわしております例の大阪造兵廠特殊物件に關する問題は、おそらく終戰後の事態であつて、昭和二十年度の會計に關係するのではないかと考えられますが、本件に關して會計檢査院はすでに調査ないし摘發の行為を行つておるかどうか、また主管であるところの第一復員省においてはそういう處置をとつておられるか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 あとでけつこうです。
【次の発言】 會計檢査院の方の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 會計檢査院の方の御苦勞も察することはできるのでありますが、どうも今の御答辯を承りますと、まだ正確に事態を衝いていないよ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第4号(1947/07/11、23期、民主党)

○中曽根委員 預金の増強をはかるということが、インフレーションを克服する上に相当重大な意味をもつておると思いますが、最近日銀券の増徴の趨勢を巷間でいろいろ取沙汰して、あるいは政府においては、社会党はかつて唱導したところがあるので、新円に手をつけるのではないか。あるいは登録するのではないかというようなデマが横行して、若干不安な状態があるように考えられます。こういうことは政府においては絶対にないと確信しておりますが、政府としてもう一回そういうことを確認する必要があるのではないか。政府の御所信をお伺いいたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第9号(1947/08/06、23期、民主党)

○中曽根委員 和田安本長官の出席も求めてあつたはずですが。そつちの方はどうですか。
【次の発言】 この前の委員會のとき、長官と大臣に出席を求めるということで、今度の委員會は開かれたのであります。そういう條件が潰れたのでは、開いても意味がないと思います。大臣竝びに和田安本長官が出席しないならば、會議を延期したらよいと思います。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会 第1号(1948/01/27、23期、民主党)

○中曽根委員 一、二お尋ねいたじたいと思います。先ほどボーレー大使の案によりますと、大体工場を撤去するだけのようになつておりますが、ストライキ・ミツシヨンでしたか、あの中には一部生産物賠償を含むような構想が述べられておつたと思います。この賠償廳設置法案によりますと、大体物件を中心にして構成されておるようでありますが、生産物賠償の見透しはどうでありますか。外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、これは小さいことですが「賠償物件の引渡」という言葉がありますが、引渡しというのはどこを限界にして行われるかということをお聽きいたしたいと思います。

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/05/21、23期、民主党)

○中曽根委員 ただいま木村さんから御發言がありましたが、至極ごもつともな御發言であります。本法は憲法附屬法規中でも相當重要な法規でありますので、愼重審議をする必要があり、この際學術關係の專門者とか、あるいは組合關係、あるいは官廳の職員、こういうものの意見を聽する必要があると思われますので、證人あるいは何らかの方法によつてそういう措置を講じていただきたいと思います。
【次の発言】 この法律全般の思想について、まずお伺いいたしたいと思います。憲法によつて議院内閣制というものが保障されておりまするが、これは要するに政黨が責任政治をやつて、國民の輿論を政策に浸透さしていく、こういう精神であろうと思いま……

第2回国会 決算委員会 第5号(1948/05/24、23期、民主党)

○中曽根委員 この間から船田国務大臣にいろいろお尋ねしておるのですが、どうもまだ納得いかぬ点がありますので、前田総務部長にお尋ねしたい。それは、前からの話の政治と行政との関連の問題でありますが、憲法に認めてあります通り、議院内閣制というものは必然的に、政党の責任政治ということになるのですが、それが有効適切に行われるためにはどうしても行政組織というものに政党の政策というものが浸透されるような機構なり組織が保障されておらなければならない。ところが今度の国家行政組織法というものを見ると、むしろこれは退歩である。この前申し上げましたように、政務次官や参与宮というものは旧憲法時代にもあつたのにもかかわら……

第2回国会 決算委員会 第7号(1948/05/26、23期、民主党)

○中曽根委員 一般的なことをお尋ねしたいと思います。まず第一に、私はやはり統制経済というものが必要であつて、今まで警察がそれをやつておつたのが、警察が解体された結果、何らかの機関によつてこれが代替されなければならぬということは認めるのでありますが、しかし今の経済の実態を考えてみると、やはり政府というものは、経済に対する自分の能力の限界を知らなければならないと思います。統制波及という原則によつて、統制の波が末端にまで及ぶということはわかりますが、ごく全般にわたつてこの統制の完璧を期するということはできないのであつて、やはり自然的な面というものを敬重しなければ、経済の円滑な運営はできないと思います……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/05/27、23期、民主党)

○中曽根委員 私の質問したいと思うことは、今まで委員諸君が質問いたしましたので、私は一点だけ簡單に御質問いたします。それはやはり統制と自由の限界の問題であります。統制はやらなければいかぬ。もちろんインフレの抑止であるとか、あるいは社会の浪費を防止するとか、そういう点から見ても必要であるし、特にこの間御発表になつたような五箇年計画をやるということになれば、所得の合理的な配分にしても、あるいは資本の計画的な蓄積をやるにしても、統制をやつていかなければできないということは明らかであります。ところが、統制をやる上については政府には能力の限界があるということも事実である。政治力にも限界があるし、國民の民……

第2回国会 決算委員会 第10号(1948/06/02、23期、民主党)

○中曽根委員 安本の斡旋でなくて、委員長が向うに申しこんで懇談すべきだと思います。

第2回国会 決算委員会 第12号(1948/06/05、23期、民主党)

○中曽根委員 前から引続いて質問をいたします。今日は逐條的にやつていきたいと思いますが、まず第一條の経済査察廳の事務の中で、私は一番大事なことは、統制経済に関する國家的統一を確保することであろうと思います。つまり各府縣によつて経済統制というものに緩急があつてはならない。もしそういうことがあると、やわらかい縣に物は流れて、かたい縣には物は流れないし、あるいはまたそういう点から見て、人心にかなりの妙な摩擦を起す、こういう点があるだろうと思います。この目的を読んでみますと、そういうことに対する辞句が一つも見当らない。國家機関としての経済査察廳を設けるためには、それが非常に重要な要素であろうと思うので……

第2回国会 決算委員会 第15号(1948/06/16、23期、民主党)【議会役職】

○中曽根委員長代理 これより会議を開きます。  去る六月四日本委員会に付託されました内閣提出、電波物理研究所を電氣試驗所に統合する法律案を議題にいたします。逓信当局より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これにて休憩いたします。     午前十一時二十五分休憩      ━━━━◇━━━━━

第2回国会 決算委員会 第16号(1948/06/18、23期、民主党)

○中曽根委員 冨田議員の修正案に対して民主党を代表いたしまして賛意を表するものであります。
【次の発言】 ちよつと一言――まだ原案に対する討論が残つております。私は民主党を代表いたしまして冨田委員並びに田中委員御提出の修正案を除く原案に対して養成の意を表するものであります。本案は日本の行政組織の簡素化と能率化のために資するところ多く、まことに時宜に適した法案であると思うから賛成する次第でありますが、特にこの際政府に対して民主党として要望いたす点二、三を敷衍いたしたいと思います。第一の点は最初の質問のときも申し上げましたように、この原案をおつくりになつたときの政府のお心構えについてもう一回御反省……

第2回国会 決算委員会 第18号(1948/06/22、23期、民主党)

○中曽根委員 先はど農林省の補助金の件が出ましたが、各省とも補助金の問題は相当大きな問題が内在しておると思いますが、会計檢査院でわかつておりましたら各省の二十年度に支出された補助金の内容についての資料を御提出願いたいと思います。

第2回国会 決算委員会 第19号(1948/06/23、23期、民主党)

○中曽根委員 この仮刷の法案がなかつたために今拜見したので勉強していないのですけれども、野溝國務大臣にいろいろ教えていただきたいと思います。  まず第一に割当事務所の長官の責任の問題です。これによると独立の官廳のようでもあり、またそうでもない審議会のようなものでもあり、会議制の官廳でもあつて、そのあいのこのようなものでもあるのですが、一体事務廳の性格はどういうものであるか、もう少し御説明願いたい
【次の発言】 もう一つお伺いしますが、今まで割当委員会というものによつて民間人の声を入れてやつたようですが、一体そのどういうところが惡くてこういうふうな官廳制度にかえるのか、ここに書いてある政府説明で……

第2回国会 決算委員会 第20号(1948/06/24、23期、民主党)

○中曽根委員 本法案は国家行政組織法に関する法律が制定施行せられるまでの過渡的な措置として妥当な改正法律案であると認められますので、この際討論は省略してただちに採決いたされんことを望みます。
【次の発言】 この際討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。

第2回国会 決算委員会 第22号(1948/06/26、23期、民主党)

○中曽根委員 本件についてはこの際討論を省略してただちに採決いたされんことを望みます。右動議を提出いたします。
【次の発言】 國会の日程を考えますと日数もございませんので、この前経済査察廳の法案を審議いたしましたとき、司法委員会からの合同審査の申出がありまして、問題が複雜であつたためずいぶん審議が遅延いたしましたが、建設省の問題については國土委員会との合同審議は明後日のただ一回限りとして私は賛成いたします。
【次の発言】 議題となつております経済査察廳法に対する修正案を申し上げます。  まず第一、タイトル、経済査察廳というのは経済調査廳とかえたいと思います。以下法文の内部において査察あるいは査……

第2回国会 決算委員会 第24号(1948/06/29、23期、民主党)

○中曽根委員 建設省設置法案について各党共同提案による修正案を御説明いたします。まずこれを読みます。
【次の発言】 本案については討論を省略してただちに採決されんことを望みます。
【次の発言】 本案については討論を省略してただちに採決されんことを望みます。

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/30、23期、民主党)

○中曽根委員 本件は委員の会議に付するを要する請願と認め、これを採択すべきものと議決せられんことを望みます。

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/07/02、23期、民主党)

○中曽根委員 本件は採択されんことを望みます。
【次の発言】 本請願は議院の会議に付し、採択と議決せられんことを望みます。
【次の発言】 冨田委員がおりませんから、その間私からちよつとお尋ねしたい。  まず第一に、農林省には昔からいろいろな外郭團体があつて、これが日本の農政について非常な重要な役割を果してきた。その外郭團体の指導関係あるいは助成関係、こういうような仕事は改良局でやるのか、あるいは農政局でやるのか、どこでやるのか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 第二番目に、この改良局を設置することによつて定員あるいは予算上増額があるのかどうか。あるならばどの程度のものか、その点ちよつと伺い……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/07/03、23期、民主党)

○中曽根委員 この際、討論を省略してただちに最終的処置に出でられんことを望みます。

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/04、23期、民主党)

○中曽根委員 私は民主党を代表して農業改良局設置法案に対して、賛成の意を表します。各省内部部局設置法案を全部撤回させたのに、この農業改良局設置法案だけを認めるのは、農業改良局設置の緊急性を認めて特段なる処置を構ずる次第であります。こういう方針をぜひ農林省においては体して、この局が有終の美を早速上げるように措置されんことを望みます。以下改良の方向として、われわれが農業当局にまず希望いたしたいのは、日本の農村と土と家と人間が一体となつて協同体制を確立していく。こういう方向に向つて強力に推進されんことを望みます。第二はこの改良局の設置によつて約六千五百人くらいの技術員が地方廳に採用されると思いますが……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/09/28、23期、民主党)

○中曽根委員 去る七月五日に閉会中の審査小委員会は成立し、六日より九日まで四日間にわたり審議いたしました。この間政府側の出席を求め成案を得るまでの事情、その他法案について種々質疑應答を重ねまた九日には全逓労組土橋委員長外三名の組合側の意見を聴取しました。組合側の意見としては本法案は官僚的で、種々の観点から時期に適せず、全面的に反対とのことでありました。かような次第で本小委員会としては、未だ最後的結論に到達いたさず、各小委員におけて十分研究することにして審議を申し上げておりました。その後、その筋の書簡により状況に根本的の変化を來たしましたので、私見としては、この際一應小委員会の審議を打切りたいと……

第2回国会 財政及び金融委員会 第3号(1948/01/29、23期、民主党)

○中曽根委員 復金の融資について二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず第一は、承るというと、第四・四半期における政府の融資計画は、大体五百六十億くらいだというのですが、そのうち復金分が約百六十五億と言われております。過去の融資実績を見ると、復金だけで年未までに約四百四十二億になつておりますが、この復金債の消化率というものは、この表にある通り、非常に惡くて、約二割くらいしかあがつていない。残りの三百二十三億というものが、通貨増発の大きな原因となつているようでありますが、この率から見ると、第四・四半期の復金だけからする通貨の増発率は、計画通り行つたとして、大体百三十二億という厖大な数字に上るよ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第5号(1948/01/31、23期、民主党)

○中曽根委員 ただいまの御発言に関係いたしますが、これは來年度の財政も関係する問題です。國の財政の重圧が復金の方に轉嫁されておるという問題とも関係して、主として石炭鉱山補給金の問題、会社経理の内容を、どのくらい國の財政の方へあるいは國の金融の方へおんぶしていくかという面も一應調査しておく必要があると思う。この点についても、資料その他をもつてきて説明してもろうようにお願いたします。
【次の発言】 國債利子の問題が、最近政治的にいろいろ云々されておりますが、われわれとしては、まず第一に、今銀行というものは金融機関の再建整備にかかつて整備中でありまして、ただいま大藏当局が言われたように、新勘定に上つ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第10号(1948/03/24、23期、民主党)

○中曽根委員 大上さんの動議に対しては御趣旨においてはまつたく賛成であります。ただいろいろな文章の体裁や内容につきましては、ただいま外資導入の矢先、連合國方面においては、日本における税金の收納の状況や、その他納税思想などが大分関心の的になつておるやに承つておりますので、その辺も勘案して文章を練る必要があると思います。特に委員会なりあるいは小委員を選定して起草をしていただいたら結構じやないかと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第15号(1948/03/31、23期、民主党)

○中曽根委員 復金の問題につきまして大藏大臣に二、三お伺いいたします。今の金融界の情勢で見ますと、形式的には、日本銀行なりあるいは日銀総裁というものは、かなりの格式をもつて相当強化されていると思うのでありますが、実質的には、復金あるいは復金の理事長というものは、相当権威をもつて金融界に対して対処していただかないと、國家のために由々しいことになるだろうと思います。ところが、一般の観念において、ややもすれば、復金というものは、政府に從属している、つまり政府の事業であるというような感じをもつておる。これは復金の方もそういうお考えを無意識的にもつておるのじやないか。具体的にいろいろ考えてみますと、たと……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/02、23期、民主党)

○中曽根委員 私は民主党を代表いたしまして、ただいまの修正案並びに修正案を除いた原案に賛成をするものであります。  本案は証券界の民主化に役立つことすこぶる多く、わが國の今後の経済界の望ましき状態と正に適合すべき証券新立法であると考えます。ただ政府当局に特にお願い申し上げておきたいことは、アメリカ的な証券取引法の運用において、わが國民が習熟することが不徹底である場合においては、いろいろな摩擦やあるいは好ましからぬことが起る。そういうことが危惧されるのであります。こういう点についてはその運用について、深甚の御配慮を煩わしたいとお願いいたす次第であります。

第2回国会 財政及び金融委員会 第21号(1948/04/30、23期、民主党)

○中曽根委員 ちよつとお尋ねいたします。不正保有物資ないしは過剩物資で、今まで安本で摘発をされたりして活用されたものが相当あると思います。今度こういう法律をつくつて、相当強権をもつて國民経済の再建をやるという趣旨は了とするのでありますが、今まで摘発され、また召上げられた品物がどういうふうに活用されたかということが、われわれにとつては一番関心事でありますので、その具体的な説明をひとつしていただきたいと思います。
【次の発言】 ひとつ具体的な数字を今度お示し願いたいと思うのでございます。適当な單位を設けて何を何トン、どこへ活用した、そういう数字が、かつての隠退藏物資委員会でいろいろ騒がれた、ああい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第23号(1948/05/06、23期、民主党)

○中曽根委員 質問が大体盡きたようでありますから二つだけお尋ね申します。一つは新生とピースの原價は、一体いくらになるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 新生が非常に不評判で賣れないという理由は、私は價格の問題ではないのだろうと思う。それは質の問題であつて、大体タバコをのむに人は、新生党というものはいないようです。大体買う人はほかにタバコがないから、やむを得ずまあ新生で煙を吸おう、あるいはまた今タバコ部長がおつしやつたように、懇願されて不本意ながら手に入れる。そういう程度の需要にすぎないために賣れないのじやないかと思います。從つて値段を下げても需要はその程度にすぎないのじやないか。今の物價の状……

第2回国会 財政及び金融委員会 第40号(1948/06/16、23期、民主党)

○中曽根委員 それに関連して……。ただいま内藤委員より農林関係に関する御意見がありましたが、その事情は生産的な中小企業についてもまつたく同様でありまして、この点については復興金融金庫法の改正のたびに、われわれは当局に質問しておるのでありますが、未だにわれわれが納得するような施策が得られないのは、はなはだ遺憾であります。ついては農林関係と同じように、中小企業の生産的なものに対する金融に対して、やはり同じような考えをもつてわれわれも処置したいと思います。併せてお取上げ願いたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/22、23期、民主党)

○中曽根委員 私民主党でありますが、決算委員会に出ておりまして、もし前の方がお聽きになつておれば、この点はお返事なくても結構であります。軍事公債利拂一箇年延期の問題は、われわれの方では必ずこれは一箇年で、二年三年となることは絶対にない、こういう確信であり、また公約をしておるのでありますが、その間に銀行当局に御迷惑が多少おかかりすることは、まことに遺憾であると思います。ただ今のお話を承りまして、銀行当局が期待し得べき利益を喪失しておる、こういう点はそれはあるだろうと思います。そういうものの喪失のほかに、銀行の運営自体に亀裂を生ぜしめるようなそういう事態があるかどうか、これは一箇年に限つてやるのだ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/24、23期、民主党)

○中曽根委員 安本長官にちよつとお尋ねいたします。最近第一次の物價改訂の内容が発表になりましたが、大体二倍半以上にわたる大きなものだけであります予算はまだ通過しておりませんし、また一方においては税金でとられておる面もあるだろうと思いますが、そうなると補給金が出ない。そういうところから会社においては金詰りで困るところがあるだろうと思う。去年の例でみますと大藏省証券は二十七億七月に出ておりますが、今年は政府の方針として大藏省証券は出さぬ、財政と金融をまつたくマツチさせて月のバランスをとつていく。こういうことを言つておられます。こういう政策をおとりになりますと、企業の方ではものすごい金詰りが七月には……

第2回国会 財政及び金融委員会 第47号(1948/06/25、23期、民主党)

○中曽根委員 私今やむを得ない事情のために外へ出ておりました関係で、前の方と重複するところがございましたら、その旨おつしやつていただいてお答えなさらないでも結構でございます。取引高税に関連して税制について御質問申し上げます。まず第一に計数的のことをお伺いしたいのですが、二十二年度の租税歳入について、最近の統計で一体どれくらいはいつておるか。最近の統計をお知らせ願いたい。それからそれと同時に二十二年度の実績で、申告の件数と決定件数、それによる金額、それから第三番目には調定未済のものが相当あるのですが、それが今どれくらいになつておるか、それから予定よりオーバーして自然増收になつたものが二百億ぐらい……

第2回国会 財政及び金融委員会 第52号(1948/07/01、23期、民主党)

○中曽根委員 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き財務局及び税務署の増設に関し承認を求める件について荒木政務次官にお伺いいたします。この中に東京第二財務局というのがございますが、これは関東地方の北部諸縣を統轄する財務局として設置され、しかもこれは東京に置くことになつているようであります。ところが関東地方の北部というのは独特の地勢入文を有する所でありまして、これが管轄外にあるということは非常に地方民にとつても不便であり、かつ迷惑なことであろうと思うのであります。たとえば繭の資金にしても、あるいは雪害の問題にしても、あるいは災害復旧の資金にしても、そういう問題についても、地元におらなければわか……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会 第8号(1948/11/25、23期、民主党)

○中曽根委員 私もやはり安平さんと同じように、また一般的な問題が残つておりますので、大臣の御出席をお願いしたいと思います。
【次の発言】 労働大臣にお尋ねいたしたいと思います。ます第一にこの公共企業体という概念を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私はどうも不敏でありまして、公共企業体というような言葉が今まで日本の字引にありませんので、公共企業体労働関係法という法律の責任者である労働大臣にお聞きしたのでありますが、ほかのものと比べてガバメントが、パブリツクになるというニユアンスの差はあるが、実質的にどういうものを公共企業体というか。これはなぜ私が質問申し上げるかというと、それに從事してい……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、民主党)

○中曽根委員 労働大臣がおいでですから労働大臣に若干お伺いいたします。私が質問いたしたいと思うことは、公共企業体労働関係法に関するものでありますが、この点については前の議会で増田労働大臣にお尋ねしたことがあるのでありますが、会期も違いますし、もう一回重ねて労働大臣の確答を御要求いたす次第であります。問題は公共企業体の経営権と、それから労働者の労働権と、國家の有する監督権の問題であります。御存じのように公共企業体労働関係法第八條においては、團体交渉の範囲を明確に規定してあります。その中で第八條は、公共企業体の管理及び運営に関する事項は、團体交渉から除かなければならないと書いてある。しかるに第二項……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主党)

○中曽根委員 電化の問題で、今運輸大臣の御所見を承りまして、非常に傾聽いたしたのでありますが、さしあたり來年度運輸省においては、どの路線を電化するという計画でありまするか。われわれの考えによりますと、運輸大臣の今のお考えは非常にすばらしいものでありまして、非常に同感を禁じ得ないのでありますが、運輸省において、今予算を組もうとしておる、あるいは組んでおる來年度の計画を、ひとつお漏らしを願いたいと思います。

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主党)

○中曽根委員 今の私の質問は國民が非常に迷つておることでありますから、この委員会を通じて首相の御信念を披瀝していただいて、國民に安心させていただきたい。こう考えて申し上げたのでありまして、必要な部分は言論機関においても制限していただいてけつこうでありまするが、首相の御信念だけはもし可能であるならば掲載を許可していただきたいと思います。  ただいま総理大臣の非常に御懇篤なお答えのうちで、警察力が非常に弱いということをおつしやいました。私も非常に同感でありまして、聞くところによりますと、日本海方面において密輸入船やら、あるいは海賊船が非常にある。それに対して日本の防衞力は海上保安廳なりあるいは警察……

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主党)

○中曽根委員 私も委員長のお言葉に対してまつたく同感でありまして、今後も全力を振つて、われわれの相互の間の妥結ができるように努力いたしたいと思います。ただここで申し上げたいと思うのでありますが、御存じのように、本予算案というものは関係方面の了解を得ずして、これを成立させることはできない。これが本予算案がなかなか成立しない根本的な原因であるのであります。また昨夜にいたつては、御存じのように泉山大藏大臣の前代未聞の不詳事がありまして、これがために國会の審議は中絶のやむなき状態に至つております。しかしその間といえども、われわれとしては、なるべく御期待に沿うように努力して來ているつもりでありますが、た……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主党)

○中曽根委員 農林大臣にお尋ねいたしますことは、先ほど前の方がちよつと質問した詳細な点でありますが、経済九原則の中に、御承知のように、最後のところで「食糧供出計画の能率を向上する」こういうことがございます。農林省においては、聞くところによりますと、最近多分二十七日ごろだそうでありますが、知事会議を開いて來年度の事前割当をやることになつておるそうであります。そうしますと、農林省において來年度の供出に関する具体的な計画がすでに成立しておるものと私は考えるのでありますが、この際にこの新しい九原則に基いて、今までの供出割当というものをいかに是正するか、いかにマ元帥の、あるいは米國の趣旨に沿うように訂正……



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各種会議発言一覧(衆議院23期)

第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1948/06/30、23期、民主党)

○中曽根委員 鉄鉱局が出來て海外に響きがあると思うが、具体的にどう響くか。

第2回国会 決算委員会司法委員会連合審査会 第3号(1948/06/17、23期、民主党)【議会役職】

○中曽根委員長代理 速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 議事進行に問題がはいりしましたので、速記を止めて懇談に移りたい。
【次の発言】 それでは速記を願います。  本日はこの程度として散会いたします。     午後五時十四分散会


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、民主党)

○中曽根康弘君 ちよつと関連して伺いたい。先ほど市川さんは、進駐軍関係の労務者は特別職にせよという御議論であります。進駐軍関係の公務員が一般の公務員と比べて特に不当な待遇を受けておる。たとえばあなたがさつきおつしやつたように、経費を支出するときには、進駐軍將校のサインがなければ支出できない、こういう例をお出しになりましたが、どういう点についと特に不当な待遇を受けておられるのか。箇條書き的に、簡單にひとつお述べ願いたい。
【次の発言】 熊倉さんからもやはり特別職に入れてくれというような御発言があつたように思うのでありますが、私食糧公團のことはあまり知りませんので、素朴な質問ですがひとつ教えていた……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第1号(1948/11/13、23期、民主党)

○中曽根委員 五分間だけ……。
【次の発言】 内閣総理大臣がお急ぎのようでありますから、私は簡單に二、三質問いたしたいと思います。  まず第一は先ほど木村君の質問に対して、何ですか政府の答弁は、本改正案の原案をつくつたのは前内閣である。本内閣が改正したのはごくわずかにすぎない。そういうような答弁がありまして、そのニユーアンスを聞いておると、この改正案の提出の責任や、草案をつくつた責任は前内閣にあるがごとき、現内閣が責任を回避するような色彩の当動を私は感じたのであります。これははなはだ遺憾な言葉でありまして、少くとも一國の総理大臣あるいは内閣が、國会に対して行政責任を負つて法案を提出する以上は、……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第2号(1948/11/15、23期、民主党)

○中曽根委員 前会の連合審査会におきまして、審査会が要求した関係大臣が出席しない場合は、審査会は開かず、こういう決議をいたしたはずであります。今日午前十時より審査会を開くことに招集されたのでありますが、午前十時になつてお見えになつた大臣及び委員長は一人もありません。現在の十一時十分ですらも、増田労働大臣と淺井人事委員長がお見えになつているだけであります。本日の質問について御答弁願うのは、総理大臣、労働大臣、法務総裁それから人事委員長、それから大藏大臣、これだけが出席を要求されておるはずでありまするが、その方方がいまだに見えないのは、本公務員法改正の審議に対して、重大な支障を加えるものであります……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第3号(1948/11/16、23期、民主党)

○中曽根委員 ただいまの総理大臣の答弁に関連して御質問申し上げます。総理大臣はただいま公務員の地位を決定して、しかる後に待遇その他の問題を考えるのである。こう申されました。ところがマツカーサー元帥の書簡の中にこういう文章があります。「さらに國家の公益を擁護するために、政府職員に課せられた特別の制限があるという事実は、政府に対して常に政府職員の福祉並びに利益のために十分な保護の手段を講じなければならぬ義務を負わせておる」というのであります。でありますから、この書簡に記してある限り、制限をすると同時に、給與や待遇の面を見てやらなければならぬということを政府に義務づけておる。こういう観点からいたしま……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第4号(1948/11/19、23期、民主党)

○中曽根委員 今の一般職か特別職かという問題で、ここに條文があるのですが、第二條第十二号のあとに、「人事院はある職が、國家公務員の職に属するかどうか及び本條に規定する一般職に属するか特別職に属するかを決定する権限を有する。」こういう規定があるわけです。そうすると、今まで増田労働大臣がお答えになつた範囲では、ここに制限列挙してある以外のものは原則として一般職だ。つまり國家のピラミツド型の範囲に属するものは、すべて一般職である。こういう御見解ですか。それをまず確認したいと思いますが、その通りでありますか。
【次の発言】 そうしますと、國家公務員であるものと、それから特別職であるものと、それからその……

第3回国会 労働委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1948/11/18、23期、民主党)

○中曽根委員 総理大臣にお尋ねいたします。公共企業体という概念でありますが、本法によりますと、國有鉄道と專賣公社がこれを当つておるように書いてあります。この公共企業体というものは、一体どういうものをさすのか。総理大臣は正確な定義な何かは御存じないと思いますが、総理大臣のお考えをひとつお示し願いたいと思います。
【次の発言】 それじや、もう一つお伺いいたしますが、本法の内容を見て、私が非常に感じますことは、組合の民主化と申しますか、一部の者が独断的に組合を引きずらないようにするために、たとえば無記名投票を認めておるとか、われわれとしては非常に歓迎するような措置が盛られておると思います。その問題に……




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データ更新日:2023/02/05

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