このページでは福島瑞穂参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、小泉総理に対して代表質問をいたします。 昨年は多くの命が失われ、残念ながら政治によって命が軽んじられた年でした。被害を受けられた皆様に一言哀悼の意を表します。今年は命を大事にする政治をこそ実現すべきであると、まず冒頭、強く申し上げます。 初めに、参議院改革について質問をいたします。 私は、二院制は当然堅持すべきであると考えています。参議院は良識の府としての役割を持ち、今、参議院改革協議会において努力がなされ、ODAの調査など成果が出ていることを歓迎いたします。 まず、決算審査の重視で、常会中の審査終結、翌年度予算編成の反映などに実が上……
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、小泉首相に対して質問をいたします。 まずは、豪雪によって亡くなられた皆様に哀悼の意を表すとともに、今もなお雪の中で苦労されている皆様に心からお見舞いを申し上げます。 さて、政治は何のためにあるのか、だれのためにあるのか、今このことが問われています。 ライブドアの堀江さんが逮捕されました。堀江さんは著書の中で、人の心はお金で買える、女はお金に付いてきますと書いていました。また、選挙のときには、公的年金はなくなってもいいと話しています。竹中大臣が、郵政民営化、小さな政府づくりは、小泉純一郎、ホリエモン、竹中平蔵でスクラムを組んでやり遂げる……
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、安倍総理に対して質問をいたします。 総理は、美しい国と繰り返します。確かに日本の自然は美しい。しかし、よく見れば、山や田は荒れ、そこに暮らす国民の生活は疲弊し切っています。 まず、その疲弊の一因でもある格差拡大についてお聞きします。 格差の拡大や貧困層の増加は、税の不公平、労働法制の規制緩和、福祉の切捨てによって起きています。今、日本にはワーキングプアと呼ばれる人たちがいます。非正規社員で、手取りは月に十五万円ぐらい。アパートの家賃を払うのがやっとで、健康保険や年金の保険料を払えない人たちが大勢いることを総理は御存じでしょうか。正社員……
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、安倍総理に対して質問をいたします。 社民党は、今国会をストップ・ザ・格差社会国会、ストップ・ザ・憲法改悪国会と名付けて、政府・与党の格差社会を拡大する政策と憲法改悪の動きを全力で変えていく決意をまず申し上げます。 まず、ストップ・ザ・格差社会国会についてです。 総理の施政方針演説は、政府・与党の政策そのものが格差をつくり、拡大をさせている張本人であるということを全く無視しています。不平等な税制をつくり、労働法制を規制緩和し、福祉や公共サービスや地域を切り捨てていっていることこそが格差を生み出し、拡大をさせているのです。政治の根本が間違……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 前回の通常国会におきまして、年金が強行採決をされました。最後、総理大臣に対する小池晃さん、そして私、福島みずほ、西川きよしさんの質問もそれは剥奪されたままで強行採決がされました。 様々な問題がありますが、まず条文についてお聞きをいたします。 条文のミスがその後多々出てきました。三つあり、まず正誤、字句の間違い、それから継ぎ足し、それから条文の継ぎ足しと三つあります。特に問題なのは、条文が存在せず、新たに条文を立てる必要が出てきたという点です。これは国会の立法権を侵害を明白にしております。 それで、お聞きをいたします。平成元年以降、正誤、官報で訂……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
臨時国会初めての一般質疑では、やはり日歯連の問題についてどうしてもたださなければなりません。大臣、日歯連の問題、これは厚生労働省と無関係ということは絶対に言えない。厚生労働委員会に来まして、厚生労働省あるいは厚生労働委員会の関係のあるところで政官業癒着の問題が起きていることを大変問題だと思います。大臣、この問題にどう切り込んでいかれるのか、決意をお聞かせください。
【次の発言】 政策がゆがめられたとは考えていないということですが、日歯連は二十億円近く多額の政治献金を自民党にしているわけですが、政策決定がゆがめられてないと判断された根拠は何でしょうか。……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 労働組合法改正に入る前に、二点、私の方からお聞きをしたいと思います。学生無年金障害者訴訟についてです。 昨日、尾辻大臣は当事者の人たちと直接時間を割いて会ってくださいまして、本当にありがとうございます。急な要請でしたけれども、とにかく当事者の声を聴くということで、要望に応じてくだすったことには心から感謝をいたします。 ところで、十月二十八日、新潟地方裁判所は、重度の障害がありながら、学生時代の国民年金未加入により障害年金を受給できない原告の主張をほぼ全面的に認め、その損害に対して国家賠償を認める判決を下しました。判決は、国が任意加入という制度下に……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、学生無年金障害者問題についてやはりお聞きをせざるを得ません。
新潟判決を受けて、厚生労働省は昨日残念ながら控訴をされましたけれども、控訴をされた理由を教えてください。
【次の発言】 極めて問題だと思います。
厚生労働省が学生無年金障害者救済のためにこれまで三十年間やったことは何でしょうか。
【次の発言】 来月の上旬には何らかの形で法律が成立するのではないかとも言われておりますが、先ほど、任意加入であったということに関して、無年金になった人たちには非はないというふうに裁判所ははっきり言っております。平成四年に変えた以降、今まで厚生労働省と……
○福島みずほ君 私も監修料の問題について質問をいたします。 今、随意契約でおかしいんじゃないかというNTTデータの話もありましたが、同じように監修料も非常に問題だと思います。 厚生労働省は十月二十二日、国庫補助金関連、大量購入関連等の出版物等に関する監修料の実態に関する全省調査について、概要を発表されています。この中身ですが、極めて問題だと考えております。厚生労働省のこの報告書、「作業は勤務時間外に行われており、正当なものであるとの認識の下で、監修料は全て個人の所得として適正に確定申告がなされていた。」、「監修料の使途は、職員の深夜残業時の夜食代やタクシー代、業務上の参考書籍代、職員同士の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、子供への予算について御質問をいたします。 我が国の社会保障給付は、高齢者関係給付の比重が比較的高く、児童・家族関係給付の比重が低いのですが、高齢者関係給付費は五十八兆四千三百七十九億円、六九・九%、約七〇%、社会保障給付費の七割が高齢者関係、もちろんこれは必要なわけですけれども、占めております。 ところが、児童・家族関係給付費はわずか三・八%、三兆千五百十三億円です。少子化、子供が大事と言いながら極めて低い、あるいは家族が大事だと言いながらとても子供予算が少ないのですが、この点について、大臣、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 育児・介護休業法改正法案を審議する前に若干お尋ねしたい点があります。 まず、十一月二十九日読売新聞一面に、社会保険庁コンピューターシステム、契約外業務百六億円支出、請求内容確認せず、財源は保険料、会計法違反の疑いという記事が載っております。この点につきまして、社会保険オンラインシステム刷新可能性調査ということで、冊子もいただきました。この百六億円支出に関して、大変驚いたことに、この中間報告によりますと、現行の契約には契約に明記されていない作業が行われている、あるいはハードウエアの調達がレンタルであるのかリースであるのかあいまいである、コスト構造に不……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本案に入る前に、昨日に引き続き、ちょっと積み残した問題を何点かお聞きをいたします。 社会保険庁コンピューターシステムの契約外業務への支出につきまして、昨日質問をさせていただきました。これにつきまして、刷新可能性調査の内容について、作業で金額が幾らになっているかの明細を簡単なものをいただきましたが、人件費の見積り、これに幾ら掛かって、どういう見積りを出したかについては一切分かっておりません。 人件費の見積りは出されているのか、あるのならそのコピーを示していただきたいのですが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、核燃料サイクルのコストについてお聞きをいたします。
この予算委員会で、三月十七日、再処理のコストは十九兆円、しない場合のコストの試算はあるかと質問しました。そのような試算はありません、これが答弁でした。しかし、それは虚偽、間違っていました。これだけ資料が出てきて、十年前に通産省の審議会で議論し、このような試算は出さないようにしましょうと十年間隠ぺい、封印をしてきました。
この点について、大臣、謝罪をお願いいたします。
【次の発言】 この予算委員会で虚偽の答弁がされたことは重大だと思います。
違いますよ。この答弁書の作成者、安井正也さん、当……
○福島みずほ君 防衛庁長官は、昨日、アメリカ司令部の日本移転に関して安保条約の極東を超えてもいい旨発言をされました。
極東というのは地理的概念であり、許されないと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 官房長官、どうですか。
【次の発言】 昨日、防衛庁長官は基地の再編問題について極東を超えてもいい旨発言をされました。今日の答弁と違いますが、どうですか。
【次の発言】 質問に答えていません。昨日の答弁と違いますか。
【次の発言】 いや、そうしますと、座間キャンプに米軍司令官が、司令部が来るという報道もされておりますが、司令部を日本に持ってくることは可能なんですか。これは極東を超えませんか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は専門的な立場からどうも有益なお話ありがとうございます。また、現場で頑張っていらっしゃることに心から敬意を表します。
今日お話が出ましたが、一九九八年を境目に自殺者が三万人を超え、それが下がらないということがあります。中村参考人の資料に、完全失業率と自殺者の推移ということで表が出ておりますけれども、今日は精神的な立場、うつ病という課題が多かったですけれども、やはりこの雇用の問題や産業構造の問題、なぜ一九九八年に急変したのかということについてどうお考えなのか、教えてください。
【次の発言】 はい。
今日の参考人それぞれの意見もありましたが、やっ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今年は二〇〇五年、戦争が終わって六十年。広島、長崎、沖縄から六十年。この六十年間の間に置き去りにしてきた問題、解決していない問題を戦後六十年の節目の今年こそきちっと解決をすべきであると考えております。 たくさんテーマはありますが、まず供託金問題についてお聞きをいたします。 戦後、一九四六年、日本政府は通達を出して、様々な企業に、朝鮮の人たちの働いた賃金を供託すべしというものを出しました。そのお金が当時の金額と有価証券の金額で二億一千五百十四円。現在の貨幣価値に直しますと八十三億円以上になるという試算もあります。実はもっとなるのではないかというふう……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今、無年金障害者の件の控訴がありましたが、私も一つだけその控訴の件でお聞きをします。
在外被爆者の葬祭料訴訟について以前お聞きをいたしました。で、長崎新聞に、長崎市長は控訴をしたくないと、しかし国から控訴の要請があったのでやむなく控訴をすると。伊藤市長は、厚生労働省で副大臣と面会、私としては控訴する正当な理由はないというふうに言っているんですが、控訴ということになっております。これは長崎新聞なんですが。
これに関して、なぜ厚生労働省は長崎市長に対して控訴を要請したのでしょうか。
【次の発言】 私は、この葬祭料の問題はこうしなさいと、不平等にするな……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
昨日、監修料のことについてお聞きをいたしました。今日、確認の質問を数点させていただきます。
厚生労働省は昨年、この厚生労働委員会での様々な委員からの指摘を受け、厚生労働省全体について監修料の調査を行った、こういう理解でよろしいですか。
大臣、済みません、大臣に全部聞きます。済みません、官房長、やめてください。大臣、答えてください。
【次の発言】 で、監修料の問題について、社会保険庁以外について厚生労働省において一切問題がない、問題があるケースは一件も出てこなかった、こういう確認でよろしいですか。大臣、お願いします。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。ちょっと花粉症のため鼻声で済みません。
そのシベリア抑留問題について、私もこの委員会で質問いたしました。南方に行った人とシベリアに行った人で法的措置が全く違うのはやはり不公平であるというふうに思っております。
大臣、今日はシベリア抑留問題、三人が質問したわけですが、その点について、もう政治決着をする以外にこの問題は取り組めませんので、どうお考えか、是非答弁をお願いいたします。
【次の発言】 シベリア抑留についてです。
【次の発言】 まず、それでは名簿、現在どのようになっているのか、今後の収集方針について教えてください。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、やはり監修料の問題について聞かざるを得ません。
十一月にこの委員会で問題になった後、どのような調査を具体的に行ったか教えてください。アンケートかヒアリングか、厚生省のだれが何人にどれぐらいの時間ヒアリングをしたのか、教えてください。
【次の発言】 社会保険庁以外の厚生省の職員に関して、十月二十二日に書いてあるとおり、作業は勤務時間外に行われており、正当なものであるとの認識の下で、監修料はすべて個人の所得として適正に確定申告がなされていた、監修料の、ということでよろしいんでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。大分クリアカットにいろいろ分かってきたので、どうもありがとうございます。 今まで議論が出てきましたが、ナショナルミニマムについてちょっと議論がありました。児童虐待やドメスティック・バイオレンスに関して、一般財源化しないでほしいと実はこの厚生労働委員会で論陣を張り、一般財源化ならなくて、ある知事さんからは霞が関よりも知事を信用してくれよと冗談で言われたこともあるんですが、ナショナルミニマムをどう保障していくか。今までも議論出ていますが、憲法二十五条に生存権があるので、どうやって保障していくかと……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、これは衆議院でもこの委員会でも議論になっておりますが、昨日参考人の中から、極めて今度の法案が唐突であったという意見が述べられました。社会保障審議会の医療保険部会で医療保険制度改革の議論が始まっていた、しかも議論はまだ煮詰まっていない、十分に積み上がっていなかった。そこで突然、三位一体改革の補助金改革として、国保の都道府県負担の一部導入ということが財政調整交付金という形で入ってきた。それが唐突であるという意見が昨日参考人から述べられました。 この唐突であるという意見に関して、厚生労働省、どう答えられますでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 質問に入る前に一言いわゆる感謝と、質問をいたします。 監修料の問題に関して、先日火曜日、再度監修料の調査を、再調査をするということを厚生労働省として発表されました。十月の報告書、一月の社会保険庁の報告書、今回、社会保険庁以外の厚生労働省における監修料の再調査をするということで、改めて再調査をしてくださることには感謝をいたします。 大臣、監修料こそ最大の問題であるというふうには私は位置付けておりませんが、提起された問題にきちっとけじめを付けることが重要であると、再調査をするに当たって大臣の決意をお聞かせください。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
本案について聞く前に二問、二つの点についてお聞きをいたします。
まず、厚生労働省は中国養父母お見舞い訪中援助事業の拡充をするということを発表をされました。これは、私は三月十五日この厚生労働委員会で、又市征治さんが三月十六日予算委員会で、残留孤児の問題に関してお見舞い訪中援助を拡充すべきではないかと質問したことも影響があったかというふうにも思いますが、厚生労働省が発表された訪中援助事業の拡充について教えてください。
【次の発言】 本当にありがとうございます。
今まで一度しか援助がなくて、昭和六十二年から平成十六年度末まで三百人の孤児の方が利用されて……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。 まず、私からお聞きをしたいのは、私自身は立法趣旨がよく分からない。年金積立金などの使い道について、百兆円近く運用することについてこそ見直すべきであって、なぜ地域で必要とされている厚生年金病院その他、売却しなければならないのかということがよく、本当にちょっとすとんと全く落ちないというふうに思っています。 小島さんの方から社会保障審議会できちっと掛けられなかったというふうな話がありましたけれど、今日来ていただきましたお二人の方、濱田参考人と吉矢参考人にそれぞれ、厚生年金病院それから健康保険病院……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私も、今回の審議を通じて、立法趣旨、立法理由が全く納得がいきません。 提案理由のところで、「厳しい年金財政の状況及び社会経済状況の変化等を踏まえ、その整理合理化を進めることとしております。」とあります。また、三月三十一日付けの年金・健康保険福祉施設に係る整理合理化計画の中でも、同じように、「近年の年金制度等を取り巻く厳しい財政状況、施設を取り巻く社会環境及び国民のニーズの変化等を踏まえ、整理合理化を進めることとしている。」としています。 ただ、年金の財政であれば、むしろ私は、年金積立金百兆円を国債やアメリカの国債、社債を買って運用していくというこ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。法案について質問する前に一点お聞きをいたします。 四月一日、朝日新聞に、中央省庁の一部の審議会で任命されている常勤委員の四二・四%が官僚OBで占められていると。常勤者の月給が、会長ポストが百三十万円、委員は百十四万円ということで、常勤の四割を占めるという。結局、官僚OBが審議会に入り、審議会が独立性を本当に持っているのかということが問われる数字だと思います。 厚生労働省の下にあります審議会についてお聞きをいたします。 十二個審議会があるわけですが、常勤の委員がいるのは労働保険審査会、社会保険審査会です。委員数は九人ですが、労働保険審査会の常勤六名の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 先日、兵庫県で大規模な列車事故があり、今まだ救援活動が進んでいます。社民党は対策本部を立ち上げましたが、またこの厚生労働委員会で質問できる機会があれば、あるいは質問の必要があれば、また質問させていただきたいと思います。 私も、冒頭、学生無年金障害者問題についてお聞きをいたします。 以前、無年金障害者の問題に関して尾辻大臣と当事者の人に会っていただいたことがあります。時間を割いて会ってくだすったので、当事者、原告の人たちは非常に喜んでいました。 四月二十二日、福岡地方裁判所は障害年金不支給処分の取消しを認め、原告側の勝訴判決を言い渡しました。平成……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日、山本理事が在外被爆者の支援の現状について質問をされました。私も、是非これはもう一歩進めていただくよう一言また改めてお願いをいたします。 先日、韓国の人たちと話をしていましたら、やっぱりこれ、シンボリックな意味でやっぱりこれは注目をされているというふうに私は思っています。是非、尾辻さんが大臣になられて、やはり政治的決断で進んでいることが幾つもあります。この間申し上げた残留孤児の問題もそうですし、この在外被爆者の問題も以前と比べて明らかに一歩前進をしつつあります。 これについて、先ほどの答弁でも一つずつということの答弁でしたけれど、改めて決意を……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 初めに、介護保険制度が二〇〇〇年にスタートしてから初めての大きな改正を行うことになりました。法改正の目的は、制度の持続可能性の確保、給付の重点化、効率化となっております。軽度の要介護者と施設入所者について極めて厳しい内容であり、貴重な財源をどのように使うのか、どこに給付の重点化を置くかは大きな課題です。五年間の介護保険制度を点検し、どうこの制度を成熟させていくかが課題です。 まず初めに、現在の課題としてお聞きをいたします。要介護四、要介護五の人たちに対する給付は十分であるとの認識でしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 介護保険の質問に当たる前に二点ちょっとお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、今年は戦後六十年ということで、在外被爆者の問題や強制連行、供託金のことなど様々質問をしてきました。 在米被爆者の問題については広島地裁で原告勝訴の判決が出たので、これは被告は広島市ですが、是非、控訴することがない方向で厚生労働省もやっていただきたいということを強く要望いたします。 本日は、日本企業に徴用、雇用された朝鮮人労働者の名簿について一言お聞きをいたします。 朝鮮人強制連行真相調査団の調査によりますと、入手した朝鮮人労働者名簿のうち約六……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、来てくださいまして本当にありがとうございます。
まず、宮城参考人にお聞きをいたします。
私も、この光熱費、居住費、ホテルコストについて大変懸念を持っているものです。十月にもしも施行になった場合、例えば特養老人ホームにいる人から追い出すということに、払えない人が絶対に出てくると思いますので、追い出すということになるのでしょうか。その点はいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 ただ、ホテルコストを負担せよということが明記をされ、現実に年金しか財産を持たない人がいる場合には、払えないわけですよね。払えない分は、その人が払わないという債務として残……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
介護保険改正法案の審議に入る前に、二、三点ほどちょっとお聞きをいたします。
まず、監修料の点です。六月十九日が会期末で今国会は終わる予定です。監修料の問題に関して、一月に社会保険庁の監修料についての報告書が出されましたが、厚生労働大臣は監修料について改めて全労働省に関して調査をするという約束をされました。今国会中に監修料の報告は出るということでよろしいですね。
【次の発言】 会期末は六月十九日ですが、間に合うのでしょうか。
【次の発言】 もう会期末ですので、会期中に監修料についてはきちっと調査し、報告をするということを約束されましたので、大至急よろ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は本当にありがとうございます。
まず、安岡参考人にお聞きをいたします。
先ほど筋力トレーニングに関して勝ち組、負け組というふうにおっしゃいましたが、もう少し展開をしていただけますでしょうか。
【次の発言】 次に、増子参考人にお聞きをいたします。
レジュメに「最重度の対象者への、全く不十分な救済に対して、改革なし。」、「介護度五の支給限度額を撤廃、もしくは二倍化」とありますが、この点についておっしゃってくださいますか。
【次の発言】 久野参考人にお聞きをいたします。
二点ありまして、今日、話を聞くと、やはりかなり専門的なスキルやいろんなもの……
○福島みずほ君 答弁を聞いていても全然改善が見えてこないという、そういうふうに思っています。
私は今日何点かまとめてお聞きをいたします。
筋力トレーニングの問題についてお聞きする前に、お聞きする中で、介護予防事業の中で、要支援、要介護になるおそれの高い者のスクリーニングに関してその基準と内容を公表すべきではないかという点はいかがですか。
【次の発言】 介護予防のスクリーニングには地域支援事業の前提となりますが、その基準と内容は不明確です。現時点においてそれを明らかにすべきではないですか。
【次の発言】 答弁を聞いていても、どういう中身になるかさっぱり分からないと。高齢者の分断につながらない……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 参議院でこの介護保険改悪法案が議論になり、様々な問題点が出てきました。とてもこのまま成立させるわけにはいかない悪法だと思います。 社民党は、介護保険という制度が介護の社会化という点で必要であるということで賛成をもちろんして、制度は必要だと考えております。しかし、今回の改悪法案は、財政縮減のことだけで、現場の人たちにしわ寄せを本当にする改悪法案だと考え、賛成をするわけにはいきません。 ホテルコストなどについて、税制の大幅な見直しについて一言お聞きをいたします。 平成十八年度、平成十七年度分から実施される税制改正、公的年金控除額の引下げ、老齢者控除……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
改正する法律案の前に、二点の、二つの項目についてちょっと御質問をいたします。
まず、公契約法についての取組です。
本年六月七日、全国市長会において公契約を求める決議ということで、公契約を求める決議の要請が行われましたが、その内容について承知をしていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 あらゆる職場における働く人たちの権利が適正に守られるようにと思っておりますが、現在の日本における建設業は、施工、建設工事を依頼する人から依頼を受けた元請業者が専門工事ごとに一次業者へ、一次業者が二次業者へと下請にどんどん送り込まれているので、いわゆるピンはねが起……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も、冒頭一問、残留孤児の昨日の訴え棄却の判決を前提にお聞きをいたします。
官房長官は、きめ細かに今後も努力すると記者会見で言いました。今、尾辻大臣も、きめ細やかに対処していく、今後も努力をしていくとおっしゃいました。具体的には何ですか。
【次の発言】 全国で残留孤児の裁判が起きています。それぞれ孤児の皆さんと話をしますが、現状の施策について納得をしていらっしゃらないし、帰ってきてから、やはり仕事がない、生活保護受給になっている、困窮している、いろんな目に遭っているということで裁判が起きたというふうに理解をしています。
これだけ多くの裁判が起きた……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
アスベスト問題に関して日本が極めて遅れてきたということをまず冒頭私は質問したいと思います。
今までアスベスト問題に関して企業が訴えられた件数について教えてください。
【次の発言】 済みません。質問通告しているので、早くお願いします。
【次の発言】 企業がアスベスト問題で訴えられたケースについて厚生労働省は把握をしていないんでしょうか。
【次の発言】 ひどい話で、例えば全造船機械、一九八八年七月十四日、浦賀分会退職組合員が住友重機械を被告とする横須賀アスベストじん肺訴訟、原告九名、うち遺族一名が提訴されています。今までアスベスト問題に関して民事訴訟は……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、障害者自立支援法案、私たちは障害者自立阻害法案だと考えますが、この議論の初日です。ですから、そもそも論、憲法論から展開をしていきたいと思います。
尾辻大臣、七月五日、千百名の障害のある人たちなどが請願にやってきました。車いすやあるいはつえをついて皆さん来られました。どうしてこの法案に関してそのように反対が強いと思われますでしょうか。
【次の発言】 当事者が当事者抜きに自分たちのことを決めないでと大きな反対があることを大臣としてどう受け止めていますか。
【次の発言】 いや、今もって皆さん反対しているんですよ。生存権、生きる権利が奪われると反対……
○福島みずほ君 社会民主党の福島みずほです。
今日、参考人の方から意見がありました。古谷参考人の方から、クボタ住民被害について疫学的な調査をし、一つのモデルケースとして生かすべきではないかという指摘がありました。社民党は、本日、尼崎に社民党国会調査団を派遣し、地域住民の皆さんとの懇談会もやっております。
そこで大臣、お聞きをいたします。このような、例えば発端はやはりクボタでしたので、地域住民における疫学的調査、今日参考人から指摘がありましたが、なさるおつもりはありますか、いかがですか。
【次の発言】 アスベストの被害者並びに被害者団体の人たちと面会し、直接その思いを受け止めるという予定は、……
○福島みずほ君 政治とお金の問題については、社民党としても、橋本元総理を含めた証人喚問を強く要求いたします。
【次の発言】 雇用、若者の雇用についてまずお聞きをいたします。
ちょっとこれを見てください。(資料提示)正社員とフリーターの格差。生涯賃金でフリーターは五千二百万円しかありません。年収が百五万八千円。正社員の四分の一しかフリーターはありません。
総理、厚生労働大臣、五千二百万円しか生涯賃金がないこの実態についてどうお考えですか。
【次の発言】 いや、生涯賃金が五千二百万円しかないということはマンションも買えないということです。子供を一人育てるのに二千四百万円以上掛かると言われていま……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
命を大事にする政治を実現すべきであるという観点から質問をいたします。
介護保険法の改正法が国会に上程されています。施設の利用者に関して、住居費、食費、光熱費として毎月例えば三・一万円多く取ることにするということが明らかになりました。全国から、三万一千円多く払えない、施設から出なくちゃいけなくなったという声が多く寄せられています。このような声についてどう思われますか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 しかし、厚生労働省の制度設計を見ますと、年収二百六十七万円の場合、負担年間百四万四千円、残金百六十二万六千円となります。夫が特養老人ホームに入って、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
去年九月に食品安全委員会がBSE対策について中間取りまとめを出しました。私は、それを見てショックを受けました。BSEにかかりやすい遺伝子、MアンドMの遺伝子を持っている人は、イギリスを含むヨーロッパの白人の四〇%がMアンドMの遺伝子を持っている。日本では全人口に占めるMアンドM型の割合は九一・六%であると。日本人はBSEにかかりやすい遺伝子を持っている、このことをどう重く受け止められますか。
【次の発言】 素朴な質問で、二十か月月齢でプリオンが腸にある場合もあるわけですよね。発症してなくてもある場合がある、こういうことをどうお考えですか。
○福島みずほ君 人権擁護法案についてお聞きをいたします。
付きまとい、待ち伏せ、電話、ファクスなくして、どう取材ができるのでしょうか。
【次の発言】 取材を拒否している場合は、必ずやはり平穏を害するという意見が出ると思います。また、反復、継続とは二回以上のことをいうと思いますが、かなり短いときもこれに当たるのではないでしょうか。
【次の発言】 反復、継続というのをどういう定義で考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 反復、継続とは、その意思があれば一回以上でもなりますし二回以上でもなります。極めて限られた場合でもありますので、これはやはり、法務大臣、うんうん言ってくださっていますが、やはり……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理にお伺いをいたします。
今の社会の最大の問題点を社民党は、格差が拡大をしていることだ、住みにくい社会になっていることだというふうに認識をしております。個人間の所得格差が拡大し、企業別、企業間の所得格差が拡大をし、地域における格差が拡大をしています。総理、総理の在任中格差が拡大し、特に統計を取り始めて所得の格差が個人間で拡大していることについてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 地域の特色を出すこと、多様性はもちろん大歓迎です。しかし、問いに対して答えていません。
格差が拡大をしている。子供たちが希望を持とうにも持てない。さっき総理はやる気が……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日はありがとうございます。
まず、吉川参考人にお聞きをいたします。
西武事件のような事件の再発を防止するため内部統制元年というふうにすべきだとおっしゃっていますが、その意味はどういうことでしょうか。
【次の発言】 株主の保護や会社とは何かという議論になっておりますが、ちょっと素人的に三人に素朴にお聞きいたします。
私は、コクド、西武グループでコクドが一円も税金払ってなかったというのを聞いてとても驚きました。確定申告の時期は過ぎましたけれども、こういうことは、会社法、商法、証券取引、税法上どうお考えでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 予算委員会の中で証人喚問が実現していないことを非常に残念に思います。日歯連の事件は政治が、お金が政治を買うという問題、政界にお金がばらまかれたという問題、非常にずさんな会計処理がなされてきた問題などをあぶり出しました。しかるに、国会の中では証人喚問すら実現をしておりません。 自民党総裁として総理にお聞きをいたします。 最終合意、証人喚問等については、これまでの与野党間の協議と今後の審議の経過を踏まえ、予算成立までの間、お互いの誠意を持って協議し、今国会での措置について結論を得るよう努力する、総裁としてどのような誠実ある努力、行動を取られたか、教え……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
JRの事故についてまずお聞きをいたします。
JR西日本だけではなくて、JR各社に対する過密ダイヤや労務管理についての総点検が必要だと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 スピードの出し過ぎだけではなくて、過密ダイヤや労務管理が問題があると思いますので、JR各社その他に関する総点検チェックを早急にお願いをいたします。
次に、基地再編の問題についてお聞きをいたします。
東門美津子議員と一緒にアメリカへ、基地再編の問題について担当者と話合いをしに行ってまいりました。ここ二か月が山場だというふうに聞いております。
今回の米軍再編で、沖縄の皆さんが……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 障害者自立支援法案が再度提出されて審議になっていることに非常にショックを受けております。私もあるお母さんから手紙をいただきました、話もしました。聞いてください。 私の息子は一種一級の身障手帳を持ち、知的にも障害がある重度障害者です。今年二十八歳になりました。支援費制度が実施される二十五歳までヘルパーを使うこともできず、作業所に通う以外は親がすべてでした。支援費の実施で、初めてガイドヘルパーと週二回のおふろ介助ヘルパーが利用できるようになったのです。二十五年、やっとたどり着けた制度だったのです。 支援費の財政破綻はぜいたくをしているからではありませ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 先日の地方公聴会でも定率負担、あるいはたくさんの懸念が表明をされました。障害のある人やその家族の不安は全く解消されていないというふうに考えます。 発達障害者へのサービスについてお聞きをいたします。 廃案になりましたが、衆議院厚生労働委員会附帯決議七月十三日付けで記されている内容に次のようなものがあります。「障害者などの福祉に関する他の法律の施行状況を踏まえ、発達障害・難病などを含め、サービスを必要とするすべての障害者が適切に利用できる普遍的な仕組みにするよう検討を行うこと。」というふうになっております。 特に、サービスの範囲、体制、実施スケジュ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。
まず、橋本参考人にお聞きをいたします。
先ほど紙を渡しましたが、端的に障害者自立支援法案の応益負担についてどう思われますかと。橋本さんが書いていらっしゃる論文も読ませていただきましたが、どう思われますかということについて教えてください。
【次の発言】 ありがとうございます。
次に、小田島参考人にお聞きをいたします。
一割のお金を払うことについて先ほど話してくださいましたが、今、ピープルファーストでは何度も国会の近くで泊まり込みの抗議行動をやっていらっしゃいます。皆さんどんな気持ちでやっていらっしゃるか、語ってく……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 十月六日の厚生労働委員会におきまして私が質問したことについて中村局長が答えたことについて、まず御質問いたします。 中村局長は、サービスは買うものだと、みんな買う主体になる、やはり利用者の方もシェアできる範囲でコストをシェアしていただく、それが新しい福祉の考え方ではないかと答弁をされています。 買う主体になる、これが新しい福祉の考え方で障害者自立支援法案の根幹を成すものであると。だからこそ私たちは賛成ができない、廃案にすべきだと考えます。みんなが買う主体になる、障害者もサービスを買う主体になる、この基本的な考え方には様々な根本的な問題があります。サ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、在日外国人の障害者への年金問題についてお聞きをいたします。
無年金障害者への給付法は、一部の無年金者を救済することとして成立いたしました。しかし、外国籍者は除外されております。こうした在日無年金障害者に対する支援体制をどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 問題点はよく分かっております。
今日、厚生労働省にお聞きをしたいのは、この検討、第二条、今厚生労働大臣がおっしゃいました二条に、その結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする、これが検討ということで附則にあります。厚生労働省はどのような検討を行っているのか、それにつ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 前回、在日外国人の無年金問題についてお聞きをしたので、一点だけ再度確認させていただきます。 在日外国人の無年金問題は、附則第二条で検討というふうになっております。前回、検討いたしますという答弁だったので、もう一つ具体的にどうされるのかお聞きしたいと思います。 この問題は、在日韓国人の法的地位及び待遇に関する日韓局長級協議において、これまでに既に十一回にわたって協議をされております。昨年の第十三回協議には厚生労働省からも出席をしております。いつまで放置をしておくのか。しかし、先週二十日の厚生労働委員会での答弁では、法案の施行から既に半年たっているに……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 二十五日、東京地裁でハンセン病補償金不支給決定取消し事件の判決が言い渡されました。判決内容は、韓国は棄却、台湾は認容となっております。しかしながら、いずれの判決も、立法趣旨は国の強制隔離政策に基づく関与によって被害を受けた者に対して幅広く救済しようとするものであるということは認めております。 つまり、いずれの判決も、日本の統治下で設置された療養所を法律の適用対象に含めることは是認しています。請求棄却した民事三部の判決も、補償法が外地の療養所を除外するものではないと、告示に規定することは補償法の委任の範囲を超えるものではないと言っております。判決の結……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総選挙で、総理は郵政民営化に賛成か反対かを問うのが今度の選挙だとおっしゃいました。憲法改正については民意は問われていない、こういう理解でよろしいですね。
【次の発言】 総理は、大増税についても憲法改正についても言及をされませんでした。民意は問われていない。この点について、憲法改正については慎重に議論すべきだと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 日本はこれまで、二度と戦争をしないと決めた憲法九条があったので、日本の若者は海外へ戦争へ行くことはありませんでした。人を殺すことも、自衛隊員が殺されることもありませんでした。
総理が言うように、集団的自……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ハンセン病に関しては、裁判で立法不作為であると強制隔離政策が厳しく批判をされ、国会の中で超党派の議員懇談会ができて、立法ができました。しかし、それに漏れる形になってしまったという韓国・小鹿島、台湾・楽生院、両方裁判が起き、十月二十五日、台湾の関係については原告側勝訴、しかし韓国の関係については原告側敗訴となってしまいました。 当時、尾辻大臣の下へ、何とかこれは早期に解決してほしいと、原告の皆さんたちと行って交渉し、会っていただいたことは記憶に新しいところです。 川崎大臣も、大臣に就任された直後から、このハンセン病の問題に関して積極的に取り組んでい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、タクシーの規制緩和政策のもたらした問題点についてお聞きをいたします。 これは、各政党からも今まで質問がありました。予算委員会などでも質問がありました。これについては、タクシーの台数の規制緩和、一人当たりの年収が減る、事故が増えるという、タクシーの運転手さんたちの睡眠時間を奪い、収入を奪い、かつ消費者にとっては安全を奪っているんじゃないかという問題です。 これについては、調査委員会を立ち上げ、かつ報告書が出ましたけれども、そもそも規制緩和に問題があったのではないでしょうか。私自身、二〇〇〇年の段階で問題があると、規制緩和をするなという国会で質……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日、先ほど水落委員の方からまず遺骨の質問がありました。その点については私自身も、特に去年、戦後六十年の問題として何回も質問したところです。私自身も、厚生労働省にある四階の霊安所にお花を持ってお見舞いというか、お見舞いと供養に行きました。 なぜ遺骨問題がこのように遅れているのか、私自身も全く理解ができません。厚生労働省として、改めて国内外問わず、日本人あるいは日本人以外の人も含め、第二次世界大戦中の被害者の人たちの遺骨収集や、あるいは遺族の人たちへの伝達も含めてやってくださるよう、私自身も冒頭、大臣の決意をお聞きいたしたいと思います。どうでしょうか……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、今回の独立行政法人によって、例えば基礎研究がおろそかになり、成果主義に走る危険はないのかという点を質問いたします。 平成十三年三月三十日閣議決定の科学技術基本計画というものがあります。これについては、例えば次のようなものがあります。「基礎研究について、一定の資源を確保して進める。」、あるいは「国家的・社会的課題に対応した研究開発は、官民が協力して推進すべきものであるが、以下では特に官の果たすべき役割を中心に示す。」と。研究開発成果を実用化する臨床医学・医療技術、それから食品安全保障や豊かな食生活の確保に貢献するバイオテクノロジーや持続的な生産……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は本当にありがとうございます。 三位一体のことについて、浅野参考人がずばずばずばっと、こう言っていただきました。私自身も、厚生労働委員会で議論しているから特に痛感するのかもしれませんが、出てきたテーマが、例えば児童虐待等DVの予算、これは一般財源化をしないという方向になりましたが、こうするためにかなり頑張らなくちゃいけなかった。今回出てきたのが、生活保護あるいは児童手当、児童扶養手当、どっちだということが最後になったわけです。 弱い部分というと何を弱いと見るかは別として、なかなか声が上げにくい人たちの部分から一般財源化をしたり、あるいは地方の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
厚生労働分野の三位一体、児童手当の増額、基礎年金の国庫負担への加算措置は全く法律改正の趣旨、目的が異なっております。共通しているのは、国庫負担の見直しという点だけです。形式的な共通点を挙げて一つの法案にまとめるのはいささか強引ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 昨日、参考人質疑で、地元の声や当事者の声を十分聞いたのかどうかという指摘が参考人からなされました。今回、児童扶養手当の国庫負担率引下げ、児童手当の国庫負担率の引下げなどを決定した際に、協議の過程において地方の声、なかんずくできれば当事者の声というものをきちっと吸い上げたの……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、日本国政府とカナダとの間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について御質問をいたします。
日本が締結した国はこれまでで六か国、一方、締結を日本側に申し入れている国は八か国あると聞いております。そのうち、ルクセンブルクからは、一九八七年に申入れを受けていながらいまだに締結されておりません。このように、締結数が欧米諸国と比べて少ない理由、そして締結が遅れている理由は何でしょうか。
【次の発言】 ノウハウも蓄積されていると思いますので、今後はスピードアップしてやってください。
今回の協定で締約国が七か国目となりますが、締結申入……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 実効性のある均等法の改正がなされるよう頑張っていきたいというふうに思っております。また、その方向に向けて改正がされることを心から期待をしております。 残念ながら男女差別は日本の中での根深い問題であり、雇用の場においてはむしろ男女差別が広がっています。非正規雇用も非常に拡大し、貧困の問題は特に女性に集中をしている。働いても働いても年収が少ない、差別の是正が行われないということをどう立法府として解決するかということが問われております。 まず、そもそも間接差別についてお聞きをいたします。 間接差別は、外見上は性に中立的な基準を適用しても、それが実質的……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、川本参考人にお聞きをいたします。 女性差別撤廃委員会が二〇〇三年、日本政府に対して勧告を出しております。労働法制についてもいろいろ言っているわけですが、例えばパラグラフ三十三で、職種の違いやコース別雇用管理制度に表れるような水平的、垂直的な雇用分離から生じている男女間の賃金格差の存在の認識の不足に懸念を要する旨、勧告をしております。 この勧告をどう受け止めていらっしゃるのか、経団連としてどう受け止めていらっしゃるのか、お聞きをしたいというように思います。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 間接差別のことについてまずお聞きをいたします。 間接差別をめぐる議論につきまして、全くまだ納得がいかないのは、省令で定める三点については行政指導の対象とする、それ以外の点については間接差別の定義からいって外見上は性中立的な基準が男女に与える影響の違いに着目をし、かつ差別意図の有無は問わない、それについては公序良俗違反や民法七百九条、民法四百十五条、債務不履行責任などになる場合はあり得るという答弁なんですが、極めて変で、改めてお聞きをいたします。なぜ、裁判所が判断する違法よりも行政指導の範囲が狭いのでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本題に入る前に、二つの項目についてちょっとお聞きをいたします。 まず初めに、タクシーの規制緩和問題についてお聞きをいたします。 五月八日付けの朝日新聞で、トラック、バス、タクシーの運行会社が道路運送法など悪質な違反があれば直ちに営業停止処分ができるよう基準を強化する予定との報道がありました。もちろんそれは一歩前進なんですが、しかし、タクシー業界に見られるように、交通事故数の増加、労働者の平均年収の低下、スピード違反が起きやすいことなどは規制緩和が一つの原因になっているということは明らかです。したがって、根本的な対応策は新たな規制を、再規制を早急に……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日はまず冒頭、社会保険庁の年金不正免除の問題について簡単にお聞きをいたします。
大臣、なぜこのような事件が起きたと思われますか。理由は何だと思われますか。
【次の発言】 二〇〇四年に村瀬さんが損保から長官に抜てきをされました。そして、就任直後に年金の納付率を八〇%に引き上げると宣言をいたしました。それが理由ではないかと。
改めてお聞きをいたします。要するに、目標達成だけ掲げて、やれ、やれと言うわけですから、それで現場が無理をすると。長官は、収納率を二〇〇七年度までに八〇%まで引き上げるために事務局、事務所ごとに目標を設定、自ら文書で言い訳は無用……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
医療改革法案に先立って、社会保険庁の問題について私も質問をさせていただきます。
本日、長官に来ていただきました。このようにたくさんの免除の不正の問題が出ておりますけれども、長官御自身の責任を御自身としてどう考えていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 批判が当たらないというのはどういうことですか。
【次の発言】 長官は、二〇〇四年に就任される前から国民年金の収納率を六三・八%から八〇%に上げるということを公言し、かつ、平成十七年十一月八日、国民年金の収納率緊急メッセージでは例えば次のようにおっしゃっています。さて、九月末の国民年金の収納率はわずか〇……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。本日は本当にどうもありがとうございます。
まず小松参考人にお聞きをいたします。
イギリスで医療費を増やしても医療が立ち直れていないとのことなんですが、その理由は何でしょうか。
【次の発言】 地域間格差のことを一言お聞きをします。
医師、病院の偏在、今日も出ておりますが、小児救急科、産婦人科の不足などについて地域間格差が拡大をしています。ただ、残念ながら法案は切迫する地方の実態にこたえる内容となっていないというふうに思います。
この点について、地域からのいろんな声を聞かれるであろう河内山参考人、小島参考人、この点についていかがでしょうか。もしよろし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、先日の参考人質疑の中で、医療崩壊ということが参考人の中から指摘をされました。小松参考人がアメリカ、イギリスのように医療費削減、抑制策を取った結果について医療崩壊が起きたことを指摘をされました。
それで、一番初めにちょっと漠然とお聞きをいたしますが、大臣に、今回の医療改革により、医療費抑制が非常に大きな課題と言われておりますが、先に医療費抑制を実施し失敗例の多いイギリス及びアメリカの医療の前例についてどのように見ていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 もちろん日本の医療制度には多くの課題がありますが、ただ、医療費抑制策をやったイギリスで医……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。
まず、村山参考人にお聞きをいたします。
全国駆け回っていらして、全国で見えてくる今の医療現場の問題点なんて短くはなかなか語れないかもしれませんが、せっかく今日レジュメで一の部分を書いていただいて、余り話す時間がなかったと思うので、話してください。
【次の発言】 対馬参考人にお聞きをいたします。
参考資料の中にもありますけれども、まず適正化計画というのが、ニンジンぶら下げてというか、要するに目標項目を立てることで診療報酬でペナルティーを課す形で政策誘導する形にやってみるのがいかがかというふうに書いていらっしゃるので……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
これは質問通告していないんですが、冒頭どうしても聞きたいので、お聞きをいたします。
昨日、参議院の決算委員会で社民党の又市幹事長と小泉首相との間で激しいやり取りがありました。規制改革によりコンビニエンスストアで薬を買えるようになったと小泉首相は発言をしておられますが、街頭演説をしていらっしゃるわけですが、大臣、これは間違いということでよろしいですね。
【次の発言】 規制改革によりコンビニエンスストアで薬が買えるようになったとなれば、普通の人は薬を買えるようになった、風邪薬でも買えるようになったと普通思うじゃないですか。医薬部外品と医薬品とあって、医……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、今日も出ておりますが、七月一日に実施される療養病床の診療報酬の改定の理由は療養病床削減のためでしょうか。
【次の発言】 診療報酬体系が突然七月一日に変わるのでお聞きをしています。なぜこの診療報酬体系を変えることが必要のない人と必要のある人、質の問題につながるんでしょうか。本法案で議論をしている医療療養病床削減のための診療報酬改定ですか。
【次の発言】 結局、療養病床削減のために七月一日に療養病床の診療報酬の改定をするという答弁ですね。これはひどいと思いますよ。
今日は六月十三日、七月一日の診療報酬からもう病院が極めてやっぱり成り立たなくな……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 通常国会が終わるまであとわずか一か月となりました。昨日、衆議院の厚生労働委員会に私は傍聴に行って非常にショックを受けました。強行採決、高齢者の負担増の法案が強行採決というのは一体どういうことかというふうに思いました。共謀罪が今後どうなるのかということが大変みんなの関心を呼んでいます。教育基本法の改定法案も上程されています。国民投票法案がどうなるか、そのことについても大きな議論が呼んでいます。 総理が五年間の内閣を終えられるに当たって、小泉内閣とは一体何だったのか。強行採決オンパレード、最後にばたばたばたばた成立させるという強権的な手法で小泉内閣が終……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
会期末まであと一か月を切っています。医療制度改悪法案、共謀罪、教育基本法改悪法案が審議中です。そして、明日、国民投票法案も上程されると言われています。拙速に、また横暴にこのような法案を強行採決されないように望みます。
話し合っただけで罪に問われる共謀罪が先日強行採決されなかったことは、本当に良かったと思います。共謀罪について国民的な懸念が高まっています。いったん中断をして、外国の適用例も含めて調査をすべきです。総理、強行採決をすべきではないと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 共謀罪ですよ。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 外国に留学する行き先についてお聞きをいたします。 平成十六年度では特に顕著ですが、アメリカがほとんどであると。フランス、ドイツ、カナダ、カナダはもう少ないですし、極端に言えば、デンマークやスウェーデンやノルウェーや、環境や福祉について優れているとされている国などはとても少ないです。少子化や労働法制についても、私自身、法制度、国際人権の観点からももっと多元的にいろんな国に行くべきであると。特に、日本はアジアの一員ですが、例えば平成十六年度はアジアは一か国もありませんし、平成十七年度で初めて中国と台湾が出てきているだけです、一人ずつ。これはいかにもへん……
○福島みずほ君 格差、元祖格差是正の社民党としてお聞きをいたします。
総理は格差が拡大しているデータはないとおっしゃっています。では、貧しい人が増えている、貧困層が増えている、これはお認めになられますか。
【次の発言】 貧困率が高くなっている、貧しい人が増えているという認識は総理にはありますか。
【次の発言】 貧しい人、貧困層は増えていないというのが総理の認識ということでよろしいですね。いや、総理。ごめん、総理に聞いています。結構です、結構ですよ。(発言する者あり)
【次の発言】 貧困層、貧しい人が増えているという実感は総理にはないということですね。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
共謀罪についてお聞きをいたします。
犯罪の予備ですらなく、共謀のみによって処罰をする法案がずっと継続審議になっています。これは与党の議員さんたちからも委員会で批判が出ておりますが、目くばせだけでも成立するという政府の答弁で、このような立法は近代刑法を壊すもので大問題だと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 六百以上の犯罪で処罰されるんですが、目くばせだけでも成立する。それから、団体というのは、市民団体、政治団体、労働組合、会社、すべて含みますね。──いや、杉浦大臣お願いします。
【次の発言】 団体は、法律上は組織、犯罪集団に限っていませんし、目……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、税制についてお聞きをいたします。 竹中平蔵大臣が二〇〇二年に出版された本に「経済ってそういうことだったのか会議」という本があります。その中にこういうのがあります。人頭税、みんなに等しい金額を掛ける人頭税が理想だと書いています。税による所得の再配分はずるいと書いています。 例えば、子供たちが砂場で遊んでいるんです。ある子はおもちゃをたくさん持っている。その子はお金持ちの家の子なんですよ。もう一人の子は家が貧しいからおもちゃを一個しか持っていないんです。しかし、だからといって、自分の子に向かって、だれだれちゃん、あの子はおもちゃをたくさん持って……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
一九七一年、沖縄返還協定が調印されました。ところで、これについて、協定とは違う合意があったという公文書がアメリカからたくさん出ています。土地の原状回復費として四百万ドルを、アメリカが払うのではなく、実際は日本が払ったというものです。また、吉野文六さんの事実を認める証言があります。
吉野文六さんは、当時、どのような役職で、どんな仕事をしてらしたんでしょうか。
【次の発言】 どんな仕事をしていたかというのを聞きました。どんな仕事をしていたか。
【次の発言】 吉野さんのオーラルヒストリーの文書、一九九九年の中でも彼は認めてます。私も先日、吉野さん自身にお……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、冒頭、小泉総理にどうしても聞きたい積み残した問題をお聞きいたします。 一九七一年の沖縄返還協定において日本が四百万ドル実は支払ったのではないかという点について、アメリカから公文書が幾つも出ております。担当者であった局長もそのことを完全に認めております。私も先日お会いをして、長いことお話をお聞きいたしました。御自身のサインがアメリカの公文書にあると、それを見てこれは自分のものじゃないとは言えない、この公文書、これはもうどうしようもなく自分のサインだということで認めました。 アメリカ側と日本側に、日本が四百万ドル支払ったという完璧な証拠、総理、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
岩国で画期的な住民投票、反対の結果が出ました。今回の結果を山口県選出の官房長官としてどう受け止めていらっしゃいますか。
【次の発言】 ラムズフェルドさんは、歓迎されないところには行かないと言っています。アメリカに対して伝えていただけますね、この結果を。
【次の発言】 ラムズフェルドさんに伝えるかどうか、答えてください。
【次の発言】 三月一日、衆議院の予算委員会で麻生大臣、このことについて答えていらっしゃいますね。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 地元の結果、住民投票の結果があれば外務大臣からもアメリカに伝えていただくことをお願いしたい、これに対……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
猪口大臣にお聞きします。出産費用無料化について言及されていますが、実現はいかがですか。
【次の発言】 猪口大臣、頑張ってください。
男女平等政策の獲得目標を挙げてください。(発言する者あり)
【次の発言】 男女平等政策の獲得目標を挙げてください。
【次の発言】 女性差別撤廃委員会から二〇〇三年、勧告を受けていることについてお聞きをします。
労働市場における法整備について、非正規雇用、パート労働の問題、ワーク・ライフ・バランスの問題、間接差別の法制度化、コース別雇用管理制度、これらについて残っている問題はありますか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
官房長官、国旗・国歌法が成立した際に当時の官房長官であった野中広務氏は、国として強制したりあるいは義務化することはございませんと述べています。また、国民生活に何ら変化や義務が生じ、影響を与えるものではないとも発言しています。現在もこれに変更はありませんね。
【次の発言】 方針に変更はないということでよろしいですか。
【次の発言】 学校現場に変化があったとお考えですか、変化はなかった、いずれでしょうか。
【次の発言】 文部大臣、いかがですか。
【次の発言】 この法案成立以降、多くの大量の処分が行われております。どのような指導が小中高の現場で教師並びに生……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 県民経済、都道府県における県民所得の格差が二年連続拡大をしました。地価についても同様です。六本木ヒルズはとても高い地価になりましたが、地方では地価が本当に低いままです。格差は地方でも地価でも拡大をしています。 公務員の数についてお示しをいたします。(資料提示)人口一千人当たりの公的部門職員数の国際比較です。一千人当たりフランスは九十六・三人、日本は三十五・一人、ドイツは五十八・一人、イギリス七十三・〇、アメリカ八十・六人です。このように、日本は公務員の数が実は非常に少ないです。 総理は公務員の数の削減だけをおっしゃいますけれども、しかし、国民にと……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理とは憲法について議論をしたいと思います。
憲法とはそもそも何か。憲法とは国民の基本的人権を守るために国家権力を縛るものです。総理、そう思われますね。
【次の発言】 近代憲法、憲法とは何か。国家権力を、基本的人権を守るために国家権力を縛るものです。だから重要。ただし、自民党の新憲法草案が発表されました。国民は国家と社会に対し愛情と気概と責任感を持てという中身になっています。これは逆転をしています。国家が個人に命令をするものであってはなりません。近代憲法ではない。自民党の新憲法草案は、国家が国民に対して責務を要する、愛情を持てと命令をする。これは近……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
福井総裁に質問します。
去年の確定申告はありますね。御記憶では村上ファンドから幾らもうかったか、教えてください。
【次の発言】 ここは予算委員会です。御記憶あるでしょう。
じゃ、確定申告は家にある、それでよろしいですね。記憶では幾らか。その二つについて端的に答えてください。
【次の発言】 私は、幾らもうかったか、通告で出しております。今日、予算委員会に出るに当たって、幾らもうかったか、確定申告、去年の分ぐらい確認して来るべきではないですか。
【次の発言】 納得できません。
去年の確定申告見ればいいじゃないですか。顧問税理士に電話一本すれば分かる……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
ODAに絡んで、フィリピンの政治的殺害についてお聞きをします。
アロヨ大統領が就任した二〇〇一年以降の事件数は警察発表では百十四件、実際には二百四十件以上あります。とりわけ、二〇〇六年五月に殺害されたサンロケ・ダム反対運動リーダーであるホセ・ドトン氏の事件について、日本政府はどう認識されているでしょうか。
【次の発言】 問題は、アロヨ大統領の演説以降も政治的殺人が続いていることです。しかも、問題なのは、日本のODAが、日本のODA資金がこのダム建設に利用されていて、反対運動をやっている人たちが皆殺されていっているということです。これは日本政府も共犯……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今、いじめや学力低下の問題など、本当にたくさん問題があります。それと教育基本法の改正とどう関係があるのか、本委員会においても、この問題では井上委員が質問をされて、直ちに解決にはつながらないというそういう結論、答弁もあります。
私の根本的な疑問です。
いじめや学力低下にみんな心を痛め、何かをしたいというふうに思っています。だとすれば、そのことにどうするかという議論をもっとすべきであり、教育基本法をなぜ変えるのか、何が問題があるのか、改めてお聞きします。
【次の発言】 だからこそ問題だと思っております。教育基本法をなぜ変えるのか、何が問題があるのか、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は四人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございました。 それぞれ四人の皆さんの教育に懸ける情熱と、子供たちのために一体今の時点で何ができるのかという実践と哲学とについて、大変感激をいたしました。私たちもそのことを国会の場で本当に生かしていきたいというふうに考えております。 四人の参考人の皆さん全員に共通をしていたのは、教育予算をきちっと付けるべき、もっと教育を大事にしてほしいという点は四人の皆さん本当に共通だったと思います。 古山参考人にお聞きをいたします。 今日、国の関与ということが非常に問題になっておりますが、私は、国は教育内容……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今、教育改革フォーラムで問題があるという指摘がありました。東京で見ていた人はちゃんと議論をしていると思うわけですね。でも、実はそうではなかった。自分は演劇、作られたものに、見ているだけなのにもかかわらず、その本性を現さない。こんなインチキライブ、うそつきライブを国家がやってきたということで、これは駄目ですよ。全く駄目ですよ。 本日、タウンミーティングについての報告書が出ました。衆議院の三時間の質疑が終わった後、私たちのこの委員会の直前に出されたと。この時期についてもまず抗議を申し上げます。 それから、問題なのは──じゃ、まずお聞きをします。このタ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、森林産業における労働と雇用の確保についてお聞きをいたします。 国土保全、災害防止、地球温暖化防止など重要な機能と価値を有する森林産業を民有林、国有林の区別なく一元的に管理運営する必要があります。百年単位の長期的な視野に立った政策が必要です。 しかし、木材自給率は二〇%まで落ち込み、採算は悪化しつつあり、労働力も流出しています。森林産業の発展のためには、労働力の流入を図るためにどのような対策を実施しているのか、そして同時に、運営実態並びに実効性があるように指導しているのか、答えてください。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
難病についての対策についてまずお聞きをいたします。難病の患者さんの皆さんの医療費補助制度として、特定疾患治療研究事業がありますけれども、このことが極めて問題ではないかということをまず今日冒頭質問いたします。
潰瘍性大腸炎、パーキンソン病の人たちなどから要請を受けております希少性、数が少ないということがこの研究費補助の基準になっておりまして、五万人を超えているとの基準で研究費補助対象から除外するという議論がなされています。現在これはどうなっていますか。
【次の発言】 五日から、都内四か所でパーキンソン病友の会の人たちが署名集めをするということも計画を……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 感染症法に入る前に二点お聞きをいたします。 まず初めに、リハビリの打切りの問題です。 この点は何度か質問してきました。十一月二日、私の質問に対して水田政府参考人は、リハビリの打切りの、百八十日などの打切りの制度を導入した理由について、次のようにおっしゃっています。高齢者リハビリテーション研究会専門家会合におきまして、長期にわたって効果が明らかでないリハビリが行われていると、こういう御指摘があったということがまず出発点でございますと答弁をされています。 本日に至るまで、この指摘の資料が出てきておりません。どういうことでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、C型肝炎の問題についてお聞きをいたします。 八五年生まれの大学生から手紙が来ました。聞いてください。 私は生まれて間もないころ、赤ちゃんのときに旧ミドリ十字の血液製剤クリスマシンを投与され、C型肝炎に感染させられました。特に症状がなかったためか、私はもちろん両親もだれもC型肝炎に感染していることを知りませんでした。十五年後、高校一年生のときに病院で検査をした際に感染が分かりました。当時の私はクリスマシンの危険性について知らなかったので、まさか感染していないだろうと思いながら検査を受けました。しかし、診察室に入り、医師から陽性の結果を聞……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、冒頭、リハビリについてお聞きをいたします。
日数制限の問題につき、専門家の意見を基に制度設計したことになっておりますが、リハビリ学会は、十一月二十一日、算定日数の制限は問題症例を生み出すおそれがあり、見直しが必要である旨声明を出しました。リハビリ学会が見直すべきだと言ったことは極めて重要だと思いますが、このことをどう考えますか。
【次の発言】 リハビリテーション医学会から、この報酬改定を行う前の段階において意見書などは出されたんでしょうか。
【次の発言】 報酬改定をする前に要望書が出されたかという質問です。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も、今後の労働契約法制及び労働時間法制の在り方についてまず御質問をいたします。
日本版エグゼンプションについてまずお聞きをいたします。
今日はこの点について意見が出されました。この点について、年収制限について例えばどのような、もし仮に法案が出てくるとすればどのような書きぶりになるのでしょうか。
【次の発言】 具体的に条文として出てくる場合、厚生労働省考えていて、年収要件は法案に書くのか、それとも、抽象的な書きぶりにして政省令で決めるのか、いかがですか。
【次の発言】 先ほどからもありますが、日経連は昨年六月に示した提言で、年収四百万円以上、さっ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ODAに関して、まずフィリピンのODAについて質問をいたします。 これは、近藤議員が以前質問し、かつ私も外交防衛委員会で十一月七日に質問したことと同じです。アロヨ政権発足後の暗殺事件数は、フィリピン国家警察の発表では百十四件、アムネスティの報告では二百四十件以上です。この七月―十月の三か月間だけで五十人が殺害されたという報告があり、犠牲者はますます増えております。極めて問題なのは、日本のODA供与している場面で殺人事件が相次いでいることです。 五月三十一日、このODA特で近藤議員が質問していますが、アグノかんがい事業に反対する運動のリーダー、ホセ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社民党は、いかなる核にも、核兵器にも、核実験にも大反対です。アジア、特に北東アジアにおける非核構想を作るべく、モンゴル、中国、韓国を訪れ、非核化に向けて頑張ってきました。今回の核実験に強く抗議をすると同時に、朝鮮半島における非核化に向けて、社民党は、中国、韓国など関係国に対して直接働き掛けていきます。
次に、総理、総理のこれまでの戦争指導者の責任、いわゆる従軍慰安婦に関する発言は間違いだったのでしょうか。
【次の発言】 以前の見解を変えたわけですね。
【次の発言】 総理は、いわゆる従軍慰安婦問題について、強制連行について、ない、あるいは問題があると……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
北朝鮮問題について、臨検についてお聞きします。
船舶検査活動ではなく臨検となれば、戦闘勃発の危険性があります。交戦権の行使や集団的自衛権の行使につながりかねません。憲法にのっとって冷静に対応する必要があると考えますが、いかがですか。総理。
【次の発言】 後方支援ということが言われ始めておりますが、これは集団的自衛権の行使、交戦権、臨検が交戦権の行使と紙一重になるかもしれない、この危険性がありますが、憲法にのっとって慎重にすべきだ、この点について改めてお願いします。
【次の発言】 次に、教育基本法改正についてお聞きをします。
愛は強制できるものでし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、民法七百七十二条についてお聞きをいたします。
法務省は過日、通達を出されました。通達で救われない子供たちを救う方法を考えるべきではないでしょうか。いかがでしょうか、大臣。
【次の発言】 社会的にやむを得ないケースというのはどのようなものでしょうか。
【次の発言】 今回、法務省が通達を出してくださったことは一歩前進だと考えています。
ただ、これで救済されるのは法務省の報告書によっても一割だけです。七百七十二条の立法趣旨は子供のためです。子供のためにこれを保護すると。ですから、子供のため、子供のためということを考えれば、離婚後に妊娠したかどうか……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
柳澤氏の一月二十七日の発言に関しては、戦後六十年たってこのような発言を聞くことになろうとは全く思っていませんでした。極めて残念ですし、極めて悲しいというか、問題があるというふうに考えています。
総理にお聞きします。柳澤氏の発言の、その産む役目の人が一人頭で頑張ってもらうしかないんです、この発言の何が問題でしょうか。
【次の発言】 役目、産む役目の人とおっしゃっているんですね。役目というのは、広辞苑で調べますと、「役として務めなければならないこと。つとめ、職務。」なんですね。女性は産む役目を持っている、務めなければならない、そして一人頭で頑張ってもら……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社会保険事務所の設置承認案件については賛成です。
社会保険事務所の混雑緩和のための統廃合ですが、川越事務所などが一時間や二時間の待ち時間が生じております。職員の配置なども含めて混雑緩和をするべきではないですか。
【次の発言】 ヤングジョブスポットの統廃合についてお聞きをいたします。
十四か所あるうち十二か所が統廃合をされます。厚生労働省側の都合で施設を設置したり廃止したりすることは、施設を運用する側にとってもスタッフのノウハウの損失につながるのではないでしょうか。
【次の発言】 一言答えてくだされば結構です。今からのことについてです。
サービス……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
松岡農水大臣が三月九日の記者会見で水道水を飲んでいる人はほとんどいないと発言したことについて、私は三月十三日、予算委員会で質問、発言をしました。三月十四日、他の委員からもこれは質問が出ました。本日付けの新聞の「声」欄で、水源を守るのが農水相の仕事ではないかという投書が出ております。そのとおりだと思います。
水道の所管大臣は厚労大臣です。国民や水道事業関係者から、この「声」の欄の投書のように怒りの声が私の方にも届いております。水道の所轄大臣としていかがお考えですか。
【次の発言】 では、三月九日、農水大臣がこういう発言をされたときに、みんな水道水飲ん……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、労働法制についてお聞きをいたします。
労働者派遣法については今までも質問してきました。二〇〇三年に労働者派遣法を改正をして、改悪をして、医療と製造業についても派遣を可能にし、この分野で規制緩和が行われて、大企業においても製造業派遣の人たちが非常に増えたと。今、非正規雇用の人たちが、特に若い人たちで拡大をしています。これについてはもう一度製造業の派遣をやめるということをすべきではないかと改めてお聞きしますが、いかがですか。
【次の発言】 ヨーロッパは有期契約についても制限をしておりますし、パートなどについても均等待遇の立法、EU指令などたくさん……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 本案に入る前に、私も原爆症の、今日、東京地裁でありました、東京地方裁判所民事三部の判決についてお聞きをいたします。 先日も、この原爆症認定集団訴訟に関して私は質問をいたしました。今日出た東京地方裁判所の判決も、線量推定方式であるものには評価決定に限界があり、計算値を超える被曝が生じている可能性がないと断定してしまうことはできない。また、残留放射能、放射性降下物、誘導放射物については、広島原爆、長崎原爆とも誘導放射能及び放射性降下物について十分な実測値が得られていない。内部被曝について、ガンマ線及び中性子線以外にアルファ線及びベータ線が影響すること、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、これは質問通告してなくて申し訳ないんですが、内閣の構成員としての大臣の見解をお聞きしたく、一問質問いたします。
下村官房副長官が昨日の夜の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題について、直接的な軍の関与はなかったと私自身認識しているとのお考えを示しました。若干また夜、訂正をし、強制連行について軍の関与はなかったということを述べたものだと修正をされましたが、柳澤大臣、この下村官房副長官の発言についての見解をお聞かせください。
【次の発言】 河野官房長官談話と下村官房副長官の直接的な軍の関与はなかったというのは明確に矛盾をしていますが、いかがです……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず冒頭、この委員会の中で審議が継続中であるにもかかわらず、昨日の夕方、厚生労働省から、委員会での採決終了、本会議採決終了、二十九日成立という文書が、私には来ませんでしたが、この委員の中の一部に関して配付がされているという、とんでもない事態。これは与党、野党を問わずもう怒り狂うべき問題です。 国会の審議を行政は何と思っているのか。この国会の中で、野党はこの法案に反対です、雇用保険法案に。これに関して、お互いに議論を尽くしながら議論をしていくということを余りに無視している。これは国会無視でありまして、三権分立の中での行政の傲慢であるとしか言いようがあ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
育児休業給付制度について、この制度の拡充は歓迎をいたします。しかし、育児休業法の恩恵を受けている労働者は、相変わらず規模の大きい事業になればなるほど制度が整備されており、実際に休業を取得する割合も高くなっております。より広く育児休暇を取得できる環境整備が必要ではないかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 育児休業給付を受け付けた期間を基本手当の算定基礎期間から除外することは、子供を産み育てる環境づくりの方針と逆行するのではないですか。
【次の発言】 問題があると考えますので、この点について本当に問題があるので、今後もこの点の改善は必要だというこ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、私も、先日、坂本由紀子委員が、成立が遅れているのは国会そのものの責任でもあると思いますと雇用保険法改正法案について質問されたことに強く抗議をしたいと思います。 これは、国会で委員会での質疑、本会議での質疑を経る前の段階で成立を前提に成立したという旨の文書が事前に国会議員に配付されたという前代未聞のことがあったからです。これは与党、野党全く関係なく、国会での質疑、これを一体何と行政府は考えているのかと私たちは、当然ですが、非常に怒りました。 このことについて、与党の国会議員さんも真摯に受け止め、かつ厚労省もこれは大変なことだと受け止め、謝罪を……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 六十年ぶりの生協法の改正です。社民党は、基本的に賛成の立場から、しかし是非、生協をエンカレッジする立場で施策をやってほしいという思いを込めて質問をしたいというふうに思っております。 生協については、ちょっと個人的で済みませんが、私の母がカネミ油症の事件が起きたときに報道でびっくりして、家族のために一生懸命料理を作ってこういう被害が起きるなんて信じられないとびっくりをして、それから母親が、私が小さいときですが、地元の生協に入って、組合員をやっていました。今も実は、複数、生協に地元で入っています。粉石けん運動や、それから有機の野菜や、安心、安全な食べ物……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今度の法案は、介護福祉士の資格要件取得を厳しくし、国家試験を必須にしていくことを求める改正を含んでおります。介護福祉士の質の向上を求めるのがねらいというふうに答弁がありました。しかし、資格取得の条件を厳しくしたのが、フィリピンとのEPAにおいて一定の研修を修了すれば資格が取得できるとの取決めが盛り込まれたと。つまり、介護福祉士の国家試験を受験し不合格になった人でも准介護福祉士となることが可能となっております。これが、今日も委員会でずっと出ておりますが、EPA関連で突然出現した救済策のため、関係者からも、あるいは制度の整合性という点からも極めて問題があ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はありがとうございます。
私も現場の声を是非もっと聞きたいと思いまして、こういう制度を導入して、例えば研修したり、費用も掛かって、仕事も過酷にやっていると、その中で現場の介護福祉士さんたちの不安や不満はないのかという点について、石橋参考人、いかがでしょうか。
【次の発言】 今度の法案が、国家試験で付与し、国家試験で資格の取得をしていくということで、これと例えば介護報酬や労働条件の向上がタイアップしていればいいと思いますし、また、今回の法案が地位の向上につながるという面があるということは私も評価できると思います。
ただ、私たちは、現実に働いていて、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
フィリピン側のEPAの問題についてお聞きをいたします。
NHKの報道番組で、海外で介護労働に就くために勉強しているフィリピンの若者にどの国で働きたいかを問うたところ、ほとんどの学生がカナダなどを挙げ、日本を選んだのは一人でした。日本で資格を得て働くためには、まず四年生大学を卒業していたり、又は看護大学を出ているなど高い条件となっております。これは他国の事例と比べても高過ぎるハードルという面もあるのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 EPAが成立してから向こう二年間で六百人を受け入れる枠を設けているとしていますが、現在の見込みで何人を想定してい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
包括特例法の制定によって、これまでの個別に協定を締結し国内法を整備するといった一連の流れは具体的にどのように変わるのでしょうか。
【次の発言】 中国、ブラジル、タイ、シンガポール、フィリピン、インドネシアなどとの人的交流が増えているにもかかわらず、今まで協定締結の交渉が実施されていない理由はそれぞれ何でしょうか。
【次の発言】 年金制度や医療保険制度のない国があったり、制度が違うという指摘がありました。確かに中国や他の国でそれはあるかもしれません。しかし、今まで協定締結交渉開始の申入れがあった国は、今局長がブラジルの例を出されましたけれど、ルクセンブ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、八条からお聞きをいたします。 今までも質問出ておりますが、衆議院の内山委員の質問に対して、というか、これはポイントは、八条は事業主が基本的に第一義的判断権を持つと、それが極めて不安定になるんじゃないか、あるいは事業主任せでいいのかということがこの委員会でも議論になっております。先ほどから答弁もありますが、衆議院の内山委員の質問に対して大谷政府参考人は、そういった裁判例などの積み重ねによって、事例によって考え方の基準をまずは示していくというところから始まるのではないかというところで終わっています。今日の答弁もそこで終わっていますが、八条が第一義……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。 まず、八条についてですが、坂本参考人にお聞きをいたします。 あるパートの人が弁護士のところに相談に来て、これに該当するかどうか実は分からないと思うんですね。つまり、これは第一義的に、坂本参考人がさっきおっしゃったように事業主に判断がゆだねられている。しかも、二項は裁判でも、裁判をやらない限り期間の定めのないものに転化しているかどうかは弁護士としてもその現場では分からないわけです。この八条がやっぱり極めて要件としてどうかという点について、一言お願いいたします。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
昨日の参考人からもありました二〇〇二年七月厚生労働省パートタイム労働研究会最終報告によると、呼称パートについては問題であるという報告がされております。一般的にパートという概念が、短時間労働者という意味だけでなく、正社員でない者という意味で用いられている実態があることを示しているというふうになっております。
しかし、このいわゆる呼称パートについては、今回手付かずで放置になっております。放置し続けてよいのか、その点について答弁お願いします。
【次の発言】 有期の問題については後ほど聞きますし、今有期のことなど聞いておりません。呼称パートということについ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 五月二十一日付けで規制改革会議が提言をしております。この委員会で先ほどから質問が相次いでおりますが、中身がすさまじい中身ですので、私も質問させていただきます。 報道によりますと、同会議は今月内にまとめる一次報告に提言を盛り込み、今後三年の任期中に実現する構えとなっております。これがもし、こういう提言そのものを許していいのかというぐらい私はひどい中身だと思っております。余りにひどいので読み上げさせていただきます。 労働者の権利を強めれば、その労働者の保護が図られるという考え方は誤っている。不用意に最低賃金を引き上げることは、その賃金に見合う生産性を……
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、内閣提出短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、共産党、社民党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。 政府提出案に反対する第一の理由は、差別的取扱いの禁止の対象となるパート労働者が極めて限定的であり、厚生労働省も差別禁止の対象となる人数を把握していないという、ずさんで根拠のない法律であるからです。政府案は三つの高いハードル、職務同一短時間労働者、人材活用、期間の定めのない労働契約をクリアしなければ差別禁止の対象とならず、多くのパート労働者を救済する内容とはなっておりません。また、差別的取扱いの対象は……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、社保庁の問題について、参議院には来ておりませんが、どうしても質問したいので質問をいたします。
国民救済法ならぬ安倍内閣救済法案が議員立法として出るかどうかというふうに言われております。総理が議員立法として出すということを明言されたことに私は驚いております。閣法で出した社会保険庁改革法案のしりぬぐいをなぜ議員立法でやらなければならないのでしょうか。
厚生労働大臣、これはもしも社会保険庁改革法案に不備があるとすれば、厚生労働省自ら責任を持って出すべきではないでしょうか。いかがですか。
【次の発言】 五千万件のものが宙に浮いているということは厚生……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
法案の一条で、現行法では「国民経済の均衡ある発展」、これが「国民経済の均衡ある発展」と「完全雇用の達成」という二つあるんですが、これが削除になっています。「国民経済の均衡ある発展」を削除をなぜしたかという点は、先日、櫻井委員が質問されましたけれども、改めてお聞きをいたします。「均衡ある発展」の「均衡」、これを削除した理由は何でしょうか。
【次の発言】 均衡ある発展ということと発展ということは違うように思います。発展というのはどこか発展すればいいんですが、均衡ある発展というのはやはり地域間の格差是正や均衡という概念が入っています。なぜこれを落としたのか……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
宙に浮いた五千万件の年金の記録と、それから記録さえされていない消えてしまった年金の問題、このことについて、なぜこのような問題が生じたのか、厚生労働大臣、責任についてどう思うか、お聞かせください。
【次の発言】 このような問題が生じたのには三段階あると言われております。一九八〇年の手書きのときの間違い、コンピューター化したとき、一九八〇年代の段階の問題、基礎年金番号導入の際の一九九七年のときの問題、三段階あるというふうに言われています。
一九八〇年代、徐々に、一九七〇年代からコンピューター化が本格化するわけですが、そのときに外注化をして、アルバイトな……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 先日、六月五日の日に、三つの段階で問題があったのではないかということを御質問いたしました。青柳さんはそのときに、一九八〇年代の漢字を仮名に変えるときの問題に関して、御本人に確認のしようがないものですから、そこで漢字で書かれた台帳を適宜振り仮名を振ってコンピューターに入力をしたというふうに承知をしておりますというふうに答弁をされています。 これは驚くべきことで、日本の名前はいろんな読み方ができます。哲というのはサトシと読んだりテツと読んだり、健がタケシだったりケンだったり、裕子さんがヒロコとユウコ、幸子がサチコとユキコというふうに、もう名前もたくさん……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は参考人の皆さん、本当にありがとうございます。今まで闘ってこられたり、まだ問題が解決していない部分が大きいわけですが、問題を切り開いてこられたり、また現場の相談を受けて今までやってこられた皆さんに心から敬意を表します。 先ほど中村参考人が、立証責任は国の側にあるというふうにおっしゃいました。この委員会の中でも、立証責任は国の側だろうと、国民の側には落ち度がないという言い方をしているのですが、第三者機関においては、ケース・バイ・ケースでお互いに突き合わせて決めるのだというのが今の厚生労働省の見解なんですね。そうしますと、特に今日出ている国民年金の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、三千件のサンプルについて昨日の午前中の段階で出せる状況にあったにもかかわらず、私たちには九時五十分まで見せなかったということについて強く抗議をいたします。 それから、二つ目。先ほどからも出ておりますが、五月三十一日締切りで、各自治体に対してどのような保管状況だったのか問い合わせをした件について、今日の報告では不十分です。どのような形でやっているのか、それについても各自治体全部のサンプルを早く、全部の、五月三十一日、そして本日までに来ているものを出してくれるよう強く要求をします。 三点目。今日出していただきましたが、これは社会保険事務所に社会……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 年金の保険料を払ったにもかかわらず、きちっと自分がもらうことができない、その国民の痛みがやはり行政の側に分かってない、内閣の側に分かっていない、日々怒りながら質問をし、追及をしております。 ちょっと見てください。(資料提示)これは平成十年社会保険業務センター通信です。これが当時、磁気ディスクによる管理になってない千四百三十万件、それから船員保険の一部三十六万件がコンピューター化されてないことが速報にきちっと出ております。 それで、質問いたします。今問題になっている千四百三十万件、船員保険の一部の三十六万件、これをなぜ入力しなかったのか、これをまず……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、磯村参考人にお聞きをいたします。 この間、例えば漢字を仮名に変換をするときに適当に入れてしまっているという問題や、あるいは旧台帳など台帳を捨てているという問題、それから十年前、基礎年金番号を導入するときにもっと広報をしてみんなから、今通知をして戻すというようなことをやるべきだと思いますが、そのことを十年前にやっていたらもう少し事態は変わっていただろうと思うのですが、特にこの台帳を捨てている、通達を出して捨てている、先日、昭和十七年から昭和二十九年までの旧台帳を捨てているという答弁で、マイクロフィルムに撮っているからいいんだと言うんですが、なぜ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
ワンビシアーカイブズという倉庫に視察をさせていただきたいと申しているんですが、青柳運営部長、いかがでしょうか。
【次の発言】 全く理解ができません。私たちは、高井戸をどうぞ見てください、文京をどうぞ見てください、三鷹、どうぞ見てください、マイクロフィルムを是非見てください、台帳もこの範囲でどうか見てください、そう言われています。なぜかこの民間倉庫、ワンビシアーカイブズの視察だけができないんですね。ワンビシアーカイブズに保管されているもののリストを示していただきたい。
【次の発言】 リストについてこの委員会に早急に提出してくださるよう求めます。委員長。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 宙に浮いた年金と消えた年金と捨てられた年金などの問題が明らかになっています。この問題の事態の解明はまだ発展途上です。重要な問題は、総理も含め、政府が、社会保険庁がこのような問題があることを知っていたということです。宙に浮いた年金も消えた年金も捨てられた年金も、これは社会保険庁が知っていました。にもかかわらず、この問題についてほおかむりをしてこの年金機構法案を作ろうとしている、これは本当に臭い物にふたをして、全部ふたをして次に行こうという、問題の解決を逆にうやむやにしている。国民の年金に対する痛みが全く分かっていないというふうに考えています。 先日、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
日本で有料CMが解禁された場合、大企業有利の改憲案だった場合に、大企業が豊富な資金を投入して改憲賛成CMを流すことを防ぐための方策が現在あるのでしょうか。渡辺参考人、お願いします。
【次の発言】 CMの審査以外に、基本的にそれがCMの綱領をパスしていれば、資金力があるところが改憲賛成CMを流すことを防ぐ何らかの仕組みはないのでしょうか。
【次の発言】 結局、改憲賛成を、条文はこれ、何人もと書いてあるので、企業も政党も個人もだれでもできる。そうすると、大企業が改憲賛成のCMをばんばんばんばん打つことも、豊富な資金力を持っている政党がやることもこれは可能……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、本日の委員会を設置する手続について強く抗議をします。 自民党と民主党で合意をして理事会すら開かれずに採決の日程を決めるなど、信じ難いことが起きました。中央公聴会は開かれておりません。衆議院は五十八時間十九分、参議院は四十八時間三十七分でしかありません。 また、法案自身も大欠陥法案です。最低得票率の規定はありません。有料CMに関して公平を担保するルールは提示されておりません。お金で憲法を買うことができる、憲法改正を買うことができる中身となっています。公務員と教師に関しての活動の制限についても明らかになっておりません。また、これから、今準備中の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず初めに、細田参考人にお聞きをいたします。 攻撃、防御というか、訴訟の構成ということなんですが、例えば傷害致死が訴因で争われている。ただ、先ほど業務上過失致死傷の話でもありましたが、遺族の人はやっぱり殺されたという思いなどがあるので、交通事故でも殺した娘を返せというふうになるわけですね。 そうしますと、訴因とすれば傷害致死、あるいは場合によっては業務上過失致死だったのが、最後に論告求刑で、娘を殺したな、なぜ殺したのかと言うと、訴因はそこでは殺人に変わってしまう。そうすると、何を対象物として……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 先日、二月二十八日、社民党は、キヤノン、宇都宮にあります、栃木県宇都宮市にあるキヤノン光学機器事業所に調査団を派遣をいたしました。衆議院でも議論になりました。 二〇〇三年に労働者派遣事業法が改悪をされ、製造業も派遣が可能となりました。そのキヤノンの工場で話を聞いて驚きました。偽装請負、指揮命令は請負はできませんが、偽装請負、請負をやっている、二〇〇五年の段階で派遣に切り替える、そして一年たって、当時は製造は一年しかできない、一年たつと直接雇用義務が発生する、一年たったらまた、二〇〇六年、請負に戻しました。つまり、同じ人たちなのに請負、派遣、請負とや……
○福島みずほ君 政治資金規正法施行規則上の光熱水費の定義を、総務省、教えてください。
【次の発言】 私がおいしい水を飲み続ける、これは消耗品になりますよね。大臣。
【次の発言】 電気、ガス、水道の使用料となっていますので、私がおいしい水を飲む、あるいは浄水器、ストーブ、これは光熱水費に当たりますか。一般論で結構です。
【次の発言】 どういうものでしょうか。
【次の発言】 ミネラルウオーターは水道の使用料にはならないですね。
【次の発言】 松岡大臣にお聞きをいたします。
一週間前に、明らかにせよとこの委員会で問題になりました。私もお聞きしたい。内訳を教えてください。
○福島みずほ君 鹿児島の公職選挙法で無罪が確定したケースについてどのように反省をしていらっしゃるでしょうか。警察、検察、両方。警察と検察、両方です。
【次の発言】 警察はどのように反省していますか。また、どのような処分を行っていらっしゃいますか。
【次の発言】 検察の処分はどのようなものでしょうか。
【次の発言】 この買収事件は、全員無罪、否認の元県会議員は三百九十五日間拘留されています。先ほどあるように厳重処分、厳重注意のみです、警察は。検察の方は処分なしです。このようなものでよろしいんでしょうか。
警察、検察、両方お願いします。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
三月十七日、私は、石川県志賀原子力発電所に行ってきました。
日本初の、商業炉で世界初の臨界事故についてどう思いますか。
【次の発言】 八年間隠ぺいされていたことをどうお考えでしょうか。
【次の発言】 三か月後のジェー・シー・オーの事故も防げたのではないかという点についてはいかがですか。
【次の発言】 引継日誌をいただいてきました。組織ぐるみです。所長は事故の直後に行っていて、この引継日誌は次長、課長、当直長、全部サインをし、運転状況は全部異常なしになっています。組織ぐるみで隠ぺいをしていたということについて、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
河野官房長官談話を踏襲されるとおっしゃいましたが、閣僚の中でそれに反する発言が出た場合は、それを注意をしてくださいますね。安倍内閣の下では絶対に認めないということでよろしいですね。
【次の発言】 問いに答えてください。
閣僚で違う発言、特別補佐官で違う発言をした人間をきちっと注意をしてくれますね。
【次の発言】 総理ではなく、質問に答えてください。他の閣僚や他の大臣、他の特別補佐官の違う発言を許さないということの確認を取りたいんです。どうですか。
【次の発言】 では、きちっと注意をお願いします。
次に、民法についてお聞きをいたします。
代理母と……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はありがとうございます。
水野公述人にお聞きをいたします。
広がる所得・資産格差ということで今日資料の提供をいただいているんですが、格差の拡大をどうしたらいいのか、ちょっと余りに大きいですけれども、教えてください。
【次の発言】 その政策的な知恵をおかりしたいと思ったんですが、ないですかね。
【次の発言】 次に、労働分配率のところで、やはり中小企業の人件費がとても高いという、大企業と中小企業でとても広がっているんですが、この人件費が高いという中小企業の問題点、先ほどちょっと技術革新というのもあったんですが、中小企業を元気にするためにまた知恵をおか……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はどうも本当にありがとうございます。 格差拡大の問題について社民党はずっと取り組んできました。日本の社会にはいろいろ問題があるかもしれませんが、一つの問題点は格差の拡大ではないかというように思っております。 先ほど格差の固定の話とどういう政策を取ればよいかというときに、セーフティーネットと教育のことを橘木先生は話をされました。格差拡大は、原因のところで書いていらっしゃるとおり、非正規雇用の増大や若年層の二極化、最低賃金制度の未成熟や、ある種やはり政策から生まれているところもある、あるいはGDPにおける社会保障費制度が低い国ほど格差が拡大するという……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
一問、拷問禁止委員会が先日、日本政府に対して勧告を出したことについて一言お聞きをいたします。刑務所の処遇の改善など評価されたところはありますが、日本の問題についてかなり厳しく勧告が出ております。
警察に特にお聞きをいたします。代用監獄の廃止と捜査の可視化、それから、特に国際基準に適合するよう警察拘禁期間の上限を設定すること、代用監獄の廃止について出た勧告をどう改善されるのか、一言答えてください。
【次の発言】 厳しい勧告が出ておりまして、国際人権規約の勧告を踏まえて、例えば法務省では、革手錠の廃止や刑務所の改革やあるいは入管法や改善が様々な点でされ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日はお二人の公述人の方、どうも本当にありがとうございます。
まず、北沢公述人にですが、改革のポイントは情報公開だと、透明性を高める必要があるという御意見は全くそのとおりだと思います。拝見した論文で様々示唆に富むものがありまして、まず天下り規制についてどう思われるか、教えてください。
【次の発言】 それでは、北沢公述人は格差の問題、格差是正についても書いていらっしゃいますが、格差是正はポイントは何か教えてください。
【次の発言】 富田公述人にお聞きをいたします。
書かれていらっしゃる論文の中に、我が国の資産には、基軸国、通貨国のアメリカでは考えら……
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