このページでは福島瑞穂参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、福田総理に質問をします。 私は、今年の一月、安倍前総理の施政方針演説に対して、「社民党は、美しい国ではなく、温かい国をつくります。」と宣言をしました。くしくも、福田総理は「ぬくもりのある政治」と言いました。福田総理が本当に温かい改革をなさるのか、お聞きします。 福田総理の所信表明演説は、国民生活の悲鳴にこたえるものとなっていません。生活の破壊は、小泉・安倍内閣による構造改革の本質的な結果であり、単なる影ではありません。三位一体改革ならぬ三位ばらばら改悪で、地方切捨てが進みました。 社民党は、初めから構造改革の方向が間違っていると批判し……
○福島みずほ君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、福田政権に対して質問をいたします。 まず、命の問題に政治家として取り組んできた、尊敬する山本孝史さんの御冥福を心からお祈り申し上げます。 社民党は、今国会を命を守る国会と名付けます。命を守るため、特に税制、地方、医療、雇用の問題の政策転換を全力でやっていきます。 社民党は、七年前から、新自由主義、規制緩和である小泉構造改革に対して、改革の方向が間違っている、国民の生活と命が破壊されると批判をしてきました。結果は、まさにそのとおりになりました。改革は偽装でした。 私は、去年、特に地方を回りました。自治体財政の逼迫、三位ばらばら改悪の失……
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、麻生総理並びに関係閣僚に対して質問をいたします。 社民党は、三つの決別宣言を自民党に対して行います。 一つ目は、利権政治に対する決別宣言です。二つ目は、国民を苦しめる小泉構造改革に対する決別宣言です。三点目は、戦争に加担する、そんな政治に対する決別宣言です。 今、私は、全国を歩いていて、政治が命を粗末にしていることに関して涙が出るような思いがします。地方を切り捨て、雇用を切り捨て、医療を切り捨て、命を切り捨てています。社民党は、命を大切にする政治への政策転換こそ必要だと考えています。 社民党は、九兆円の生活・地域の底上げ宣言をしました。社民党は、……
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、麻生総理に対して質問をします。 今、一つの時代が終わり、新しい時代が始まろうとしています。世界を席巻し、日本も猛威を振るった人々を切り捨てる新自由主義に決別し、雇用と福祉を大事にする社会民主主義の出番です。政府・与党がつくろうとしていた社会が明確に間違っていたのです。厳しい現実を直視し、大きくかじを切らなければなりません。 年越し派遣村に連日行きました。自殺を図って連れてこられた人、年末、首を切られ、寮を追い出され、公園のトイレで過ごしていた人、いろんな人が来ていました。貧困と派遣切りの厳しい現実に、政治がまさに変わらなければならないと痛切に思いまし……
○国務大臣(福島みずほ君) 林議員から御質問がありました普天間基地の移設問題についてのお尋ねです。 現在、国土の〇・六%にすぎない沖縄県に全国の在日軍事用施設の七五%が集中しております。この沖縄の状況は重大な問題であり、沖縄の県民の基地負担の軽減は最優先の課題であることは当然です。 沖縄県民の負担軽減につながらないような形で基地の在り方を見直すことは、三党連立の政策合意の趣旨に沿わないものと考えます。(拍手)
○国務大臣(福島みずほ君) 山口代表にお答えをいたします。 政府参考人並びに議員立法についての御質問がございました。 国会の運営を政治主導、国民主導へと変えていくことが鳩山内閣の基本方針です。国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関です。国会がその権能を十分に果たせるようにすることは極めて重要です。政府参考人制度について、国会を言論の府として活性化するためにも、政治家同士の議論を大いに行うべきことは当然です。ただし、行政府の職員を入れずに議員同士の自由な討議による実質的な審査を実施することは、運用面でそれは十分可能です。また、議員立法は議員の大事な権利であると考えております。 国会改革……
○国務大臣(福島みずほ君) 刑事事件については、その結果についてきちっと注視をしております。また、この問題については、刑事事件とはまたかかわりなく、御本人がきちっと説明をされるべきだと思います。(拍手)
【次の発言】 少子化の問題、認可外保育施設の問題についてお尋ねがありました。
この度、子供と子育てを応援する社会に向けて、子ども・子育てビジョンを策定しました。今回のビジョンは、子供が主人公であるとして、これまでの少子化対策から子ども・子育て支援へと転換し、社会全体で子育てを支え、個人の希望を実現することを目指しております。保育サービス等の基盤整備については、今後五年間で毎年五万人程度の保育……
○国務大臣(福島みずほ君) 鰐淵議員にお答えをいたします。 各国の子ども、家族関係、社会支出の対GDP比を比較すると、例えばスウェーデンやフランスが三%台であるのに対し、日本はアメリカと並んで〇・七%台にすぎませんでした。また、公的教育支出も、残念ながら先進国最低レベルとなっており、私費負担が大きく、このことが格差拡大の原因となってきました。 社民党は、子どもや家族への公的給付や支援が不十分であると考え、若い子育て世帯等の経済的負担の軽減を図る観点もあり、二〇〇六年の三位一体改革に伴う国と地方公共団体の負担割合を変更するための改正案を除き、御指摘のとおり、児童手当の拡充については賛成をして……
○国務大臣(福島みずほ君) 浜田議員にお答えをいたします。 現在、三党で取り決めた政策合意にある沖縄県民の負担軽減のために、社民党党首として、そして内閣の一員として全力を尽くしているところです。 今後、政府案が策定され最終案となる際には、鳩山総理もおっしゃっていたように、地元住民の皆さんの御理解を得られるよう、調整がなされていくと考えております。(拍手)
○国務大臣(福島みずほ君) 加納議員にお答えをいたします。 社民党は、脱原子力の政策を掲げる政党です。原子力発電所の安全性、情報公開、情報開示をきちっとすべきだ、耐震設計の基準の見直し、そして経済産業省と安全規制機関の分離、自然エネルギーの促進などに取り組んできました。閣内においても、そのことをしっかり取り組んでまいります。経済産業省と安全規制機関の分離については議論が始まっております。しっかり取り組んでまいります。(拍手)
○国務大臣(福島みずほ君) 口蹄疫の被害に遭われているすべての皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、現在、現場で献身的に取り組んでいる皆さんに心から敬意を表します。 農林水産大臣臨時代理として、口蹄疫の新たな発生や防疫措置の実施状況について、その都度報告を受けていました。四月二十九日に宮崎に入られた山田副大臣からは、その後、発生状況やそれらへの対応策、また畜産農家への経営支援等の関連対策の説明を受け、しっかり対応するよう指示をいたしました。 七日の閣僚懇談会では、関係各省と連携し、防疫措置を的確に実施すること、国民への正確な情報提供を徹底し、いわゆる風評被害が広がらないよう冷静に対処……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して、菅総理に対して質問をいたします。 まず、所信表明演説と代表質問の後、予算委員会すら開かず閉会をするのは例がありません。なぜ予算委員会を開かせないのでしょうか。また、予算委員会を開催するとした自らの提案を数日で撤回をするのは約束違反ではないでしょうか。また、決算委員会も開かないのは大問題です。議論をさせないというやり方は、民主主義の観点から極めて問題だと思いますが、いかがですか。社民党は、予算委員会、決算委員会を開くことを求めます。 まず、口蹄疫に苦しむふるさと宮崎の皆さんに対し、心よりお見舞いを申し上げます。そして、一刻も早く安心し……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
政治の信と偽について、まず冒頭一言お聞きをいたします。
総理、年金問題に関して、舛添厚生労働大臣、安倍総理、いずれも一人残らず一円残らず救済するということを言いました。厚生労働委員会で私も繰り返し質問をしてきました。できないだろうと言ったらできるというのが当時舛添大臣の回答でもありました。これは明らかに偽りであったわけです。公約違反、約束違反の責任を総理はどう取られますか。
【次の発言】 生ぬるいと思います。国民は偽と言い、総理は信と言う。これは、やると言ってやれなかった。私たちは、やれないということ、問題があるということを言ってきたわけです。
……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、肝炎についてお聞きをいたします。 この肝炎の問題について、薬害肝炎問題についてはこの厚生労働委員会で私自身も十二、三回、質問をしてまいりました。三月二十七日、今年に、例えば一九八六年秋の集団感染事件のこと、そして、一九八七年に集団肝炎をきっかけとして使用実態についてなぜ確認調査を取らなかったのかということも質問しております。 そのとき、今日も来ていますが、高橋局長は、ミドリ十字社から医療機関における肝炎発生状況の報告を受けまして、厚生労働省は同社に対しまして早急に調査を実施し、報告をするよう指示しておりますと答弁をしています。そして、厚生労……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 社民党は、この年金流用禁止法案には大賛成です。年金は、国民の信頼を回復するためには年金の保険料はすべて年金に充てるというのが当たり前で、これが保険料がほかのことに使われているのではないかということが年金に対する信頼感やそういうもの、破壊することになるというふうに考えますので、年金流用禁止法案を一刻も早く国会で成立させることが年金の回復のまず一歩になると思います。 本日、趣旨説明及び法案についての提案者の説明がありました。なぜ税金で負担するのか、なぜ保険料では駄目なのか。私が思うには、税金で負担するとなれば、毎年毎年予算の審議のときにどうなるかという……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、私も南紀のグリーンピアのことについて、南紀ボアオのことについて質問します。 これは、今日も来ていますが、保坂展人衆議院議員が予算委員会五月二十三日、私も六月十七日、委員会で質問をしております。 先ほど、国は一々口を出さない、自治体に任せると大臣はおっしゃいました。ところで、五月二十三日の予算委員会ではこういうことになっております。国は指導する責任があるんじゃないかという保坂議員の質問に対して柳澤国務大臣は、売却の条件にうたわれた定期的な報告ということなどについては私どもしっかりしたフォローアップをしているつもりですけれども、また、その……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私も冒頭、肝炎について一言お聞きをいたします。 初め十一人死亡ということだったんですが、三十八名という発表になりました。四百十八人のリスト記載者のうち特定できた人が二百四十二人、うち死亡者が三十八人に上ると田辺三菱製薬から厚生労働省に報告がありました。肝炎で死んだのか、死因については分からないということですが、大至急やるべきだということを改めて要望します。 そして、私はけしからぬと思うのは、この三十八名のうち御遺族に連絡済みの症例数は八例というわけですね。三十八名亡くなっていれば、きちっとその人たちの遺族に言うべきではないですか。余りに、余りに企……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。
まず、紀陸参考人にお聞きをいたします。
労働法制の規制緩和と労働契約法との関係について、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 労働契約法案は労働法制の規制緩和の趣旨に合致するとお考えでしょうか。
【次の発言】 紀陸参考人に、個別事件の解決とおっしゃいましたが、今の日本の社会で個別事案の解決がうまくいっているという認識でしょうか。
【次の発言】 伊藤参考人にお聞きをいたします。
非正規雇用労働者からの労働相談の実例や、特に最近の格差が拡大されたと言われている中での不利益変更の実情などを教えてく……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今年三月二十日に開催された厚生労働委員会で、就業規則の変更の合理性を判断するため裁判となった場合、立証責任は使用者側にあるという答弁を青木局長されていますが、それで間違いないですね。
【次の発言】 就業規則の変更について合理的で有効に変更できたということであれば、その時点で効果が生ずると前回青木局長は答えています。
就業規則の不利益変更が行われました、合理性がある、ないという判断、例えば合理性はないという判断が裁判で下されました。無効です。そうすると、無効ということですから、これは就業規則の不利益変更をされた段階から無効だということでよろしいですね……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、年金について、年金の記録の問題についてお聞きをいたします。
一人残らず救済すると言ったことが実際はどういう状況なのか。ワンビシアーカイブズに私たちは行って、実際見れませんでした。ここの紙、旧台帳の件なんですが、千三百六十五万件あるということですが、衆議院の厚生労働委員会で明らかになったとおり、千三百六十五万件あるかどうか分からない、何かなくなっても分からないという状態であるということでよろしいですね。
【次の発言】 千三百六十五万件の保管状況が今まで分からなかったということそのものが大問題ではないですか、長官。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 この肝炎を生んできた厚生労働省の責任をきちっと明らかにしない限り、問題の解決にはならないし、今後同じ問題が生ずるというふうに思います。厚生労働大臣、謝罪だけではなく、厚労省の何が問題だったかきちっと認めて、厚労省が積極的に動くよう強く要望いたします。 患者の人たちのリストがありましたが、その人たちの追跡調査はまだなされていません。全員についての告知もなされていません。舛添大臣が大臣になられた以降、この委員会で何度も何度も何度も追跡調査をすべきではないか、死因の特定をすべきではないか、全員の告知をすべきではいかと言ってきましたが、いまだもって全員に対……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、大臣に、薬害肝炎についてお聞きをいたします。
昨日、首相官邸のところに私も行きました。残念ながら、福田総理は原告たちと会わなかったわけですね。私は、ハンセン病のときのように、小泉総理が原告たちに会ったように、まずその被害の実態を是非聞いてほしいと思いました。
大臣、大臣は会っていただきましたが、いかがですか。
【次の発言】 司法判断は、国の責任が不作為が許容限度を逸脱して著しく合理性を欠くかどうかという立証責任は原告患者が負担をします。ですから、どうしてもここまでは認める、ここまでは認めないというのが司法判断では起こり得る可能性はあるわけで……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、冒頭、先ほど同僚議員からもありました。同じ厚生労働委員会で頑張ってこられた山本孝史議員、一緒にがん対策基本法、超党派でみんなで作りましたが、亡くなられたという悲報を聞いて、本当に頑張ってこられた、議員としても頑張ってこられたことを心から尊敬し、御冥福をお祈りしたいと思います。 まず、冒頭、肝炎についてお聞きをいたします。 福田総理が全面的一律解決ということをおっしゃいました。原告の人たちが喜んでいる写真にちょっと正直ほっとしました。しかし、私は、何だ、これはという思いもあります。というのは、なぜ総理大臣が議員立法でやれということを命ずるんで……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。また、当事者として非常に苦労しながら頑張っていらっしゃる皆さん、あるいは、本当に原告団とそれから弁護士の皆さん、長い間もう本当にいろんなものを犠牲にしながら必死で切り開いてこられた本当に努力と頑張りとに関して心からの敬意を表します。私たちも、薬害の根絶のために、それから救済が十分行われるように政治の場面で頑張っていきます。 まず、山口参考人にお聞きをいたします。今日も本当にありがとうございました。私も実は、企業の責任ということを一言お聞きをいたします。 政官業の中で、官に対する責任追及もまだ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、今日二十八日、福田首相は、山口補選の敗北を踏まえ、舛添大臣と会い、後期高齢者医療制度について見直すべき点がないか検討するよう指示したと報道されています。舛添大臣、これは事実でしょうか。
【次の発言】 福田首相の後期高齢者医療制度について見直すべき点がないかどうか検討するようにという言葉は大変重いと思います。舛添大臣、首相のその指示を受けて、どうされますか。
【次の発言】 年齢によって区分するこの後期高齢者医療制度は早晩破綻すると考えています。野党は衆議院にこの廃止法案を出しております。それは、この制度が廃止しなければますます傷を大きくすると考え……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
厚生年金記録改ざん問題についてお聞きをいたします。
去年この国会で議論になり、新聞報道も一月になされております。そして、今日も来てくださっていますが、滋賀の社会保険庁の元職員尾崎さんもずっと傍聴に来てくださって、私も何度も話を聞いております。
なぜ今まで全国的な調査をしてこなかったのか。滋賀県には二回調査が入りました。なぜか、全国的になぜ調査に入らないか。いかがですか。
【次の発言】 先ほど大臣は物証から入るとおっしゃいました。しかし、自白やヒアリングも有力な証拠です。
なぜ滋賀県に二回入るにもかかわらず、全国的な調査を速やかに開始しないのか。……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、原爆症認定についてお聞きをいたします。 三月十七日、原爆症認定の新しい審査方針が示されました。現在、全国で原爆症認定についての裁判が起きております。その原告の中の三分の一程度しか救済されないのではないかという声が上がっています。被爆した人たちの中に分断や差別をもたらしてはならないと。また、今回の新しい審査方針にはこれまで積み重ねられた判決の内容が反映されておらず、はるかに判決内容より後退したものとなっています。今日はこの観点から厚生労働省にお聞きをします。 これまで全国の裁判所で示された判決の見解と精神を受け止め個別のケースに当たるべ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 三月三十一日までに一人残らず救済するとかつて舛添大臣が公約をしてくださいましたので、その件についてお聞きをいたします。 ねんきん特別便、社民党にも来ました。あろうことか、衆議院保坂展人さん、年金問題で追及している彼のところにねんきん特別便がやってきました。国民年金しか入っていないことになっておりまして、彼は厚生年金の記録が二社分そっくり抜けていると言っております。 質問です。 一体どういう名寄せを行われたんでしょうか。五千万件の名寄せのために幾らのコストを掛け、どのようなプログラムで作業をしたのか、作業工程は適切だったのか検討すべきだと考えます……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 社民党は、産声の聞こえる街づくりプロジェクトチームをつくり、今まで岩手、秋田、東京、長野と視察に行ってきました。私自身も、六日、七日、日曜日、月曜日と長野県に行ってまいりまして、舛添大臣が行かれた飯田市とそれから上田市の両方に行ってきました。 本当に医療崩壊、地方で本当に医療が大変になっていて、もうびっくりする状況で、それを医療現場の従事者の人たちが必死で食い止めているということをどこに行っても本当に痛感をします。 頭の下がるような努力をみんなしていて、死に物狂いでやっているけれども、今まさに医療崩壊がもう起きて駄目になるのか、それともそこに税金……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
駐留軍関係離職者等臨時措置法改正案に関してお聞きをいたします。
読売新聞の記事に、基地の外に警備員がけん銃を携行させたと、沖縄で、という記事が出ておりますけれども、これは問題ではないでしょうか。
【次の発言】 日米合同委員会は、日本人が米軍施設外に銃を携行することは銃刀法違反であるというふうに禁じているのではないですか。
【次の発言】 日米合同委員会及び日米地位協定上、ごめんなさい、言い直します、条約上も基地の外において携行することはできないわけですから、基地の外にけん銃を警備してやったことは銃刀法違反であるというふうに思います。
問題なのは、そ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 一昨日、ワンビシにようやく私自身も入ることができました。こういう形で紙台帳が保管されているのかと、正直大変ショックを受けました。 質問です。入札で年金番号をデータベース化するという今日の答弁、理解ができません。一年前、例えば六月二十八日、私ずっと一年間、社民党はこの旧台帳、紙台帳がとても放置されているという問題を追及してきました。一貫して、これオンライン化されている、磁気テープ化されているということはオンライン化されているという答弁が繰り返し繰り返し、今年に至ってもされています。データベース化されているのに、なぜ千三百六十五万件、これからデータベー……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私も、まず後期高齢者医療制度における保険料の負担割合についてお聞きをいたします。これ、事前にレクを受けておりますので、答えてください。
制度スタート時の現時点では後期高齢者医療制度の保険料の負担割合は一割ですが、どこまで推計をされていらっしゃいますか。
【次の発言】 保険料はどれだけ上がりますか。
【次の発言】 今、私たちは後期高齢者医療制度に一貫して反対し、実は昨日巣鴨のとげぬき地蔵でも街頭演説をやりました。高齢者の皆さん、九十一歳の人も百歳の人もこの負担を受けていると。突然自分のところで年金下がっているけど何でだろうという質問などをたくさん受けまし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も、今日冒頭、新聞の一面に載っておりますBSE、特定危険部位が吉野家の工場で発見されたということについて、質問通告をしてないんですが、お聞きをいたします。
二〇〇六年七月にまた解禁して以降初めてのケースですが、大臣はこの事件、ケースをどう受け止めていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 この解禁に当たっては、非常に与野党、特に対決、対立をいたしました。野党は、アメリカの工場視察などを踏まえ、危険であると、解禁するべきではないと強く主張し、安全性が確保されないと言ったんですが、解禁されました。現に言っていたとおり危険部位が発見されると。これはや……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。 私も、個人的なことですが、父が病気で母が介護と看病をしておりますので本当に切実な問題で、現場で頑張っていらっしゃる四人の方に心から敬意を表したいと思います。 最大の実は私自身の関心は、というか社民党の関心は、労働条件をどうしていくか。今日も話に出たとおり、若い人もいろんな人たちも就かないという問題をもう今どうするかというふうに考えています。行政交渉を繰り返し、通達などを出してもらっていますが、本当に問題が解決をしない。高齢社会をよくする女たちの会で三万円上げてほしいという集会に私も参加をしましたが、やはりもう国会が……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
閣法と、それから介護労働者の労働条件を向上させるための議員立法、共に必要な重要なことだと思います。
それで、議員立法の方の介護労働者の労働条件を向上させるための施策のための立法ですが、端的に介護労働者の労働条件を向上させるためにどのような施策が必要と立法者は考えますか。
【次の発言】 はい、ありがとうございます。帰ってくださって結構です。ありがとうございます。
では、大臣にお聞きをいたします。
新潟で行われました労働サミットについてです。所感をお聞きいたします。
【次の発言】 議長国としてディーセントワーク、グリーンジョブが入ったことはいいと思……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、ILO百十一号条約について質問をいたします。
ILO百十一号条約に関して、二〇〇八年四月現在、世界百六十六か国が批准をしております。しかし、この条約、雇用及び職業についての差別待遇に関する条約を日本は批准をしておりません。なぜこれは批准ができないのか、教えてください。
【次の発言】 日本は、国際人権規約B規約、女性差別撤廃条約、人種差別撤廃条約を批准していますし、雇用機会均等法もあります。是非、何が障害になっているのか検討するという、なぜこのことを言うかといいますと、世界でも百六十六か国が批准をしていて先進国である日本が批准をしないのは……
○委員以外の議員(福島みずほ君) この後期高齢者医療制度廃止法案、きっちり参議院で審議をする必要があります。ただ、会期末を控えておりまして、社民党としては一刻も早くこの廃止法案を成立させたいと考えております。なぜか。この後期高齢者医療制度が高齢者の皆さんの健康と生活を破壊をしているからです。そして、高齢者を政治がどう扱うかということは、取りも直さず生きている人間や命を今の政治がどう扱うかということを端的に示しているからです。 違う米びつで違う御飯を食べろと言われているような気がするという高齢者の意見も聞きました。七十五歳以上と六十五歳以上の重度の障害者の人たちだけ切り分ける、堤防の決壊しやす……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は本当においでいただきましてありがとうございます。それぞれ重要な役割を果たしていらして、非常にいい話をしてくださってありがとうございます。 二年前、二〇〇六年六月に強行採決をされたのがこの厚生労働委員会です。今日は与党が欠席をしている、これは本当に残念です。参考人の話を是非本当に与党の人たちもきちっと聞いてほしかったというふうに思っております。先ほど原中参考人からやはり優しさ、笹森参考人から国民皆保険、皆年金は維持し、共に支え合う社会を維持しなければならないという発言があり、私も本当にそのとおりだと思っています。いい社会をつくってくれと私たち政……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
この表をちょっと見てください。(資料提示)
これが全国の各道路におけるキロ単価を表しています。佐世保道路、前防衛大臣の地元でありますが、一キロ二百億円も掛かっております。三十億、四十億も高いと思いますが、一キロ二百億円。ダイヤモンドでも埋まっている道路なんでしょうか。
総理、一キロ二百億円という単価に関してどうお考えですか。妥当と思われますか。──いや、総理。
【次の発言】 いえ、大臣結構です。総理、お願いします。
【次の発言】 五億円の保育園が二十個できるんですね、一キロで。八・三キロしかないところで二百億円。
総理、これについて妥当と思われ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
本日、三名の死刑囚に対して死刑の執行が行われました。開会中に長勢法務大臣は十名執行しました。本日も、前回の三名に続いて鳩山大臣は処刑をされました。十名以上の死刑囚を処刑する、いわゆる死刑大国に日本はかじを切ったのでしょうか。
【次の発言】 鳩山大臣はかつて、ベルトコンベヤーで乱数表に何か基づいてやったらどうかとおっしゃいましたけれども、基準はあるのでしょうか。
【次の発言】 二〇〇七年十二月十八日、国連総会の場で、死刑執行停止決議が採択をされました。日本ももちろん国連に加盟をしております。モラトリアムを確立すること、あるいは死刑の適用が可能な犯罪の数……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、総理に対して、雇用と医療に対してのリーダーシップについてお聞きをしたいというふうに思います。 まず、労働者派遣についてです。 グッドウィル、フルキャストが業務停止命令を受けました。十年間にわたり強制天引きなどは業界の常識でした。それを放置をしてきた厚生労働省の責任は極めて大きいというふうに私は思います。 社民党は、この問題に関して、この一年間、四回以上行政交渉をしてきました。代表質問で総理に質問をしました。ガイドラインを作るというのが総理の答弁でした。一月二十八日、ガイドライン出ました。しかし、これは何の役にも立ちません。この間ずうっと……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、民法七百七十二条についてお聞きをします。
法務省は、通達で、七百七十二条の規定により無戸籍となっている子供たちの解決を図られました。しかし、毎日新聞の調査によると、七十三市区で百二十七名の子供たちが無戸籍であることが分かりました。子どもの権利条約七条違反ではないか。通達でも救済されない子供たちを救済する必要があると考えますが、いかがですか。
【次の発言】 実際、裁判も弁護士としてやりましたけれども、だからこそ法務省は通達を出されたと思うのですが、その通達によっても救済されない子供がいるという点についていかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、道路特定財源についてお聞きをいたします。
ミュージカル、これは保坂展人議員も衆議院でやってきましたけれども、道路局やってきたミュージカル、これ百六、五億七千万円、道路特定財源から使ったということでよろしいですね。
【次の発言】 そして、河川局も同じところにミュージカルをやってもらっているんですが、(資料提示)百四か所、道路特定財源から幾ら支出をされましたか。
【次の発言】 治水特定財源から支出をされたということですね。
【次の発言】 同じところで、一方、道路局は道路特定財源でミュージカル百六回、もう一つ、河川局は治水特別会計からお金を出……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、劣化ウラン弾についてお聞きをします。
去年十二月、国連の総会で議決がありました。五月までに日本政府が意見を国連事務総長に対して言うことになっております。日本は被爆国、劣化ウラン弾の廃絶に向けてリーダーシップを是非取っていただきたい。いかがでしょうか。
【次の発言】 是非、ここで廃止に向けて注視すると同時に、意見表明を求められているわけですから、日本がイニシアチブを取ってほしい。いかがでしょうか。
【次の発言】 北欧諸国がそうであるように、予防原則に基づいて、これは日本は被爆国ですので踏み込んでもらいたい。いかがでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私は女性ですから、女性が活躍し、生き生きと活動することはすばらしいと思い、かつ応援をしたいと思っています。しかし、女性がたくさん、道造り、道普請に多くの女性が活用をされています。 道守、道を守ると書きますが、道守くまもと会議事務局長、熊本の道を語る女性の会代表、株式会社地域連携ネットワークI・C・G代表取締役及びNPO法人ハンド・ツー・ランド代表がすべて同じ女性が務めています。それらの、また、この株式会社地域連携ネットワーク及びNPO法人ハンド・ツー・ランドが三年間で、少なくとも、公開されたもので調べたところ、随意契約で一億二千万以上のお金を国土交……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、総理は二月二十六日の衆議院予算委員会で、社会保障費の抑制には限界がある旨の発言をされました。骨太方針二〇〇六では五年間、二千二百億円ずつ社会保障費のカットを言っております。総理は政策転換をされるんですか。
【次の発言】 舛添厚生労働大臣は、二千二百億円のカットをもうできないというふうに言っています。総理、政策転換をすべきではないですか。
【次の発言】 厚生労働大臣も総理も限界があると言っている。でも、ひどい政府ですよ。これから五年間、二千二百億円、社会保障費のカットをやると言っているわけだから。
総理、道路特定財源のお金の使い道と比べて、社会……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 先日、予算委員会で労働者派遣法について、労働者派遣についてお聞きをしましたが、今日も継続してまずお聞きをいたします。 派遣労働者の注文減少、中途解約など、景気後退から生ずる実態把握について、先日お聞きをいたしました。私も十月現在における企業整備状況をいただきましたし、先ほど四千九百四十名ということで回答がありました。 しかし、この企業整備状況は十四県しかないんですね。一番、例えば私もたくさんメールをいただきますが、愛知県、静岡県、派遣が多く、派遣切りが多く進行していると言われているところはありません。ですから、実際は四千九百四十名ではなくもっと多……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 法案に入る前に何点かちょっと質問をいたします。 原子力発電所の被曝労働者の労働災害認定で白血病である悪性リンパ腫が今年十月二十七日に認定をされました。喜友名さん、喜ぶに友に名と書きますが、認定をされました。二〇〇四年には多発性骨髄腫が認定されておりますが、現行の労働基準法施行規則別表第一の二に入っておりません。今も、現在労災裁判は別件で起きておりますが、この例示疾病リストに多発性骨髄腫と悪性リンパ腫を入れるべく検討されているとお聞きをいたしますが、その進捗状況はどうでしょうか。また、積極的に対応するべきと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、社会保障費の伸びを毎年二千二百億円抑制していることについて一言お聞きをいたします。
国会の中でこれを批判的に取り上げたのは、一番最初、私が質問をしました。何十回と質問をし続けてきましたが、報道によると、自民党が麻生総理に対してこの抑制をやめるべきだと言い、骨太方針全体見直すように申し入れるというふうに聞いております。
大臣、いかがですか。
【次の発言】 採用内定取消しについて一言お聞きをいたします。
不動産会社や外資系IT会社などで採用内定取消しが行われております。実態についてということなんですが、平成五年、これは採用内定取消しはずっ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 大分のキヤノンの工場で請負、派遣千二百人が切られるという報道がありました。今日、大分から上京してきたその切られた人たちに話を聞き、行政交渉を行いました。十一月十日の日に、もう解雇だと、辞めろと、あるいは中途解約だと言われ、十二月十日に寮を出ていけと言われている。もう今日は十二月四日ですが、みんな住み込み派遣ですから、大分以外の人が実は多い。寮から出ていけと言われる、そのことだけでも本人たちはどうしたらいいか、千二百人ですから困っているんですが、驚くべきことに、大分キヤノンは募集をしています。同時に募集をしている。そして、即時採用しますというのがあって……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず本案に入る前に、雇用、派遣についてお聞きをいたします。 本日、麻生総理に対して、党首会談で「社民党の緊急雇用対策の提言」を渡しました。これは先週、社民党が作った緊急雇用対策の提言です。麻生総理は、この件については珍しく社民党と認識を一致していると言ってくれました。雇い止めの件、それから中途解約の件、雇用促進住宅の件などについて意見を交換し、「マンガ蟹工船」を差し上げましたけれども。 それで、緊急雇用対策の提言で、私は厚生労働省に対して、やはりこちらが提言したことをできるだけ早く実行してくれるというふうに努力していることには半分感謝をし、しかし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
経済の急速な悪化に伴って派遣労働者の解雇などが広がりつつあり、極めて深刻な状態となっております。この影響は障害者雇用にも及ぶことが想定されますが、安易な解雇は障害者の生活を根本から破壊してしまいます。障害者雇用維持のために政府はどのような取組を緊急にやろうとしているのかお聞かせください。特に障害者の場合には中小零細規模の事業所での雇用が大きな割合を占めていますが、それゆえに影響も大きいと予測されます。どのような支援策を考えているのか、お聞きします。
【次の発言】 派遣労働制度の中で障害者の雇用はどのように扱われているんでしょうか。今回の法改正で対応さ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社民党は、命を大切にする政治をテーマに頑張っているところです。
まず、自衛隊のいじめの話をお聞きします。
「さわぎり」の中でいじめ、自殺死をした人のケースが国の責任を認めて高裁で確定をしました。しかし、その後も後を絶ちません。先日も十五人と格闘技でやった人が亡くなったということが報道されています。
総理、自殺やこういう死亡事故が相次ぐということに関してどうお思いでしょうか。
【次の発言】 再発防止とずっと言われて後を絶ちません。
今回のケースは逸脱でしょうか、それとも通常の訓練なんでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社会保障費、毎年二千二百億円ずつカットすることを批判的に最初に国会で質問したのは私です。
総理、この二千二百億円社会保障費カット、やめていただけないでしょうか。
【次の発言】 なぜ、今、二千二百億円毎年カットすることをやめると総理が言えないのか。政策転換すべきだと私は考えます。いかがですか。言ってください。
【次の発言】 総理のリーダーシップでこれをやめると今おっしゃってくださいよ。
次に、今、百年の中での雇用の危機、百年の中での雇用の対策を総理が打つべきだと昨日申入れをいたしました。社民党は、派遣切り怒りのホットラインを十一月に二日間やりました……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。決算委員会で質問できて、非常にうれしいです。 二千二百億円の社会保障費のカットについてずっと国会で取り組んできました。これを批判的にまず質問をしたのは私です。 お手元に社会保障関係費削減一覧がありますが、見事にセーフティーネットをずたずたにしてきたのが今までの政治です。 財務省、お聞きいたします。社会保障費を毎年二千二百億円一律に削減したことについての財務省の御意見をお聞かせください。 例えば、非正規雇用労働者の雇用保険は目まぐるしく制度を変えてきました。二〇〇三年には五百億円カット、二〇〇七年には雇用保険の国庫負担見直しで千八百十億円カットして……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、地方分権推進委員会の相次ぐ勧告についてお聞きをいたします。 第一次勧告、そして第二次勧告、十二月八日、昨年相次いで出されました。これはとんでもないものだと私は思っております。地方厚生局、都道府県労働局、中央労働委員会地方事務所、地方農政局、廃止の方向が打ち出されております。将来的には国のハローワークの漸次縮小、将来的な地方移譲の報告が出ております。また、国の出先機関改革に関する試算、勧告別添試算では、ハローワークの縮小により一万一千人を削減する。何と九割削減という中身です。 労働局やハローワークに大変やっぱりお世話になっています。社民……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も、まず原爆症認定集団訴訟についてお聞きをいたします。
上告期限が三月二十六日ですが、上告理由は何になるんですか、もし上告をするとすれば。上告理由は限定されていまして、上告できるんですか。
【次の発言】 前回も質問しましたが、これはもう上告理由も限定されていますし、上告しないよう強く求めます。
また、十四連敗、千葉、東京高裁の後、広島地裁で判決が出ました。国は国家賠償請求訴訟で損害賠償責任まで認められるという十四連敗です。千葉地裁の件は四月一日が上訴期限であり、これはいかがですか。上訴すべきでないと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
朝鮮人労務者未払賃金についてお聞きをいたします。
供託金は一億六千七百七十九万円、有価証券が四千七百三十五万円、この金額も今も日本銀行で保管をしていると聞いております。これは労働者たちの労働の対価ですので、日本政府が持っているべきではないと思います。大臣、これをどう対処すべきとお考えですか。
【次の発言】 そんなことを聞いているんではないんです。それはもう分かっています。
そうではなく、大臣、これは日本政府が持ち続けるものではないと思いますが、どう対処をされるんですか。
【次の発言】 全力を挙げてやっていただけるんですね。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、二つの労働事件から質問をいたします。
トルコ航空における日本人客室乗務員問題についてお聞きをいたします。
日本人客室乗務員を日本人搭乗率の高い路線から外すことについて、非常に問題ではないかと。これは派遣ですが、期間の途中で派遣切りに遭っているという、そういう事案です。いかがですか。
【次の発言】 これは、労働条件ということと安全ということが二つ問題になっているので質問をいたします。
九六年、ガルーダ・インドネシア航空離陸事故事件で、乗客三名死亡、乗客、乗務員百七十名重軽傷という、福岡で事件が起きました。それ以前にガルーダは日本人の派遣社員……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 派遣切り問題について、まずお聞きをします。 四月八日、九日の二日間、日本青年館で開催した春の面談・電話相談村が開かれました。お手元にその一つの報告が出ています。私もお正月、派遣村に行きましたが、今回の派遣村のいろんな集会に参加をしました。 例えば、京都で派遣切りされて寮を追い出され、しばらく野宿をした、ハローワークに相談したが、なかなか住まいを確保してもらえず、やっと雇用促進住宅に入れたが、布団もない、所持金が二百円しかなく生活できないので、ハローワークに再度相談したら、うちではどうにもならないとのことで派遣村を紹介されたなんというのもたくさんあ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 社民党もこの法案の共同提案者になっておりますので、この法案を是非早急に成立させた上で、一刻も早く一人でも多く救済ができる人たちを増やしたいというふうに思っております。 どの党もそうでしょうし、どの方もそうでしょうが、多くの皆さんからたくさんのメール、相談、そして解決をしています。社民党にも、例えば七十五歳の方で厚生年金が昭和二十九年に四か月掛けていた年金が漏れていて、昨年の十二月に届出して年間二万円の支給があると言われたが、まだ払われていない。七十四歳、現在入院中の方の場合は、厚生年金を掛けていたが、年金漏れが昨年七月に分かり、届け、年間八万一千円……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
この間の厚生労働省を始め各関係諸省庁、各人、医療関係者の皆さんの努力に、それは本当に敬意を表します。
私も、米軍基地内における感染の問題に関して外務省から報告を受けたんですが、厚生労働省は、基地内の問題については全く把握していないという答えをもらったんですね。これはひどいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 いや、時間がないんでいいです。
【次の発言】 しかし、現在において厚生労働省としては基地内における情報を全部把握していないわけじゃないですか。それは問題だと考えますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も、障害者団体向けの郵便割引制度を不正に利用した事件で、凜の会と厚生労働省との関係についてお聞きをいたします。
二十七日に調査チームを立ち上げたということですが、現在、だれに対してどういうヒアリングをし、どういう結果になっているか教えてください。少なくとも、だれに対してヒアリングをやったか教えてください。
【次の発言】 私は、調査チームを立ち上げてもう一週間たつので、だれに対してヒアリングを行ったかを聞いています。
【次の発言】 だれもヒアリングやっていないんですか。
【次の発言】 刑事捜査は刑事捜査で、そして厚生労働大臣はメディアの取材に対して……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
これは質問通告してないんですが、一言。本日、四野党で、生活保護の母子加算の廃止をしたことを元に戻せという法案を衆議院に提出をいたしました。生活保護の母子加算は百八十億から二百億、これ廃止したことで削減された税金はそれくらいなんですね。政府のエコカー買うので、一万五千台買って五百億円以上掛けるんだったら、やっぱりこういうところにお金を使うべきだと思います。
四野党が法案出したんですが、大臣、生活保護の母子加算廃止を元に戻す、いかがですか。
【次の発言】 いや、今の答弁がっかりですよ。八五%のシングルマザーが働いている。就労支援だって頑張ってやっている……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私のときもいい答弁をよろしくお願いいたします。
まず冒頭、原爆認定症の皆さんの早期解決をということで、今日午後、大臣が原告たち、当事者たちにお会いしたということについて一言申し上げます。
これは、厚生労働省側は上告期限後の十一日以降に会うとおっしゃっていたのを、いや、その前に会ってくれと言って、男と女の約束、女と男の約束ということで果たしてくださったことに、それは御礼を申し上げます。また、上告断念ということもありがとうございます。
大臣、今日、当事者に会われた感想を一言お願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。
去年四月の認定基準のやは……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
舛添大臣、骨太方針二〇〇九の素案で消費税一二%というのが出ておりますが、大臣、これに賛成ですか。
【次の発言】 今後の年金財源は消費税を見込んでいますか。
【次の発言】 一二%あるいは消費税の値上げには反対なんですが、今大臣は社会保障費二千二百億円をカットすることに関して意見を述べられました。それは同じく、それこそ社会民主主義者として共闘できると思いますが、経済財政諮問会議に対して是非強く言っていただきたい。いかがですか。
【次の発言】 厚生労働大臣がこう強く主張しているにもかかわらず、なぜ財務大臣を始めまだ二千二百億円社会保障費カットと言っているん……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず冒頭、年金記録訂正で受給額が増えたら生活保護費の返還が必要ということについてお聞きをいたします。 宙に浮いた年金問題で記録が見付かってから支給された年金を生活保護受給者が受け取る場合、それまで受給した保護費の返還を求めるケースが言われています。国の過失によるものではないかと。つまり、何か今まで食べたものを全部吐き出せと言われるぐらい、ちょっと無理なんじゃないか。まあ法律的には理解ができるところも実はあるのですが、ただ、生活保護ってやはり、資産テストもあり、資産調査もあり、いろんなもの、何はぜいたく品だと言われて、無理して、無理してというか生活保……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日はまず冒頭に、河村官房長官が昨日の党首討論に関して、自殺論議はお涙ちょうだいの議論である、お涙ちょうだいの議論をやるゆとりはないのではないか、人の命は重要なテーマだと考えているが、情緒的な話をしている段階ではないとおっしゃったことについて一言お聞きをいたします。 私は、河村官房長官、チャイルドラインなど一生懸命取り組んでこられたり、尊敬している面はもちろんあるんですね。これはしかしちょっと看過できないと。というのは、私自身も自殺防止議員連盟のメンバーですし、与党の皆さんも積極的に参加をされていて、自殺をやっぱりどうやってなくしていくのか、雇用や……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 日本ではまだまだ、いまだに仕事を持ちながら、働く女性が妊娠すると七割が退職し、働き続ける女性は三割しかいません。保育園やベビーシッターやいろんな手配が大変だとか、あるいは賃金カット、仕事の配置換えや育児切りということも実は起きています。私も実は弁護士として、妊娠、出産したことで退職に追い込まれた女性の裁判を幾つか担当し、均等法の下でこういうことが起きていることには非常に怒りを感じてきましたし、個人的にも育児をやってきました。 まず、大臣、最近ですが、ゲームソフト、コナミの関連会社で、育児休業後不当な降格、減給されたケースであるとして裁判の提訴が行わ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 民主党、社民党、発議者の皆さん、本当にありがとうございます。 午前中はこの児童扶養手当の問題、午後は生活保護の母子加算復活法案の審議です。これは子供たちの未来に係ることで、子供たちが本当に涙を流さなくて済むように、親ももちろん涙を流さなくて済むように、これはもう早急に、できるだけ早く手当てをすべきところだと思っています。これは、与野党関係ない、もう与党、野党関係なく、子供のことで心を痛めない人はいないと。今日、与党が欠席していることは本当に残念です。対決法案ではなく、こんな法案でなぜ審議すらしないのか、全く理解ができません。本当に残念です。 まず……
○福島みずほ君 A案に関して言えば、本人の承諾がない、あるいは意思がないという場合に、遺族が書面により承諾すればオーケーになると、これがやはり大きなポイントだと思うんですね。 それで、遺族、家族ということで、条文上は遺族、別のところは、今日の趣旨説明では家族と言っていて、法律家の立場からすれば、遺族、家族、現在だって規定はあるけれども、現在は本人の承諾があって、家族の承諾、遺族の承諾があるからいいんだけれども、本人の承諾がなくて遺族の承諾があれば取り出せる、これがやっぱり非常に、だれを家族と言うのか、だれを遺族と言うのか。ガイドラインにはありますけれども、質問のその一は、範囲が不明確なわけで……
○福島みずほ君 まず初めに、加藤参考人にお聞きをいたします。 本人以外の人間が決定的な命の放棄ができるのかというのは私自身も思っていまして、特に今度のA案は、本人の意思がない場合、確認できない場合も遺族が書面により承諾すればオーケーとなるわけですね。以前も遺族という言葉は法律にあるわけですが、それも本人の意思があって、それで遺族ならまだいいんですが、本人の意思が確認できなくて、今度のA案のように遺族が書面により承諾する。でも、遺族、家族という概念は法律用語ではないので、一体だれが承諾すればいいのか。家族や遺族の中で意見が対立することもあれば、たまたま病院に駆け付けられなかった子供が絶対もっと……
○福島みずほ君 井手参考人と宮本参考人にお聞きをします。 今日、四人の方、本当にありがとうございます。 井手参考人に、多分ドナーになり得る立場からというので今日二つ特に思って、正直、医療現場への不信、例えば弁護士会への人権救済の申立てでも、ドナーカードがあったら、その後十分な治療をさせてもらっていないんじゃないかと遺族が人権救済の申立てをした後、韓国の弁護士会は、やっぱりそれは問題があったということを勧告をした例などもあるんですね。 ですから、さっきも、これだけ医療がなかなか疲弊している中で、十分医療がされない中での医療不信というのがあるのでどうしても十分治療を受けられないんじゃないかと……
○福島みずほ君 今日はどうも命のことを本当に考えさせられる発言、どうもありがとうございます。森岡参考人に二点、米本参考人に一点お聞きいたします。 森岡参考人、A案は、A案というか、脳死は人の死だと、そして承諾をなくすというところに割とポイントがあるんではないかと思っているんですね。この委員会の中での議論は、遺族、家族にとって同意をするというのが本人の同意がないので大変重いので、脳死は死だと医者が言ってあげない限り判断が大変なんだという議論などよく出てくるんですね。でも、私は、それは本末転倒で順番が違う、遺族が同意できるために脳死は死だと医者が言ってあげるというのは逆じゃないかというか違うんじ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私は、A案に対する根本的な疑問は二点あります。脳死を一律に人の死とすることを前提としていること、それから本人の承諾がなくても家族、遺族の承諾で可とすること、その二点です。 前者について、まずお聞きをいたします。 A案は脳死を一律に人の死とすることを前提としています。なぜ前提とできるのか。Aダッシュ案が提出をされました。脳死は一律に人の死としないというものです。A案が非常にぶれている、一体どっちなのかと言いたいのですが、なぜ臓器移植のときだけすればいいのに、脳死を一律に人の死とすることを前提にするんですか。福島さん。
○福島みずほ君 社民党の立場は、一刻も早く定額給付金、これを撤回すべきだという立場です。限られた税金の中で有効に使う道だとは全く思えません。これは、一回だけ全国民に対してお金をばらまくという、それだけでしかありません。 社民党は、大ざっぱに言って、大金持ちには増税を、そして生活に困っている人にはきちっと減税を、そして福祉をきちっと充実をすべきだという立場です。この二兆円、本当にこのような形で、世紀の愚策だと思っております。例えばこの二兆円に関しては、国民の長期の安心や、そして未来を切り開くことにこそ使うべきだと考えています。 理解できないのは、この二兆円をばらまきとして使うにもかかわらず、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、雇用の破壊についてお聞きをいたします。
雇用の破壊、派遣切りが大変社会問題となっていますし、切実な命の問題です。総理、私はこれは政治災害だと思いますが、総理、政治の責任があると思われますか。
【次の発言】 政治の責任があるとお考えでしょうか。
【次の発言】 どの点に問題があった、責任があるとお考えでしょうか。
【次の発言】 私も政治の責任と大企業の社会的責任と両方ある、もちろん個人のこともあるかもしれませんが、この二つが大きな責任だと思います。
総理、時代に対応できなかった政治の責任とは何でしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
参考人のお三方、本当に今日はお忙しい中ありがとうございます。
まず初めに川本さんにお聞きをいたします。
派遣切りということで、これは正社員であれば正当な理由なく解雇できない。整理解雇であれば、整理解雇の四つの要件で、企業が倒産しない限りは解雇できない。にもかかわらず、派遣切りは問答無用に起きています。
経団連にお願いしたいことは、派遣切り、何とかやめさせてほしい。いかがですか。
【次の発言】 派遣先の大企業と労働者の間には雇用契約がありません。最も利益を得ている、安い労働力で最も利益を得ている大企業が何の責任も負えないと。
さっきおっしゃった……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
民主党の小沢代表の公設秘書が逮捕をされるという事件が起きました。国民が政治に対する信頼を回復しようとする、日本の政治にとって最も重要なときにこのような事件が起きて、非常に遺憾です。これから小沢代表が更に国民に対して説明責任を果たすということを社民党は強く求めていきます。強く要望します。
ところで、私も二階大臣に質問をいたします。
二階大臣、二階大臣自身は八百三十八万円の献金がこの二つの政治団体であるという認識はあったんですか。
【次の発言】 これに関して、先ほどからありますが、全然チェックをしていないんですか、その管理者は。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、政治と改革について大きく足を踏み出さなければなりません。企業・団体献金は禁止すべきだと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それが不十分であるということが明らかになった今、きちっと改革すべきだと思います。
フランスとカナダは企業献金を禁止をしています。今、総理おっしゃったとおり、公共事業を受注する企業から選挙においては寄附はもらえません。ですから、野党、二〇〇二年に、社民党、民主党、自由党、共産党は公共事業を受注する企業からは政治献金を受けないという法案を出しました。ところが、自民党の反対でこれは成立を見ませんでした。総理、よもや、今度私……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
鴻池副官房長官、ピストルの弾でピストルの弾を撃ち落とすことはできないという意見がありますが、どう考えられますか。
【次の発言】 政府の重要な人物であるから御質問しています。いかがお考えですか。
【次の発言】 かつて、この発言をされたことがありますか。
【次の発言】 迎撃ミサイルについては極めて重要な問題です。確かに、ピストルの弾をピストルの弾で撃ち落とすのは難しいというふうによく例えられているので質問をしているわけです。この点について発言をされないというのは極めて残念です。政府内で議論があれば、その議論がきちっと出るべきじゃないですか。
中曽根外務……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
政治資金規正法は形式犯、一見、形式犯です。しかし、問われているのは実質的なことです。その点でいえば、先日の小沢代表の説明は極めて不十分であったと考えます。社民党としては更に説明を求めていきます。
しかし、同じことはもっとたくさん自民党の議員、報道され、また献金もらっておられます。二階大臣、森元総理、尾身幸次議員、たくさん出ております。
法務省にお聞きをいたします。なぜ民主党だけ、野党だけターゲットにするんでしょうか。これはアンフェア、不公平ではないでしょうか。
【次の発言】 問われていることは同じことなんです。法務大臣、刑事捜査、自民党の議員に対……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 補正予算案は十四兆七千億円、今の税収は四十六兆円です。例えば年収が四百六十万円の人が、そして一千万以上の生活をするような、百兆円を超える一般予算案になりました。これはもう普通の感覚からいえば、弁護士とすれば、自己破産して人生やり直せというような財政になっています。国ももう生き直すべきですよ。国の政治もこれはやり直すべきだ。そういう中身のあり得ない補正予算案になっています。 それで、ちょっと見てください。(資料提示)GDPと年収二百万円以下の人の推移です。最近GDPが下がってしまいましたが、この間、十年間、GDPはわあっと上がりました。しかし、年収二……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日はありがとうございます。昨日、エコポイントについて国会で質問したんですが、今朝の東京新聞に木内先生の発言が出ております。環境対策という点では評価してもいいとしたが、景気対策としては個人の所得が増えない中の消費の先食い、経済波及効果が四兆円なんてないんじゃないか、また、予算を使い切ってしまった場合どうするのか、不確定要素が多過ぎると見切り発車を批判、その上で、多分に人気取り的な施策、選挙を意識しているとの印象が強いと言い切ったと、こうあるんですね。私は非常に意を強くしまして、全く同じことを考えていらっしゃる。 昨日も質問したんですが、多くの人が買……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、エコポイントについてお聞きをいたします。
エコポイント基金とそれからエコポイント事務局と二つあるわけですが、エコポイント、この二つの現在の進捗状況を教えてください。
【次の発言】 エコポイント基金の仕事内容を説明してください。
【次の発言】 基金は、国からお金をもらって、三千億円エコポイント事務局に渡す、これだけが仕事です。二十三億円の事務経費、高くないですか。
【次の発言】 こんな仕事ないですよ。お金をただ右から左へ渡す、エコポイント事務局が実際の事務局やるんですよ。何で二十三億掛かるんですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 北東アジアにおける非核構想についてお聞きをいたします。 社民党は北朝鮮の核実験に強く抗議をします。社民党はいかなる国のいかなる核にも反対です。 社民党は二〇〇一年、二十一世紀の平和構想、いわゆる土井ドクトリンを発表しました。北東アジアにおける安全保障機構の創設、北東アジア非核地帯の創設を提言をしたんですね。そのためにモンゴル、中国、韓国を訪れ、同意を得てきました。六か国協議の議長である武大偉議長も社民党本部に来られて、この社民党の安全保障構想、非核構想を六か国協議の決議に盛り込んだとわざわざ言ってくださいました。 この朝鮮半島における非核化、そ……
○国務大臣(福島みずほ君) おはようございます。 少子化対策、男女共同参画、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 人の命と国民の生活を守り、だれもが尊厳を持って生き生きと暮らせる社会の実現を目指した取組を推進してまいります。 初めに、少子化対策については、未来への投資であるとの発想が必要です。子ども手当の創設などの経済的支援の充実とともに、保育所や学童クラブ等の基盤整備の推進など、総合的にバランスの取れた対策を進めてまいります。このため、来年一月末までを目途として、子ども・子育てビジョン(仮称)を策定します。 自殺者数が十一年連続で年間三万人を超え……
○国務大臣(福島みずほ君) トランスファット、トランス脂肪酸についての御質問、ありがとうございます。 マーガリンやショートニングなど加工油脂や、反すう動物の肉や脂肪中などに含まれる不飽和脂肪酸の一種で、おっしゃるとおり、諸外国ではこれについてかなり問題ではないかというふうに言われております。 食品安全委員会では、平成十八年度に国内の食品中に含まれるトランス脂肪酸の摂取量の推定等に関する調査を行い、平成十九年六月にファクトシートとして公表しています。ただ、今、古川議員おっしゃったとおり、これは外国では表示をされているということもあり、日本において、摂取量や各摂取レベルにおける健康等の被害やい……
○国務大臣(福島みずほ君) 荒井委員、御質問ありがとうございます。 コンクリートから人へということであれば、子供たちに、人、とりわけ子供たちに対して予算を使うということだと思います。 今までの政治は、GDPの御存じ一%以下しか子供たちのために予算を使ってきませんでした。ですから、現政権は、まず子供を大事にしよう、子供に対してお金を使おうということで、子ども手当の創設と、それから保育所それから学童クラブや一時保育、専業主婦の皆さんも保育所が利用できるように様々な保育の応援をしていきたいと思っています。 貴重な税金です。皆さんたちの貴重な税金をそういうふうに両方応援していく形で今厚労省と少子……
○国務大臣(福島みずほ君) 保育の質をきちっと守りながら、待機児童の解消をきちっとやってまいります。 小池委員がおっしゃったとおり、確かにナショナルミニマムというものは最低限必要な部分はあると思います。しかし、この間、財源も確保しながら待機児童の解消と保育の質の問題、そして地方分権といっても、これは地方に丸投げではなく、しっかり国がやはり保障していくことを全力でやっていきたいと思います。 厚生労働省が言ったのは、例えば短いこの三年間ぐらい待機児童がとっても解消できない東京など一部についてどうかということで、調理場などはきちっと必要である、人員、保母さんはきちっとその枠は外さない。保育の質を……
○国務大臣(福島みずほ君) 済みません、私の管轄外でございます。ただ、昨日は予算委員会がありましたので、またそれぞれの国会議員のそれは自発的な個人の意思が、また皆さん公務もありますので、それについて私が申し上げる立場ではないと思います。
【次の発言】 例えばイラクに、当時、社民党宣言を作ったときに、当時イラクにまで自衛隊が行っていることが、社民党は専守防衛で自衛隊はやるべきであるというふうに考えており、問題があると考えておりました。(発言する者あり)
【次の発言】 自衛隊は専守防衛であるべきだと考えております。ですから、海外にまで行くことは問題があるというふうに考えております。
○国務大臣(福島みずほ君) どうもありがとうございます。柳澤議員とは本当に自殺対策を考える議員有志の会で一緒にやってきまして、事務局長としてこの間牽引をしていただきまして、本当にありがとうございます。 そんな中で、私自身が内閣府の特命担当大臣として、まさにこの自殺対策をするようになりました。今おっしゃっていただいたように、自殺対策緊急対策チームをつくりまして、いろんな施策を出してきたところです。 自殺対策一〇〇日プランのことも言っていただきまして、ありがとうございます。近日中に閣僚レベルの自殺総合対策会議を開きまして、政府全体のまさにいのちを守る自殺対策緊急プランを決定したいと考えておりま……
○国務大臣(福島みずほ君) 食品の安全について六ケ所村や「もんじゅ」の観点から質問していただきまして、本当にありがとうございます。 六ケ所村の再処理工場が本格的に稼働すれば、今、平山委員がおっしゃったようなものが、放出が想定される放射能がありまして、そのことについての食品の安全については本当に非常に危惧が持たれるところであります。ですから、今後、食品の安全についてどういう影響があるかということも、きちっと食品安全の観点、消費者担当大臣の観点からも大いに議論をしていきたいというふうに考えております。 六ケ所村とそれから「もんじゅ」の件についてありましたけれども、原子力発電所の問題に関しても、……
○国務大臣(福島みずほ君) どうも皆さんこんにちは。消費者行政を担当する内閣府特命担当大臣の福島みずほでございます。 消費者問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。 昨年九月一日に設立した消費者庁及び消費者委員会は、国民が待ち望むものであり、国会において全会一致で誕生したものです。消費者庁関連三法の附則や附帯決議に多くの事項が盛り込まれていることを始め、国民からの期待も本当に大きいと認識しており、消費者行政をどうすれば国民のために一番良いかという立場から、引き続き全力を尽くしてまいります。 新しい消費者行政においては、行政の在り方を事業者優先から国民一人一人の立場……
○国務大臣(福島みずほ君) おはようございます。 平成二十二年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について、お手元の資料により御説明いたします。 一ページ目が消費者庁予算の主要政策事項及び内訳について、二ページ目が消費者委員会予算の概要となっております。 まず、消費者庁全体の金額については、八十九・五億円となっております。 消費者庁の主要なものについては、地方消費者政策の強化のため二・九億円を、消費者事故情報等の集約・分析・発信機能の強化のため四・一億円を、消費者教育を含め着実な法執行等の推進に十一・四億円を計上しております。また、独立行政法人国民生活センターに対する運営費交付金……
○国務大臣(福島みずほ君) ありがとうございます。 この中にいらっしゃる委員の皆さんたちも消費者庁の設立に向けて大変努力していただいた皆さんが多いことに心から感謝をいたします。 この消費者基本計画は、画期的、意欲的なものであり、消費者政策が新たなステージに移ることを示しています。消費者庁が行政の司令塔でありエンジン役となるという決意と熱意を込めております。この消費者政策を消費者の立場から更に強力に進めていくことが私に課せられた課題と認識しております。業務体制をしっかりと整えて、消費者庁が消費者行政の司令塔、エンジン役として、消費者委員会が消費者行政全般に対する監視役として十全に機能を発揮す……
○国務大臣(福島みずほ君) 少子化対策、男女共同参画、食品安全を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 人の命と国民の生活を守り、だれもが尊厳を持って生き生きと暮らせる社会の実現を目指した取組を推進してまいります。 初めに、少子化対策については、当事者の目線で子供、若者の育ち、そして子育てを支援することを第一に考え、子ども手当の創設や高校の実質無償化等の支援の充実を行うとともに、新たに策定した子ども・子育てビジョンに基づき、保育所待機児童の解消や放課後児童対策の拡充など、バランスの取れた総合的な子育て支援策を推進してまいります。 自殺対策については、自殺者数が依然と……
○国務大臣(福島みずほ君) どうもありがとうございます。 現行の男女共同参画基本計画、第二次で定める施策については、数値目標などの進捗状況についてフォローアップを行っております。 この間も官邸で開かれました参画会議で各役所の幹部の女性たちの比率なども全部配ったりもいたしました。二〇二〇年までに三〇%の目標を掲げて取り組んでおりますが、国の審議会等委員などは既に三割を超えているものがある一方で、国家公務員の本省課室長、課長、室長相当職以上は二・〇%、民間企業における管理職は三・六%と残念ながら低水準にとどまっています。 また、男性の育児休業取得率も一〇%の目標を定めていますが、現状では一・……
○国務大臣(福島みずほ君) 古川委員おっしゃるとおり、健康食品が、みんなやっぱり健康でありたいですから、非常にあふれていて、その中で実際調査をすると、その成分がないとか、いろんな問題があることは消費者庁としても極めて重大な問題だというふうに考えております。 健康食品の表示に関しては、健康増進法により虚偽、誇大な広告等の表示が禁止されており、違反が疑われる表示に対しては、保健所や地方厚生局において事業者への改善指導が行われています。 消費者庁では、インターネットにおける健康食品の表示の監視を行っておりまして、今月八日には、三百二十事業者の五百四十七のサイトに対して、ショッピングモール運営事業……
○国務大臣(福島みずほ君) 法律上できないことはできませんし、持つ気も全くありません。
【次の発言】 はい、見ております。
○国務大臣(福島みずほ君) ありがとうございます。 労働法制についてもありがとうございます。 派遣法の抜本改正については三党で、社民党では近藤正道議員中心に議論しておりますので、やっぱりいい抜本改正案を作りたい、三党で、この内閣で作りたいと思います。 ただいまイクメン、カジメンの長妻大臣から言っていただきましたが、今月末に子ども・子育てビジョンを発表をいたします。例えば、学童クラブも現状は五人に一人、八十一万人なんですが、平成二十六年には百十一万人、三人に一人とするなど、数値目標をきっちり入れてやっていく予定です。また、労働法制についても均等待遇など盛り込んでおります。 子供を大切にす……
○国務大臣(福島みずほ君) 硫黄島に対しては、社民党として山内徳信さん、照屋寛徳さん、視察に行きました。そこで、その件についても検討をしましたけれども、難しい面もありますが、社民党としては検討した状況です。
【次の発言】 私は、政治はあらゆる可能性に挑戦する技術と情熱だと思うようになりました。
辺野古の沿岸部に海上基地を造ることには社民党は反対です。十三年間、普天間基地の返還が実現ができなかった。それは、私は、実現が不可能な辺野古の沿岸部に海上基地を造るという計画に前、旧政権が固執し、問題の解決が、真の解決ができなかったというふうに考えております。ですから、社民党は今三党の中で、沖縄基地問題……
○国務大臣(福島みずほ君) 御質問ありがとうございます。 林委員、社会主義と社会民主主義は違うものであることは御存じのとおりだと思います。林委員の前回の代表質問は、社会主義的な政策をやるのかとおっしゃっている部分と社会民主主義的な施策をやるのかと両方ありまして、総理は正確に、社会主義ということではそれは誹謗中傷だと答えていらっしゃいます。私は、鳩山総理のその答弁はそのとおりで、私も共有をしております。 というのは、この内閣は社会主義を実現しようとしている内閣ではもちろんありません。それから、社民党、私、党首ですが、社民党は社会民主主義を実現しようとする政党で、社会主義を実現しようとしている……
○国務大臣(福島みずほ君) ありがとうございます。 連立政権樹立に当たっての政策合意に「小泉内閣が主導した競争至上主義の経済政策をはじめとした相次ぐ自公政権の失政によって、国民生活、地域経済は疲弊し、雇用不安が増大し、社会保障・教育のセーフティネットはほころびを露呈している。」とあります。 社民党は、去年の衆議院選挙、生活再建、命を大切にする政治を訴えました。二〇〇二年に格差是正を訴え、小泉構造改革の下で地域が疲弊し、雇用が壊され、医療が壊れ、年金が壊されてきた。そのことの小泉構造改革への転換を図ることが新しい内閣の下でまさに国民の皆さんが望んでいることであり、必要なことだと考えております……
○国務大臣(福島みずほ君) 母子手帳は、子供が生まれたときの体重、身長など書いてありますし、グラフでかいたりすることができますので、子供が大きくなったときに一緒に見たりするととても楽しいですし、それから実は、赤ん坊だった娘が母子手帳に落書きをしまして、それも今となってはすごく懐かしい思い出となっております。
母子手帳は、子供が生まれる前も、生まれたときも、生まれた後も、予防接種やいろんなことも含めて備忘録としても非常にいいもので、子供の成長が一覧性で分かるもので、日本の中の母子手帳の制度は優れたものだと思っております。
【次の発言】 牧山議員、本当にありがとうございます。
私もフランスに行……
○国務大臣(福島みずほ君) どうもありがとうございます。 障がい者制度改革推進本部が、障害者の権利に関する条約の締結に必要な国内法の整備を始めとする障害者に係る制度の集中的な改革を行うため、いわゆるエンジン部隊として昨年十二月八日に閣議決定により内閣に設置をされました。 エンジン部隊というのは、その下にある推進会議がまさに今エンジン部隊として月に二回、四時間の長時間の審議を行っております。十四名の障害当事者とそれから十一名の有識者、合計二十余名でやっております。障害者基本法の抜本改正、障害者総合福祉法、障害者差別禁止法の改正を目指して、そして障害者権利条約を批准しようというために今精力的に……
○国務大臣(福島みずほ君) 三月一日に述べたとおりです。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 社民党宣言を私たちはつくりました。その社民党宣言をみんなで議論してつくったその結論をその後も変えておりません。当時、イラクに自衛隊が派遣をされている、そのような状況は問題であるというふうに考え、その状態は問題であるという議論を大いにいたしました。
ですから、社民党としては、その社民党の宣言以上でも以下でもありません。それは社民党の見解です。
【次の発言】 社民党の見解は申し上げました。閣僚としての意見は控えさせていただきます。私は社民党党首ですから。
○国務大臣(福島みずほ君) 食の安全については皆さんたちの関心が極めてあり、これは消費者庁ができる経過でも中国ギョーザ事件やコンニャクゼリーもあり、また添加物や様々な問題についても国民の皆さんの関心が極めて高いというふうに思っております。最近も土壌に含まれるカドミウムの問題に関しても、環境省、農水省、厚生労働省、そして消費者庁に来ていただいて今後議論をしていくということを決めました。 ですから、食の安全については、毎日口に入れて食べるものですし、極端に言えば、私たちは食べたものによって体がつくられております。また、子供にとってももう、大人にとってもですが、体をまさにつくっていくものなので、食……
○国務大臣(福島みずほ君) 少子化社会対策基本法については、一九九九年一月に超党派の議員による少子化社会対策議員連盟が設立され、十二月に議員立法として少子化社会対策基本法案が衆議院に提出をされております。その後、継続審議扱いとなり、衆議院の解散により審議未了、廃案となりました。二〇〇一年六月に再提出され、数回の国会で継続審議扱いとなった後、二〇〇三年七月に成立をしております。
○国務大臣(福島みずほ君) 私の所管ではありませんが、三党連立合意の下でも、積極的に国際的な貢献をしていくということは合意をしております。社民党においても、マニフェストの中にきちっと書いております。 社民党として、国連PKOであっても、その活動内容が戦闘行為につながるおそれがある場合には、憲法の理念にそぐわないものであり、参加すべきではないと考えております。重要なのは、憲法の理念に合うかどうか、是非については個別の活動内容ごとに判断していくべきだと考えております。 スーダンについては、その個別の状況についてきちっと検討し、対応すべきだと考えております。
○国務大臣(福島みずほ君) 三党で連立政権を組むときに合意をつくりました。沖縄県民の負担軽減のために、日米地位協定とそれから在日米軍、米軍再編については見直しの方向について臨むという合意を三党できちっとつくりました。沖縄県民の負担軽減ということが極めて大事だと、閣僚の一人としても、社民党の党首としても思っております。
ですから、地上戦を経験し、戦後米軍基地ができて、そして今も七五%の基地が集中している沖縄の中に、県内に新たに基地が造られることについては社民党は明確に反対です。
【次の発言】 政治はあらゆる可能性に挑戦する技術であり、情熱だと思っています。今、内閣の中でこの三党合意を実現するべ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私は二点お聞きをいたします。 まず一点目ですが、コミュニティーの再生ということでいえば、家族を元気にする、家族はこれはもう多様な家族、いろんな家族やいろんなお母さん、いろんなお父さん、あるいはいろんな子供たちをやはり応援するということが必要であるというふうに考えています。 民法改正について前回、前川理事も質問していらっしゃいますが、法務省は民法改正の実現に関して、選択的夫婦別姓や婚外子差別撤廃に関してどのような努力をこの間されているか。 一九九八年、国際人権規約B規約の委員会におきまして法務省は、パンフレットを作成して配布するなどの広報活動を行……
○福島みずほ君 冒頭、質問させていただくことにとても感謝をいたします。ありがとうございます。 今日、お三人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございました。大変考えさせられる中身を話していただいて、政治で頑張らなくちゃということを改めて思いました。どうもありがとうございます。ごめんなさい。社民党の福島みずほです。 川瀬参考人にお聞きをいたします。 先ほど、裏切っていかれてやめようと思ったということをおっしゃっていて、具体的にどういうところで苦労されているのか、もしよろしければ話していただきたいということと、こういう外国人の子供たちの問題は、うまくいくとバイリンガルになって多元的な文化……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、教育についてお聞きをいたします。 今回、この調査会で現地、静岡、愛知へ行きまして、やはり子供の教育がどうしても置き去りにされがちだということに心を痛めました。労働力というふうに着目して導入をした制度があったとしても、子供の問題がとても残っていて、やっぱり教育に心を砕くべきだというふうに思いました。 それで、以前から取り組んで解決していないのが、外国人の、例えば中華学園や朝鮮総連系の朝鮮学園など、様々ないろんな学校と日本の学校との関係です。 御存じのとおり、小学校六年の段階で日本の学校に在籍していなければ日本の中学校に行けない、あるいは日本……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 この少子高齢化・共生社会におきまして、真正面から外国人との共生、地域コミュニティーのことが取り上げられて、大変意義深かったというふうに思っております。今年は洞爺湖サミットもありますし、多文化共生ということがしかも地域コミュニティーの観点から議論をされ、私自身も大変勉強になりました。 日本は、子どもの権利に関する条約と人種差別撤廃条約、国際人権規約、女性差別撤廃条約と批准をしておりますが、ILO条約も批准しておりますが、まだまだ現実にはたくさん問題があり、それを私たちが政策として解決しなければならないということを非常に理解した次第です。 社民党とし……
○福島みずほ君 先に質問させていただいて申し訳ありません。 この共生社会に関する調査会でDV防止法を作り、その後二回の改正が行われ、そして現場でというか行政で努力していただいていることに心から本当に感謝をいたします。 まず初めに、市町村のDV基本計画及びDVセンター設置努力義務についてお聞きをいたします。 事前にいただいた資料で、市町村で計画を立てているのが千葉県野田市と島根県の松江市の二市に限られているというデータをいただきました。市町村は何をどうすればいいのか基本的な情報もないままではないか。男女局の「共同参画」創刊号には、ワンストップサービス事例が掲載されておりますけれども、グッド……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は本当にありがとうございます。
まず、外為特会、外国為替特別会計について河村参考人にお聞きをいたします。
外為特会は、日本は非常に巨額、ありますし、外為特会はどうあるべきか。
社民党自身は、今財政が非常に逼迫しており、財政再建の観点から、できるだけ一般財源化にするなり、せめて剰余金二・三兆円を入れるべき。先ほど日本の財政の未来に対する危機を語られましたけれども、外為特会はどうあるべきかという点についての御見解を教えてください。
【次の発言】 ディスクロージャーの議論がありましたが、日本政府は米国債をどれぐらい持っているかを明らかにしていません。……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私も税制度について論議をしたいと思います。
平成十六年の年金法改正で、十九年度を目途に税制改正を行い、二十一年度までに国庫負担割合を引き上げることとしていました。これまで安定財源を確保できず、税制の抜本改正を先送りしてきたことについてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 安定財源として、所得税ということについてなぜおやりにならないんでしょうか。今日も質問が出ておりますが、日本の税制と社会保障制度は主要国の中で最も垂直的所得再分配効果の低い所得移転制度です。だとすれば、今、経済状況も大変悪いですし、消費税を上げるには最悪のときだというふうに思っています。……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、村木局長の逮捕についてお聞きをいたします。
一つ目、障害者団体対象の郵便割引制度の悪用に関して厚生労働省が関与しているかもしれない、あるいは、関与した例がほかにもあると調査結果で出てきましたか。
二つ目は、今日の東京新聞の社説にもありますが、省内で凜の会の証明書は政治案件として扱われていたという話もある、政治案件という用語があること自体、厚労省は政治家の口利きが多い官庁であることを示していないか。政治案件というのは実際あるんですか。
【次の発言】 単に印鑑をどう保管していたかという話だけではなくて、厚生労働省は本当に国民の生活に直結をし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日はお三方の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、藻谷参考人に、先ほど人口流入があるところとないところでちょっと説明をしていただいたんですが、確かに石垣島に行くと何か開放的で、日本全国からいろんな若者が来ているなとかいろいろ思うんですが、各地を元気にするためにはどういう工夫がキーワードとしてあるのか。何となく分かるような気もしますが、藻谷参考人があの図を作られて、キーワードあるいはコミュニティー、地域が元気になる秘訣みたいなものを三つとかじゃないけれども、もしお分かりになられたら、是非それを教えてください。 それから、島田参考人には、農業……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日はお三人の参考人の皆さん、あと、地域のコミュニティー再生に極めて努力をし、また提言あるいは成果を上げていらっしゃる奮闘に心から敬意を表します。 全く個人的なことですが、私も父が十二月に亡くなって、母も独り暮らし、義理の母親も独り暮らし、私も多摩ニュータウンの近くに住んでおりますので、自分のことでもあり、親のことでもあり、非常にいろいろ本当に考えさせられるというか身に迫るものもありました。どうもありがとうございます。 片山参考人にまず四点お聞きをいたします。 ちょっとまとめて済みませんが、端的に申し上げますと、まず、今日やはり非常に私も感嘆を……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 何か名プロデューサーというか、名カリスマ地域コミュニティープロデューサーのそれぞれ四人の方たちの話に本当に心を打たれて、これを政治がどうやって後押しをしたらいいのかということを是非教えていただきたいと思っています。 その地域を愛して、それぞれの様々なノウハウや知恵でそれだけコミュニティーをやっぱり再生させてきた熱意や努力、ネットワークは本当に敬意を表します。 たまたま私は個人的に大館や由布院にはよく行っておりますので、女性たちが大館で頑張っているとか、そういう話も地域で聞いたりしています……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 各地域で地域の再生のために、人々の生活のために、思想や哲学やアイデアを持ち、力を合わせ努力をしている人々の具体的な取組をこの調査会で聞くことができました。非常に感激し、たくさんの希望をもらい、たくさんのヒントをもらったというふうに思っております。 全国を回れば、地域は非常に疲弊をし、病院がない、学校が統廃合、そして公共輸送手段がなくなるといった、地域を移動しなければならないという、そういう声、たくさん見てきました。ただ、そういう状況を乗り越えて地域コミュニティーを再生しようと、都市部それから地域の部門でやっている人々のことを政治が応援すべきだという……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。本日はどうもありがとうございます。 この共生社会では、カンティーニョ学園とムンド・デ・アレグリア学校に行って、子供たちの勉強、公立学校で勉強している外国人も見てきました。子供たちがどうしているかということについて本当に心配をしているので、今日は、私たち大人が、政治が、すべての子供に教育を受ける権利があると、これをどう保障していくのかということについて何点かお聞きをしたいと思います。 今日、文部科学省の報告で、外国人学校に通わなくなった子供の状況ということで、ブラジル人学校の子供が約四割減少、自宅、不就学等についてはそのうち約二五%という数字に一番心が……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ドメスティック・バイオレンスを根絶するために行政の現場で頑張っていらっしゃる皆さんに心から敬意を表します。 四点ほどお聞きをいたします。 まず一番初めに、再々改正で市町村についての基本計画とセンターの機能の設置があるわけですが、全部で十九の市町村、そして十二しかドメスティック・バイオレンス・センター機能を市町村は設置しておりません。まず、実績が伸びていないと思われるけれども、その原因の分析と内閣府としての対応策はいかがか。 市町村はやはり基本計画策定努力義務化の趣旨や目的を十分まだ理解していないのではないか、あるいはよく分かっていないんじゃない……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は御両人、公述人、本当にありがとうございます。 湯浅参考人に、この間、ホームレス、それから生活保護、それから自由と生存のメーデーももう三年になりますが、派遣村を始め果敢な、みんなとネットワークを組みながらやっている活動に心から敬意を表し、国会の中で頑張ってきましたが、やはり派遣村は貧困と派遣切りを可視化したという点が非常に大きな功績があるというふうに思っています。 まず第一点目、二〇〇九年三月までにやるべきことで、シェルターと総合相談窓口開設で、実はこれ国会で厚労省や政府に迫っています。厚労省は設置していますと言うんですが、総合相談窓口のイメ……
○国務大臣(福島みずほ君) ありがとうございます。 今、島田委員がおっしゃったとおり、地域コミュニティーの再生など、地域における子育て支援が今後本当に必要とされていると思います。子供に対する第一義的な育成責任者は親であることは間違いありません。しかし、親だけに押し付けていてもうまくいかない、様々な親がいて、あるいは子供を取り巻く環境は実に厳しい状況があります。ですから、おっしゃっていただいたように、子ども・子育てビジョンでは、少子化対策から子供・子育て支援へと視点を移し、就労、生活、教育の環境を社会全体で整備していくといたしました。 この子ども・子育てビジョンの中で、今、島田委員おっしゃっ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。