このページでは福島瑞穂参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、憲法審査会規程を作るべきではないという立場から討論を行います。 まず、憲法改正に関する重要問題を各政党の合意のない下で強行することは容認できません。 参議院において、日本国憲法の改正手続に関する法律案については、国民投票の対象、範囲も含め、十八項目もの附帯決議が付されました。そのことについては全く解決をしておりません。 しかも、今は東日本大震災という大災害の最中、レベル七、しかも早い段階からメルトダウンが起きていたという、深刻な原発事故がますます深刻になっている状況です。各政党の合意がない中で、かつ憲法改正を進める必要性も全くない中で、大災害の中で……
○福島みずほ君 社民党を代表して、野田総理に質問をします。 二〇〇九年九月九日、民主党、社民党、国民新党は、政権交代後の政権を担うための三党合意をつくりました。この中で、消費税については現行の消費税五%は据え置くこととし、今回の選挙において負託された政権担当期間中において、歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率引上げは行わないと明記しました。これは、三党だけではなく、国民の皆さんに対する約束です。なぜ国民の皆さんとの約束を破るのですか。 国民に問うことなくして消費税増税法案を成立させることは、民意を踏みにじる行為です。この法案を成立させたいのであれば、なぜ堂々と総選挙で国民に問わないのです……
○福島みずほ君 私は、社民党を代表して、野田総理に緊急質問いたします。 参議院は、野田総理に対して問責決議を可決しました。総理は、この参議院の示した判断をどう受け止め、具体的に何を反省しているのですか。野田内閣は、消費税増税反対、大飯原発の再稼働反対、オスプレイの強制配備反対など、国民の切実な声を全く聞こうとしていません。だからこそ、問責決議が可決されたのです。あの問責への答えは、消費税増税を撤回するか、国民の信を問うべく総選挙を行うか、二つに一つしかありません。いかがですか。 第二に、消費税増税法を撤回すべきです。内閣と民自公三党は、格差拡大が大きな問題となっている中で、富裕層への増税は……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 社民党を代表して、安倍総理に質問をいたします。 冒頭、アルジェリアでのテロ事件で犠牲になられた方たちに心から哀悼の意を表します。 さて、総理の所信表明演説は、人々の生活の痛みや苦しみについて全く配慮がありません。雇用対策やセーフティーネット、格差問題解決への言及はなく、デフレ脱却の責任を日銀に押し付けるばかりです。大規模な金融緩和、無駄な公共事業の拡大ではなく、所得と雇用の安定による個人消費の増加こそがデフレを食い止めるはずです。雇用や所得の安定をどう図っていくのか、明確な答弁を求めます。 地方交付税削減という手法で地方公務員給与の減額を行うこ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、今日は広島で原爆が投下されて六十五年目。広島、そして九日の長崎に、私も平和記念式典に極力参加をするようにしております。今日、菅総理が記者会見で被爆者の救済について決意を示されたと報道もありますし、長妻厚生労働大臣も記者会見された報道もあります。改めて、この厚生労働委員会におきまして被爆者の救済についての厚生労働大臣の決意をお聞かせください。
【次の発言】 菅総理と長妻大臣の発言は大変勇気付けられるもので、是非よろしくお願いします。
次に、最低賃金についてお聞きをいたします。
十円から三十円上げる、全国平均十五円アップ、七百二十八円とい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず冒頭、これは通告をしてなくて済みませんが、世界自殺予防デーに長妻大臣が菅総理と一緒に、お父さん、眠れてますかというキャンペーンでチラシを配られたということが報道されています。
厚生労働省として、自殺対策、うつ病対策などを始めていらっしゃいますが、厚生労働省としての決意をお願いいたします。
【次の発言】 自殺対策について、今政治が動くことが求められていますので、是非厚生労働省としてもよろしくお願いします。
有期労働について質問をいたします。
今、働く現場では細切れ契約で何年間も働き続けている人がいます。この方々は正社員に比べて賃金や労働条件で……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、二〇〇五年、沖縄の基地問題に関する超党派勉強会の会長就任の際に、普天間基地移設に関して、不可能だ、県外、国外に移転すべきだと発言をしています。政治家は言葉に責任を持つべきです。このことに向かって実現すべきではないですか。
【次の発言】 沖縄でも沖縄の人に対して、国民に対して、菅総理は当時、代表という立場でいろんな形で約束をされてきたわけです。人々はそれを信頼し、信じました。それがなぜ変わるんですか。
総理、二〇〇五年、二〇〇六年に国外、県外と言っているんです。何が変わったんですか。
【次の発言】 いや、総理。いや、違う、総理の発言。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 一に雇用、二に雇用、三に雇用、四に雇用、雇用の質も重要であると。そして、雇用に関して使われている税金が本当に役立っているのかどうか、その検証もお聞きしたいというふうに思っています。 また、今日は一番初めの一般質問ですので、是非、厚生労働省が労働ということをどう考えていて、日本の壊れかけている、あるいは壊れてしまったと言ってもいいかもしれませんが、労働の現場、労働をどうきちっと立て直そうとしているのか、そのこともしっかりお聞きをしたいというふうに思っています。 雇用の現状をどう見るか、八月の完全失業率五・一%、有効求人倍率〇・五四%と高止まりで、非……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、雇用についてお聞きをいたします。
今春卒業予定の大学生の内定率が十月で最悪、五七・六%です。短大生も昨年同期より六・五ポイント減の二二・五%、過去最低となっています。どのような対策を行っているか、具体的な施策を教えてください。
【次の発言】 特効薬はなかなかないかもしれませんが、特に企業、大企業はまだ現金二百兆円以上あるわけですし、中小企業、あるいは赤字などや、いろいろ特典、特典というか減税しているところや、様々なところのやっぱり企業の社会的責任として採用するよう強く働きかけていただきたいと思います。
労働者派遣法の改正法案についてお聞きを……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は国際障害者デーです。この大切な日に、なぜこれだけ多くの障害者の人が反対する法案をこのような国会を軽視するやり方で成立させようとするんでしょうか。今日が日本の障害者にとって最悪な日になることを危惧しております。 まず、この障害者自立支援法改正法案ですが、私は障がい者制度改革推進会議を担当している大臣でした。障害者権利条約を批准するために三つの法律を作る。来年度は障害者基本法の改正法案を提出。次の二〇一二年度は障害者総合福祉法の提出、成立。二〇一三年度は障害者差別禁止法を作る。そのために障害当事者の皆さんにたくさん入ってもらって、日本の障害者政策……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
大阪地検改ざん事件についてお聞きいたします。
前田元検察官が問題であることは確かです。しかし、地検、高検、最高検がこの暴走を食い止めることができなかったということが極めて問題です。
お聞きいたします。逮捕そして起訴に最高検は協議に加わっていますね。
【次の発言】 この事件は変な事件です。国会議員の関与が問題となっている。しかし、村木さんが起訴されて二か月後にその国会議員は聴取を受けています。ポイント、事件のあんこの部分、肝の部分に関して裏付け捜査も一切せずに起訴をしているという変な事件です。
最高検、どうして一番重要な点の裏付けをやらないまま、……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、奄美大島で被害に遭われた皆さん、救助された皆さんにお見舞いと敬意を表します。御苦労さまです。 今日は、総理に法人税の引下げと税の所得再配分機能をどう考えるかということについてまずお聞きをいたします。 総理、今、国民は老後の生活設計や今後の収入や資産の見通し、現在の収入や資産について大変不安を感じております。そのために社民党は、格差是正、貧困の解決、所得再分配の強化を強く主張しております。 総理、これをちょっと見てください。(資料提示)国際的に見て日本はOECDで最下位なんですね。日本の税における所得再分配は最低というふうになっています。総……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
雇用と派遣法について一言まずお聞きします。
総理、大学生の内定率は最悪の五七・六%。雇用の立て直しは急務です。労働者派遣法の改正法案に関して菅総理は所信表明演説で、労働者派遣法改正法案などの審議もお願いすることとなりますとおっしゃっています。しかし、この臨時国会、何にも動いておりません。成立させる意思があるんでしょうか。総理の国民へのこれは約束です。有言実行内閣ですから、やる気ない内閣ではないと思っております。総理、決意を示してください。
【次の発言】 是非これは派遣法の改正法案の成立、一緒にできるよう頑張っていきたいと思います。
次に、中国漁船……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
北朝鮮による砲撃は極めて問題であり、社民党は強く抗議をいたします。犠牲になられた人たちに心から弔意を表します。
総理、今回の件は休戦協定違反だと考えますか。政府は国際法違反についてどう考えていますか。
【次の発言】 韓国は極めて自制的であると同時に、何倍でもやり返せという声も出ています。朝鮮半島で武力行使をエスカレートさせないことが極めて重要であり、そのために、日本こそ韓国、北朝鮮、また世界に対してメッセージを出し、働きかけることが必要だと考えますが、総理、いかがですか。
【次の発言】 この領域で米韓の軍事演習が行われるというふうにも聞いております……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、防衛省の事務次官通達については、表現の自由を規制するものであり、大問題だと考えます。先ほど官房長官が他の役所にも広げることを検討するとおっしゃいましたけれど、それは極めて問題であり、社民党は強く抗議をいたします。 まず、後期高齢者医療制度や障害者自立支援法などの廃止を国民の皆さんも社民党も強く求めてまいりました。雨の中、一万人の車いすや様々な障害のある人たちが、私たちのことを私たち抜きで決めないでとデモにやってきた日のことを忘れることはできません。障害者の人たちが住みにくい社会をどう変えていくか、それこそ政治がやるべき大きな一つのことです。 ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 厚生労働省は揺りかごから墓場までを担当する役所なので、今回の震災に当たって、生活再建、人命救助のために全力で頑張ってくださるよう心から要望をいたします。 まず、被曝についてお聞きをいたします。 官房長官の記者会見で、現在のところ健康に影響はありません、レントゲンを単発で撮るのと比較をしていることに大変違和感があります。これは、お医者さんからもメールをもらいました。 一回単発でレントゲンを撮るのと、もう一つはパー・アワーの量なんですね。ということは、二十四回一日にレントゲン撮る人なんておりませんし、一回単発でレントゲンを撮るのと、二十四回、あれは……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
昨日に続いて、まず冒頭、水について、水道水についてお聞きをいたします。
これは昨日も議論になりましたが、一歳までの乳児なんですが、できれば五歳ぐらいまでも考慮をしてほしいということと、例えば西日本から水道水を運ぶとか、場合によっては海外からの支援に関してはフランスなどには水の応援を頼むとか、これは今大至急やらなければならないことで、水、ペットボトル三本配ったことはいいとは思いますが、それではとても賄い切れないので、西日本から水道水を運ぶなど抜本的にやっていただきたい。いかがでしょうか。
【次の発言】 ペットボトルだとちょっと間に合わない面もあると思……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 子供たちは、私たちの未来であり希望です。子供たちを支援し応援することは、大人たちの政治の責任だと思います。 避難所に行きまして、例えば南相馬市から避難して山形県、受け入れている場所や、三郷市、埼玉県、福島県双葉郡広野町から避難されている皆さん、あるいは埼玉県が引き受けていらっしゃる双葉町のところやいろんなところに行きました。避難所で大人たち、とりわけ親は子供たちのことをとても心配している。健康のこと、勉強のこと、命のこと、とにかく子供のことを、とってもみんな本当に涙を浮かべながら子供のことを本当に心配をしています。だからこそ、子供たちをやっぱりどう……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社民党は元々この廃止法案に反対でした。これはやはり職業訓練、国がやるのが大事だと。今回の大震災を経て、やはり国が責任を持って職業訓練を良質なものをしていくことが非常に必要だと思います。
私も弁護士時代に実は見学に行ったことがありまして、非常に、最新機器や、中でいろんな皆さんが熱心に訓練されていることに非常に感激をしたことが実はあるんですね。
今回の震災においてこそ必要な機構であり存在ではないですか。
【次の発言】 大臣の拡充していくという力強いお言葉、ありがとうございます。
更に確認しますが、新法人の名称について、求職者支援に限定されているよう……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
水道水中の沃素が大問題になりましたけれど、現在、水道水中の放射性物質の検査について、東京都は毎日実施をしておりますし、他の自治体で実施しているところもありますが、まだ全部ではありません。現在、四日のモニタリング方針発表後どう強化をされているか、教えてください。
【次の発言】 これは毎日やっているということでよろしいですね。
【次の発言】 著しくとはどういうことでしょうか。
私は、この四月四日の厚労省のこの決め方を撤回していただきたいと思っているんです。というのは、これ三日間の平均値で出すと。それから、指標等を著しく一回でも上回ったら要請すると。これ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
前回四月十九日のこの厚生労働委員会において、子供の被曝量二十ミリシーベルトの基準についてお聞きをいたしました。そのとき細川大臣は、文部科学省に伝えたいと、大人と子供は当然違いがあるわけで、特に子供に対しては基準値などについても配慮しなければいけないという御意見、私も分かるところでございます、したがって、この厚生労働委員会でいろんな意見が出ましたことをしっかり文部科学省にはお伝えしたいと思いますと言っていただいたんですが、文部科学大臣、文部科学省とどのような協議をそれ以降されたでしょうか。
【次の発言】 それは十九日にやっていただいたんでしょうか。文部……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 ちょっと今、同僚議員の質問を聞いて、これは質問通告をしていないんですが、公契約条例や公契約法について作るべきだというのを社民党はとても言ってきたんですね。御存じ、千葉県野田市、川崎市は公契約条例を作り、国のレベルでも公契約法ができればというふうに思っております。 公共事業を受注するところの労働条件、賃金の確保というのは極めて重要なことなので、今日質問通告をしていなくて済みませんけれども、公契約法、公契約条例へ向かって厚生労働省がやはり労働条件の確保、地元のという観点から是非旗振り役というか促進役をやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。あ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、放射線検量器、それから被曝の問題についてお聞きをいたします。
外国から放射線線量計がたくさん送られてきております。それぞれ幾つぐらい送られてきて、そして現在どこで使用されているのか教えてください。
【次の発言】 約五万個外国から放射線計量計が寄附されているわけですが、今話していただいたのによると、全部これはもう既に配付済みということでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 確認しますが、全部既に今おっしゃったところに配付をしているということでよろしいんですか。
【次の発言】 保安院が預かっているものについて成田に留め置かれて使われていないとい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
ホール・ボディー・カウンターについてまずお聞きをいたします。
全国に何台あるのか、教えてください。
【次の発言】 これは、何台あるのかと聞いてようやく数字が出てきたんです。
もちろん、遠いところ、島根原発などに、伊方原発、玄海原発などにあるのもありますが、今福島第一原発が大変な状況なので、これを総動員して、ホール・ボディー・カウンター、これはやはり時間が掛かりますから、検査をするのに、しっかりやっていただきたい。そのマネジメント、保安院、きちっとやるということでよろしいですか。
【次の発言】 強化ってどういう意味ですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、被災地では認定審査会が開けず判定待ちが続出をしています。デイサービスを利用中に被災、そのまま避難生活を送っていたことにより高額自己負担を請求されるなど、混乱が続いています。介護保険制度をどうする、改正がどうかということももちろん大事ですが、被災地支援を最優先させていただきたい。大臣の決意を一言お願いします。
【次の発言】 まず、介護予防事業についてお聞きをいたします。
二回、仕分の対象になっていると思いますが、介護予防事業施策参加者は、二〇〇九年度で〇・五%と大変低いです。このことをどう評価されているでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
衆議院厚生労働委員会での質疑では、介護予防サービスと介護予防・日常生活支援総合事業について、極力重複を避けたい、総合事業と予防給付の両方からホームヘルパーの派遣を受けるなど、重複して同じサービスを受けることはできないと考えておりますとの答弁がありました。例えば、要支援認定者が介護予防でホームヘルプを週一回利用しているが、それでは不十分なので、市区町村の導入した介護予防・日常生活支援総合事業から重複しない日に配食サービスを受けたいという場合、サービスは受けられるのでしょうか。
【次の発言】 介護予防・日常生活支援総合事業の利用料は市区町村で決めるとの説……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、福島原発における労働者の問題について一言というか、お聞きをいたします。 これは、やはり放射線量の被曝量を超えているという報道などに本当に心を痛めています。 放射線管理手帳、これは個人に渡すものだけれども、原発で働いている間は事業所が保管して、その原発から作業員が離れるときに渡すようになっている。しかし、これは問題があり、浜岡原発で働いていた嶋橋さんのケースの場合も、会社から受け取った場合、訂正印がいっぱい押してあるとかということがある、あるいは、もらうときにまとめて、数か月又は一年に一度という形でまとめて書くようになっていて、日々の管……
○福島みずほ君 まず、沖縄における子育て支援について一言質問をいたします。
これは、担当大臣のときに基金を使って認可外の保育園を認可にするのに七百万円を三千万円に上げるなど様々取り組み、この基金の活用をしっかりやって、出生率日本一だけれども待機児童率日本一の沖縄の子育て支援をしてきたと思います。沖縄県においては待機児童の解消が喫緊の課題となっていることから、保育所入所待機児童対策特別事業基金については今後も継続すべきと考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 沖縄県の学童クラブは民設民営が多く、公共施設の利用率が低いなどの子供たちの放課後の居場所の確保について問題を抱えています。また、公……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、新型インフルエンザについてお聞きをいたします。
新型インフルエンザについては、国内及び輸入のワクチンを合計で一億二千百万回分を約一千百十三億円で購入しております。このうち三月三十一日現在で、約四千八百万回分、四百五十五億円分が廃棄をされております。このような事態が起こったことについての分析結果を教えてください。
【次の発言】 臨時接種としてインフルエンザ予防接種を位置付け、勧奨を行うのであれば、新型インフルエンザワクチンについて蔓延防止効果が認められることが確認されなければならないと考えます。新型インフルエンザについては、その有効性や蔓延防止……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 質問の順番を変えてくださいまして、本当にありがとうございます。御配慮に感謝をいたします。 この改正法案については、社民党は、改善をしていて賛成をしておりますので、簡単に質問をいたします。 まず、第三号被保険者についてお聞きをいたします。 この委員会でも何度も質問してきました。私としては、一号、二号、三号と女性が結婚した相手によって変わるということそのものが問題ではないかということで、検討していただくということの答弁がかつてありました。法改正が必要だと考えております。 厚生労働省において第三号被保険者の法改正についてどのように検討されているのか……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 子ども手当ですが、私自身は、子ども手当、児童手当、名前はどちらでもいいというか、名前の問題ではないと。これが政争の具や、なかなか子供たちや子供を抱える親にビジョンを提示できなかったのは本当に残念だと思っています。 ただ、子ども手当に関して言えば、社民党は子ども手当について社民党独自の提言をマニフェストにかつて掲げ、あらゆる子供たちを親の収入に関係なく第一子、第二子に月一万円、第三子に月二万円を支給するという制度を提案をしてきました。従来の児童手当は親を通じて子供に支給すると。それが子ども手当は、親がいるいない、その年収とは関係なく、支給金額について……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
被害に遭われた皆さんに心から哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
まず、国民生活センターについてお聞きをいたします。
私も、消費者担当大臣しているときに、国民生活センターを守れという立場で実はやってきました。これは消費者行政のやはり財産だというふうに思っています。商品テストあるいは相談、集積、分析など、とても大事な機能で、今後も存続させるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 是非、消費者行政の強化の観点からお願いいたします。
というのは、消費者担当大臣をしていたときに、折り畳み自転車の商品テストをNITEもやっていたので、国民生活……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 阪神・淡路大震災の際には、国民生活センターは震災関連一一〇番を創設をして、被災者の生活相談窓口として活用されました。そのときのデータも見ました。現在は、消費者庁は被災者向けの悪質商法という形でやっていらっしゃるんですが、悪質商法に限るのはもったいない、しかも被災地だけにするのももったいない。つまり、弁護士会などももちろん頑張るとは思いますが、一般の人は、罹災証明って何とか、そういうことを聞きたいわけですよね。これ食べて大丈夫とか、水道水どうなのよとか。 ですから、これを現在ある被災者向けの悪質商法ではなく広く被災者の生活の支援全般についてアドバイス……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、皆さんたちに順番を変えていただいたことについて、本当に配慮していただいたことに、まず冒頭、厚く感謝をいたします。どうもありがとうございました。 まず、国民生活センターについてお聞きをいたします。 私自身は、消費者担当大臣をやらさせていただいたこともあり、ちょうど消費者庁がよちよち歩きから歩き始めるという、走り出すかというところまでを見届けることができて、だから消費者庁頑張ってくれという応援団なんですが、しっかり皆さんの期待を受け止めて頑張ってほしいという観点から御質問をいたします。 超党派で、消費者問題の様々な団体も含めて国民の要望の下……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
原発の安全についてお聞きをいたします。
原子力安全委員長、安全設計及び耐震設計の審査指針について見直しをするということでよろしいですね。
【次の発言】 事故原因の究明をしっかりした上で安全評価指針を見直すということでよろしいですね。
【次の発言】 班目委員長。
【次の発言】 班目さんは衆議院のこの特別委員会において、事故原因をしっかり究明してやらなければ、これについては事故の事実関係すらはっきりしないということもあって、スケジュールまでちょっと申し上げられないというふうにおっしゃっています。
事故原因の究明、これはしっかりやらなければなりません。……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、第三者が経済産業省のデータをきちっと試算できるよう、条件設定を始め電力需給に関するデータを開示すべきだと考えますが、いかがですか。──いや、総理。
【次の発言】 それで足りないというふうに考えております。
総理、きちっと開示していただくということでよろしいですね。
【次の発言】 エネルギー・環境会議についてお聞きをいたします。
七月二十五日の予算委員会で、玄葉大臣から、エネルギー・環境会議の情報公開の在り方について検討したい旨の答弁をいただきました。エネルギー・環境会議については、幹事会も含め、議事録や資料、会議そのものを公開すべきと思いま……
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。 委員外の質問を認めてくださいまして、本当にありがとうございます。また、私はこの制度改革推進会議の初代担当大臣ですので思い入れが非常にありまして、その意味でも質問をさせていただくことに本当に感謝をいたします。 「可能な限り」というのが六か所あると。基本法の中には可能な限りというものはほかにはありません。男女平等を可能な限り実現するなんということはあり得ないわけで、可能な限りではなく男女平等を実現する、DVはなくすというのが単純な話であって、可能な限りとあることでできないことのエクスキューズに使われちゃうんじゃないか。いや、インクルー……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、総理にお聞きします。
前原さんが大臣を辞任されました。外国人の献金以外の点も様々指摘をされています。きちっと説明責任を尽くされるべきですし、総理も指導されるべきです。場合によっては政倫審で説明されることもあってよいと考えますが、総理、いかがですか。
【次の発言】 外国人の献金に矮小化されることなく、他の企業献金や様々な点についても説明されるべきだということで、総理、よろしいですね。
【次の発言】 菅総理、小泉構造改革、新自由主義政策は間違っていたと思いますか。
【次の発言】 大きいところで間違っていた。何が間違っていたんでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私からも、被災に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げ、亡くなられた皆さんに心から哀悼の意を表します。 また、警察官、消防隊員、自衛隊の皆さん、地方公務員、国家公務員、そしてボランティアや様々、全ての皆さんが今必死で救助をされていることに心から敬意を表します。 まず初めに、予算の確保についてお聞きをいたします。 もうこんな、みんなが、国民が力を合わせなければならない事態、優先順位を付けて被害の救済と復興支援に全力を挙げるべきだと思います。不要不急な予算を早急にリストアップし、これは組替えを行うべきではないでしょうか。とりわけ、高速道路の無料化……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
先ほどもありましたが、まず地震から。
二〇〇九年六月、原発の耐震性再評価を検討する経産省の審議会で、八六九年の貞観地震の解析から再来の可能性が専門家から指摘されておりました。しかし、東電側は現在の耐震構造で問題ないとの見方を示しました。東電とともに国が指導できなかった責任は大きいのではないでしょうか。
【次の発言】 お粗末だと思います。地震も津波も日本では非常に大きいわけで、このことをなぜ考慮しなかったんでしょうか。責任があると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 想定外なんて言わせないというふうに思います。
浜岡原子力発電所ですが、バックチ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
高速道路無料化、子ども手当の上乗せ分など、これは将来削減する可能性あるということでよろしいですね。
【次の発言】 総理のメッセージを出してくださいよ。不要不急なものは削る、どうですか。
【次の発言】 優先度の問題として言っています。
法人税率を下げず震災対策に回すべきだと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 いや、予算関連法案の中に入っているからなんですよ。
総理、三月十一日前と後で政治は変わりました。法人税率を下げずに震災対策に充ててください。
【次の発言】 法人税下げないということでよろしいですね。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 東日本震災で被災された皆さんの心に寄り添い、命を救い、命を助ける政治をやらなければなりません。社民党もその立場でやってまいります。 総理と文部科学大臣から、新学期に当たり子供たちにメッセージが配られました。しかし、その中には、原発事故によって子供たちが育つ環境を汚染し、子供たちが避難を余儀なくされているにもかかわらず、謝罪がありません。原子力発電は、政府、経済産業省、保安院、原子力安全委員会、電力会社、プラント、そして国策として原子力発電所を推進し、子供たちには中学校、小学校、副読本まで配って、原発は安全だとやってきました。原発は安全ではありません……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
東電社長は、一号機のベント、海水注入についていつ指示を出されましたか。
【次の発言】 いや、教えてください。海水注入の時間をはっきり言ってくださいよ、重要なことです。あなたがいつ指示出したのか。
【次の発言】 違います。あなたがいつ指示出したか聞きたい。指示した時間を言ってください。
【次の発言】 東電は、一号機、二号機、三号機の海水注入についていつ指示を出しましたか。
【次の発言】 いや、客観的に答えてくだされば結構です。
【次の発言】 何時ですか。
【次の発言】 海水注入の指示を出した時間を言ってください。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 浜岡原発を止めるという、この海江田大臣と総理の英断を高く評価をいたします。社民党はずっと浜岡原発を止めるように、この委員会でも、あらゆるところでも言ってまいりました。自民党政権下で危険性をずっと指摘されながら実現できなかったことです。原発震災を二度と起こさないということで、今回、国民の命と安全を守るという立場で、原発震災を少しでも減らすという立場でやっていただいたことは高く評価をいたします。 福島原発もたくさんのことが指摘をされてきました。それを聞かない、見ない、考えないで起きたのが今回の福島原発事故だと思います。政治は国民の命を守るために危険性を……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。
まず初めに、矢ヶ崎参考人にお聞きをいたします。
内部被曝は、体の中に取り込んだら骨や肺に付いてなかなか出ていかない。だからこそ、至近距離で被曝をするわけで、大変問題だと思います。
先ほど矢ヶ崎参考人がホール・ボディー・カウンターは一部しか出ないとおっしゃったことは、私はえっとちょっと思ったんですが、そのことについてちょっと話をしていただけますか。
【次の発言】 文科省の一から二十ミリシーベルトまでということなんですが、ICRPは、これは住民が自発的に汚染地に残留を希望し、許容される値と……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 家族も家も津波にさらわれた被災者、放射能汚染におびえている人々のために政治は全力を尽くすべきです。二重ローン問題を始め、大至急、今国会、立法をすべきです。 総理、今まで社民党は原発事故の対応について話をしてきました。今日は、未来の話をしたい、社会を変える話をしたいと思います。(資料提示) 社民党脱原発アクションプログラム。これについては、福島第一原子力発電所事故の早期の収束と検証が必要。二〇二〇年までに脱原子力、二〇五〇年までに自然エネルギー一〇〇%の日本へ。とりわけ、総理、東北地方は、自然エネルギーを復興プロセスの重点政策とし、二〇二〇年までに……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
福島原発一号機から三号機までメルトダウンどころかメルトスルー、原子炉貫通が起きているんではないですか。
【次の発言】 メルトダウンでもびっくりですが、メルトスルーが起きている。そのことを今回のIAEAの報告書にも言っています。可能性という形で書いてありますが、このIAEAに出した報告書の中で、メルトスルー、原子炉、要するに圧力容器から格納容器に落ちちゃったと、落ちているというか、半熟卵がどどどどと落ちていっていると、こういう状況を日本政府が認めたと。これは本当に、日本でメルトスルーまで起きてしまった、大変な事態だというふうに考えています。
ところで……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私は、先日アテネに行きました。世界の社会民主主義政党、社民党が集まって、七十か国、九十の政党がアテネに集まりました。 そこで重要なテーマは、福島の教訓、原発の問題でした。私が基調報告をし、多くの方から応援演説をいただきました。日本の社民党が出した脱原発アクションプログラムを支持してもらい、ベネズエラ、メキシコ、イタリア、スペイン、オーストリア、キプロスなどから応援演説をいただき、そして御存じスイスやスウェーデン、ドイツ社民党、多くの国が、多くの政党が脱原発に向かって、とりわけ先進諸国は大きく変わっていっております。大変な危機感でしたよ。大変な危機感……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
電力需給に関するデータについてお聞きをいたします。
二十二日に資料をいただきました。水力と揚水の細かいデータがなかったんですが、たった今出していただきました。
ところで、この水力に関しては六割しか見ていない、つまり、あるダムなどだと六割しか見ていない。大変低いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 需要は高く見積もって供給を低く見積もっているんじゃないか、最悪のときが六割であって、必ずしも六割ではないんじゃないですか。
【次の発言】 いや、水力が六割は低いんじゃないかという質問に答えてください。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、エネルギー・環境会議は減原発を打ち出しました。原発に依存しない社会ということであれば、原発の新増設は行わないということでよろしいですね。
【次の発言】 減原発だったら新増設できないじゃないですか。新増設は行わないということでよろしいですね。
【次の発言】 論理的に聞いています。
総理は、脱原発依存社会、原発に依存しない社会とおっしゃっています。減原発です。だとすると、新増設をすれば原発増えるわけですから、原発の新増設は困難である、あるいはできないというふうに総理が思っているということでよろしいですね。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
もう一度日本で原発事故が起きたら日本は破滅、崩壊です。福島原発事故を最後の原発事故にしなければなりません。まず、その点についての総理の決意をお示しください。
【次の発言】 経済産業大臣、将来のエネルギー政策についてどうお考えですか。
【次の発言】 可能な限り引き下げるというのは、ゼロに向かって引き下げるという理解でよろしいですか。
【次の発言】 総理、菅総理の脱原発依存社会を踏襲されますね。
【次の発言】 自民党政権下でもベストミックスと言っていたんですよ。原発があるということじゃないですか。
先ほど総理は、二度と原発事故を起こさない決意とおっしゃ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 これは質問通告していませんが、私もTPPについて一言だけお聞きをいたします。 社民党は、参加表明、APECですべきでないというふうに考えています。 というのは、先日、官邸に行きまして、官房長官と申入れをしました。そのとき、一般的に外交交渉は決裂することはよくあり得ると。しかし、日米関係は重要だ、日米関係は重いという、同じように言葉も出てくるわけです。つまり、通常の外交交渉だったら決裂も、席をけって出ることも可能であろうと。しかし、日米関係というものの、日本の政治の中における、善かれあしかれ言われているわけですから、結局、交渉の決裂は難しいのではな……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今回のこの法案は、消費税予約法案という形で、消費税増税のために今やっているんではないか。社民党は消費税増税に反対、もっと違う形で財源をつくるべきだと考えています。
平成十六年度税制改正大綱で、特に年金制度については、平成二十一年度までに基礎年金の国庫負担割合を段階的に二分の一に引き上げるための安定した税財源を確保するとあります。このことを財務省は実行しなければならないと認識をしているでしょうか。
【次の発言】 当時、社民党は定率減税の廃止に反対をしました。この定率減税の廃止などによって、定率減税の廃止と年金課税強化で二兆八千四百億円増収になっていま……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 この委員会は、C型肝炎について法案を成立し、そして本日、B型肝炎についての法案の審議です。C型肝炎のときにB型肝炎の問題があるということを委員会としても認識しながら、その成立がC型肝炎に比べて遅れたということは本当に残念で、厚労省の責任と国会の責任も大きいと思っております。 今日も原告団そして弁護団の皆さんも来ていらっしゃいますが、この間、座込み、多くの集会、そしていろんな交渉や話合い、もう本当に病気を押してやってこられた皆さんに心から敬意を表し、今後も肝炎根絶のために、救済のためにも国会が全力で頑張るべきですし、私自身も頑張っていきたいと思ってお……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社民党はTPPへの参加に反対です。国民の命を壊し、農業を壊し、命を壊すからです。私が国会での最後の質問者です。国会で一度も参加表明せず、なぜ外国で参加表明できるんでしょうか。国会を愚弄するにも程がある。どうですか。
【次の発言】 今日、飛行機でAPECに立つわけじゃないですか。ここ、国会ですよ。なぜ総理は国会の中でこのTPP参加の表明をしないんですか。総理はどこの国の総理大臣なんですか。誰のための政治やっているんですか。国会で参加表明せず、国内ではドジョウは泥の中にいて、外国に行ってなぜ表明できるんですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
災害予防など総合的な林野対策が必要です。一一年度第三次補正予算の復興支援森林整備緊急対策百五十六億円、一二年度予算の概算要求の森林・林業・木材産業の復旧・復興対策百四十六億円、森林整備事業・治山事業による復旧・復興対策二百億円などの確保はもちろんのこと、上積みが必要だと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 是非、上積みをお願いします。
アカデミー設置等、林業技術者の育成を含めた雇用対策など、予算確保が必要と考えますが、いかがですか。
【次の発言】 社民党は山を守る緑の党ですので、予算の上積みを含め応援をしていきますので、よろしくお願いします。
……
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。委員外発言を認めてくだすっていることに本当に感謝をいたします。 規制と推進を分けるべきだというのは、ずっと社民党は言ってきました。これは分離しないと駄目だというので、今回、規制委員会ができることそのものは大変評価をしたいというふうに思っております。 ただ、その中身が大変重要だと思います。委員会、委員長を始め委員が極めて重要です。これは原子力村から採らないでほしい。原子力村の人たちは原発は安全だという神話の中で生きてきた人たちです。世の中には反原発、脱原発の研究者も、石橋克彦さんや渡辺満久さんのような地震学者もいれば、小出裕章さんのよ……
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。委員外発言を許可してくださいまして、ありがとうございます。また、他の委員会があるので、質問の順番を変えていただいたことにも深く感謝をいたします。ありがとうございます。 まず、第一条に、我が国の安全保障に資するという目的が書いてあります。これは今回新たに修正で入りまして、原子力基本法もこれによって変わるということになっております。 今日の午前中に、世界平和アピール七人委員会、辻井喬さんや池田香代子さんや、それから武者小路公秀さんなどが、この安全保障に資すると加える改正案の撤回を求めるというアピールを出しております。その懸念は、原子力軍……
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。ありがとうございます。 絶対安全について一言申し上げます。 これは裁判の中でずっと争われてきました。非常用電気ディーゼルが奪われたり、いろんなものがなくなったらどうなるんだという議論に対して、そんな隕石に当たるみたいな議論をしてどうすると。班目委員長は、浜岡原発の裁判の過程で中部電力側の証人として、割り切らなければ原発はできないと言いました。 私は、今の政権が絶対安全ではなくて今の段階での安全なんですと言うのは、このかつての班目発言とどこが違うのかという危惧を若干持っております。絶対安全を追求しなかったら原発は駄目ですよ、事故が起……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、平成二十二年度の補正予算で組まれた住民生活に光をそそぐ交付金についてお聞きをいたします。 執行状況が九七%などとても高く、また私はこれはとても評価をしております。DVや弱者対策、自殺や児童虐待や図書館など、今まで現場でなかなか予算が付かずに細々と善意に支えられて実施されてきた支援事業に公的な予算が付いたと、これは本当に大事なことだったというふうに思っております。しかし、これがその後、このような交付金がなくなっております。こういったところにきちんと予算措置をすべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
障害者総合支援法案についてお聞きをまずいたします。
国は、障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と厚生労働省との間の基本合意文書を実行する義務があると思いますが、それはどの程度実行されているんでしょうか。また、基本合意文書の冒頭で、障害者自立支援法廃止の確約が掲げられております。同原告団、弁護団にはどのように説明し、その納得が得られているんでしょうか。
【次の発言】 基本合意文書は障害者自立支援法廃止の確約がありますので、やはりこれに反しているんじゃないでしょうか。
あるいは、新法制定に当たっての論点で幾つかありますが、合意文書の中に指摘されてい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
雇用保険については、その財政の健全化、借入金の返済が必要だと考えますが、どのような方策を取られるのでしょうか。
【次の発言】 単年度黒字にしていただきたい。いかがでしょうか。
【次の発言】 若者の就職、求職についてお聞きをいたします。
警察庁の統計によると、高校生から大学生の若者で就職の失敗を苦に自殺をした数は二〇〇七年で合計十六名だったのが、二〇一〇年には五十三名、二〇一一年には五十二人まで、本当に多くなっております。これは遺書で就職の問題で自殺したということが明らかなケースであり、遺書がなかったり、あるいは遺書があったとしてもそのことが書かれて……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、不活性ポリオについてお聞きをいたします。
これまで今年の秋にはポリオの不活性ワクチンが準備できる旨の答弁がありましたが、その準備状況はどうなっていますでしょうか。今年の秋のポリオ接種には全員分の不活性ワクチンが用意されるという認識でよろしいでしょうか。
【次の発言】 待ち望んでいる人たちがいますので、是非よろしくお願いします。
昨年十二月、野田市、川崎市に続いて、東京の多摩市が公契約条例を制定しました。政府からは、労使間の契約については従来の関係法令で十分だとの趣旨の答弁が繰り返されています。また、不当なダンピングを防止するため低入札……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 子ども手当、児童手当、社民党は子ども手当の方がいいとは思いますが、かつて児童手当の拡充にももちろん賛成をしてきましたし、名称は正直どうでもいいんです。子供にちゃんとお金が行く、子供を応援するということを、揺るぎなくちゃんと恒常的に保障していくということについてはやるべきだというふうに思っております。 小宮山大臣とは多分基本的には一致する部分も多いと思いますが、控除から手当へ、そして子供自身を応援するということは、これは本当に必要なことだと思っております。控除制度を複雑にすることは余り良くないし、また扶養控除そのものも、私も子供を育ててきて、共働きな……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
都道府県調整交付金のうち一号交付金は多くの都道府県で給付に応じて一律に交付されておりますが、このような一律の交付で市町村間の格差を埋めることができるのでしょうか。
【次の発言】 今回、国と県合わせて調整交付金が医療給付費の全体の一八%になるわけです。そして、その調整をどうするかということで、例えば、これは障害者自立支援法やいろんなときにも議論になったんですが、これは衆議院でも議論になっておりますが、乳児医療費無料化、あるいは高齢者、障害者の人たちに関して市町村が独自に減免制度を設けていると、そういう場合に調整交付金が減額をされるということなど起きてお……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず初めに、保育事故の検証の義務化についてお聞きをいたします。
二〇一二年五月六日の中日新聞に、「保育事故の再発防止 直ちに検証、公表する制度を」という記事が載っています。お子さんを保育園で亡くした御両親にお会いをしました。
保育所において死亡事故が起きた場合、事故調査の実施が義務付けられるべきと考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 これは鉄道事故やほかのと違って、また虐待であればこれは調査が、調査報告書が出ますが、この保育事故の場合、別にそのような調査が入る、あるいは報告書が出るというふうには現状ではなっていません。きちっと事故調査をし……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。労働契約法の改正について質問をいたします。
これ五年、これから五年でまたカウントを始めるということなんですが、現に日本では一千二百万非正規労働者、有期の人たちの人数も大変多い。それでこれから五年でカウントということは、もう少し、現在ある人たちが五年やっていればもう無期に転換できるというふうにすべきではないですか。
【次の発言】 有期を何とか無期にするということであれば、これからカウントし直すということであれば、それは不十分ですよ。
それから、先ほどベローチェの事件もありましたけれども、現在、例えば二〇一一年の統計で、更新回数の上限を設けている事業所の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 高齢者の雇用の安定はとても大事なことで、社民党自身もそれは大事だと考えております。ですから、衆議院の原案には賛成、そして修正案には衆議院では反対をいたしました。ただ、本法案について問題点もあると思いますので、質問をいたします。 こういう法案が出ることは必要だとは思いますが、一方で本末転倒だとも思います。そもそも、年金の支給年齢引上げ分を企業がその間雇用という形で負担するというところに実は問題があるのではないか、年金の空白部分を埋めるための方策としての雇用というのはどう考えてもおかしいのではないかと思いますが、いかがですか。結局、年金制度を充実せよと……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 午前中に安住財務大臣が、消費税を払うときに、おじいちゃん、おばあちゃんの年金になるということをかみしめて払ってもらうことが大事だとおっしゃいました。では、なぜ法人税、所得税の最高税率、あるいは贈与税、そして証券税制、住民税、事業税払うときも、これはおじいちゃん、おばあちゃんの年金になるんだ、法人税とかでもなるんだ、かみしめて払ってもらったらいいじゃないですか。 今回、何が問題か。税の抜本改革といいながら、相続税も上げない、最高税率を引き上げることもやめる。消費税増税だけ残ったんですよ。「樅ノ木は残った」じゃない、消費税増税だけ突出して残ったんですよ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
財務大臣が六月八日の閣議後記者会見で、増税法案が通れば賛成が増えると発言したことに私は怒りを感じました。原発再稼働もオスプレイも消費税増税もやっちゃった者勝ち、既成事実をつくれば何とかやれるということじゃないですか。なぜ法案が通れば賛成が増えるんですか。国民なめていませんか。
【次の発言】 復興増税と消費税はまた違います。それから、提案している側が、現に国民の皆さんの反対が強い中で、成立すれば賛成が増えると言うのは傲慢じゃないですか。そんなこと言うべきではないというふうに思います。
次に、財務省が消費税増税がされた場合にどれだけ負担になるかという試……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず初めに、菊池参考人にお聞きをいたします。 エコノミストの記事を拝見をいたしました。日本は消費税が高い、高いと言われますけれども、あっ、ごめんなさい、低い、低い、低いと、五%だ、ヨーロッパは高いと、スウェーデンは二五%だと言われておりますが、菊池参考人御指摘のとおり、主要国の国税収入全体に占める消費税の割合は、日本は決して低くありません。もし一〇%に消費税を引き上げると、国税に占める割合が三七%になると。つまり、消費税、だから広く薄く取れるところから取るみたいな、何か電気料金の家庭の負担率が……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
社会保障制度改革推進法案九条が、これは国民会議の設置を規定しております。この国民会議は、十条において、国会議員を兼ねることを、国会議員と兼ねることを妨げないとあります。この国会議員は党との関係ではどのように整理されるんでしょうか。
【次の発言】 いや、やっぱり分からないんですよ。これ、党を代表して発言をするのか、個人として発言するのか、その国会議員はどういう立場で発言をするのか、そして全ての政党の国会議員が入るのか。一部の政党の国会議員しか入らなければ、それはとてもおかしいと思うんですね。
日弁連もこの点に関して会長声明を出しておりまして、全国民の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今、中小企業にとって消費税が酷であると。もう一つ、やはり私は国民にとってどうかということを今日は総理ととことん話したいと思います。
これを見てください。(資料提示)消費税五%以降、つまり一九九七年以降、消費税が上がったら個人消費は右肩下がりにどんどんどんどん落ちています。内需が減少しデフレを引き起こしています。デフレの中でこれ消費税一〇%にしたら絶対に個人消費は下がると思いますが、総理、いかがですか。
【次の発言】 逆に聞きます。個人消費がこれだけ下落している中で消費税一〇%にしたら、なおさら個人消費は下落するんじゃないですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、今日、理事懇談会で同意をしていただきまして、社会保障と税以外のことで副大臣を呼んでいただいて質問することを了承していただきましたので、質問をまずいたします。 原子力規制委員会の人事案が提示をされておりますが、この委員長と言われている田中俊一さんは原子力村の村長さんの一人であり、私自身も彼の原発推進の論文をたくさん読んできております。そして、更田豊志さんと中村佳代子さんは、この原子力規制委員会設置法七条七項三号に当てはまる、よって違法であると思います。とりわけ、更田さんはストライクゾーンど真ん中で、これまさに七条七項三号に該当をいたします。七条……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、問責決議案を議論せずに、本委員会で採決しようとすることに社民党として強く抗議をいたします。
先ほどもありましたが、社民党も含めた野党七党から問責決議案が出されていることを総理はどう受け止めていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 昨日の衆議院での野田政権不信任決議には、民主党内から造反の動きがあり、自民党からも賛成の票が投じられております。これについてどう考えますか。
【次の発言】 総理、民主主義とは何かということをお話をしたいというふうに思います。
まず、国民の六割、七割がこの消費税増税に反対をしている。それから、総理は自民党と組みさえす……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 与野党を超えて、とても必要な法律を作り上げられた発議者の皆さんに心から敬意を表します。また、人々、とりわけ子どもたち、妊婦さんの命を守るために頑張ってきた多くの皆さんにも心から敬意を表したいと思いますし、私自身も一緒に喜び合いたいと思います。 当事者の皆さん、地元首長、それから自治体、受け入れている自治体や首長の皆さん、議員の皆さん、NGO、日弁連、多くの市民の皆さん、今まで頑張り、発議者の皆さんたちと、多くの皆さんたちとこの法案を一本にまとめることができたということを共に喜び合いたいと思います。 先ほど、谷岡さんの方から一ミリシーベルト以下を目……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 TPPについてまずお聞きをいたします。 二〇一一年、去年の十二月十四日、米国下院の歳入委員会貿易小委員会でTPPに関する公聴会が開かれました。そのときの議事録がこれです。(資料提示) この議事録を見て私は本当に驚きました。恐ろしいです。この中でマランティス米国通商代表部次席代表は、TPP参加の国々で条文案はほぼできていると言っております。TPP交渉への参加九か国は既に協定のほぼ全ての章の統合条文案を策定しておるというふうに言っております。もうつまりでき上がっているんですね、条文案は。 日本政府はこの条文案を入手しているんでしょうか、あるいは中身……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
辺野古移設を切り離して、グアムに先行して移駐するという今のアメリカ政府の動きは、辺野古の基地建設はもはや無理だという証左ではないでしょうか。
【次の発言】 去年十二月にワシントンDCに行ったときに、シンクタンクや議員の多くの人たちが、辺野古に建設することはもはや無理だと言う人が多く、随分変わってきていると思います。
日本政府は、国民の立場、沖縄の立場に立ってくださいよ。アメリカに対して、辺野古の基地は無理だ、そして普天間基地の全面返還をしっかり言ってください。いかがですか。
【次の発言】 防衛局長の問題は、基地を押し付けるためになりふり構わず政府が……
○福島みずほ君 原発の再稼働についてお聞きをいたします。
原子力安全委員長、ストレステストの一次評価だけでは安全性評価としては不十分であるということでよろしいですね。
【次の発言】 一次評価だけでは不十分だとすれば、安全宣言はできないということですね。
【次の発言】 二次評価が電力会社から提出さえされておりません。総理、原子力安全委員会が安全性評価としては不十分だと今言っている状況で、なぜ政治判断ができるんでしょうか。総理に。
【次の発言】 班目さん、もう一回、安全性評価は一次テストだけでは不十分だと言ってください。
【次の発言】 安全性評価はストレステストの一次評価だけでは不十分だというの……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
消費税増税についてお聞きをいたします。
今までの税収の推移を見てください。(資料提示)所得税、法人税ががあっと下がって消費税が上がっています。なぜか。所得税の最高税率を下げ、そして法人税もどんどん下げてきたからです。これは極めてバランスが悪いというふうに思っています。この消費税だけ増税ありきで今回いくことにも、若干所得税の最高税率も変えますけれども、この点については問題だと思います。
総理、消費税増税に踏み切る前にやるべきことは全部やったと言い切れますか。
【次の発言】 所得税と法人税が下がったのは、単に景気だけではありません。実際、所得税の最高……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
亀井静香代表が消費税増税法案に強く反対をしています。総理、どう考えますか。
【次の発言】 衆議院選挙後に成立した政権での三党合意があります。私と亀井さんと鳩山さんで合意をしました。現行の消費税五%は据え置くとし、今回の選挙において負託された政権担当中において歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率の引上げは行わないとあります。
この三党合意に本日閣議決定した法案は明確に反すると考えますが、いかがですか。総理と自見大臣、お願いします。(発言する者あり)
【次の発言】 総理と自見大臣。
【次の発言】 三党合意は、選挙が終わって連立政権をつくるときに命懸け……
○福島みずほ君 ドイツ政府の倫理委員会は、福島原発事故を機に、リスクと利益のバランスを考える立場を取っても原発は事故のリスクが余りに大き過ぎるとして脱原発へ大きくかじを切り、全原発を停止をしました。
原発は事故のリスクが余りに大き過ぎるとしたドイツの判断について、総理はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 原発再稼働についてお聞きをいたします。
原子力の保安院は、第一次ストレステストに関して意見聴取会を行いました。私も傍聴に行きました。二人の科学者、井野さんと後藤政志さんが大反対で、大きく異議を何回もその会議で言っていました。にもかかわらず、保安院はそれを無視し、見解をまとめました。科学者……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、大飯原発三、四号機の暫定安全基準を作れと指示をされました。指示をしたということでよろしいですね。
【次の発言】 理由と中身を教えてください。
【次の発言】 この判断基準、三十項目はいつ発表されるんですか。その基準に合致しているかどうかをいつ発表するんですか。
【次の発言】 これは、新たな暫定基準ではなくて、今取り組んでいることをまとめるということなんですか。
【次の発言】 電源車の配置など、去年の三月末に指示して実現をしたことです。今までやったことをまとめて、なぜ新たな暫定基準と言えるんですか。
○福島みずほ君 ありがとうございます。 北朝鮮が多くの国の中止要請を拒否して発射したことは極めて遺憾です。また、政府がその発射を確認することができず、国民への発表が遅くなったことについても大変問題だと思います。特に、PAC3を配備された沖縄ではJアラートが鳴らず、発射の知らせもありませんでした。これは問題です。迎撃ミサイルの有効性や実効性についても、今後きちんと検証されるべきだと考えます。 総理は訪米されると聞いておりますが、TPPについては国民に何も説明はされておりません。アメリカに対し何も約束できないというふうに思いますが、いかがですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理は、大飯原発再稼働について、精神論だけでやっていけるのか、国民生活を守るという視点からの判断とおっしゃっています。脱原発や再稼働反対は精神論なのでしょうか。原発の被害は現実のものではないですか。
総理、総理。総理の発言です。
【次の発言】 三・一一、二〇一二年、ふくしま宣言の原発廃炉、脱原発は精神論なんでしょうか、総理。
【次の発言】 三・一一、二〇一二年、ふくしま宣言の原発廃炉、脱原発は精神論なんですか。
【次の発言】 去年、東京は十数%節電をしました。みんなで頑張ったんですよ。そして、暫定的安全基準と言いながら、安全性が確認されていないのに……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
滋賀県大津市の中学二年生が自殺をするという痛ましい事件が起きました。自殺の練習を強いられるなど極めてショックな事実が明らかになります。このような事件は二度と起きてはなりません。事件の徹底究明を行い、何が起こり、なぜこの生徒を守れなかったのかを明らかにすべきだと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 私は、大臣のときに兵庫県川西市で子どもの人権オンブズパーソン制度を視察をいたしました。学校や家庭だけではなくて、子供たちがいろいろ相談できる、そういう場が本当に必要だと思います。こういう人権オンブズマンといった制度を全国で整備することを是非やっていただき……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 昭和六十一年の年金法改正の制度設計において、老齢基礎年金の額は六十五歳以上の単身無業者の基礎的な支出を保障するものとして月額五万円とされました。その基準となったのが総務省全国消費実態調査です。六十五歳以上の単身者の平均的生活費のうち、食料費、住居費、光熱費及び被服費に対する支出額で、当時合計四万七千六百十円でした。この金額は、二〇一一年現在、六万七千百八十四円となっております。これに対して老齢基礎年金は満額六万五千七百四十一円です。千四百四十三円のマイナスとなっております。この逆転現象はいつから起きているんでしょうか。基礎的支出すらカバーできていない……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今回の春闘、ベースアップがない非正規雇用にどれだけ拡大したのか、今回の春闘の動向について大臣はどのような感想を持ちますか。
【次の発言】 非正規雇用労働者の賃金についてはどうですか。
【次の発言】 非正規雇用については本当に及んでいないところも多いので、そして、安倍内閣は二%物価上昇させると言い、これから消費税も上がるわけですから、給料を上げる政策をしっかり取っていくべきだと思います。
公契約条例が現在七つの市、区で制定しているわけです。それについて、自治体で公契約条例を制定する数が増えていることについてどうでしょうか。現在は賃金のみが入札基準にさ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
「中学一年生女子の保護者の方へ 杉並保健所からのお知らせ 中学入学お祝いワクチン」なんというのが杉並区の保健所から来ておりますが、杉並区で女の子が重篤な事態に達しております。この重篤な副反応について、当該ワクチンを製造した製造会社名を含めて報告をしてください。
【次の発言】 今までのこのHPV予防ワクチンに関しての副反応が出た件数と、それから追跡調査をしているか、補償についてお聞かせください。
【次の発言】 実施状況は結構です。
【次の発言】 製薬会社の追跡調査はありますが、厚労省として追跡調査はしていますか。補償は、それで、千九百件のうちどういう状……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。私も受けて質問参ります。
丸川政務官、ディーセントワークとは何ですか。
【次の発言】 直接雇用と間接雇用、どちらがディーセントワークにふさわしいとお考えでしょうか。
【次の発言】 違うでしょう。確かに間接雇用という働き方はありますが、期間の定めのある働き方は労働者にとって不利ですよ。丸川さんがずっとこの委員会でも、政務官になってからも、その意味が分かっていないんですよ。間接雇用でいいんだという考え方、それが、間接雇用を選択する人もいるけれども、労働法制としてどうあるべきか、どうやって労働法制を規制していくかという視点がないから、それが問題なんですよ。
……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 政府は、今年の八月から生活扶助基準額を三年間で総額六百七十億円削減することを決めました。削減額は平均六・五%、最大一〇%、生活保護受給世帯の九六%が減額をされます。社会保障審議会生活保護基準部会の報告書の議論が反映されたのは九十億円、削減額の九割はデフレ論です。 これについて質問主意書を二月十八日に出しました。お手元の資料にあると思いますが、厚労省は、物価が下落したので生活扶助費を引き下げると言います。しかし、二〇〇八年から二〇一一年にかけて食料品などは横ばいで、大幅に下落したのはビデオレコーダー、パソコン、ビデオカメラです。厚生労働省は、生活保護……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
大臣、今日何度も聞かれて、私もやはり聞くんですが、この協会けんぽは中小企業のサラリーマンとその家族でやると。財政状況が悪くなって、保険料率も高くなっている。これから二年間は協会けんぽに対する国庫補助率を千分の百六十四として一応支援していくと。でも、それ以降は本当にどうしていくんですか。
【次の発言】 健康保険組合が約三千万人、協会けんぽが三千五百万人、私の周りも協会けんぽに入っている人たちも結構いますので、中小企業支援と併せて、恐らくそれは中小企業庁と厚生労働省とまた横断的な施策になると思うのですが、是非よろしくお願いします。
国民健康保険も非常に……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
日経新聞の取材だと思っていたということなんですね。日経新聞の記者と一度も会っていないでしょう。普通、取材って記者から来ますよね、その会社であれば。どうなんですか。
【次の発言】 そうではなく、初め丸川政務官は、これは日経新聞の取材だと思っていたわけでしょう、取材だと。普通、私たちに取材の依頼があるときは、誰々新聞誰々記者、何々雑誌何々記者って来ますよ。
【次の発言】 だって、日経新聞がやるんだったら、記者が来るでしょう。記者が説明するでしょう。
【次の発言】 違うじゃないですか。日経新聞、どこも来ていないじゃないですか。全部あなたが言うヒュー社がやっ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。順番を変えていただきまして本当にありがとうございます。感謝します。 まず、精神保健福祉法改正法案について御質問をいたします。 二〇〇四年から二〇一〇年までの六年間で医療保護入院は十一万五千二百九十七人から十三万千九十六人に増加しました。うち入院一年以上の長期入院患者は七万六千九百八人から八万三千五百九十三人へと、こちらも増加しています。長期入院者を減らすための有効な施策を怠ってきたと言っても過言ではありません。また、人口百万人当たりの強制入院者数は、日本が約二千人なのに対してヨーロッパは十数人から百数十人というレベル、まさに桁違いであり、人権侵害とし……
○福島みずほ君 どうも今日は、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見を本当にありがとうございます。
社民党の福島みずほです。
まず、池原参考人にお聞きをします。
先日行われた国連の拷問等禁止条約の中で、日本の長期入院や待遇などについて委員の皆さんからやはり懸念や問題、たくさんの質問が出ました。この日本の状況について、問題点、そしてどうすればいいのか、お願いいたします。
【次の発言】 それを改善するには、その逆のことだと思うんですが、何かアドバイス等、今これはやれというのがあればお願いします。
【次の発言】 今日は本條参考人と池原参考人が、保護者を削除することはいいんだけれども、家族等と……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
参議院厚生労働委員会調査室が今年三月にまとめた参考資料によると、戦没者の妻に対する特別給付金国庫債券受領後における未受領金額の累計は百三十九億三千六百九十七万円、戦没者の父母に関する未受領金額の累計は四億七千九百八十二万円となっております。合計で百四十四億千六百七十九万円ですが、これで間違いないでしょうか。泉さん。
【次の発言】 百四十四億千六百七十九万円未受領であると。これらのお金の受領に関して、時効はないわけですよね。
【次の発言】 時効がないという趣旨は理解ができるのですが、この百四十四億千六百七十九万円、恐らくというか、たまっていっていると言……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず初めに、大臣、これ質問通告していないんですが、是非御意見と決意をお願いしたいことがあります。 それは、私は非常にショックだったのは、復興庁の水野参事官がツイッターですごくひどい暴言を書いていて、私自身は、子ども・被災者支援法を何とか実効性あらしめるものにしたいと、NGOやあるいは党としても個人としても何度も恐らくかなりの数、御本人とお会いをして交渉してきました。いつも復興庁は水野参事官だったんです。 私たちは、基本方針早く出してほしい、あるいは法に書いてあるように市民の皆さんとの意見交換をやってくれと言って、いずれ考えてますと言ってすごく後ろ……
○福島みずほ君 まず、前回に引き続きまして、精緻化、最低責任準備金並びに代行割れ総額の減少についてお聞きをいたします。 精緻化により、二〇一一年度末の最低責任準備金総額は、十五兆千億円から十三兆九千億円へ一兆二千億円減りました。一方、代行割れ総額は、一兆千億円から六千億円へ五千億円減ったと。この一兆二千億円と五千億円の差額七千億円は、代行割れに至っていない厚生年金基金が最低責任準備金を減額してもらったことになります。 今回の法改正が代行割れ問題への対応であることを考えると、不適切ではないかというふうに考えますが、この減ったように計数上見せるというか、極めて不適切と考えますが、大臣の見解はい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、修正提案者にお聞きをいたします。
修正案二十四条一項のただし書の申請を要しない特別の事情とは、字が書けない場合のほか、申請書が交付されないために申請できない場合も含みますか。ほかにどのような場合を想定しているか。DVの被害を受けて体一つで逃げてきた場合、野宿をしていて証明するものを持たない場合、非識字の人などはこれに当たると理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 申請用紙が全国の福祉事務所の中でどれほどきちっと窓口に置かれているんでしょうか。生活保護申請用紙は全国千二百五十一か所、全ての福祉事務所の窓口に置いてあるんでしょうか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、それぞれ三人の参考人の皆さん、来てくださいましてありがとうございます。また、日ごろのそれぞれのすばらしい活動に関して心から敬意を表します。 まず、佐藤参考人にお聞きをいたします。 先ほど、釧路は水際作戦やっていないということで、ちょっと実は正直びっくりして。というのは、昨日もここの政府とのやり取りの中で、福祉事務所にあらかじめ申請書が置いてあるかどうか、何件置いてあるかというのは調べていませんということなんですね。私たちは水際作戦おかしいと思うんですが、役所側から見ると、いつでも窓口に申請書があれば誰でも申請ができて、書かれたものをあなた……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 私も、本日、与党が出席しておらず、大臣、副大臣、政務官、出席していないこと、役所が出席をしていないことに強く抗議をいたします。 そもそも、これは予算委員会が金曜日に、しっかり与党も出席の上、委員長がそこで決め、それで、私たち、予算委員会は質問通告を三時までに全て終わりました。ところが、もうその段階で質問取りは内閣はやらないということに本当になりました。議長の不信任案が出たのは金曜日の夕方ですので、この議長の不信任案は予算委員会をボイコットするために政府・与党がやったものであるというふうに考えております。そのあおりで、厚生労働委員会自身も開かなくてい……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私も保養からお聞きをいたします。
福島の子供の保養に係る福島原発事故以降の予算、事業内容、今後の方針などについて、福島県内の保養と県外に出す保養に分類した上で教えてください。
【次の発言】 文科省いかがでしょうか。
【次の発言】 それぞれ子供たちのリフレッシュということで頑張っていただいているんですが、今聞いていただいたとおり、圧倒的に福島県内が多くて、県外は圧倒的に少ないです。もっともっと福島県外のNGO、NPOの取組を応援していただきたいと思っております。
御存じ、いろんな企業やNGO、NPOが全国的に、これは子供たちをもう手弁当で、リフレッ……
○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。 内閣委員会におきまして、委員外での発言を許可していただいたことに大変心から感謝をしております。 私自身は、障害者差別解消法案、国会で議論されることに感無量です。二〇〇九年十二月八日、障がい者制度改革推進本部の設置がありました。今日来ていらっしゃるアビリティーの皆さんたちが、当時、鳩山内閣、鳩山総理のところに、官邸に、是非障害者差別禁止法のためにつくってくれと言って障がい者制度改革推進本部の設置ができ、閣議決定をし、推進会議が設置をされました。その後、基本法の改正法案、総合福祉法案、それから差別禁止法案、名前が変わって障害者差別解消……
○福島みずほ君 明日、総理が訪米をされますので、日米首脳会談についてまずお聞きをいたします。
集団的自衛権の行使はできないというのがずっと政府の見解でした。集団的自衛権の行使に関して、解釈改憲についてオバマ大統領と話をするのでしょうか。
【次の発言】 憲法において、今までの政府見解でも集団的自衛権の行使はできないということでした。ですから、総理が、憲法尊重擁護義務もあるわけですし、その憲法が予想していないことについて発言するというのは極めて重要なことです。
もちろん審議会で議論したというのは承知をしておりますが、それだったら、だってこの集団的自衛権の行使に関して国会でどこも議論していないん……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
国会事故調が昨年二月、福島原発一号機の現地調査を求めました。原子炉が入る建物の内部に入って、重要機器の非常用復水器など、地震直後に壊れた可能性があるかどうかを確かめるためです。東電はそのとき真っ暗だと言いました。それで国会事故調はやむなく断念をしました。しかし、原子炉が入る建物の内部は明かりが差し、照明も使えるということが明らかになりました。これは国会事故調の調査を妨害をした東電の本当に虚偽だというふうに思います。
副総理、こういうことがあっていいんでしょうか。
【次の発言】 これは調査妨害であり、国会事故調が愚弄されたと同時に国会が愚弄されたと思……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、小泉政権において、二〇〇四年、労働者派遣法を変えて、製造業も派遣可能としました。この政策は正しかったと思いますか。
【次の発言】 でも、製造業も派遣が可能となった結果、二〇〇八年十二月、派遣切りが大量に起きて、派遣切りが行われれば職も失う、住まいも失う、行く場所がない。あのとき派遣村が日比谷公園にできたことは、本当に私もあのときショックでした。自己責任、自己責任、自己責任と言われていたけれど、法律によって、まさに政治の結果これが起きたんだということを痛感しました。だから、政治は雇用の立て直しをしなくちゃいけない、雇用の劣化を食い止めるべく労働法……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、公述人の皆様、本当にありがとうございます。オスプレイ反対集会には沖縄で開かれたときに参加しましたし、首長さんが全員日比谷野外音楽堂に来られたときも参加をしておりました。また、主権回復といいながら、沖縄を切り捨てた日を主権回復として祝うことはどうなんだろうかということを社民党としては強く思っております。 また、辺野古に基地を造ることに関しては、社民党自身も私自身も、辺野古に基地を造ることは沖縄県民の負担軽減には合わない、しかも新たに基地を造ると、これは移設と言われていますが、恒常的な軍港も造るわけですから、これは代替基地ではなくて、新たに辺野……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今朝の朝日新聞に、原子力規制委員会が「もんじゅ」を停止命令へという記事が出ております。これはこのとおりでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 高速増殖炉「もんじゅ」はずっともう動かない。ナトリウム火災事故も起きましたし、今委員長おっしゃったようなたくさんの問題があります。高速増殖炉は停止命令へ、そして廃炉へということを社民党として強く申し上げます。
次に、自作自演ではないかという点についてお聞きをします。(資料提示)
エネルギー・原子力政策懇談会は、二月二十五日、安倍総理と茂木経済産業大臣に対して緊急提言、責任のある原子力政策の再構築、原子力から……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 自民党は、参議院選挙の公約に日本国憲法改正原案を出すというふうにおっしゃっています。日本国憲法改正草案の問題点について国民の皆さんに分かっていただきたく、質問をいたします。 自民党の日本国憲法改正草案が規定する国民の義務です。(資料提示)国防の義務、日の丸・君が代、国旗国歌尊重義務、領土・資源確保義務、公益及び公の秩序に従わなければならないという義務、個人情報不正取得等禁止義務、家族助け合い義務、「家族は、互いに助け合わなければならない。」と、義務が二十四条に入ります。環境保全義務、地方自治負担分担義務、緊急事態指示服従義務、憲法尊重擁護義務、十個……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
総理、村山談話を踏襲しますか。
【次の発言】 どの部分を見直すんでしょうか。四月二十二日のこの委員会で、安倍内閣としてそのまま継承するわけではないと答弁をされています。どこを直しどこを変えないのか。侵略と植民地支配、この文言は変えないということでよろしいですか。
【次の発言】 この委員会で継承するわけではないとおっしゃっているからなんです。何を継承し、何を継承しないのか。侵略、植民地支配、これは見直すんですか、見直さないんですか。
【次の発言】 高市政調会長が、侵略という文言を入れている村山談話にしっくりこないという発言をされました。どう思いますか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 若干重複するところはありますが、簡潔に社民党の見解を述べたいと思います。 本日、与党が出席をしておりません。そして、総理大臣、閣僚、国務大臣の皆さんも出席をしていません。こんな国会があるでしょうか。私たち予算委員会は、きちっと委員長の下、手続を経て正当に積み上げてやってきました。こんな国会が本当にあるでしょうか。総理大臣と国務大臣はなぜ出席をしないんでしょうか。 まず第一に、予算委員会を開く必要は十分あります。この参議院は、三十日ルールに従って予算が成立することもあり、予算の審議の中での集中審議がとても不足をいたしました。ですから、私たち予算委員……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は本当にありがとうございます。非常に興味深い地域の活性化の話を聞くことができて、本当にありがとうございます。 私自身は、全国行っていない都道府県はないという形で回っていて、どこに行っても、ああ、ここに住んだらきっと楽しいだろうなといつも思ったりしているんですね。しかしもう一方で、地域の疲弊というのは歴然とあって、医療と足と教育。ある程度子供が大きくなれば教育の部分は外れますが、医療とそれから交通網、公共輸送ですよね。医療でいえば、全国二年間掛けて病院を回りましたが、北海道なども病院の偏在が起きたり、例えば高齢者が旭川や札幌に移動するような状況も……
○福島みずほ君 ありがとうございます。それぞれ大変興味深い話を聞かせていただいて、本当にありがとうございます。 まず、平田参考人に一つお聞きしたいのは、全国へ行くといろんな博物館や美術館やいろいろあると。行ってすごく感動するけれども、例えば那須にあったニキ美術館などは閉鎖というふうに聞いておりますし、実は美術館、ちっちゃい美術館やいろんなものがどんどん閉鎖していったりしているという現状があると。 そうすると、一体何が違うのか、あるいは一体どうしたらいいのか。個人的というか、頑張っていろんな美術館、博物館、もってきたようなところがむしろ廃れていっている面もあり、どうしたらいいのかという点につ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はありがとうございます。 災害時要援護者、女性、子供、高齢者、障害者の皆さんについて私もお聞きをいたします。 それで、三月十六日に「女性や子育てのニーズを踏まえた災害対応について」を取りまとめて、地方自治体へ働きかけをしているというのがあります。これずっと言われていることなんですが、女性に配慮した避難所の運営、プライバシーを確保できる仕切りの工夫、更衣室、乳児室、入浴設備、男女別トイレ、それから乳幼児のいる家庭用エリアの設定などを行うよう依頼をしていると。それから、やはり女性たちから聞くと、洗濯ができないとか干す場所がやっぱりちょっとプライバシー……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
原発事故の賠償についてお聞きをいたします。
公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センターには、最終処分の積立金約八千三百七十五億円、再処理積立金二兆四千四百十六億円を保有しています。三兆二千七百九十一億円です。これらの積立金額は損害賠償に使えるよう、法律改正など必要な処置をすべきだと考えますが、いかがですか。財務大臣。
【次の発言】 三兆円、これ使ってくださいよ。福島の原発事故で核燃料サイクルの実施も不透明です。これだけ巨額な積立金は、今こそ原発の事故の避難住民救済に充てるべきではないですか。
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今国会において憲法審査会が始動し始め、議論が始まりました。しかし、施行された日本国憲法の改正手続に関する法律は、当時の安倍政権によって強行採決された法律であり、また国民の意思を正確に反映できる法律ではないことから、社民党は反対をしました。 参議院の日本国憲法に関する調査特別委員会では、十八項目にわたる附帯決議が付されました。解決されていない問題が余りにも多いにもかかわらず成立させた欠陥法案と言わざるを得ません。さらに、同法の附則では、選挙権を有する者の年齢に関する公職選挙法、成年年齢を定める民法、公務員の政治的行為制限に関する国家公務員法、地方公務……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 三点申し上げます。 大日本帝国憲法下におまえは生きたいか、それとも日本国憲法の下において生きたいかと問われれば、私は間違いなく日本国憲法下で生きたい、日本国憲法をどう生かしていくかということに懸けていきたいと思っております。 戦前は、女性は選挙権も被選挙権も持っておりませんでした。権利も法律の留保の中でしか認められませんでしたので、最後は、国家総動員法、徴用令や治安維持法やたくさんの法律によって権利は紙切れのようなものとなり、あの不幸な戦争に突入をしていきました。 押し付け憲法論については、これは憲法調査会の下において何度も何度も、かなり長いこ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日はどうもありがとうございます。
私も時間の範囲内でそれぞれにお聞きします。
まず、山内参考人にお聞きをいたします。
ナオミ・クラインさんの「ショック・ドクトリン」という本が非常に私は興味深くて、惨事便乗型資本主義という。被災地の皆さんの話を聞くと、政治がなかなか冷たいと、行政が冷たい。利権などもどんどん復活しているというような悩みも聞くんですね。ですから、その惨事便乗型資本主義と戦って、どうやってやるかというヒントをちょっとお聞かせください。
【次の発言】 先ほどおっしゃいましたカトリーナ台風のときや、それから阪神大震災の後なども、例えばビルが……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 憲法審査会に出なければならなかったので十分聞くことができなかった点はおわびをいたしますが、資料や御意見も本当にありがとうございます。 まず初めに、牧野参考人にお聞きをいたします。 私も飯田に行ったことがありまして、御一緒しましたが、桜並木の桜のマイスターみたいな人がいらしたり、飯田は医療の関係で、市立の病院と開業医といろんな人たちでネットワークをつくって、そこで医療のシンポジウムに市長さんも来ていただきまして一緒にやったりというので、盆地ということもあるかもしれませんが、飯田として何をやっていくかということをとてもいろんな点で工夫をされていること……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。今日は三人の参考人、本当にありがとうございます。 まず初めに、戸辺参考人にお聞きをいたします。 永山ハウスの試みは本当に興味深いものでした。私もCOCO湘南台やかんかん森やいろんなコレクティブハウスに見学に行って、どういう形がこれからの高齢社会でいいのかというのは思っていますので、大変興味深いです。 率直にお聞きしますが、やっぱりみんなが気持ちよく暮らしたり、オープンスペースをどう使うかとか、結構運営って大変じゃないかと思うんですね。私もマンションに暮らしていて、管理組合の会議とかも結構建て替えも含めて大変ということを何度も経験しているので、運営に……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 一つは、まちづくりということで被災地のコミュニティー再建に関して、本日、被災地の高台移住に関する国土交通省の対応という資料をいただいているんですが、私のちょっと根本的なお聞きしたいことは、一方で大きな枠組みの中で、高台移転をするか、いや、もう少し土地を高くしてしのぐかということの問題と、それから、コミュニティー再生するに当たって住民参加をどう保障していくのか、とりわけ女性や若者の参加をしながら、本当に参画を保障しながら、どういう形でみんなの意見をまとめてまちづくりというビジョンをつくっていくかというのをどこの自治体も苦労しているというふうに思っていま……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 まず、船田参考人に質問をいたします。 憲法改正のための国民投票法案は、二〇〇七年、衆議院で強行採決をされました。参議院では十八項目の附帯決議がありますが、衆議院は強行採決をやったために附帯決議についてもありませんでした。私は、当時、慎重審議を求める多くの国民の声があったにもかかわらずこういう強行採決になったことは、本当に残念で、憲法史上やはり汚点だというふうに思っております。 先ほど、中山参考人が社民党の前党首の土井たか子さんの名前を何度か挙げていただきました。できるだけ多元的な、できるだけ多様な意見を反映して議論をするということであれば、慎重審……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。本日はありがとうございます。 公務員の政治的行為についてお聞きをいたします。 憲法改正の発議の日から投票日までの間は、国民投票運動、憲法改正に関する意見表明や行為については、国家公務員法、地方公務員法の適用はしないとの考え方はありますが、この立論は取れないんでしょうか。 先ほど人事院の方から、国民投票運動は政治的行為に当たらないという御説明がありました。それはそのとおりだと思います。ただ、今の御説明で、政党を応援するというようなことであれば、それは政治的行為に当たるという説明がありました。 ただ、ちょっと私も分からなかったんですが、デモやいろんな……
○福島みずほ君 福島みずほです。どうもありがとうございます。 岩手や宮城に行ったときに、被災地にこそ憲法価値の実現をと、生存権、幸福追求権が必要で、被災地にこそ日本国憲法が必要だという声も聞いたんですね。つくづくそれはそのとおりで、短くお三方から、なぜ生存権、幸福追求権といった人権保障規定がまだ実現が弱いのか、その弱いのが端的に出てくるのがこの緊急事態というか災害のときだと思うんですが、そこについての感想でも提言でも結構ですので、一言お願いします。 それから二点目は、緊急事態のときに、一つは人権の保障が必要なわけですが、人権が制限されるという問題もあるのではないか。 これは他の委員会で申……
○福島みずほ君 福島です。 今日は、お三方の参考人、本当に時間を割いてくださいましてありがとうございます。とりわけ井戸川参考人は、横浜アリーナでお会いし、その後も様々なところでも御意見をお聞かせいただいていることに、とりわけ感謝をいたします。ありがとうございます。 まず、大石参考人に二点お伺いをいたします。 私は、今回、憲法に非常事態の規定がないから問題が起きたということは何もなかったというふうに思っております。何も問題は起きなかったんではないか。 まず一点目は、原発震災は確かにひどい現在でも被害を与えております。しかし、こうなった根本理由は三月十一日前の原発推進策にあって、原発は安全……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は両参考人、本当にありがとうございます。 まず、緊急事態条項を設けることのメリット、デメリットということをお聞きしたいんですが、高見参考人にお願いいたします。 明治憲法八条には緊急勅令とあったわけですが、関東大震災のときは多くの人々が様々な形で殺され、大杉栄さん、伊藤野枝さんも官憲に殺されました。ですから、官憲が人を殺したんだというのが関東大震災のときに起きたわけですが、市ケ谷刑務所に憲兵隊が行って、主義者たち、社会主義者だと思いますが、主義者たちを出せと交渉をすると。しかし、そのとき所長が頑張って受刑者たちを引き渡さなかったために殺されるこ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 双葉町長が、井戸川町長が、双葉町における憲法十三条の幸福追求権、憲法二十五条の生存権が妨げられていると、その現状をこの審査会で発言されたことは極めて重いと思っております。憲法価値の実現、憲法が侵害されている状況を今全力で国会はやるべきだと思います。 先日、二十八日にも宮城県に行きました。至る所で聞くのは、やはり遅々として進まない復旧復興であり、被災地にこそ日本国憲法をという声を今回も聞きました。その意味で、憲法価値の実現をしっかりやっていくにはどうしたらいいかという議論こそ国会はすべきだと考えています。 また、参考人の一人の大石さんも、東日本震災……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、お三方の公述人、本当に刺激的な、有益なお話を本当にありがとうございました。
まず、大嶋公述人にお聞きをいたします。
私も、働くことや男女共同参画にこだわってきたので、おっしゃることは本当にそのとおりだと思ってきました。生活者という視点に立てば、私は、消費税を今上げることは生活を困窮させると、とりわけ子供の貧困、シングルマザーの人たちの状況などよく分かっておりますので、消費税を上げることについては問題ありと思うんですが、大嶋公述人はその点についてはどうお考えでしょうか。
【次の発言】 今、デフレ下において消費税を上げることはどうかという藤井……
○福島みずほ君 今日は三人の参考人の方、本当にありがとうございます。社民党の福島みずほです。話を聞いて何かわくわくして、何かやりたいななんてすぐ思っちゃいましたが、貴重な提言を本当に地域活性化の点でありがとうございます。 まず、山崎参考人に、先ほどの山本香苗さんと似ているんですが、三例話していただいて、延岡は私は生まれた町なので、ほう、そうかそうかとか思ったんですが、ちょっと今は宮崎市内に行っているんですが。魅力的なカリスマがやっぱり入っているときはいいんだけれども、市民運動もそうだけど、初めはとても盛んなんだけれど、何となく継続しないというか、集会も回を重ねると何かマンネリ化しちゃうという……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 共生社会・地域活性化に様々な形で取り組む参考人の皆さんの話は非常に有益で創造性に富むものであり、また、地域の人たちの力をいかに引き出すかという足し算、掛け算の発想に満ちあふれていて、大変参考になるものでした。地域や人の良さを信じ、そこにアイデアと努力が付け加わり、プラスの力が大きく働いています。国会で共生社会、地域社会活性化の話を聞くことの重要性を痛感をしております。また、視察で訪れた福島県いわき市の現状、避難をされている仮設住宅の皆さんの話など、政治が全力で人々の支援をしなければならないと改めて感じました。 社民党の考えを述べます。 第一に、被……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 実は、共生社会に次出なくてはならないために、冒頭発言をさせていただくことに、会長、感謝をいたします。 私も憲法調査会のときのメンバーでもありましたので、そのときの議論の経過と小委員会、そして報告書のまとめについては承知をしております。 社民党自身は、二院制は維持すべきだという考え方です。もちろん、今後この審査会の中で議論をしますので、その中で私自身も社民党も議論を深めていきたいというふうに考えております。 現時点における社民党の考え方、私の考え方を申し上げます。 なぜ二院制を維持すべきなのか。 まず、国会の重要な役割、今の政治の大きな役割は……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 加藤一彦参考人にまずお聞きをいたします。 社民党自身も、今、前川委員からありましたが、立憲主義の観点から非常に、衆議院だけの暴走を防ぐことや、慎重審議ができる。参議院に法案が送られてから論点が非常に明らかになることも大変多いですし、その意味では立憲主義の観点から、あるいは多様な民意の反映から二院制は必要であるという立場です。 加藤一彦参考人のレジュメに両院制の実質で四点挙げられていますが、二院制というものがなぜ必要かということについて参考人の方から御教示いただければと思います。また、今日教えていただきました任意的両院協議会改革可能性で、成案作成の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 お二人には心から感謝をいたします。 まず初めに、大山参考人にお聞きをいたします。 レジュメの中に、現在の参議院の審議も衆議院より充実していると言えるのではないかというくだりがあり、かつて調査会で、共生社会に関する調査会や国民生活に関する調査会や、いろいろ言及されていらっしゃいますので、そのことについて、参議院の特質ということで一言話をしていただけませんか。 また、レジュメの中に、各議院の審議において内閣と国会との建設的対話を行う必要性と書いてありまして、ここがどういうことが可能なのか、是非お願いいたします。 それから三点目は、大山参考人がジェ……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は本当に深い話、立憲主義と憲法十三条、個人の尊重ということをめぐるとても深い話を聞かせていただきまして、本当に心から感謝をいたします。
まず、高橋参考人にお聞きをいたします。
自民党のQアンドAは、人権の衝突概念を取らず、公益及び公の秩序によって基本的人権を制限できる、国民は公益及び公の秩序に従わなければならないという旨の規定を置いております。この基本的人権の制限に関してどう思われますか。
【次の発言】 いや、高橋参考人だけで結構です。
【次の発言】 日本国憲法は国会議員や様々な、天皇、摂政、公務員に憲法尊重擁護義務を課していますが、自民党の……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 今日は、御両人の、お二人の参考人、本当にどうもありがとうございます。 まず、小山参考人にお聞きをいたします。 社民党自身は、新しい人権を憲法に書かなくても日本国憲法は新しい人権を念頭に置いていると、とりわけ憲法十三条と二十五条の中にかなり包含できるというふうに考えております。また、おっしゃいましたとおり、立法裁量、例えば情報公開法や様々な環境についての基本法などに、実際は新しい人権をしっかり生かしていくこと、必要なものを、プライバシー権や環境権や知る権利などはしっかりそこで保障していくべきだと、その役割が大きいというふうに思っております。 憲法……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。 参考人の皆さんから基本的人権について、新しい人権について深い話をしていただきました。 社民党は、新しい人権について憲法上の規定を設ける必要はないという考え方です。新しい人権は、憲法の人権規定を踏まえて、国民の運動により発展的に生み出された権利です。様々な新しい権利を保障していくことは非常に重要なことです。 そして、まず第一に、この新しい人権は、日本国憲法十三条、二十五条など、現憲法の人権規定により根拠付けられます。日本国憲法は、時代に即応した新しい権利を抱き取るような柔構造、時代に弾力的に対応できる構造になっております。 高橋和之参考人は、幸福……
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
今日は、三人の公述人の方、本当にありがとうございます。
まず初めに、小幡公述人にお聞きをいたします。
四大銀行が金利を上げるということが報道されておりますが、このアベノミクスの後、金利というのはどうなっていくんでしょうか。
【次の発言】 インフレになり、今日、インフレが本当に二%になるかどうかということについては、永濱公述人も簡単にはそうならないというお話でしたけれど、物価が上がり、賃金が思ったように上がらない、金利が上がり、ローン負担が増え、国家公務員、地方公務員の賃金は明らかに下がり、年金も下がり、生活が苦しくなるということを国民の皆さんは一……
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