福島瑞穂 参議院議員
23期国会発言一覧

福島瑞穂[参]在籍期 : 18期-19期-20期-21期-22期-|23期|-24期-25期-26期
福島瑞穂[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは福島瑞穂参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院23期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
福島瑞穂[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院23期)

福島瑞穂[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 厚生労働委員会 第2号(2013/11/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、福島第一原発における労働者被曝についてお聞きをいたします。  福島第一原発作業における労働者被曝、極めて重要なテーマです。今、全体の把握について教えてください。
【次の発言】 事前にレクを受けたところでは、全対象者は、これ十月三十一日現在ですが、全対象者は二万九千八百十三人、そして五年間の累積被曝限度である百ミリシーベルトを超えた人は百七十三人、最大で六百七十八・八ミリシーベルト浴びているということでよろしいですか。
【次の発言】 全対象者は二万九千八百十三人、これは漏れはないということでよろしいですか。

第185回国会 厚生労働委員会 第3号(2013/11/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今年八月から再来年までの三年間に総額六百七十億円の段階的な引下げが予定されております。  当初から、生活保護受給世帯のほとんど、九六%が影響を受け、とりわけ子どもの貧困対策法成立後だというのに、最も厳しい状況に置かれるのが都会のとりわけ子育て世代の生活保護受給世帯です。直撃をしています。生活保護受給世帯の子供の貧困を助長したのではないか。あるいは子育て世帯に対する引下げの影響について厚生労働省は把握をしているんでしょうか。
【次の発言】 消費税が来年四月に八%になると。物価は上がっています。でも、生活保護は、とりわけ子育て世帯は下がるんですね。だから……

第185回国会 厚生労働委員会 第4号(2013/11/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  十一月七日の津田議員の質問への田村厚生労働大臣の答弁は、窓口に来られて、それから申請に行かれる方々が約五〇%とおっしゃっています。申請前の窓口での相談が実際に水際作戦になっているのではないでしょうか。
【次の発言】 七夕裁判、それから岸和田裁判、いろんな全国各地での裁判例を見ると、この窓口の相談というところで追い返されてしまうという実態があるので、この窓口での相談が実際には水際作戦になっているというのは裁判の中でも認定されていますので、是非、この五〇%、相談のみ件数が約四十万件というのを是非考えていただきたいと思います。  申請……

第185回国会 厚生労働委員会 第6号(2013/11/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  薬事法改正は、薬害肝炎事件の反省に立った薬害肝炎の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会最終提言、二〇一〇年四月を出発点とし、安全性の確保に基本的に重点がありました。しかし、薬事法改正案を見てみると、安全性確保より成長戦略のための再生医療の実用化を重視して前のめりになっており、安全性確保等の点で問題があるというように考えています。  この厚生労働委員会では、他の同僚議員もそうですが、どうやって薬害を根絶をするのか、そして第三者監視・評価組織についてずっと質問をしてきました。田村大臣はこれにとても理解がある議員であり……

第185回国会 厚生労働委員会 第9号(2013/12/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今、日本社会が直面する最も重大な問題である社会保障制度の今後の在り方を議論する法案を、衆議院は僅か五日間、二十五時間の審議で強行採決をしました。このような拙速な審議で高齢化社会の問題に対応する重要な法案を審議してよいのでしょうか。
【次の発言】 参議院では本会議でこの趣旨説明がされなかったということもあり、共産そしてみんな、社民は初めて今日ここで質問です。  極めて重要な法案で、というか、そもそもこのプログラム法案とは何ぞやというのがよく分からないんですが、しかし、よく読むと、細かいことをかなり決めている。日本の社会保障の在り方を、将来を決めて、方向……

第185回国会 厚生労働委員会 第10号(2013/12/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も国会の家族とがんのあの議員連盟に属しておりまして、親ががんで亡くなったり、最近も親類ががんで亡くなってしまったんですが、ここにいらっしゃる全ての皆さんも、多くの皆さんも、身近にがんで亡くなった家族がいるという方も多いと思います。ですから、こういうがん登録が推進されて、がんで苦しむ人たちへの支援が少しでも進むようにと思いますし、尾辻先生、古川先生始め大変努力をされていることにも心から敬意を表します。  ところで、このがん登録に関しては、患者の皆さんたちが非常にやはり推進してほしいと頑張ってきたわけですが、懸念というか問題点も、非常に悪用されると問題……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第2号(2013/11/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現行においても、九大臣ないし四大臣が閣議の前などの機会を利用して会合を持つ機会は確保されております。福田内閣においても、現行の枠の中で対応すべきものとして法制定に否定的な立場を堅持をいたしました。この度の法改正の必要はないのではないですか。
【次の発言】 四大臣会合の新設により、閣議や九大臣会合が形骸化する懸念があるのではないでしょうか。また、この四大臣会合において、戦争するかしないかを決めるということはあるんでしょうか。
【次の発言】 秘密保護法案九条では、特定秘密を外国の政府に提供することができるとしています。そして、新NSC法案では、議長、議員……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第3号(2013/11/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  これは、NSC法と情報の提供ということでまず御質問をいたします。  秘密保護法の中で、外国の政府に情報を提供することができるとあります。また、日本も情報の提供、もらうことにもなるでしょうが、大量破壊兵器はないと当時例えば査察官が言っていたにもかかわらず、どんな情報をもらい、どんな情報を提供し、国民に何を明らかにするのか、それが大事だと思っております。  まず、お聞きをしますが、SPEEDIの情報を、二〇一一年三月十一日、三日後、米軍に渡したということは間違いないですね。
【次の発言】 もう激怒ですよ。私はその当時、SPEEDIの情報を出せとずっと交渉……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第4号(2013/11/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  NSC法と秘密保護法の下で外国の政府には情報を提供しながら、日本の国民には、国会議員には明らかにされない、そのことをまずお聞きをしたいというふうに思っています。  これは、福島第一原子力発電所四号機の使用済燃料貯蔵プールの燃料配置について、これ配付資料をしておりますが、アメリカのエネルギー省ではこれが明らかにされています。ホームページにアップされている。これは二〇一一年五月二十六日付けで米国エネルギー省から公表されています。しかし、これは日本国内において、NGOや様々な団体で福島原発における四号機使用済燃料貯蔵プールの燃料配置について明らかにしてほし……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第5号(2013/11/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  イラク戦争のとき、小泉首相は本会議で、米国が大量破壊兵器廃棄という国際社会の大義に従って大きな犠牲を払おうとしている今、我が国が同盟国として支援を行うことは日本の当然の責務であると明言し、イラク戦争を支持し、イラク特措法を作りました。  NSC法と秘密保護法、とりわけNSC法を議論する際に、アメリカの誤った情報、場合によってはうその情報を日本が信じて、これから緊密な関係、とりわけ軍事情報を共有するとなれば、アメリカの誤った情報、うその情報にのっとって、アメリカの世界戦略にのっとって日本が軍事的な判断をしていく、より過ちが強化をされるという危険性がある……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第7号(2013/11/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  びっくり仰天するようなことがあったので、まず質問をさせていただきます。  今日、自民党の議員の方から、メディアに対して捜索は入るんですね、入り得るんですね。はい、入りますという訂正がなされました。何でこういうふうにでたらめなことに訂正を役所がしなくちゃいけないんでしょうか。  森大臣は衆議院で、国民の知る権利に資する報道、取材の自由をしっかり尊重してまいるということを条文にも規定したわけでございますので、報道機関のオフィス等にガサ入れが入るというようなことはないというふうにお答えをいたします。確かにこれは正当業務行為であれば入らないという意味なんです……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第8号(2013/11/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ツワネ原則は、この策定には、国際連合、人及び人民の権利に関するアフリカ委員会、米州機構、欧州安全保障協力機構の特別報告者がかかわっています。  フランク・ラ・リュ言論と表現の自由の権利に関する国連特別報告者は、私は、国連人権理事会によって本原則が採択されるべきだと考える、全ての国が国家安全保障に関する国内法の解釈に本原則を反映させるべきであると述べております。  ところで、モートン・ハルペリン氏、この方は米国の核戦略の専門家で、国防総省や国家安全保障会議、NSCの高官を務めた方です。沖縄返還のときのアメリカの、相手方の担当者を務めております。この人が……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第9号(2013/11/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  衆議院で強行採決をされ参議院に来て、昨日、ルール作りの話の途中で強行的に今日職権でこの委員会が入りました。秘密保護法がこういう強権的なやり方で審議が始まるということに関して、強く抗議をしたいというふうに思っております。  先ほど、同僚委員の方から核密約の質問がありました。沖縄返還のもそうですが、先日も総理に質問しましたが、二〇〇六年三月、沖縄返還密約はないと、文書を示し、当事者の意見を示したにもかかわらず否定をしたのが安倍官房長官、麻生外務大臣です。そのお二人が今総理、副総理として、この秘密保護法を成立させようとしている。  沖縄の返還のときの財務負……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第10号(2013/11/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、安保条約改定の核持込みに関する密約、これは特定秘密になるんでしょうか。  官房長官、官房長官お願いします。官房長官に質問要求して。止めてください、速記を。官房長官がいない。止めてください。委員部、速記止めてください。速記止めてください。(発言する者あり)済みません、質問止めてください。(発言する者あり)
【次の発言】 済みません、止めてください、マイクも出ていないから。時間止めてください。(発言する者あり)
【次の発言】 出ています。
【次の発言】 はい。質問通告が出ておりまして、官房長官を要求しています。  済みません、官房長官が出ていないの……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第11号(2013/12/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、官房長官、石破幹事長のブログでの発言、その後の発言について強く抗議をいたします。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質において余り変わらないように思われます。これに、石破幹事長、場合によっては、自民党が、表現行為、秘密保護法違反、何とか反対、あるいは慎重審議、場合によっては廃案にしてくれという国民の声をテロ行為と同視しているということに強く抗議をしたいと思います。  御存じ、このテロ行為については、この法案上どう解釈するかというのが非常にもめています。条文でははっきりしない。それを森大臣は、後の方にも係るから、単に人に強要するというのはテロ行為では……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第12号(2013/12/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は三人の参考人、ありがとうございます。  この秘密保護法案は希代の悪法だと私は考えております。情報は民主主義社会の血液です。その民主主義社会の血液を情報統制し、物の言えない社会にすれば、それは民主主義社会ではありません。自由と民主主義を標榜する日本社会は、この法案を絶対に通してはならない、そう考えております。  今日、江藤参考人から、ツワネ原則にこの秘密保護法案が反するという指摘がありました。そのとおりです。そして、ピレイ国連人権高等弁務官、国連の中での人権のトップ、これはもう一人しかおりません。メアリー・ロビンソンさん、アイルランドの政治家を始……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/12/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この理事会、そして委員会における強権的な運営、地方公聴会、国民の声を聴く公聴会が、前代未聞、憲政史上初、前日に決められるという暴挙が行われました。国民の声を聴くつもりがあるのか。こんな地方公聴会、認めることはできません。強く抗議をいたします。  総理にお聞きをいたします。  国連の人権問題のトップ、国連の人権高等弁務官ピレイ氏が、この日本の秘密保護法案について、これは、このままでは何が秘密を構成するか十分明確な議論がなかったとの懸念を表明しています。  国連の人権のトップがこのように発言している。総理、あなたは最大の権力者です。この穴だらけの、欠陥だ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第14号(2013/12/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この秘密保護法案は希代の悪法です。この希代の悪法を二十時間ぽっちりで成立させるなんて言語道断です。まだまだまだまだ議論することがある。検討する、検討するばかりじゃないですか。こんなの、やるやる詐欺と偽装表示以上の何物でもありません。ここは国会です。国会に出なかった法案はできないことなんですよ。やるんだったら国会に法案を出してください。そうでなければ、私たちは認めることはできません。  お手元に資料があります。内閣情報調査室は様々な役所と協議を続けております。例えば、外務省、警察庁、内閣官房、公安調査庁、法務省、議論を続けております。  また、お手元に……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2013/11/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費者の権利といったときに、食べ物の安全というのも重要な要素です。私も消費者担当大臣だったときに農薬やそれからネオニコチノイド農薬や取り組もうと思ったんですが、また、それはやり切れないまま宿題として残ったという思いがとてもあるので、まず今日はそのことについて御質問をいたします。  農薬そのものが、日本はEUに比べて残留農薬基準がリンゴが二十倍、お茶が三百倍、これは農業のやり方が違うという説明も当時受けたんですが、やはり高いんではないか。ネオニコチノイド農薬に関していえば、やっぱり昆虫が吸って脳を麻痺してミツバチなどが元に戻れなくなってしまう、神経を麻……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2013/11/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この集団的消費者被害回復訴訟制度をつくるに当たって、関係団体の皆さん、消費者庁の皆さん、本当に頑張ってこられて、できるだけ早く、しかも今国会中何としても成立させ、大きな一歩を進むことができるよう、社民党としても努力をしていきたいと思っております。  この法案が衆議院を通過して約一か月、この間、参議院での審議ができませんでした。森大臣は元々消費者事件をやってこられた弁護士であり、社民党は、秘密保護法ではなく、この担当の消費者行政に是非もっと時間を掛けていただきたいと思っておりますが、消費者の法案の審議が遅れたのは、なかなか大臣がこの時間を割けなかったの……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2013/11/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、私は、この集団的な回復のための民事の裁判手続ということに関しては、こういう法案は極めて重要だというふうに思っております。というのは、憲法上、裁判を受ける権利が保障されていて裁判をする権利が保障されているわけですが、ある意味、少額だったり困難だったりすれば一人ではなかなか裁判を起こしづらいと。それが、こういう形であれば被害の救済もできるわけですし、的確に行われれば被害が拡大することも防ぐこともできるし、被害の救済ができればまた悪徳商法などが跳梁ばっこすることの物すごいやはり歯止めにもな……

第185回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2013/12/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  この集団的消費者被害回復訴訟制度は、憲法の裁判をする権利、被害に遭った消費者の皆さんが、個人個人が憲法上の権利を行使することを応援する、実現化する重要な法案であり、何としても成立をさせたいというふうに思っております。ただ、これをきちっと大きく育てていく必要があり、やはりその拡充に向かって努力をしていきたいという立場です。  それで、参考人の方から、磯辺参考人、先ほどもありましたが、今日も来ていらっしゃいますが、参考人の皆さんたち、参考人の方からいろんな要望がありました。例えば、特定消費者団体への支援の必要性についてどうお考えでしょうか。


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 外交防衛委員会 第19号(2014/05/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。  なぜ安倍総理は集団的自衛権の行使を認めようとするのか。二〇〇四年に書かれた「この国を守る決意」という本の中にこういうくだりがあります。  軍事同盟というのは血の同盟です、日本が攻撃をされていればアメリカの若者は血を流す、しかしアメリカが攻撃をされているときに自衛隊は血を流さない、これでイコールパートナーと言えるでしょうか、そして双務性を高めるためには集団的自衛権の行使をしなければならない、そう書いています。  イコールパートナーとなるために集団的自衛権の行使を認める、日本の若者が血を流せ、死ねということを認めるということでよろしいで……

第186回国会 議院運営委員会 第35号(2014/06/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○委員以外の議員(福島みずほ君) 社民党の福島みずほです。ここでの発言を許していただいたことに感謝をいたします。  秘密保護法は一旦白紙に戻して、現在の国際水準、ツワネ原則に即して作り直すべきだ、廃止すべきだと考えております。  今、仁比議員から質問がありました。私も同じ質問をいたします。  秘密保護法十条は、特定秘密の提出などが我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがあると行政機関が判断した場合には国会に特定秘密が提出されない、国会の行政機関監視機能を後退させると大批判をされました。だから、こういう審査会を設けて、秘密が、ちゃんと重要な情報が国会に出てくる仕組みをつくったはずです。  し……

第186回国会 決算委員会 第5号(2014/04/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、谷垣大臣にお聞きをいたします。  先日、法律家のパーティーの中で法の支配の貫徹ということをおっしゃいました。法の支配の貫徹、法の支配とは何でしょうか。
【次の発言】 憲法九十九条がまず国務大臣に憲法尊重擁護義務を課している。これも今大臣のおっしゃる法の支配ということの一環ということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 日本国憲法九条はどのような行為を禁止しているとお考えでしょうか。
【次の発言】 法務省は、ミニストリー・オブ・ジャスティス、正義の役所ですし、それから法にのっとってどこよりもやるところだと思います。尊敬する大先輩、法律家としても先……

第186回国会 決算委員会 第7号(2014/05/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  内閣法制局長官にお聞きをします。憲法九条は何を禁じていますか。
【次の発言】 我が国に対する攻撃がない集団的自衛権の行使は、よって、憲法によって、憲法九条によって明確に禁止されているということでよろしいですね。
【次の発言】 どうひっくり返っても、日本に対する攻撃がないわけですから、今、小松長官が明言されたとおり、集団的自衛権の行使はできません。日本国憲法下でできないということを改めて確認させていただきました。  イラク戦争のときに自衛隊はイラクに行きましたが、非戦闘地域、武力行使はできませんでした。防衛大臣、それはなぜですか。

第186回国会 厚生労働委員会 第閉会後1号(2014/06/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、ノバルティス問題についてお聞きします。  ノバルティス社はディオバンの臨床研究の奨学寄附金として、京都府立医大に三億八千百七十万円、名古屋大に二億五千二百万円、千葉大に二億四千六百万円、東京慈恵医大に一億八千七百七十万円、滋賀医大に六千五百五十万円を贈ったとされていますが、間違いないですね。
【次の発言】 この委員会でもずっと出ておりますが、巨額の寄附金、何億と寄附して、それを受けたら、その人たちのために論文書くじゃないですか。もうこんなのやめないと、誰も日本の臨床研究、信用しませんよ。  臨床研究を法的規制の外に置いているのは日本だけです。臨……

第186回国会 厚生労働委員会 第2号(2014/03/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  ネオニコチノイド農薬、農薬の基準緩和についてお聞きをいたします。  EUがネオニコチノイド農薬の三成分、チアメトキサム、イミダクロプリド、クロチアニジンを昨年末から一時使用を禁止している状況で、なぜ日本では使用規制の方向に動くのではなく拡大の方向に向かうのでしょうか。
【次の発言】 でも、ヨーロッパは使用禁止しているわけですよね。日本は、農水省が二〇一六年まで調査を行うとして、現在、結論が出ていない状況です。だとすれば、予防原則、これは調査の間使用を若干制限するとか、そういうことをやるべきではないですか。

第186回国会 厚生労働委員会 第3号(2014/03/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  質問通告していないんですが、私も一問。  肝炎のこの間集会に行きまして、肝硬変、肝がんに対する助成について強い要望を受けました。これは御存じ、この委員会で全会一致で請願が採択をされております。大臣、ちょっと前向きに答弁よろしくお願いします。どうでしょうか。
【次の発言】 請願が全会一致で採択されているということも踏まえて、検討ということですが、早い段階で前向きの回答が出るように、是非よろしくお願いします。  雇用についてお聞きをいたします。  今年一月現在、非正規の職員・従業員数は、前年同月比百三十三万人増の千九百五十六万人、過去最高を続けております……

第186回国会 厚生労働委員会 第4号(2014/03/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、原爆症認定について一言お聞きします。  大阪地裁は、三月二十日、原告である被爆者四人に対し原爆症と認め、国が敗訴をいたしました。この判決の中で、司法は昨年十二月に国が策定した新基準よりも広い範囲で原爆症認定を行っており、国は早急に基準の再見直しを行う責任があると考えますが、厚生労働大臣、いかがですか。
【次の発言】 国は敗訴続きなんですよね。ですから、これ、しっかり、新基準というか、抜本的に見直すべきだということを強く要請をいたします。  まず、教育訓練給付制度の成果確認をお聞きします。  これまで教育訓練としてどのような講座を実施し、どれ……

第186回国会 厚生労働委員会 第5号(2014/03/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。  この委員会の中でも、教育訓練って大事だけれども、それが本当に有効に使われているのかということの検証は必要だという意見が非常に強かったんです。現在、厚生労働省は、一人一人というか、そのデータを取っていないと。つまり、その教育訓練を受けた人が資格を取ったのか、就職ができたのかというフォローをやっていないんですね。新たに今回拡充をする点で、それはやっぱり貴重な保険金を使うわけですから、やっぱりフィードバック、あなたにはこの雇用保険の保険料が使われていて頑張ってくださいという、一人一人やっぱり、個人名は結構なので、本当に……

第186回国会 厚生労働委員会 第6号(2014/04/01、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四月一日、消費税が上がると同時に、実は今日から不妊治療の助成が縮小されます。治療開始時の妻の年齢が四十歳未満の場合、通算助成回数は六回までとなります、昨年度までは十回。再来年四月からは対象年齢自体が四十三歳未満に限定され、通算助成回数も、初回四十歳未満の妻が六回、初回四十三歳未満の妻が三回に引き下げられます。  私の周りにも不妊治療をしている人も非常に多いんですが、不妊治療への助成レベルを引き下げたのはなぜでしょうか。
【次の発言】 ただ、四十歳以上の出産率は、二〇〇〇年の一・三%から二〇一一年には三・六%に上がっていると、出産数も四万人を超え……

第186回国会 厚生労働委員会 第7号(2014/04/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  胆管がんの問題に関して、大阪市の校正印刷会社で現・元従業員十七名が胆管がんを発症した問題、このうち九名が死亡しております。この問題で大阪地検は、同社と社長を労働安全衛生法違反で近く略式起訴をする方針を固めたと三月二十日の新聞に載っております。  これが問題になったのは一二年の頃ですが、当時、厚生労働省、小宮山大臣のときに、全国の五百六十一事業場を調べる、あるいは業界がアンケート調査をすると、有機溶剤扱いが八割違反、あるいは排気装置の未設置やマスクを着用しないなど、回答した企業の六、七割が法令に違反している項目もあると。ですから、日本印刷産業連合会は従……

第186回国会 厚生労働委員会 第8号(2014/04/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  JALの整理解雇問題についてお聞きをいたします。  二〇一〇年三月二十六日、企業再生支援機構がJALに対して、支援決定に伴い買取り決定をいたしました。その際、主務大臣の意見を聞かれ、厚生労働大臣は、対象事業者における関係法令の遵守及び労働者との十分な協議の場の確保をお願いするとの意見を表明、さらに二〇一〇年八月三十一日、企業再生支援機構がJALに対する出資決定をしたときにも、当時の厚生労働大臣は、事業再生計画の実施につき助言、指導するに当たっては、対象事業者における関係法令の遵守及び労働者の雇用の安定などに配慮した労働者との十分な協議の場の確保をお願……

第186回国会 厚生労働委員会 第9号(2014/04/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、パート法に入る前に、生活保護について一言だけお聞きをいたします。  今日の東京新聞に、朝、「生活保護、省令案修正へ」という記事が載っております。  生活保護法改正法案については、法律の中身とそれから答弁中身が食い違っていて、一体どっちなんだというのが随分この委員会で議論になりました。省令案修正ということで、改正生活保護法省令について、国会答弁の趣旨に即して修正するということでよろしいでしょうか。すなわち、一、申請書は保護の決定までに提出すればよい、二、扶養義務者への通知や説明の聴取については例外的な場合に限るといった事項を担保する内容ということ……

第186回国会 厚生労働委員会 第11号(2014/05/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案審議に入る前に、二点お聞きをいたします。  教育訓練についてなんですが、三月二十七日、雇用保険法改正法案の議論の際に、この厚生労働委員会で、ちゃんと教育訓練の成果、個人ごとにちゃんとフォローアップして、どれだけ就職につながったかなど教育訓練の成果をきちっと検証してやるべきだということを私も質問しましたし、他の委員もそのことを質問された方がたくさんいらっしゃいました。  個人ベースの資格取得、就職の成功などのフォローアップなどについて、その後の取組を示してください。
【次の発言】 質問したことで、一人一人ちゃんとフォローアップするということで、多額……

第186回国会 厚生労働委員会 第12号(2014/05/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、契約社員の格差の問題について、労働契約法二十条をめぐる例についてお聞きをします。技能実習生についても私もお聞きしたいと思います。  東京メトロの駅売店で働く労働者の四人が、五月一日、売店を運営するメトロコマースを相手取り、損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。四月一日施行の改正労働契約法を根拠とした裁判です。  メトロコマースは東京メトロの一〇〇%出資子会社であり、東京メトロは国が五三・四%、東京都が四六・六%出資をする完全な公的企業です。その意味では、国も都も責任があるというふうに考えています。  メトロコマースには、正社員、契約社員A、……

第186回国会 厚生労働委員会 第13号(2014/05/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。難病の問題に関して、もうかくも長き間、身を粉にして、あるいは心血注いで取り組んでこられた三人の参考人の皆さんに心から敬意を表したいと思いますし、今日の発言も本当にありがとうございます。また、患者さん、当事者が非常に頑張って、国会の中にも、御存じ超党派の議員連盟もでき、様々な推進力でこういう法案ができたことも本当に良かったというふうに思っています。三百に拡大することもそうですし、やはりこういう法律ができて、これからまた新たに施策が始まるというふうに思っておりまして、その点についてのこれまでの御尽力にも心から敬意を表した……

第186回国会 厚生労働委員会 第14号(2014/05/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  難病の定義の四要件ないし六要件について、私もまずお聞きをいたします。  発症の機構が明らかでなくという要件は削除すべきではないですか。
【次の発言】 しかし、これは条文は「かつ、」になっているので、発病の機構が明らかでなく、かつ、治療方法が確立していない希少な疾病となっていますよね。治療方法が確立していなければ、発病の機構が明らかであったとしてもやっぱり難病にすべきだというふうに思っています。  発病の機構が明らかになったことによって難病指定から外れた疾患は今まであるんでしょうか。
【次の発言】 ないんだったらいいじゃないですか、過去においてないので……

第186回国会 厚生労働委員会 第15号(2014/05/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案に入る前に、二点、ちょっと確認をさせてください。  五月十三日のこの厚生労働委員会において、建設分野における外国人材の活用に係る緊急措置についてのいわゆる技能実習制度について質問をいたしました。この質問に対して吉田政府参考人は、現行の技能実習制度においては原則として受入れ企業を変わることは認められてございませんけれども、今回の緊急措置においては一定の場合には受入れ企業が変わることが可能となるよう関係省庁と調整を進めてまいりたいと考えているところでございますと答弁をしております。  一定の場合とは具体的にどのような場合でしょうか。

第186回国会 厚生労働委員会 第16号(2014/05/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、これは質問通告していないことを一つだけ聞かせてください。  ショックを受けたのは、被験者のデータが捏造されていたということで、厚労省が調査に入ったという報道があります。薬に関する治験のデータの捏造の問題なんですが、それに関して、これはもうこういうことがあるんだったら薬に対する信頼感って全くなくなるわけですが、厚労省としてこの問題についてどう取り組んでいくのか、教えてください。
【次の発言】 これは大変な問題ですので、調査に入るということですが、また後日委員会で取り上げるか、また報告をお伺いしたいというふうに思っております。  私もちょっと順……

第186回国会 厚生労働委員会 第17号(2014/06/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、今回、ミスが立て続けに起きることは、巨大与党を背景に厚労省の中で国会軽視がやっぱり起きているんじゃないかというふうに思っています。  それから、今回、十九本の法律が一括してされると。全く違うものが一括して十九本で出てきてしまう。今回、プログラム法案のコピペをやったというのが象徴的ではないか。つまり、一本一本、一本一本の法律をきちっと国会に対して提出するというよりは、あのときのプログラム法案の大ざっぱな中身を、あれを使っちゃえというふうに心理的に思ってしまった。  今回の、十九本まとめてこういう形でぎゅうぎゅう押し込んで、全く違うものを押し込んで……

第186回国会 厚生労働委員会 第18号(2014/06/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  前回、介護保険について聞きました。今日も介護保険について聞いた後、医療についてお聞きをしたいというふうに思っております。  私は、今回の改正案が要支援一、二の通所サービスと訪問サービスを保険給付から外すということが、なぜ行うのか。費用削減という図を前回示しましたけれど、費用抑制のためだけにこういうことをやるんじゃないか。サービスは変わりません、変わりませんというのであれば、何でこういうことをするのか。私も、保険給付から外すことがそもそもやっぱり問題だというふうに思っています。これは保険詐欺じゃないですか。  私たち、四十歳からずっと介護保険料を払い続……

第186回国会 厚生労働委員会 第19号(2014/06/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。よろしくお願いします。  介護についても相当聞きたいんですが、医療について、それから今ありました事故調についても聞かなければならないので、そちらに今日は集中したいというふうに思っています。  ところで、今二割負担の件があったんですが、この間、厚労省は年金についての、大分先の見通しですが、八通りの、五つは大丈夫、三つは大丈夫じゃないという八通りの予測を発表されたわけですよね。一・八から一・六という経済成長は無理ではないかとすると、現役世代の四割ぐらいしかやっぱり払えないんじゃないか、あるいは国民年金保険はもう三万円台になるんじゃないかというような厳しい予測……

第186回国会 厚生労働委員会 第20号(2014/06/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法案に入る前に一問お聞きをいたします。大牟田労災病院廃止問題についてです。  この委員会でずっと取り上げ、かつ質問主意書も出してきました。厚労省労働基準局労災補償部と大牟田労災病院廃止反対連絡会議との間で二〇〇六年三月九日に締結された確認書のうち、多くの事項について厚労省は履行しておりません。なぜ約束を守らないんでしょうか。
【次の発言】 確認書の中で不履行となっている事項に関して、早期履行に向けた具体的スケジュールを盛り込んだロードマップを早急に示すべきと考えますが、いかがでしょうか。ロードマップをいつ示すのでしょうか。

第186回国会 厚生労働委員会 第21号(2014/06/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今の質問を聞きながら、私は実は少子化担当大臣だったときに、国有地を貸与してほしいというプロジェクトを発足して、第一号が世田谷、第二号が横浜、できるだけ国有地を貸与して保育園を増やそう、待機児童ゼロを目指そうというのでやっていました。ただ、賃料が結構高いという話も聞いておりまして、せっかくそういうプロジェクトをやるのであれば、保育園増やしたいママの動きもありましたし、特養老人ホーム造ってくれと、二つの待機の問題があるわけで、是非、そういうプロジェクトは進んでいるわけですから、厚労省、しっかりそれはやっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いし……

第186回国会 厚生労働委員会 第22号(2014/06/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、法人税減税、今、実効税率三四%ですが、二〇%台にする、そして五兆円ほど減収になるということでよろしいですか。
【次の発言】 総理、答えてくださいよ。私は幾ら減税になるんですかと聞いたんです。答えてください。
【次の発言】 でも、もう法人税減税二〇%台と出していて、一%が大体五千億円であれば大体五兆円ほど減収になると言われています。消費税上げて五兆円、法人税減税して五兆円、一体何なんですか。  しかも、社会保障の切り捨てです。今日お配りしている資料、これは厚生労働省が作った資料です。総合事業へのサービス移行の推進等による費用の効率化、かように費用……

第186回国会 厚生労働委員会 第23号(2014/06/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今回は四つの重要な法案に関して議員立法という形で結実させて、今日、発議者として努力をされてこられた皆さんに心から敬意を表します。そして、とりわけ過労死防止推進法については、私自身も議連のメンバーですが、馳浩さん、そして泉健太さん、取りまとめて頑張ってこられたことに心から敬意を表したいと思います。  また、遺族の皆さんたち、弁護士、そしてそれを支援する皆さん、当事者の皆さん、どれだけ長い間、遺族としての苦しみを乗り越えて、過労死をなくすために努力をされて、長年努力をされてこられて、この日を待っていらっしゃることにも心から感謝と敬意を申し上げたいと思いま……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2014/03/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は表示についてお聞きをいたします。  食品衛生法に基づく表示基準は、原則として、製造所の所在地及び製造者の氏名の表示を義務付けています。例外的に、表示面積が小さいことによって表示できない場合は、あらかじめ消費者庁長官に届け出た製造所固有記号をもって表示できるようにしたのが製造所固有記号番号です。販売会社のみの製造者の名称や、所在地を略した製造所固有記号によるPB商品等を多く目にいたします。  この度のアクリフーズ群馬工場の冷凍食品マラチオン汚染事件においては、回収に必要な製造所名が製造所固有記号でしか表示されていないプライベートブランド商品が多数……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2014/03/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ネオニコチノイド農薬についてお聞きをします。  EUの食品安全を評価する欧州食品安全機関が、ネオニコチノイド系の農薬、アセタミプリドとイミダクロプリドの二種類について、予防的措置としてADI、一日摂取許容量を下げる勧告をいたしました。これは、哺乳類の神経伝達メカニズムへの影響を検討、神経の発達と機能に悪影響を与える可能性があるという結論から実施したものです。これにより、欧州食品安全機関はADIを三分の一に引き下げるよう勧告をいたしました。  食品安全委員会は、EUの動きを踏まえ、委員会としてどのように対処しているのでしょうか。

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第6号(2014/05/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  課徴金制度についてお聞きをいたします。  本法律案においては、政府が課徴金制度導入の検討に取り組むことを明確に示すための規定が置かれました。課徴金制度の中身なんですが、この課徴金率は、景表法四条一項の不当表示を事前抑止するために十分な水準に設定すべきではないか。あるいは一定の客観的要件の下、例外として課徴金を課さないという制度も必要なのではないか。とりわけ中小企業とか極めて零細のような場合、あるいは一定の客観的要件の下で課徴金率の加算を行うことの検討などもすべきではないか。いかがでしょうか。

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第7号(2014/05/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日はお忙しい中、本当にありがとうございます。  今日、相談員の問題で、先ほど山本参考人からも言及がありましたが、非正規公務員のことをやりますと、司書の方、それから保育士さん、それから消費者相談員、これが非常に非正規雇用の割合が高く、とりわけ女性が多いんですね。ですから、今回資格を付与することで待遇の改善などが本当に上がるといいと。  消費者問題って結構女性も担ってきたと思うんですが、河野参考人、この非正規状態である相談員の皆さんの待遇改善についてアドバイスをお願いいたします。
【次の発言】 田中参考人にお聞きをいたします。  先ほど地域にたくさんい……

第186回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2014/06/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  他の委員会との関係で順番を変えていただいたことに感謝をいたします。ありがとうございます。  本案に入る前に一言、カジノ法案について質問をいたします。  カジノの合法化を含めた法案が国会に提出をされております。この件について、私は四月十日、質問主意書を提出をいたしました。この中で、消費者庁と本当に関係すると思うんですが、「日本における多重債務者の問題について、政府の見解を明らかにされたい。」、「多重債務と自殺の関係について、政府の見解を明らかにされたい。」というふうにいたしました。  消費者庁や他の政府の本当に頑張りで、森まさこ大臣も弁護士時代に多重債……

第186回国会 予算委員会 第3号(2014/02/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  内閣法制局、日本国憲法下で集団的自衛権の行使は違憲で許されないということでよろしいですね。
【次の発言】 現状でどうですか。去年五月十四日、ここで質問したときに、違憲であり許されない。答えたのを変えるんですか。どう考えるか、答えてください。
【次の発言】 答えてください。日本国憲法下で許されないって今まで答弁し続けてきたでしょう。それを変えるんですか。現時点でどうか、答えてください。検討は検討でしょう。
【次の発言】 従来、内閣法制局はどう答弁してきましたか。
【次の発言】 総理、それでいいですね。

第186回国会 予算委員会 第4号(2014/02/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、集団的自衛権の行使について御質問をいたしました。内閣法制局と総理から、集団的自衛権の行使は憲法違反であるという旨答弁をしていただきました。違憲なもの、憲法違反のものが合憲になることはありません。日本国憲法下で明文改憲をせずに集団的自衛権の行使を認めることはできない、そのことを強く冒頭確認として申し上げます。  今日は、雇用と介護についてお聞きをいたします。  雇用についてですが、小泉構造改革で製造業も派遣を可能とし労働法制の規制緩和を行い、派遣村があり、派遣切りがあり、国会は労働法制の規制強化に向かってきました。やはり正社員を増やそう、労働契約……

第186回国会 予算委員会 第6号(2014/03/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  集団的自衛権についてお聞きをいたします。(資料提示)  国連発足後、集団的自衛権を行使した事例はほぼ十五個ほどと言われています。アメリカのグレナダ侵攻はちょっと違うというふうに言われていますが、こういうものがあります。ハンガリー、それからチェコ、アフガニスタン侵攻、あるいはニカラグア侵攻、ベトナム戦争などです。どれも大国が、ノー、ハンガリーやチェコやニカラグアはノー、来るな、政府が否定しても武力介入を行った、武力弾圧を行った、それが集団的自衛権を口実に行われてきております。  この中でベトナム戦争、これ集団的自衛権の行使ということでよろしいでしょうか……

第186回国会 予算委員会 第10号(2014/03/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  二〇一一年三月十一日あるいはそれ以降亡くなられた皆さんに心から追悼の思いを表し、また、被害に遭われた全ての皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  二〇一一年三月十一日に時計が止まってしまった、ふるさとには帰れない、全てを失ってしまった、あるいは避難を全国でされている皆さんもたくさんいらっしゃいます。どれだけあの災害が人々に与えたのか、政治は全力で救援をしなければならない、やらなければならないというふうに思っております。また、あの福島原発事故を経験した私たちは、原発ゼロを目指して、原発再稼働させない、そんな政治を実現しなければならないというふうに考え……

第186回国会 予算委員会 第11号(2014/03/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は三月十一日、亡くなられた皆さんに心から追悼の思いを表し、そして遺族の皆さん、被害に遭った皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、震災復興、そして支援、救援、脱原発に向けて全力を挙げるということを国民の皆さんにお誓いを申し上げます。  今日は、放射能に汚染された指定廃棄物の処分についてまずお聞きをいたします。  指定廃棄物の定義について教えてください。
【次の発言】 現在、十二都道府県で総量何トンありますか。
【次の発言】 指定廃棄物の処理について、五県の処分場の今の現在の状況を教えてください。

第186回国会 予算委員会 第13号(2014/03/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、復興特別税についてお聞きをいたします。(資料提示)  フリップを作りましたが、東日本大震災からの復旧復興目的で、復興特別法人税と復興特別所得税が課せられております。復興特別法人税は、二〇一四年までの三年間の予定でしたが、二年に短縮するかどうかというのが今議論中です。市民に対する、国民の皆さんに対する復興特別所得税は、所得税に二・一%上乗せされ、二十五年間です。  三年間と二十五年間、そして、今度一年間前倒しで二年でやめれば、そしてこっちは二十五年間、国民は所得税に二・一%掛け続けられ、法人の方は二年で終わり。この金額も、結局、一八とそれか……

第186回国会 予算委員会 第14号(2014/03/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、主な国民負担増についてお聞きをいたします。(資料提示)  賃金は下がっています。二〇一四年一月の一人当たり現金給与総額は前年同月比〇・二%減、賃金は下がっています。消費税はもうすぐ、四月より消費税率八%。復興特別所得税、年二・一%の課税が二十五年間。法人税は、法人の場合はもう前倒しでなくなるということになると。生活保護は、御存じ引下げになって、子育て世帯の引下げ率が特に大きい。介護保険、今、介護保険の改悪法が厚生労働委員会で審議に今度なりますが、予防給付のうち、訪問介護、通所介護については介護保険給付から外してしまう、地域移管になってしま……

第186回国会 予算委員会 第15号(2014/03/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  犬猫殺処分についてお聞きをいたします。  犬猫の殺処分ゼロを目指す自治体の取組について教えてください。
【次の発言】 長野、熊本、仙台など非常に取り組んでいる。でも、自治体によって実にばらばらなんですね。  環境省は、犬猫の殺処分を少なくするために今までどのような努力をされてこられたでしょうか。
【次の発言】 ドイツは殺処分ゼロを目指して実現したとも報道されています。自治体が努力をしているんですが、是非、環境省がこれからやはり音頭を取る、あるいは表彰する、事例を紹介する、あるいは法律改正する、是非、今検討中だということですが、大臣、意気込みを語ってく……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 厚生労働委員会 第2号(2014/10/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、菅原晶子補佐官のことについてお聞きをいたします。  これは津田理事の方からも午前中質問がありました。厚労省は、労働基準行政を所管しているにもかかわらず、経営者の利益擁護団体から一方的に補佐官を任命するのは問題ではないですか。
【次の発言】 今、長谷川ペーパーをおっしゃいましたが、長谷川ペーパーの作成に関わったということはお認めになられるわけですね。
【次の発言】 今、長谷川ペーパーの話がありましたが、整理解雇四要件を否認し、金銭による解雇容認を打ち出すなど、物すごい長谷川ペーパーについては非難が出たわけです。厚労省の中からも非難が出たとい……

第187回国会 厚生労働委員会 第3号(2014/10/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  有期雇用に入る前に、どうしても聞きたいことがあるので質問いたします。  前回、ビキニ水爆実験の被曝の問題についてお聞きをいたしました。尊敬する塩崎大臣は持ち帰ると言ってくださったので、その後どうなりましたでしょうか。
【次の発言】 昭和二十九年五月二十七日の厚生の書面が、岩手県の衛生部長から出ているものがありますが、この厚生省医務局の総合所見でこうあります。これは神通川丸についての検査なんですが、「これ等は今後長期に亘る観察が必要と思われる。」。前回質問したとおり、長期の観察が必要であるにもかかわらず、福竜丸以外は観察をしておりません。これも大問題だ……

第187回国会 厚生労働委員会 第4号(2014/10/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は本当にありがとうございます。  私は、この法案は、ホワイトカラーエグゼンプションのような年収が高いということで例外規定を設ける、あるいは派遣法と一緒で専門職、限られた業種、年収が高いといって法律を作り、今どんどん拡大をしている、例外が原則を食い破っていくということになるのではないかというふうに危惧を持っているんですが、まず鈴木参考人にお聞きをします。先ほど、年収要件が高ければ交渉力があるとおっしゃいましたが、なぜ年収が千万で交渉力があると言えるんでしょうか。
【次の発言】 先ほど、鈴木参考人は特例措置を望んでいる企業とおっしゃいましたが、どうい……

第187回国会 厚生労働委員会 第5号(2014/10/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  専門的知識を有する有期雇用労働者に関する特別措置法についてなんですが、先ほど大臣が発言をされました。私は、そもそもプロジェクトチームとして八年、九年というふうに決まっているのであれば、仮に半年、一年の有期契約の更新を繰り返したとしても、期待権として自分は八年このプロジェクトをやるんだ、九年プロジェクトをやるんだというふうに思っていると思うんですね。  大臣、この期待権、プロジェクトの期間中は少なくとも雇い止めされないという期待権がある、そういう理解でよろしいですか。
【次の発言】 いや、ちょっと違うんですよ。労契法十九条は、雇い止めをする場合には合理……

第187回国会 厚生労働委員会 第6号(2014/10/30、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、ビキニ環礁の被曝の問題について、この厚生労働委員会で何度か質問してきましたけれども、先日、十月二十一日、質問して、黒塗りのところを白くしてくれ、公開してくれというふうに申し上げました。早速それは聞いていただきまして、昨日、白塗りで出てきて、白血球、赤血球やいろんな数値が一応出てまいりました。これ、黒塗りのと開示された部分のをまだきっちり読み込んでおりませんが、冒頭、まずこれ迅速に開示をしていただいたことについては大臣に対して感謝を申し上げます。ありがとうございます。  トーンを変えて、次に参ります。次に、子宮頸がんワクチンについてお聞きをい……

第187回国会 厚生労働委員会 第7号(2014/11/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、三人の専門家の方、お忙しい中、本当にありがとうございます。  まず初めに加藤参考人に、いただいた資料に「先進国における一類感染症の発生状況」というのがあるんですが、非常にまれというか少ないというふうに私はこれを拝見して思いまして、ということは、先進国において割とこういう感染症に関する対策は成功しているという理解でよろしいんでしょうか。  それと第二点目は、これは非常に素人的で、専門家に申し訳ないんですが、アメリカにおける対応の報道を見て、やはり人権上の観点からいかがかと思っているんですが、なぜあんなに非常に隔離が強まったのか、そこは専門家とし……

第187回国会 厚生労働委員会 第8号(2014/11/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今般の法改正において二類感染症である鳥インフルエンザの血清亜型の範囲を政令に委任する理由について、厚生労働省は、ウイルスの変異が突然に、かつ頻繁に生ずるため、二類感染症に相当する鳥インフルエンザが発生した場合に機動的にできるように新たに備える必要があると答弁をしました。  一方で、現行感染症法には、政令により一類から三類感染症に準じた措置が可能となる指定感染症の制度があり、厚労省の説明資料によれば、法律によらずに法律に規定するレベルの強権的措置をとることを可能とするものであるため、緊急に強権的な措置を講じなければならなくなった場合等に限って指定される……

第187回国会 厚生労働委員会 第9号(2014/11/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私も、現行の六十万円から百二十万円になぜ引き上げるのかとか質問通告をしておりましたが、同僚委員の方からも質問がありましたので、それはちょっとカットさせていただきます。  厚労省は、二〇〇六年三月一日付け、基発第〇三〇一〇〇二号において、「労働争議時の団体交渉において、一方の代理人になることは法第二条第二項の業務には含まれず、社会保険労務士の業務としては引き続き行うことができない」としております。この通達は現在も維持されているということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 今回、社会保険労務士法の改正で権限を拡大するということが議論になっているわけです……

第187回国会 厚生労働委員会 第10号(2014/11/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ホワイトカラーエグゼンプションは、第一次安倍内閣のときに上程ができませんでした。私は、これは運動の成果で潰したんだと思っていますが、ホワイトカラーエグゼンプションが来年出てこないように、派遣法は、先ほど津田理事の方から、呪われた法案だということで二回潰れましたが、派遣法も出てこないように、改悪法案、そしてホワイトカラーエグゼンプションも出てこないように、今日質問したいと思います。  なぜ年収の高い労働者が使用者に対してより高い交渉力を持つと言うことができるんでしょうか。
【次の発言】 有期雇用のときの参考人で、経団連の鈴木さんは、年収だけで交渉力とい……

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2014/11/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費者委員会についてお聞きをいたします。  消費者庁と消費者委員会、両方の双頭のワシの下に消費者行政をやっていくんだという、消費者委員会自身がオンブズマン的な機能を果たしていくんだということなんですが、内閣府消費者委員会の成立経過や役割についての大臣の認識をお聞きいたします。
【次の発言】 消費者委員会は、消費者庁も含む消費者行政を監視するため、消費者庁から切り離された独自の事務局が設置をされ、独立性が担保されるように制度設計されておりますが、大臣として、この独立性についてどのように理解されているでしょうか。

第187回国会 消費者問題に関する特別委員会 第5号(2014/11/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  会員制の販売方法における会員価格が景品表示法上問題となるのはどのようなケースでしょうか。例えば、自らが提供するサービスについて、通常価格は十万円だが、本日中に会員となりサービスを受けるのであれば、特別に会員価格として五万円で同じサービスを提供するという説明を常に顧客に行い、事実上、当該事業者は当日のうちに五万円以下でしか当該サービスを提供していないようなケースは景品表示法上問題があるのではないでしょうか。
【次の発言】 景品表示法の運用に関して、措置命令と指導の違いは何でしょうか。
【次の発言】 措置命令と指導は、そのように法的規定があるのかどうかと……

第187回国会 予算委員会 第2号(2014/10/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  夏の土砂被害、そして御嶽山の被害、台風の被害で犠牲となられた皆さんに心から哀悼の意を表します。また、被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、今頑張っていらっしゃる皆さんに心から敬意を表します。  また、社民党の元党首土井たか子さんが亡くなりました。土井さんの護憲の思いをしっかり受け継いで、社民党、しっかり頑張ってまいります。  初めに、集団的自衛権と後方支援と日米ガイドラインについてお聞きをいたします。  集団的自衛権の行使は違憲です。憲法九十八条は、違憲の国務行為は無効であると規定をしています。よって、閣議決定は無効です。集団的自……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第5号(2015/07/30、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  本日、東京高等裁判所で、神奈川県の厚木基地の爆音に関して、夜間の自衛隊の飛行差止めと損害賠償請求が認められました。  日本人の命と暮らしを守るために判決を確定させるべきであり、上告すべきでないと考えますが、いかがですか。
【次の発言】 日本人の命と暮らしを守るために、上告すべきではありません。爆音の解決をすべきです。  次に、この武力行使の新三要件なんですが、(資料提示)この中、中谷防衛大臣、地球上で地理的な制限は条文上ないですね。
【次の発言】 済みません、答えてください。  地理的な制限はないですね。地球上どこでも行けますね。

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号(2015/08/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  法的安定性は関係ないと言った礒崎補佐官は更迭すべきではないですか。なぜ更迭しないのか。実は法的安定性を最も破壊をしているのが安倍総理だからではないですか。  自民党は、今まで集団的自衛権の行使は違憲だとしてきました。初めて合憲とした総理大臣です。法的安定性を最も破壊しているのが安倍総理だから、関係ないと言う礒崎補佐官を更迭できないんじゃないですか。
【次の発言】 更迭すべきですよ。  そして、今まで違憲と言い続けた自民党と今の安倍政権違うじゃないですか。これも問題です。誰よりも法の支配を破壊する安倍総理は、これはもう退陣するしかないと思います。  次……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号(2015/08/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今回の「「日米防衛協力のための指針」及び平和安全法制関連法案について」という防衛省内部の資料について、私もまず冒頭お聞きをいたします。  これを見て私は非常にショックを受けたのは、例えば二十二ページ、「今回の改正により、法律に基づく活動として、これまでの国際連合平和維持活動、人道的な国際救援活動、国際的な選挙監視活動に加えて、国際連携平和安全活動が新たに加わりました。」。法案ですから、加わる予定ですなら分かるんです。加わりましたって何で過去形になっているんですか。
【次の発言】 おかしいですよ。これ、案とか、こうされる予定ですとか、こういう議論があり……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号(2015/08/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、イラク戦争の実相についてお聞きをいたします。(資料提示)  これは、二〇〇七年のイラク戦争の実態を、二〇一〇年、ウィキリークスに暴露されたものです。ちょっと見にくいですが、本来は動画なんですが、それを写真にして、そして翻訳をいたしました。ひどいもので、「トンマめ!」と、そして「皆殺しにしてやる!」、「やったぞ、アハハ奴等を撃ったぞ」、「さあ、撃たせてくれ」と。これは米軍のヘリからの動画が、これを写真にしたものなんですね。  これは、ロイター通信の記者二人が殺害をされ、民間人も殺されています。そして、この中には、例えば、あのろくでなしの死体を見ろ……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号(2015/09/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。厚生労働委員会で労働者派遣法の採決が突然あったので、ちょっと順番を変えていただいた、そのこともありがとうございます。  まず、大森参考人にお聞きをいたします。  先ほど、内閣法制局の任務の懈怠だとおっしゃったんですが、内閣法制局の役割、そして今その役割を果たしているのかという点について、一言お願いいたします。
【次の発言】 非戦闘地域の要件がどのような理解で作られたのか、大森参考人、教えてください。
【次の発言】 イラク特措法は非戦闘地域ですが、今の法案は戦場の隣で弾薬などの提供もできると。非戦……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号(2015/09/09、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  河野克俊統合幕僚長の米軍幹部への発言は、立法府の否定です。憲法と国民に対するクーデターです。大臣、罷免すべきではないですか。
【次の発言】 ただし、夏までに法案を成立させるという部分は言っているんでしょう。
【次の発言】 問いに答えてください。夏までに法案を成立させると言っているんでしょう。
【次の発言】 いや、問いに答えてください。
【次の発言】 時間がもったいない。  夏までに、夏までに法案を成立させるということは言っているんでしょう。
【次の発言】 問いに答えていないですよ。そういう言葉があるんですか、ないんですか。  じゃ、お聞きします。確認……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第21号(2015/09/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、社民党を代表して、鴻池祥肇委員長に対する不信任動議に対して賛成の立場から討論を行います。  私は、鴻池委員長を、今はこの対象になっておりますが、鴻池委員長を大変尊敬をしております。  二〇一五年八月二十二日の東京新聞、鴻池氏は、さきの大戦で国会は軍部の独走を止められなかった、貴族院でどうにもならなかったから参議院を置いたと持論を展開。その上で、参議院の役割は衆議院の拙速を戒める立場だと指摘をした。そして、安保法案について、参議院が合意形成の努力をしなければいけないときに、総裁選とか法案をいつまでに成立させなければいけないとか、ばかなことを言って……

第189回国会 決算委員会 第3号(2015/02/09、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、住宅支援についてお聞きをいたします。  避難者が避難先、移住先において生活再建が可能となる住宅支援の実現に向けて、立法措置を含む必要な措置を講ずるべきではないでしょうか。
【次の発言】 でも、実際避難している人に聞くと、公営住宅や民間賃貸住宅を使ったみなし仮設で暮らす人の入居期間が来年三月末まで延長されましたが、一年ずつ延長していくのでは被災者の不安が続いております。実際いつまでそこに住めるのか、また借換えが認められない現行制度についても改めるべきではないでしょうか。
【次の発言】 今意見がありましたが、私も被害が長期にわたるという原子力災害の……

第189回国会 決算委員会 第8号(2015/05/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず初めに、盗聴法、捜査のための通信傍受法の改正法案についてお聞きをいたします。  今回、詐欺罪、窃盗罪なども対象犯罪に拡大をしております。また、元々の法律にありました立会人も廃止をされます。今日お聞きしたいのはメールや電話についてのことです。  一旦全通信を記録した後、暗号化して、そして事後的にスポット再生を行うことになります。しかし、電話やそれからメールや、いろんなものに関して、全部取った後に事後的にそれを再生をするというのは、それは可能なんでしょうか。どういう形で、例えばAという人の長い会話の中のどこに犯罪が入っているのか、例えば窃盗でもいいで……

第189回国会 厚生労働委員会 第3号(2015/03/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックに当たり、政府はIPCアクセシビリティーガイドの日本語訳を早急に作成し、周知すべきではないでしょうか。いかがですか。
【次の発言】 いや、これは実は障害者団体の人が、英語はあるんですよ。東京都が日本語訳をしているんですが、仮訳なのでということで出してくれないんです。二〇二〇年までに、障害のある当事者の皆さんたちが、果たして東京がバリアフリーなのかということも含めてこのガイドに照らしてどうかと、ちゃんとやりたいと。私は、それは必要なことで、これをやり切らないと、世界から日本の東京はこのガイドに満たしていないオリン……

第189回国会 厚生労働委員会 第4号(2015/03/31、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党も本案には賛成ですし、まず冒頭に当たって、戦争の犠牲者の皆さん、それから御遺族の皆さんに追悼とお見舞いを本当に申し上げたいと思います。  まず、お聞きをいたします。  東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、長岡、富山などの大空襲は、人道に対する罪に当たるのでしょうか。中国重慶への爆撃は人道に対する罪でしょうか。沖縄一〇・一〇空襲は人道に対する罪に当たりますか。
【次の発言】 軍人軍属に関する皆さんたちには、戦後、五十兆円以上、総計五十二兆円ですか、払われているんですが、国会の中で取り上げてきたものに、空襲による被害者の皆さんへの補償の問題があります。……

第189回国会 厚生労働委員会 第5号(2015/04/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、ハイヤー・タクシー分野における労働者の人たちの労働条件について質問します。  これは、小泉構造改革のときにタクシーの大幅な増車をしたために、タクシーの運転手さんたちの平均年収がどんどん下がり、労働条件が悪化し、場合によっては道交法違反など増えてしまったと。それで、国土交通省としても減車をしていくというふうに方向を全く転換し、台数の規制緩和から今度は規制強化をやり、どうしていくのか、これほどまでに下がった労働条件をどうやって回復させるのか、とにかく命を預かる仕事ですから、どうするのかという点が極めて重要です。  ハイヤー・タクシー分野における労……

第189回国会 厚生労働委員会 第6号(2015/04/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、ホワイトカラーエグゼンプションについてお聞きをいたします。  この法律ができれば、年間五日間さえ有給休暇を取らせれば、毎日十六時間勤務、三百六十日連続勤務も合法になるという理解でよろしいですか。
【次の発言】 極端じゃないですよ。合法か違法かを聞いているのです。これについて、衆議院の予算委員会で、大臣はそれはできるというふうに答えていますよ。  これは局長でも結構です、よく聞いてください。年間五日間さえ有給休暇を取らせれば、毎日十六時間勤務、三百六十日連続勤務も合法になる。つまり、これは私が説明することもないと思いますが、健康確保措置が三つあ……

第189回国会 厚生労働委員会 第7号(2015/04/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、若者雇用、今日も出ておりますが、女性が初めての職に就職する場合、非正規職員・従業員となる割合は四九・三%に上がっています。つまり、半分しか正社員にはなれません。高卒女性が非正規雇用労働者になる割合は、二〇一二年のデータで三六・一%、二〇〇〇年以降、三〇%以上の状況が続いております。二〇〇二年は四二・八、二〇〇三年は四〇・八%と四〇%台なんですが、女性が、女子というのかな、女性が高卒で正社員になる割合が三〇%台、これは本当に低いと思います。  厚労省がハローワークなどにおいて地元高校の就職指導課などと連携をして熱心に指導していて、高卒内定率は九〇……

第189回国会 厚生労働委員会 第8号(2015/04/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、看護師さんの労働条件についてお聞きをいたします。  看護師不足について厚労省はどう考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 これから看護師さん不足が広がると思いますが、長期的見通しではどう考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 今も足りていないし、それから将来もっと足りなくなると。  それで、この間たまたま新潟の県立病院で労働組合の皆さんたちと意見交換、いろんなデータもらったり、あるいは日赤労組の皆さんと話をしたり、あるいは若くて看護師さんやっている皆さんと意見交換を持つ機会があったり、様々な皆さんから自由記述や様々な形で労働条件についての……

第189回国会 厚生労働委員会 第9号(2015/04/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、二〇一四年六月、日本再興戦略二〇一四で、GPIFについて、基本ポートフォリオの適切な見直しが書き込まれました。私もそのときのことをよく覚えておりますが、当時、自民党政調会長代理としてまとめに当たった塩崎さんは、どういう意味でこの日本再興戦略の中に基本ポートフォリオの適切な見直しを書き込まれたんでしょうか。
【次の発言】 年金の財政をどうするかという観点からこういうことが提案されているなら分かるんですが、最大の違和感は、日本再興戦略の中にポートフォリオの見直しが入っているからなんです。結局、これおかしいんじゃないですか。どうですか。

第189回国会 厚生労働委員会 第10号(2015/05/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず冒頭、動物実験による化粧品についてお聞きをいたします。  EU、イスラエル、インドでは既に化粧品の動物実験が法律的に禁止されております。韓国では代替法が存在する試験のみ化粧品の動物実験を禁止する方向にあり、ニュージーランドでは国内での化粧品の動物実験の禁止を可決をしました。このような流れがある中、日本ではなぜ動物実験禁止ができないのでしょうか。
【次の発言】 ただ、EU、イスラエル、インドがやっていて、ニュージーランド、韓国などもどんどんその方向に、世界的には動物実験、化粧品については禁止する方向にあります。日本の名立たる化粧品会社も動物実験を禁……

第189回国会 厚生労働委員会 第12号(2015/05/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日も国民健康保険のそもそもについてという質問が同僚委員からありました。私もそこから話をしていきたいと思います。  国民健康保険に対して毎年約三千四百億円、国保の保険料総額約三兆円の一割超の財政支援を行うと。被保険者一人当たり約一万円に相当する規模です。赤字補填のための一般会計からの法定外繰入れの解消に向かうことが期待されております。しかし、現在の全国の市町村による一般会計法定外繰入れは三千九百億円で、それよりも少ないというものであります。加入者の年齢構成が高く医療費水準が高い、低所得の加入者が多いなどの構造的な問題が根本的に解消されるわけではありま……

第189回国会 厚生労働委員会 第13号(2015/05/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お忙しい中、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  患者申出制度のメリット、デメリットというのは先ほど話していただいたんですが、私自身は、この患者申出制度が国民皆保険制度を強化するものになるのか、あるいは弱体化するものになるのかという問題関心を持っております。  石黒参考人のお配りいただいたペーパーの中に、医療における情報の非対称性、供給者誘発需要の存在というのがありますが、ここについてもう少し話していただけますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。  私は、国民皆保険制度と日本の医療制度が極めてうまくいっていれば、……

第189回国会 厚生労働委員会 第14号(2015/05/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、それぞれ評価できる点、課題、的確に教えてくださいまして、本当に感謝をしております。また、順番を変えていただいたことに関して、委員各位の皆さんに御礼を申し上げます。どうもありがとうございます。  まず、長友参考人にお聞きをいたします。  各市町村というか全国回っておりますと、例えば子供たちの医療費助成を始め非常に市区町村で様々なんですが、今後、国保だけではもちろんありませんが、どうなっていくのか。県単位になって、医療を非常に頑張っている、例えば医療費水準が高い自治体がむしろ納付金負担が重くなるとか、やっぱり子供への中学校ま……

第189回国会 厚生労働委員会 第15号(2015/05/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理、患者申出療養制度を成長戦略と位置付けていますか。
【次の発言】 成長戦略と位置付けてスタートしたこの制度、問題だと思います。所得の高い低いにかかわらずひとしく医療サービスを享受できるということがやっぱりこれで壊れていく、つまり、イノベーションあるいは成長戦略と位置付けたところからスタートが間違っているというふうに思います。  総理は、今日も度々、難病の患者の皆さんや患者の皆さんのとおっしゃいました。しかし、参考人は、難病・疾病団体協議会の会長さんは、保険収載のめどが立たず、結果として患者負担が増大すると反対の意思を表明されています。このことをど……

第189回国会 厚生労働委員会 第16号(2015/06/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  厚労省に移管するということで、厚生と労働を所管する強み、あるいはハローワークや医療機関と連携しながら、しっかり地に足の付いた形で取り組んでいかれるという決意表明が先ほど他の委員の答弁にもありました。  厚労省に移管することで期待していることも大変あるわけですが、一方で内閣府の強みというのもあったと思うんですね。私自身もというか、今日は自殺がテーマでちょっと感無量というか、山本孝史先生、武見さん、尾辻さん、柳澤さん、津田さん、もう超党派で本当に初めから議員連盟をやってきて、そして私は二〇〇九年のときのまさに自殺担当大臣でした。そのときに、やはり若者対策……

第189回国会 厚生労働委員会 第18号(2015/06/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  一体何が起きたのか、それからどう対応すれば防ぐことができたのか、反省すべき点は何なのか、そのことを端的にお聞きしたいと思いますし、事実関係で解明されていないことがたくさんありますので、きちっと答えてください。  GSOC、センサー監視による政府横断的な情報収集分析システム、センサー監視による通報件数は、政府全体に対しては二〇一一年度百三十九件、二〇一二年度百七十五件、二〇一三年度百三十九件、厚生労働省に対しては二〇一四年度十四件、二〇一五年度五件、うち年金機構は二件、五月八日と五月二十二日の分です。この件数見れば、そんなには多くないし、厚生労働省自身……

第189回国会 厚生労働委員会 第19号(2015/07/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  順番を変えて、マイナンバーの方からお聞きをいたします。  マイナンバーに対するセキュリティー対策として、NISCによるGSOC以外にセキュリティー部門、SOCを新設すると報じられています。この監視対象は全国の自治体や国を専用回線で相互に接続する総合行政ネットワークのことですが、これを監視することによって各自治体が保有している個人情報の流出も発見できるのでしょうか。
【次の発言】 全国の自治体が有している情報が漏れないということなんでしょうか。
【次の発言】 年金情報がこれだけ漏れるんですから、全ての自治体が持っているそれぞれの情報が漏れないという保障……

第189回国会 厚生労働委員会 第21号(2015/07/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、奨学金、ブラックバイトについてお聞きをいたします。  奨学金を受けている大学生の割合はどれぐらいか、文科省、お願いします。
【次の発言】 奨学金の状況は随分様変わりをしています。学校の先生になればかつて免除がありましたが、あるいは大学の先生、そういうものはもうなくなりました。  無利子と有利子の割合はどれぐらいですか。
【次の発言】 有利子が本当に多いわけで、その意味でも、教育ローンというかローンになっていると。  それで、奨学金返済の金額と奨学生人数の分布についてはいかがでしょうか。

第189回国会 厚生労働委員会 第22号(2015/07/30、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。順番を入れ替えていただいたことに感謝をいたします。  まず、お聞きをいたします。ホワイトカラーエグゼンプション、いわゆるプロフェッショナル法案、今国会成立断念ということでよろしいですか。
【次の発言】 もう時間的にも全く無理だと思います。厚労省は、もうこの法案、何度も上程できなかったり、もう断固出さない、廃案目指して是非私たちも努力したいと思いますが、今国会成立断念ということを早くおっしゃっていただき、国会もそれに応じていきたいと思います。  次に、派遣法に関しては、派遣切りがあり、派遣村があり、労働者派遣法の改正をしなければという中でずっと動いてきて、……

第189回国会 厚生労働委員会 第23号(2015/08/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。順番を変えていただいたことに感謝をいたします。  まず、非正規労働者の権利実現全国会議が、派遣労働者、元派遣労働者を含む六百七十六名を対象に労働者派遣法改正に関する緊急アンケートを行いました。極めて切実な声が寄せられております。  これは読んだかどうかという質問通告をしていませんが、これ、厚生労働省あるいは大臣、政務三役、このアンケート結果というのは御覧になられましたでしょうか。
【次の発言】 是非これは読んでいただきたい。派遣労働者の生の声が本当に出ていまして、派遣法の改正法案を議論するに当たって、今法案のどこに派遣労働者当事者が問題だと思っているか分……

第189回国会 厚生労働委員会 第24号(2015/08/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  無期雇用派遣労働者が雇用安定措置、三十条の対象となっていない理由はなぜでしょうか。
【次の発言】 派遣労働者が無期雇用となることをもって雇用の安定化とみなすことは問題ではないですか。
【次の発言】 先ほど同僚委員からも質問がありましたが、派遣切りのときは、無期雇用であってもばっさばっさみんな切られたわけですよね。今回、指針で、派遣元は無期雇用の派遣労働者を派遣契約の終了のみをもって解雇してはならないことを指針に規定するということで大臣からも答弁があったわけですが、でも、派遣先がこの人は結構ですといってお引き取りを願うというか、派遣契約の終了をする。そ……

第189回国会 厚生労働委員会 第25号(2015/08/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、女性が長時間労働の男性並みに働く平等をどう考えているかについてお聞きをいたします。  一九八五年、男女雇用機会均等法が成立をしましたが、それ以降、女性のディーセントワークはどのように達成されてきたでしょうか。
【次の発言】 雇用機会均等法が一定の役割を果たしてきたことは理解をしていますが、しかし、労働現場は惨たんたる有様です。女性の非正規雇用率は五四%、非正規雇用の人たちで年収三百万円以下の人が圧倒的に多い、シングルマザーの年収は百数十万円台という、女性の労働については実に惨たんたる有様だというふうに思っています。その理由の大きな一つが、男性並……

第189回国会 厚生労働委員会 第26号(2015/08/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、泉川参考人にお聞きをいたします。  短時間正社員という概念をつくって同一価値労働同一賃金を社内で実現しようと努力されていること、大変刺激的なというか印象的なというか、示唆に富むお話でした。  短時間正社員が週十二時間から二十四時間働く、週二十五時間から三十八時間働く。確かに、長時間労働したくなくて、同じ仕事をしているなら同じ価値の賃金を払ってもらうのであれば短期間きちっと働きたいという人も多いと思うんですが、実際こういう働き方を選択している人はどういう人たちなのか。  そして、週十二……

第189回国会 厚生労働委員会 第27号(2015/08/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず初めに、安永参考人にお聞きをいたします。  ペーパーの二十一ページ目の労働者派遣法改正法案の問題点と書いてあるのは、そのとおりだと思います。私も、派遣法案の最大の問題点の一つが正社員になる権利が条文のどこにもないということで、生涯派遣のまま押し込められて、それをディーセントワークの仕組みというふうには言えないんじゃないかと思っております。  この雇用安定措置に実効性がないということなど、もう少し詳しく話していただけますでしょうか。

第189回国会 厚生労働委員会 第28号(2015/08/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  報告書が出たので、何が問題かということが以前よりもかなり分かるようになりました。とりわけ第三者委員会という立場でこれをまとめられた甲斐中参考人、今日もお出ましいただきまして、心からこの労苦に関して感謝を申し上げたいというふうに思っております。  ところで、これを、報告書を二つ、第三者委員会の分と年金機構と両方読んで、実は余りに驚いたことがたくさんあります。今日も委員からも出ておりますが、とりわけ、一部の者が重要な資料を出し渋り、黒塗りをするなどの態度は論外であるという検証報告書の三十六ページなど、この期に及んでまだこういうことが起きていたのかというこ……

第189回国会 厚生労働委員会 第29号(2015/08/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず、棗参考人にお聞きをいたします。  派遣切りがあり、派遣村があり、労働法制の規制強化をしなければならない。そして今、女性では五四%非正規雇用であり、かつ非正規の割合がとても高くなっている。雇用が劣化していて、将来が見えない。今日本の政治がやるべきことは、むしろ労働法制あるいは雇用をきちっと立て直すことだというふうに思います。  しかし、今度の法案は、規制緩和である、非正規雇用を増やす、派遣労働者を増やす、正社員への道を閉ざすというふうに思いますが、いかがでしょうか。

第189回国会 厚生労働委員会 第31号(2015/09/01、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は九月一日、政府提案によれば本法案の施行日の日であります。施行日の日にまだ法案は成立をしておりません。あり得ない、あり得ないというふうに思います。こんな無理な、施行日が来ても法案の成立が、まだたくさん審議しているという状態で、この法案、撤回すべきじゃないですか。
【次の発言】 施行日になっても何の提案もないんですよ。その中で、何で施行日が来ているのに法案の審議をしなくちゃいけないんですか。全く無理だったということじゃないですか。  では、お聞きをします。  坂口部長は七月三十日の本委員会で、本法案に伴う省令、指針の改定が四十一件に上る旨、答弁をし……

第189回国会 厚生労働委員会 第32号(2015/09/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理に、民意をどう聞き、現場の声をどう聞き、どう民意を理解するかということについて、まず冒頭お聞きをいたします。  たくさんのホットラインやそれからアンケート結果が出ております。派遣労働者は今回の改正を歓迎をしておりません。まず第一に、衆参、とりわけ参議院で二十六業種で働いてきた人が派遣切り、雇い止めに遭うという切実な現場の声がありました。その声をどう聞かれますか。二点目、八月三十日、国会包囲網で戦争法案、大きな声が出ました。この二点の声について総理はどう受け止められるか、お聞かせください。

第189回国会 厚生労働委員会 第33号(2015/09/08、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  派遣労働者の当事者の声をどう聞いていらっしゃるのか、まずお聞きをいたします。  塩崎大臣は、本法案提出前後に二回、派遣労働者からのヒアリングを行ったとされています。どういう中身だったんでしょうか。それをどう受け止められたか、教えてください。
【次の発言】 反対であるという二名の方の、私は書面でいただきましたが、これは、例えば産休正社員の一時的穴埋めのために紹介予定派遣を悪用した事例や年齢差別の報告や、ひどい実態ですよね。  大臣、短く答えていただきたいんですが、衆参で当事者の方が、衆議院では廣瀬明美さん、参議院では宇山洋美さんが切実な訴えをされました……

第189回国会 厚生労働委員会 第34号(2015/09/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  一言、先ほど薬師寺委員からもありましたが、マイナンバーのときに、メタボ健診、特定健診のデータがリンクされることについて、貴重な医療情報や本人の極めてセンシティブなプライベート情報が流出する可能性があるのではないかという質問をしているさなかに、実は私も新聞記事で、メタボ健診のデータが不完全であるというのを見て、何というのかしら、データが本当にリンクするのか、リンクする先が完全なのか、あるいは不完全な情報が流出するのかというふうに思ったんですね。これはもう本当にひどい話で、完全なデータがリンクすることをとても心配して質問しているさなかに、いや、その元のデ……

第189回国会 厚生労働委員会 第35号(2015/09/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、本題に入る前に一問、一問というか、これ質問通告していないんですが、午前中、川田委員の質問の中で出てきたテーマで確認をしたいので、質問いたします。  マイナンバーと医療情報についてです。  あたかも何かリンクするような、あるいはプライバシーに考慮してリンクするような形で進んだら大変だと思いまして、これは九月十日、私がこの委員会で質問し、マイナンバーそのものをやはり根本的にセンシティブ情報とリンクすることは、医療情報とリンクすることそのものは極めて問題があると思っているんですが、このデータの不完全さを踏まえて、大臣としてこれからの意気込み、どうして……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号(2015/04/06、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  ノンアルコール飲料の特保表示許可についてお聞きをします。  消費者委員会は、二〇一四年八月五日、特保として表示許可することは不適切であるとノンアルコール飲料に関して答申しましたが、その理由は何でしょうか。
【次の発言】 消費者庁はこれを覆し、二〇一五年二月十八日、ノンアルコール飲料二点について許可をしました。これまで消費者委員会が不適切と答申した案件を一転許可した例があるのでしょうか。
【次の発言】 なぜ答申を覆して許可としたのか、問題ではないでしょうか。ノンアルコール飲料は未成年者に飲酒習慣を付けてしまう可能性がありますという意味で不適切ではないで……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号(2015/04/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  先日もトランス脂肪酸について少しお聞きをしましたが、今日、まずトランス脂肪酸からお聞きをいたします。  二〇一三年四月に、日本動脈硬化学会、日本高血圧学会を始め七つの学会が、工業製品としてのトランス脂肪酸は表示のみでなく販売規制を設けることを内閣総理大臣及び当時の消費者庁長官に要望しております。この要望に対する見解はいかがでしょうか。
【次の発言】 いや、平均的な摂取量ではなく、若い人や女性など、トランス脂肪酸の影響は大きいと思うんですね。  三月二十日、消費者委員会食品ワーキンググループでは、帝京大学臨床研究センターの寺本さんを招き、トランス脂肪酸……

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号(2015/06/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律案についてお聞きをいたします。  法案では、二から四ヘクタールの農地転用に係る国の協議を廃止するとともに、四ヘクタールを超える農地転用に係る権限について、当分の間、農林水産大臣との協議を付した上で都道府県知事に移譲することにしております。  地方からの要望を受けて法案化したもので、より地域に近くなるという面はあるかもしれませんが、他方、一方でどんどん農地を転用できるということで、農地が守れるのかという意見も出ております。このような懸念にどう答えますでしょうか。

第189回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第6号(2015/06/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案についてお聞きをいたします。  これまで厚労省は、保育所型認定こども園について有効期間を定めるというふうにしていました。これはなぜでしょうか。
【次の発言】 今回の有効期間廃止に伴い、保育に欠ける子供の利用が制限され、市町村による保育の実施義務の履行が妨げられるおそれはないでしょうか。
【次の発言】 昨年の第四次地方分権一括法の成立により、国から地方公共団体への事務権限の移譲が実現しましたが、権限移譲に伴う財政措置、人的措置は行われているのでしょうか。国から地方公共……

第189回国会 予算委員会 第閉会後1号(2015/11/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、高速増殖炉「もんじゅ」についてお聞きをいたします。  原子力規制委員会は十一月四日の会議で、日本原子力研究開発機構が「もんじゅ」の保守管理能力がなく、運転を任せられない、不適切であるという方針を確認をいたしました。田中委員長、その理由を簡潔に説明してください。
【次の発言】 「もんじゅ」をやる資格がないということです。ナトリウム事故を起こして以降も度重なる不祥事があり、そして、今も二百億円使ってナトリウムを冷やしながら、全く動いておりません。「もんじゅ」については、これは無駄遣い、全くの無駄遣い、どぶにお金を捨て続けているものだというふうに思っ……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/02/03、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、沖縄についてお聞きをいたします。  総理、なぜ翁長県知事と会わないのですか。
【次の発言】 翁長知事が上京したときの総理日程を調べました。会おうと思えば会える日程だと思います。仲井眞知事に対する対応と余りに違い過ぎるんじゃないですか。
【次の発言】 自分の見解と違う人とは会わないんですか。
【次の発言】 仲井眞知事のときと余りに違います。  沖縄の新たな民意が示され、辺野古ノーの民意が示されました。なぜ、今、辺野古の海を埋め立てる工事を強行しているんでしょうか。いや、総理にお願いします。

第189回国会 予算委員会 第7号(2015/03/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、安倍総理の言葉と現実が全く乖離をしているのではないか、その観点から質問させていただきます。  まず、汚染水についてです。  状況はコントロールされているのか。まず、政府と東電、二〇一一年三月十一日以降、放射性物質で海に放出された量を教えてください。
【次の発言】 政府の放出量の推定はどうですか。
【次の発言】 東電、三月二十六から九月三十日まで、ヨウ素が一京一千兆ベクレルということでよろしいですか。
【次の発言】 最も多く放出されたその期間のヨウ素、セシウム、ストロンチウムの総量を教えてください。

第189回国会 予算委員会 第10号(2015/03/20、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、沖縄の辺野古の問題についてお聞きをいたします。  沖縄の辺野古の問題で、仲井眞前知事の埋立承認の際に、留意事項として環境監視委員会が設置、要望されました。工事中の環境保全対策等について、環境監視等委員会を設置し、助言を受けるということが留意事項として掲げられてあります。それに基づいて、沖縄防衛局は委員会を設置をいたしました。  ところが、この委員会、とても問題があります。  この会議の議事録は九か月間公表をされませんでした。そして、三月十日にようやく議事要旨、配付資料が公表されましたが、配付資料が改ざんをされておりました。十七ページのうち九ペー……

第189回国会 予算委員会 第12号(2015/03/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、沖縄県知事である翁長さんが海底作業の停止指示を出しました。これを受け止め、直ちに海底作業を停止すべきではないですか。
【次の発言】 仲井眞前知事が昨年八月二十八日に沖縄防衛局に対して交付した岩礁破砕許可によれば、第六条で、漁業調整その他公益の事由などにより別途指示する場合にはその指示に従うこととあります。指示に従うべきではないですか。
【次の発言】 しかし、この条項では、公益上の理由により別途指示をする場合はその指示に従うこととあって、まさに翁長知事はこれに従って指示を出しているわけですから、その指示に従うべきではないですか。

第189回国会 予算委員会 第14号(2015/03/30、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、TPPについてお聞きをいたします。  アメリカの国会議員は、TPP交渉テキストの全文の閲覧が可能です。日本ではなぜできないんでしょうか。
【次の発言】 国会議員へのTPPテキスト全文の閲覧可能という措置を、アメリカ政府は三月十八日、方針を議会に示しました。  アメリカでできて、何で日本でできないんでしょうか。
【次の発言】 アメリカがこのテキストの全文開示をすれば、日本の国会議員にも同じような措置がとられるという、そういうことでよろしいでしょうか。
【次の発言】 もう少し前向き答弁してくださいよ。国民によって選ばれた議員に対して、アメリカは議員……

第189回国会 予算委員会 第15号(2015/04/01、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 昨日、渋谷区で同性パートナー条例が成立をしました。大きな前進です。社民党にはLGBTグループ、セクシュアルマイノリティーグループがあります。私たちは同性婚を認めるべきだと考えています。  総理、同性婚法あるいは同性パートナー法について、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 憲法二十四条は両性の合意のみで、合意のみというところに特徴があるのであって、学説の中にもありますが、同性婚を憲法が禁止しているとは私は思っておりません。また、LGBTの人たちの人権保障、これは世界の趨勢ですし、しっかりやるべきだと考えておりますし、社民党はそういう立場で頑張っていきたいと思っております。  四……

第189回国会 予算委員会 第18号(2015/04/09、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  五月に集団的自衛権の行使を認める法案などがたくさん出てくると言われています。集団的自衛権の行使を日本が、自衛隊がする場合に、米軍や多国籍軍の指揮下に入るのでしょうか。
【次の発言】 集団的自衛権の行使とは、集団的軍事行動、集団的な軍事活動、集団的に戦争する、集団的に武力行使をすることです。そのときに、多国籍軍あるいは米軍の指揮下に入らなくて、実際それは現実的でしょうか。実際は指揮下に入ることになると思います。  次に、後方支援についてお聞きをいたします。  戦場の隣で弾薬を提供すること、このことは一体化とならないと言っていますが、戦場の隣で提供するこ……

第189回国会 予算委員会 第19号(2015/08/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  明日、鹿児島の川内原発が再稼働されるかどうか、大変緊迫した事態を迎えております。原発再稼働、川内原発再稼働についてお聞きをいたします。  東電福島原発事故で、東電の元幹部、勝俣さん、武黒さん、そして武藤さん、三人が強制起訴になりました。予見可能性と回避可能性があったというふうに検察審査会は議決をいたしました。高い津波がやってくることが分かっていた、そして、原発を止めてきちっとその対策を講じていたら原発事故は回避できた可能性が高い、それで強制起訴になりました。  そこで、お尋ねをいたします。  基準地震動の考え方は、大飯の原発の判決、そして高浜の差止め……

第189回国会 予算委員会 第20号(2015/08/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、桜島の噴火の件は大変心配をいたしました。被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  川内原発の火山噴火対策についてお聞きをいたします。  規制委員会は、たった一回の審査で、九電の運転期間中に周辺火山が巨大噴火を起こす可能性は十分に低いとする主張を妥当とし、巨大噴火の兆候を把握できるとの説明を認めました。しかし、日本火山学会が、巨大噴火の観測例が少なく兆候の把握は困難として、二〇一四年十一月に審査基準の見直しを求めてまとめた提言があります。なぜそれを聞かないんですか。
【次の発言】 鹿児島地裁の一審判決も、予知はできないということにつ……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 厚生労働委員会 第1号(2016/02/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  自殺の背景にある様々な問題の対策を厚生労働省が既に行っているという点で、厚労省が自殺対策を担当することで、そうした関連施策との連動性を高めることができるようになるというメリットがあります。しかし、他方、内閣府は、総合調整機能、総合的に他の省庁にもまたがって調整することができるというメリットもあり、これまで担ってきた内閣府のようにできるのかという不安もあります。その点についてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 具体的には、今回の法改正においても、十六条や十七条について文科省が深く関わるものになるし、あるいは十三条の計画作りに関しては総務省が深く関わる……

第190回国会 厚生労働委員会 第3号(2016/03/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、まず冒頭、一般財団法人化学及血清療法研究所、いわゆる化血研の問題についてお聞きをします。四十年間、不正をなぜ見抜けなかったんでしょうか。
【次の発言】 事前の通告をすれば向こうは対応するわけで、やっぱり抜き打ちを今までやらなかったというのは極めて問題だと思います。  化血研は薬害エイズの被告企業です。今般の違法行為は主として一九八九年から始まり、その後の薬事制度の厳密化に伴い、より隠蔽体質を組織的に精緻化して現在に至っております。一九八九年は薬害エイズ訴訟提訴の年で、お隣に川田龍平さんいらっしゃいますが、一九九六年の和解調印時も不正は継続して……

第190回国会 厚生労働委員会 第4号(2016/03/15、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日の予算委員会で、子供の医療費について質問をいたしました。国が全額助成した場合幾ら掛かるのか、未就学児、小学六年まで、中学三年まで、高校三年までの各ケースで教えてください。
【次の発言】 これは、もう未就学児まではほとんどのと言ってもいいぐらいの自治体が子供の医療費の助成をしています。これは、未就学児までなのか、小学校までなのか、中学校までなのか、高校までなのかは別にして、昨日、是非全国一律免除をしてほしいというふうに予算委員会でも質問をいたしました。  子供医療費助成に取り組む自治体が全国的に広がっていること、一方で自治体によるばらつきなどを考え……

第190回国会 厚生労働委員会 第5号(2016/03/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社会福祉の現場で頑張っていらっしゃる四人の参考人の皆さん、本日は本当にありがとうございます。  まず初めに、昨日、厚生労働省に内部留保の定義について聞きました。すると、定義はないというお答えなんですね。定義がないのに、無理やりつくって、そして地域公益活動をやらせるのかというのはやはり理解ができません。  もちろん、営利と非営利では税金の仕組みが全く違いますが、法人税、法人で税金を払っているところは三割ぐらいですし、それから、これから法人税減税をどんどんやっていくわけです。他方、この非営利の方の社会福祉法人については、もうけがあるんだったら、それで地域……

第190回国会 厚生労働委員会 第6号(2016/03/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  全ての社会福祉法人に対する公益的な社会活動の努力義務化というのが国の責任の転嫁ではないかという意見が、昨日、参考人質疑の中で出てまいりました。  これは、どういうものを一体やるのか。困窮者対策とかいろいろあるかもしれませんが、要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険給付から外されて地域包括支援センターに移行になりました。こういうものの受皿も担当することはあり得るのでしょうか。
【次の発言】 済みません、時間が短いので質問に端的に答えていただくように、是非大臣にはよろしくお願いをします。  私が質問したのは、要支援一、二の通所と訪問サービスが介護保険……

第190回国会 厚生労働委員会 第7号(2016/03/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  女性差別撤廃委員会の最終見解において、女性障害者に対する強制不妊手術に関する勧告がまた改めて出ました。  委員会は、優生保護法の下で、締約国が都道府県優生保護審査会を通じて疾病や障害のある子供の出生を防止しようとし、その結果障害者に強制不妊手術を施したことに留意する。委員会は、同意のない不妊手術約一万六千五百件のうち七〇%が女性に対するものであり、締約国によって、賠償、公式な謝罪及びリハビリテーションなどの救済を提供しようとする努力が何ら行われていないことにも留意する。  そして、パラグラフ二十五。委員会は、締約国が優生保護法の下での女性の強制不妊手……

第190回国会 厚生労働委員会 第8号(2016/03/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  昨日、同一価値労働同一賃金についてお聞きをしましたが、今日は、いわゆる官製ワーキングプア、公務員の非正規雇用の問題についてお聞きをしたいと思います。  国家公務員、地方公務員の非正規公務員の実態についてどう把握をされていらっしゃるでしょうか。実態調査が必要ではないでしょうか。内閣人事局、総務省、それぞれ国家公務員、地方公務員についていかがでしょうか。
【次の発言】 国家公務員については現在調査中であり、五月末をめどに調査結果が集まるということなんですが、地方公務員についてはしかるべき時期に行う予定であるということですが、やはりこれ、公務員の中における……

第190回国会 厚生労働委員会 第9号(2016/03/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  これは以前も介護休業法の改正法案に基づいて質問しましたし、今日も質問が出ていてダブるんですが、私自身の問題関心なので、やっぱりあえてまた質問させてください。  介護休業について、九十三日ということ、まあ三か月ということだと思うんですが、この日にち妥当なのか。もう少しやっぱりこれ延長すべきでないか、いかがでしょうか。
【次の発言】 今、使い勝手がいいようにと香取局長は答弁されましたが、使い勝手がいいようにだとしたら、三回限りというのはやめるべきではないですか。  というのは、子供は何歳になって大きくなるというのは分かりますが、介護は、私自身も母が介護保……

第190回国会 厚生労働委員会 第10号(2016/03/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。男性が四人ということはあるんですが、今日は女性が四人で、しかも本当に切実な話や提言をしていただいて、心から感謝をしております。  まず、井上参考人にお聞きをいたします。  九十三日というのはどうなのか。特例的に例えばこれを延期するような制度を将来つくるべきではないかというふうにも思っております。また、三回というのはいかがなものか。三回札を切ってしまえばもう使えないというのはどうか。これも、できればもっと柔軟に使えるようにしたらどうかというふうにも思っておるんですが、いかがでしょうか。

第190回国会 厚生労働委員会 第11号(2016/03/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  育児・介護休業法では、権利行使を理由とする不利益禁止、家族的責任を有する労働者に対する配置への配慮を求めております。  本来なら、家族的責任を理由とする差別や不利益を事実行為を含めて禁止する方向に進むべきであり、直接、間接を問わず、婚姻又は家族的責任に基づく差別待遇の防止を規定すべきではないでしょうか。
【次の発言】 三月二十五日の参考人質疑において小酒部参考人から、仕事と家庭の両立支援を作るべきだという指摘がありました。これについていかがでしょうか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 やはり、小酒部参考人、ほかの参考人からも、長時間労働の規制をや……

第190回国会 厚生労働委員会 第12号(2016/03/31、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、資生堂御出身のとかしき副大臣に、化粧品の動物実験廃止へ向けた我が国の取組についてお聞きをしたいと思います。  二〇一三年三月、EUは、化粧品のための動物実験の実施と動物実験が実施された化粧品の販売の両方を禁止をしました。同じような化粧品の動物実験の完全禁止はその後イスラエル、インドにも広がっており、その他の国や地域でも類似の禁止を掲げる法案の提出が相次いでおります。美しさのために動物を犠牲にしないでという運動は一九八〇年代から世界的に盛り上がりを見せてきましたが、今や法規制の形を取って世界中に広がりつつある状況です。  日本はどうかといいます……

第190回国会 厚生労働委員会 第13号(2016/04/05、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、戦傷病者、戦没者の妻への特別給付金についての支給について遅れていると、請求から国債交付まで八か月掛かっている例など、是非、私も迅速にやっていただきたいということを申し上げます。  昨年三月三十一日にこの委員会で決議された戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の第一項目めに、「新たな受給権者の把握及び制度の周知等の請求漏れ防止策に努める」とあります。請求漏れの実態をどのように把握されているでしょうか。
【次の発言】 少しは前進していることは分かっているんですが、附帯決議の中で実態把握に努めるべきだとあり、実態……

第190回国会 厚生労働委員会 第14号(2016/04/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  GPIFは二〇一五年度の運用実績で五・一兆円の損失を出すという見通しが新聞報道で、これは野村証券の西川チーフ財政アナリストが出しているものですが、もう二〇一六年度に入っておりますので、五・一兆円の損失、この見通しで間違いないでしょうか。
【次の発言】 でも、見通しってあるでしょう。しかも、もう二〇一六年度になっているので、これは正しいのか正しくないのか、現状ではどれぐらいの損失が見込まれる見通しだと思っているのか、今の概算はどうなのか、教えてください。
【次の発言】 年金積立金の半分が株に投資をされているということは、国民のほとんど全てが、実は年金に……

第190回国会 厚生労働委員会 第15号(2016/04/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、熊本・大分大地震によって亡くなられた皆さんに心からお悔やみを申し上げ、また被災をされた皆さんたちに心からお見舞いを申し上げます。  私は宮崎県出身なんですが、本籍地はずっと熊本で、ほぼ親類は熊本ですので、今回も具体的にいろんな話を聞いたり、非常に本当に心配をしております。  そこで、厚労省も、本当に精いっぱいこのことに対応していただきたいというふうに思います。まず、被災地における水の確保はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 個別地域の詳細な状況については把握していらっしゃいますか。

第190回国会 厚生労働委員会 第16号(2016/04/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  毎月児童扶養手当が支給されるようにとか、五年で一旦区切りを付けるとかいうようなことも私は変えるべきだと思っております。子供の貧困は、取りも直さず女性の貧困に原因を非常に持っていると思います。そもそも、というか、女の人が当たり前に働いて当たり前に子供を食べさせるだけの賃金を得ることが困難な社会というのを、一番これを変えるべきことだというふうに思っております。  赤石参考人にお聞きをいたします。  どうしたらいいのか。というか、パートの賃金が上がれば貧困率は下がるか。つまり、最低賃金をもっと上……

第190回国会 厚生労働委員会 第17号(2016/04/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  質問の前に、熊本・大分大地震における感染症対策についてお聞きをいたします。  熊本・大分大地震被災地におけるノロウイルス、インフルエンザなど、感染症に関する現状把握はいかがでしょうか。現地と連絡を取ったところ、ノロウイルスが出たと、熊本はこれから暑くなっていくので大変心配だという声を受けたので、お聞きをいたします。
【次の発言】 看護師さんに聞くと、やはりおにぎりをそのまま手で食べてしまったりするので、消毒液などの配付をしてほしいという要望も受けました。  消毒液、消毒薬、手洗い用水、こういうものはいかがでしょうか。

第190回国会 厚生労働委員会 第18号(2016/05/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  私は、本日は、障害のある子供の保育の問題と、空襲、とりわけ沖縄空襲の実相についての調査の要請の二点をお聞きしたいと思います。  保育園落ちた日本死ねで、まさしく保活が大変で、待機児童問題は切実です。そして、障害のある子供を持っている親御さんがまさに大変で、私の知り合いにも弁護士で障害のある子供が生まれた、障害が重いのでなかなか仕事に復職できない、やはり障害を持った子供の御両親、とりわけ仕事との両立が極めて困難になるということについて、これは是非、障害のある子供、今年の四月一日から障害者差別解消法が施行になりましたし、どうやって子供の、赤ちゃんのときか……

第190回国会 厚生労働委員会 第19号(2016/05/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日の委員会の中で、周知徹底、もっと周知や救済策をちゃんとやるべきではないかという質問が相次いでいます。私もそれを質問しようと思いましたが、ダブりますので省略して次の質問に移ります。  二〇〇六年六月の最高裁判決から二〇一一年六月の基本合意まで五年も掛かっています。この間、除斥期間に達した患者や一次感染者である母親の死去により二次感染被害の立証機会を失ってしまった患者さんもいます。弁護団が早期合意を促したにもかかわらず、なぜ五年も掛かったんでしょうか。
【次の発言】 注射器の交換指導を行わなかったことなど、国の過失責任が認定されているのは一九四八年か……

第190回国会 厚生労働委員会 第20号(2016/05/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子供たちの甲状腺がんの問題についてお聞きをいたします。  現在、福島県県民健康調査において、甲状腺がん又は疑いの子供たちは百六十六人、手術後確定は百十六名となっています。国立がんセンターによる試算では、二〇〇一年―二〇一〇年のがん罹患者、全国推計値に基づいて計算した場合、福島県において十八歳までに臨床診断される甲状腺がんは二・一人となっております。国立がんセンターがん予防・検診研究センター長の津金昌一郎博士は、約六十倍の多発としています。  福島県県民健康調査検討委員会における中間取りまとめでは、これを踏襲して、「わが国の地域がん登録で把握されている……

第190回国会 厚生労働委員会 第21号(2016/05/23、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、五人の参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。わざわざ時間を割いてくださいましたことに感謝を申し上げ、とりわけ岡部参考人、ここまで国会に来られるのもなかなか大変だったかもしれませんが、介助者の皆さんも含め、本当にどうもありがとうございます。  まず、岡部参考人にお聞きをいたします。  障害者差別解消法が四月一日から施行になりました。重要なのは合理的配慮だというふうに思います。障害者差別解消法の合理的配慮はどうあるべきだとお考えでしょうか。
【次の発言】 実際、コミュニケーションのやり方も含め、きちっと陳述をしていただいたことに心から……

第190回国会 厚生労働委員会 第22号(2016/05/24、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今般の障害者総合支援法改正案は、障害者自立支援法訴訟における基本合意を踏襲していますか。
【次の発言】 いや、真っ正面から答えてください。  合意、契約は守らなければならない。基本合意は守らなければならない。これを今回のまさに障害者総合支援法改正案は基本合意を踏襲しているか。思いが込められているというようなことを聞いているのではありません。合意は踏襲されていますか。
【次の発言】 踏襲しているということでよろしいですね。
【次の発言】 済みません、すごくシンプルな問いを聞いているんです。基本合意を踏襲しているか。答えは踏襲している、踏襲していない、ど……

第190回国会 厚生労働委員会 第23号(2016/05/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  現場で子供たちのために頑張っていらっしゃる参考人の皆さんに心から敬意を表します。また、今日はお忙しい中、本当にありがとうございます。  まず、木ノ内参考人にお聞きをいたします。  里親制度を応援することは大変必要だという観点からやってきましたし、アン基金を始めいろんな皆さんたちとも交流をしてきました。今日、やはり本当は家族的に自己決定権を子供たちが育めるようなことを応援すべきですし、それから福岡などでグループホームでやっているようなところも訪問したことがありますが、改めて、どういうことをやればもっとこの里親制度が充実をしていくのか、それについて御意見……

第190回国会 予算委員会 第3号(2016/01/18、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、国民の生活実感、困っていること、そのことについて御質問をいたします。  総理が、景気が回復し、そして雇用が増加する過程においてパートで働く人が増えていく、妻は働いていなかったけれども、景気はそろそろ本格的に良くなっていくから働こうかと思って働き始めて月二十五万円、これには本当に驚きましたし、多くの女性たちも怒りを表明をしております。  景気はそろそろ本格的に良くなったから、良くなっていくから働こうかと働きに出る女性がいるんでしょうか。
【次の発言】 景気が良くなったから働こうかという人がいるんでしょうか。多くの人は住宅ローンのため、子供の教育……

第190回国会 予算委員会 第4号(2016/01/19、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法改正についてお聞きをいたします。  総理は、憲法改正の発議ができるように参議院選挙で改憲勢力の三分の二以上の獲得を目指すとおっしゃっています。自民党は既に日本国憲法改正草案を発表しています。どれも極めて問題ですが、この中の一つ、緊急事態宣言条項についてお聞きをします。(資料提示)  まず、緊急事態宣言からやるのではないかと私は思っておりますが、この新しく自民党が設けている第九章緊急事態、これはまさに効果のところがとりわけ問題です。これは、内閣で、九十九条一項、「内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる」、「内閣総理大臣は財政上必要……

第190回国会 予算委員会 第10号(2016/03/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  総理にまずお聞きをいたします。  保育園落ちた日本死ね、この声をどう聞かれますか。
【次の発言】 私は、この文章をやはり物すごく胸を締め付けられる思いで読みました。私も保育園を探すのに大変でしたし、子供を学童クラブに入れるためにまさに引っ越しをした。孟母三遷ではありませんが、引っ越しまでやりました。学童クラブに入所が決まったときは本当にうれしかったです。万が一落ちたら、もしも落ちたら仕事を中断、休止、随分しなければならないと本当に思っていました。  今、もうじき四月ですが、帰ってくるべき、保育園に子供を預けて四月から再開して仕事をするという人たち、女……

第190回国会 予算委員会 第12号(2016/03/09、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、丸川大臣にお聞きをします。  大臣は、年間百ミリシーベルトを下ったところは基準がないという発言をされました。どうしてこういう考え方になっていたんですか。
【次の発言】 どうして百ミリシーベルトを下ったところは基準がないという発言を当時されたのか、当時の認識をお聞きしています。あなたにこういう考え方を吹き込んだ人は誰ですか。
【次の発言】 今日は、子供たちの学校の副読本、これ問題あると思いますが、一般公衆の年間線量限度一ミリシーベルトという副読本で子供たち勉強しているんですね。  一ミリシーベルトだという理解はありますか。

第190回国会 予算委員会 第13号(2016/03/14、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  子供の貧困、女性の貧困、若者の貧困、高齢者の貧困、いずれも極めて深刻です。今日は、子供を育てている親世代の、子育て世代の貧困問題と、それからそれへの提言について質問をいたします。  まず、これを見てください。(資料提示)まず、これは子供のいる世帯の世帯所得と可処分所得の推移です。所得ががんがんがんがん下がっていて、自由になるお金ががんがんがんがん下がっていると。一九九六年のピーク時には七百八十二万円あったが、二〇一三年には六百九十六万まで落ち込んでいます。可処分所得も、自由になるお金も、一九九六年の六百五十三万円から五百五十一万円まで落ち込んでおりま……

第190回国会 予算委員会 第16号(2016/03/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  国連女性差別撤廃委員会が先日出した総括所見について、総括所見のフォローアップについて、民法改正と複合差別について、勧告の履行のためにとられた措置に関する情報を二年以内に文書で提供するよう要請されています。  履行のためにどのような措置をとるつもりですか。
【次の発言】 是非履行をお願いします。  複合差別については、勧告は、法律を作ること、措置の効果の監視と評価を定期的に行うことをフォローアップとして言っています。いかがですか。
【次の発言】 是非履行をお願いします。  人種差別やヘイトスピーチは人間の尊厳に対する重大な人権侵害と考えますが、いかがで……

第190回国会 予算委員会 第18号(2016/03/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  消費税増税と経済政策についてまずお聞きをいたします。  社民党は消費税増税に反対です。それで、スティグリッツ教授、そしてクルーグマン教授が、政府の国際金融経済分析会合で消費税増税は延期すべきだという発言をされています。  総理はこれをどう受け止められるでしょうか。
【次の発言】 消費税増税の延期についてはいかがでしょうか。
【次の発言】 総理は常にそうおっしゃっていらっしゃいますから、万が一仮に消費税増税が延期されることがあるとすれば、それはリーマン・ショックと同じように現在が経済状況が極めて悪いというふうに総理が考えているという理解でよろしいですね……

第190回国会 予算委員会 第20号(2016/03/29、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、戦争法が施行されました。憲法違反の法律は廃止しかありません。廃止するために多くの皆さんたちと全力を挙げるということをまず申し上げます。  まず、保育士さんの給料についてお聞きをします。(資料提示)国の定める俸給表で十九万七千二百六十八円ということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 これ、やっぱり余りに低いんじゃないでしょうか。  国の俸給表が十九万円なんですね。これは、実際にはこの六割から七割と言われております。このまず公定価格を引き上げるべきだ、これはいかがでしょうか。
【次の発言】 ただ、まず国が俸給表で十九万というふうに決めている、こ……

第190回国会 予算委員会 第22号(2016/05/17、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  返さなくてもよい奨学金、給付型奨学金について質問をし続けてきました。  総理は三月二十九日、給付型奨学金の創設を記者会見でおっしゃいました。ニッポン一億総活躍プランに給付型奨学金が盛り込まれるということでよろしいでしょうか。
【次の発言】 総理が記者会見でおっしゃったわけですから、ニッポン一億総活躍プランに盛り込まれると確信をしております。そうでなければ記者会見がうそだったということになりますので、是非よろしくお願いします。  次に、公務員の削減についてお聞きをいたします。  熊本・大分地震なんですが、私は宮崎県出身です。でも、本籍地がずっと熊本で、……


福島瑞穂[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院23期)

福島瑞穂[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 憲法審査会 第1号(2014/02/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して、社民党の考え方を申し上げます。  まず第一に、憲法とは何か。憲法は、国を縛るもの、国を縛る鎖です。基本的人権を保障するために国家権力を縛るものが憲法です。憲法は国民を縛る鎖ではありません。今の政府が正しいと考える道徳を国民に守らせるものでもありません。国民主権の下で、民主主義の下で、主人公は国民であり、国民の基本的人権を守るために憲法を作り、その憲法を最高法規とし、憲法に反する法律は認めないとし、いかなる国家権力も行政も国会も裁判所も憲法に従わなければなりません。  国家権力を縛るもの、国は憲法に従わなければならないというのは、憲法のイ……

第186回国会 憲法審査会 第3号(2014/05/21、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  衆議院でこの法案が可決された後、安保法制懇の報告書と総理の記者会見がありました。明文改憲、解釈改憲、立憲主義をどう考えるか、極めて重要な問題です。  船田発議者にお聞きをいたします。  船田さんは、三月十三日の自民党総務会で、集団的自衛権の行使容認のために拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと述べ、解釈改憲で明文改憲の機運がしぼむことの懸念をされております。だったら、解釈改憲なんかやるべきじゃないですよね。どうですか。
【次の発言】 国民の信を問うのであれば、国民投票じゃないですか。国政選挙なんかじゃないですよね。  憲法九条に関する集団的自衛……

第186回国会 憲法審査会 第4号(2014/05/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  まず初めに、井口参考人と小澤参考人に、集団的自衛権の行使についてどうお考えか、解釈改憲についてどうお考えか、安保法制懇の報告書と安倍総理の記者会見についてどうお考えか、お聞かせください。先ほど小林参考人からはありましたので、よろしくお願いします。お二人にお願いいたします。
【次の発言】 井口参考人にお聞きをいたします。  安倍総理は記者会見で二つの事例をフリップを使って説明をされたわけですが、今、与党協議の中では十五の事例でやっているというふうに報道をされています。そもそも、集団的自衛権の行使と……

第186回国会 憲法審査会 第5号(2014/05/28、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、船田発議者に御質問をいたします。  前回、今回は間違いなく四年後には国民投票は十八歳になります、遅くとも四年後には、ごめんなさい、これは枝野さんの発言ですが、十八歳になることが法改正がなされない限りは確定しておりますとあり、船田さんの発言にもそのような趣旨があります。  ということは、もしこの国民投票が十八歳に法律改正がされなければ国民投票はできないということでよろしいでしょうか。船田発議者。
【次の発言】 ちょっとよく分からないというか、十八にするなら私も十八にするべきであって、そして船田発議者は繰り返し繰り返し十八歳にすべきであるということ……

第186回国会 憲法審査会 第6号(2014/06/02、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  公務員の政治活動についてお聞きをいたします。  これは、元々の法律の中で意見表明権を侵害しないようにということで、今回の改正案では、原則として、これは船田発議者の方からも出ておりますが、国家公務員、地方公務員とも純粋な勧誘行為は原則自由であるということで平仄をそろえると。  まず、国家公務員に関しては今回の改正案の検討規定は適用されない、つまり自由であるということでよろしいのでしょうか。
【次の発言】 私も、選挙運動とそれから国民投票ってやはり違うものだというふうに思っているんです。それは、やっぱり主権者であるので、物すごく地位が高い人が自分のコント……

第186回国会 憲法審査会 第7号(2014/06/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、大変示唆に富むお話、ありがとうございます。また、他の委員会との関係で順番を入れ替えていただいたことに感謝をいたします。  まず、伊藤参考人にお聞きをいたします。  伊藤参考人は、議員定数不均衡の問題に関して、原告の代理人として、弁護士として訴訟活動をやっていらして違憲というのを勝ち取っていらっしゃるわけですが、憲法を改正するに当たって、最高裁などは事情判決なども出していますが、議員定数不均衡で違憲であると言われる国会が発議をすることの問題点についてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 本日は、公務員と政治活動に関しての示唆に富むお話、大変あり……

第186回国会 憲法審査会 第8号(2014/06/11、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  特定公務員の国民投票運動の禁止についてお聞きをいたします。  公務員の国民投票運動に政治的行為禁止規定を適用しないとする百条の二では、特定公務員を除外することとなっております。その結果、政治的行為禁止規定が特定公務員にはそのまま適用されることになるのではないか。仮に特定公務員には政治的行為禁止規定がそのまま適用されるということであれば、現行法上生じている国家公務員と地方公務員との間のアンバランスがこれらの者については残ることとなります。  具体的には、特定公務員が国民投票運動を行った場合、国民投票法違反により処罰をされますが、それに加えて、国家公務員……

第186回国会 厚生労働委員会公聴会 第1号(2014/06/16、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、両公述人、本当にありがとうございます。  厚労省は、「中長期的には費用の伸びが、効率的なサービス提供を通じて、後期高齢者の伸び(三〜四%)程度となることを目安として努力」と。やはり、今回の医療と介護の改正法案が費用抑制の観点から言われているのは極めて問題ではないかというふうに思っております。それに対して今日、山田公述人が警鐘乱打を鳴らしていらっしゃる図というふうに思って、私たちも費用抑制の観点からのやり方には大反対をしていきたいというふうに思っております。  ところで、この委員会を通じて私が非常にショックを受けたのは、厚労省から資料が出まして……

第186回国会 予算委員会公聴会 第1号(2014/03/13、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お二人の公述人、本当に示唆に富むお話ありがとうございます。  まず初めに、女性の活用について原田公述人にお聞きをいたします。  今日は、女性の活用がキーポイントだということで話をしていただいて意を強くしたところです。ただ、日本の女性の問題は、例えば女性の貧困ということが大変大きな問題がある。日本の女性の貧困の特色は、外国と違って、働いても貧困、共働きでも貧困、シングルマザーの年収は年収百数十万でしかない、非正規雇用率が五四%、働いても働いてもじっと手を見て貧乏というのが日本の女性の実態だと思います。  ですから、女性の活用といった場合に、長時……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 憲法審査会 第2号(2014/10/22、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  憲法審査会での検討ということであれば、立憲主義の危機ということを言わなければなりません。  安倍内閣は、集団的自衛権の行使を合憲とした初めての内閣です。まさに立憲主義の危機です。  七月一日、安倍内閣が集団的自衛権の行使を合憲とする閣議決定をしました。戦後七十年近く、自民党政権も集団的自衛権の行使は違憲であるとしてきました。国会の答弁で、憲法の解釈を変えるのであれば明文改憲をすべきであって、解釈で変えることは憲法の規範性を害すると繰り返し答弁がされてきました。憲法九条の解釈からすれば、自国が攻められていないにもかかわらず他国で武力行使をすることは明ら……

第187回国会 憲法審査会 第3号(2014/11/12、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して発言をいたします。  憲法審査会において今最も議論し共有しなければならないことは立憲主義であり、立憲主義の危機の問題です。立憲主義とは、およそ権力保持者の恣意によってではなく、法に従って権力が行使されるべきであるという原則です。また、立憲主義とは、個人の自由、権利を守るために憲法で権力者を拘束するという考え方です。  私たち国会議員や国務大臣は、憲法九十九条によって憲法尊重擁護義務を持っています。安倍内閣は、七月一日、集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしました。戦後、自民党政権も、集団的自衛権の行使は違憲であり、集団的自衛権の行使を認め……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 憲法審査会 第1号(2015/02/25、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 ありがとうございます。社民党の福島みずほです。  二点申し上げたいと思います。あるいは、派遣された吉良委員の方からでも意見があればと思います。  一つは、立憲主義についてです。  EU、ヨーロッパにおける憲法は、いずれも立憲主義に立脚をしています。イギリスはヒトニヒトゴト(一二一五)マグナカルタから憲法が発生しているわけですし、国家権力を縛るものが憲法であるというのが世界の、あるいはとりわけヨーロッパ、EUにおける憲法です。一度、愛国心を憲法に規定している国があるかということを調べたことがありまして、中国など限られた国は愛国心を憲法に規定しておりますが、ほとんどの国で愛国心を規……

第189回国会 憲法審査会 第2号(2015/03/04、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 今日は、本当に参考人のお二人、心から感謝をいたします。  今日は、憲法とは何かという議論です。そのことについていろんな見識を教えていただきまして、ありがとうございます。  憲法でないものを憲法として出してはならないというふうに思っております。今日、水島参考人の、自民党憲法改正草案が、中華人民共和国憲法、朝鮮民主主義人民共和国憲法、大韓民国憲法に極めて似ている部分があるという御指摘は大変示唆に富むものでした。  二つお聞きします。  愛国心について憲法に規定している国は世界では極めて少ないということをちょっと調べたことがあります。これについて一言御教示ください。  また、自民党日……

第189回国会 憲法審査会 第3号(2015/05/27、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  社民党を代表して、憲法についての見解を申し上げます。  社民党は、日本国憲法の理念や条文を実現することこそ必要だと考えています。日本国憲法は、日本人の三百万人、アジアの二千万人以上と言われる人々の犠牲の上に平和憲法を手にしました。まさに日本国憲法を生かしていくことこそ戦後の私たちの使命だと考えています。  日本国憲法は、十三条幸福追求権、十四条法の下の平等、二十五条の生存権を始め、また、前文の平和的生存権、九条を始め、憲法のそれぞれの条文が十分に生かされてきたでしょうか。  戦後たくさんの裁判があり、議員定数不均衡や政教分離、表現の自由を求める裁判、……

第189回国会 憲法審査会 第4号(2015/09/07、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。社民党を代表して発言をさせていただきます。  社民党は、二院制を堅持すべきだという考え方です。民主主義の強化というのが最大の理由です。  立法府は国権の最高機関であり、三権分立の中で最高の地位を占めております。最高機関である国会の民主主義の強化という意味では、二院制の方がはるかに優れております。また、行政の監視という点でも立法府を強化していくこと、そのためには二院制がふさわしいというふうに考えております。  小選挙区と郵政民営化のときに、衆議院は可決し、参議院では否決をいたしました。衆議院と参議院で違う結論が出る。私は、このときの参議院の結論、議論はとて……

第189回国会 予算委員会公聴会 第1号(2015/03/26、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お二人の公述人、本当にありがとうございます。  柳澤公述人にお聞きをいたします。  自民党政権も六十年以上、集団的自衛権の行使は違憲としてきました。新三要件を入れるとしても、集団的自衛権の行使をこのような形で認めることをどうお思いになられますでしょうか。
【次の発言】 総理は、国民の命と暮らしを守るとおっしゃいます。しかし、それは個別的自衛権であって、日本の領土、領空、領海、それを守るのは個別的自衛権。個別的自衛権は、外国から攻められているかどうか、かなり一義的に分かる。しかし、新三要件は政府の評価が入るので非常に分かりにくい。しかも、集団的……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/03/10、23期、社会民主党・護憲連合)

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  今日は、お忙しい中、お二人の公述人、本当にありがとうございます。  まず初めに、小林公述人にお聞きをいたします。  レジュメに「海外派兵の費用は、違憲であることに加えて、むしろわが国に危険を招く不当支出になろう」というふうにあり、戦争法の問題点をきっぱり言っていただいたと思います。私は、違憲、違法ということもあるんですが、もう一つ、実際にこの法律が施行され、作動されるようになると莫大なお金が掛かるんではないか。集団的自衛権の行使ももちろん、もちろん人命もそうですが、お金が掛かる。もう一つ、後方支援という名の下に弾薬を提供する。弾薬は消耗品であるという……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

福島瑞穂[参]在籍期 : 18期-19期-20期-21期-22期-|23期|-24期-25期-26期
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