このページでは喜屋武真栄参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○喜屋武眞榮君 私、大臣に率直に答えていただきたいと要望をしまして申し上げるんですが、先ほど来大臣の御答弁を承っておりますと、非常に回りくどいと申しますか、慎重を期しておられると申しますか、そういった感じでいっぱいであります。ところがこの米価の問題は、客観情勢として、もう結論は上げなければいけないという答えが出ていると私は見ておるんです。 いまさら申し上げるまでもありませんが、米作農家の声やあるいは農業団体の声や、あるいはこのきょういただいた資料の解説によって、このいただいた資料からも、これは当然米価は上げなければいけないですという答えを出してくださっておるという、こういう資料だと私思うんで……
○喜屋武眞榮君 私渡辺大臣に最初にお聞きしますが、沖繩の戦後処理、そして復帰処理という中から、特別措置法が生まれたわけなんです。こういった特別措置とか、時限立法というのは、その目的を達成すれば当然なくなるし、まだ目的を達成してないとするならば、引き続き存置すべきだと思うんですが、いかがでしょう。
【次の発言】 それじゃ話を進めてまいりますが、五十七年の五月十四日に期限切れになる特別措置法があるわけですが、ところが顧みて、その法に基づいて実際にその実績がどうなっておるか、どう評価しておられるか、それをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いまの多くの結論として、問題によっては目標に……
○喜屋武眞榮君 私は、初めに養護教諭の完全配置の問題を中心に質疑いたしたいと思います。 毎年、児童、生徒の身体検査が行われております。そしてまた能力測定も時に行われております。ところが、その全体の傾向として、特に戦後の児童、生徒の傾向として、非常に肥満児が多くなっているとか、あるいはトラホームが多くなっておる。虫歯が多くなっておる。それから、集団行動の中で貧血が多くなっておる。あるいは骨折が非常に多くなっておる。骨がもろくなっておる。こういうことを聞くのでありますが、これはまあいま大まかに申し上げたんですが、お認め願えますかどうか。
○喜屋武眞榮君 私は、初めに郵政大臣と電電公社の総裁にお尋ねいたします。 先ほど来、不当経理の問題でいろいろな角度から論議されておるわけでありますが、私はいまさら同じことを繰り返す必要はないと思います、時間の関係もありますので。それで、大臣と総裁は、委員各位の質問に対して、たびたびえりを正して今後はこのようなことがないように、二度と再び起こらないように厳しい反省と決意を述べておられたと私は確認いたしております。ところで、病膏肓に入るという言葉がございますが、やっぱり名医は病状を早期に診断し、そしてその診断の上に立ってメスをふるい、そして治療を早目にする、これが医者の世界のとるべき道だと思うの……
○喜屋武眞榮君 私、最初に職場の安全管理とそれから労働者の健康管理、この問題についてお尋ねしたいと思います。 事故の確率はスピードと量に比例する、さらには職場の機械化、そして企業の規模、これに比例して事故の確率が多くなる、こう言われておりますが、初めに労働大臣にお聞きしたいことは、日本の企業の形態がだんだん高度化して、その施設、設備、規模が大になり、そして工業化がだんだん高まっていく中で、労働者の事故というものが非常に多くなりつつある傾向にある、私はこう見ておるわけなんですが、そういった問題に対して、労働大臣として基本的にどういう理解をしておられるか、またそのことに対して、どういう対策を持っ……
○喜屋武眞榮君 最初に、大臣にお尋ねいたします。 先般、東北冷害調査に参りまして、特に太陽エネルギーに恵まれ過ぎておる南国沖繩育ちの私からしますというと、よく言われております百聞は一見にしかずとか、あるいは聞きしにまさるという言葉がございますが、まさに東北の冷害の深刻さはショックでございました。驚きでございました。 それで、結論を先に申し上げますが、いままで多くの方からその救援対策、具体的ないろんな面から要望があったわけでありますが、私も結論的にこの深刻な事実をとらえて、大臣とされて、申し上げるまでもなく、緊急対策そして恒久対策、この二つの面からこれを一刻も早く手を打ってもらわなければいけ……
○喜屋武眞榮君 私は、最初に、差し迫っておりますサトウキビ、そういったカンショ糖の価格決定につきまして、実はこの関係団体からたくさんの要望、陳情を受けておるわけですが、内容的には大体集約されておりますので、また時間の都合もありますので、この時間には、一つには、「昭和五十五年度産さとうきび生産者価格等に関する要請書」、鹿児島県と沖繩県において調整された内容のことについて。もう一つは、甘味資源を守る全国共闘会議という団体を初め、多くの団体から連名で出ております。もう一つは、沖繩県サトウキビ対策本部。この三つの要請に基づいてただしていきたいと思うのであります。 まず最初に、十月の十七日に例のてん菜……
○喜屋武眞榮君 私はただいままで多くの皆さんから、わが国の林業の現状、そして問題点、そして今後の政策、こういったもろもろの問題に対してそれぞれの立場から質疑が交わされましたので、時間の関係もありますので、特に特殊事情下における沖繩県の林業、これを中心に質問を進めてまいりたいと思います。 その前に、一つだけどうしてもこの場でお聞きしたいことは、沖繩県民、特にキビ作農民が大きな期待と関心を寄せてまいりましたサトウキビの価格の問題が決まりましたので、そのことについて一言大臣にお尋ねいたしたいと思います。 まず、結論を申し上げますと、トン当たり二万六千円以上という目標を掲げて今日まで要請を続けてき……
○喜屋武眞榮君 私は、初めにわが国の水産業につきまして、特にカツオ・マグロに関して質問いたしたいと思います。
カツオ・マグロ漁がさお釣りからまき網へ転換していく、こういうことが聞かされておりますが、その理由は一体何でしょう。
【次の発言】 すると、いまの方針に基づいて乗組員の整理あるいは漁船の減船ですか、それはどういう状況になるでしょう。
【次の発言】 いまの御答弁に関連して気になりますことは、特に沖繩の近海カツオ漁業、この船の数から言っても、それから乗組員の数から言っても、これは全国的にも非常に優位の位置にあるわけなんです。このことからしましても、これは沖繩の中小零細業者の立場からしまして……
○喜屋武眞榮君 初めに大臣に御配慮願いたいことがあります。 消費者米価の問題でありますけれども、実はお米が大幅に値上げされるという情報がありまして、これは国民生活にとってもまことに重大な問題であるわけですが、特に沖繩県民の立場から、現在特別措置法によって配慮されておるわけです。ところが質的には古米、古古米をいま沖繩県民は食べておるわけです。ところが、いま沖繩の経済界を、生活を直撃しておるのが電力値上げの問題であります。二月と十月と年に二回も電力が値上げされまして、これが沖繩の企業、そして家庭生活に大きな脅威を与えておる状態であります。年に七〇%以上の電力の値上げ、それに今度また米価が大幅に上……
○喜屋武眞榮君 歴史は十年を節にして大きく変わると、こう言われておりますが、沖繩が復帰してもう歴史的な十年を迎えるわけであります。ところで、沖繩問題に取り組む姿勢としてどうしても明暗二面があることをまず理解しなければいかぬと、こう思っております。その暗い面をできるだけ整理縮小していくことによって明るい面が大きくクローズアップする、そして本然の沖繩の姿がそこに生まれてくる、このように私は絶えず考えております。 そこで、先日、中山長官の所信表明をしていただいたわけですが、その所信表明を踏まえてまず第一にお聞きしたいことは、この復帰十年を迎えた沖繩の現状と、そして振興開発計画の成果、その二面からど……
○喜屋武眞榮君 私は、時間の都合で北方問題に触れ得ないことを大変遺徳に思っております。 それで、大臣の所信表明を読ましていただき、また最近における日本の周辺の情勢とをにらみ合わせて大臣にお尋ねしたいことは、大臣は沖縄に対する理解にずれがあるという一点と、それから対米姿勢に対して私は疑問を持つ、この二つの点から申し上げたいと思います。 大臣は、安保に基づく米軍がわが国と極東の平和と安全に寄与しておる、こう述べておられます。日本の安全に寄与しているはずの米軍が例の原潜の最近の事故、何らの救助活動もしていない、事故の通報さえも三十五時間後になしておる。この事実を外務省はどう考えておるのか、当時か……
○喜屋武眞榮君 私は余りにも問題が多過ぎるという立場と、時間の制約があるという二つの立場から、勢い問題を沖縄にしぼって、まず長官に尋ねたいと思います。と申しますのは、基地の島沖縄には県民の意思に反した命にかかわる問題、健康にかかわる問題、あるいは財産にかかわる問題、暮らしにかかわる問題、もろもろの問題が多発いたしております。これは非常にいけないことであります。ところが、最近沖縄がいい意味においてクローズアップしつつある一面があるわけであります。鈴木総理がASEAN諸国を歴訪していらっしゃいますが、その経済交流、文化交流、平和交流の中で、沖縄が浮き彫りにされつつあるし、また中山長官が沖縄を訪問さ……
○喜屋武眞榮君 初めに防衛庁にお尋ねします。
日米共同声明の後を受けて、わが国に大きな変化が起こりつつあります。わけても米軍基地の五三%を占める沖縄においても大きな変化が起こりつつあります。その変化をどのように認識しておられるか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 防衛庁は防衛庁として共同声明の後を受けて、どのような変化が起こっておるかということについては、それなりの認識を持つべきであると思うんですが、いまの答弁に対してはまことに遺憾に思います。
それで、先を急ぎますので、このような変化が起こりつつあるということを私はまとめて申し上げます。
第一点、核の疑惑と不安がエスカレートして毎日高ま……
○喜屋武眞榮君 私は運輸行政の立場からお尋ねいたしたいと思います。
運輸行政にとって大事なことは、いろいろ考えられますが、私は一つには人間尊重を大事にする、二つには安全確保を大事にする、三つにはスピード化、この三つが大事ではないでしょうかと、こう思っておりますが、大臣いかがお考えでしよう。
【次の発言】 それで、その観点から、空のダイヤ、陸の国鉄、これを中心にして幾つかお尋ねいたしたいと思うんですが、先ほど来豪雪の雪の被害の問題が出ましたが、実は南国沖縄の私もその被害を受けた経験を持っておりまして、去る一月の十一日、十二日に桜島の災害委員としての調査に行きまして、名古屋から飛行機が那覇空港に……
○喜屋武眞榮君 忘れもいたしません、いまから十年前、岩手県雫石町の上空で、自衛隊機と全日空機が衝突をして、百六十二人の乗客、乗員全員が死亡するという、いわゆる雫石事故、あれから十年を経ております。改めて日本の空は一体安全なのかと、こういう気持ちを込めて、本日は特に米軍機と、自衛隊機と、そして民間機が錯綜しておる沖繩の空の安全について、私は担当大臣であります、航空行政をあずかる運輸大臣に幾つかの質問をいたしたいと思います。 時あたかも去る九月十四日に鈴木総理大臣が沖繩に行っておられます。このことはいろいろの立場から認識しなければいけないと思うのでありますが、私は現職の総理大臣が公式の訪問をなさ……
○喜屋武眞榮君 鯨岡長官にお尋ねいたします。 これまでの環境庁の行政を思うのに、いわゆる緑と自然を守るという立場からの開発とのバランスの問題、それから環境を浄化するという立場からの空気の問題、水の問題、土壌の問題、これはわりかた力を入れてこられつつあると受けとめております。ところが音の問題、いわゆる騒音公害に対する取り組みがいままでは比較的力の入れ方が薄かったのではないか、弱かったのではないか、こう理解いたしております。そこで、環境庁としましては、九月三日に、自衛隊や在日米軍の航空基地の騒音に対処するため、民間機空港を対象に設けた航空機騒音の環境基準を軍事的施設にも適用するための具体的方法を……
○喜屋武眞榮君 私は沖縄県民多年の願望でありました中城湾港開発が今度いよいよ芽を出すと、こういうことにつきまして、プロジェクトが大きいだけにいろいろの不安もあるし、疑惑もあるし、喜びもあるわけなんです。それらの問題を私はただしてまいりたいと、こう思っております。よろしくお願いします。
まず第一点は、このプロジェクトは、国が主体になってやるんですか、県が主体になってやるんですか。
【次の発言】 このプロジェクトはいつ着工して、いつまでに終わる予定なんですか。
【次の発言】 いまの時点ではそういった細部にわたっての御答弁はできないと思いますよ。だから、端的に答えてください。予定ですから、いつから……
○喜屋武眞榮君 総理にお伺いします。
総理は一貫して和の政治を貫いておられます。私は思うんです、知ることが和の始まりであると、このように私は考えております。
そこでお尋ねしたいことは、いま締めくくりをされようとする五十二年度決算のいろいろな問題をどのように理解し、受けとめておられるでしょうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に、日本外交の姿勢という立場から、世界に対する日本の外交姿勢は、等距離外交ということも言われております、また一つには、日米におけるパートナーシップということも言われております。また日ソにおける、日ソ間の外交姿勢に対しては待ちの姿勢と、余り刺激をしないようにとい……
○喜屋武眞榮君 最後になりますと、ますます質問が非常にしにくくなりまして、戸惑うておるわけでありますが、そこでいま時間の範囲内でなるべく重複を避けて、問題をいま拾い上げたいと思うのでありますが、まず最初に、きょうこのごろ財政再建だとか、行革だとか、補助金減らしとか、いろいろ叫ばれておるその背景は何なのか、このことについて一応私なりに述べて、それを前提にして二、三お尋ねしたいと思います。 私は、今日の財政再建や、行政改革の論議がなぜ起こったかということに対しては、そのうち第一に感じますことは昭和四十八年の第一次石油危機以降、わが国の経済はこれまでの高度経済成長から低成長の時代へと向かったと、と……
○喜屋武眞榮君 私は、降雪、雪の経験のない、また火山の降灰の経験のない沖縄の出身でありますが、このたび豪雪の調査と桜島火山の調査に加えていただいたわけであります。ところで、いままで多くの方々から、また現地からも直接政府当局に、関係当局に陳情要請がなされておると思いますので、繰り返すことを控えまして、早朝来政府当局の御答弁を承っておりますというと、結局問題は緊急対策と恒久対策に分類できると、こう思うわけなんです。ところが、その姿勢に対して私は疑問を持たざるを得ません。何となれば、速やかに手を打つことと調査を待ってとは相矛盾する。速やかに手を打つということは、いわゆる待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢……
○喜屋武眞榮君 日本の農政の大きな転換期といいますか、見直しの時期に来ておるわけですが、九十一回の国会で決議されました食糧自給力強化に関する決議というのをどのように受けとめ、そして基本的に進めておられるか、このことを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 お願いがありますが、持ち時間が少のうございますので、なるべく基本的な問題を簡明にお答えいただければありがたいと思います。
次に、八〇年代の農政の基本方向、これは大臣の所信表明の中に十分盛られておりますので、その所信表明を受けてお尋ねしたいことは、総合安全保障の一環としての食糧問題を農業政策としてどう位置づけていくかという見地から、まず……
○喜屋武眞榮君 私は初めに大臣に基本的な問題を二つお尋ねします。 第一点は、日本はいま内政、外交両面から非常に重大な時期に直面しておるわけであります。外交面では防衛、経済、貿易の問題がありましょうし、内政面では財政再建、行政改革、そして補助金の削減、こういう基本的な問題一応了解いたすわけでありますが、そこで気になりますのは、鈴木総理の至上命令的な姿勢で補助金の一律カット、ということは、機械的に一律にカットということにも受けとめられるわけでありますが、そうなった場合に、日本の農政は一大転換期の時期に直面しているわけですが、一番打撃を受けるのが申すまでもなく農水省であると私は理解いたしております……
○喜屋武眞榮君 すべてに立ちおくれておる沖縄の状況でございますが、きょう審議されます漁船損害補償法の一部改正につきましても要請の電報がたくさん参っております。ここには特に沖縄県漁業保険組合長の名前で長文の電報が参っておりますが、一例としてここに持って上がったわけでありますが、このように非常に待望いたしております。
そこでその法に関連して二、三お尋ねしたいんですが、この表によりますと、沖縄の場合、加入状況が全国平均に比べて、全国が五二・八%、沖縄が二五%、半分以下でありますが、この原因はどこにあるんでありましょうか。
【次の発言】 不十分であるということなんですが、これはどうしても全国並みに啓……
○喜屋武眞榮君 私、法案審議の参考にさしていただきたい、こういう立場から、皆さんのおっしゃったことに対して幾つかの質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず私は、基本的には組織の解散、統合というものは常に発展的解消でなければいけないと、後退のための解散とか統合はあってはいけないのではないかと、こう思うんです、ところで、先ほど大臣の法案説明の中には、両事業団がやってきた業務をそのまま引き続き行うと、こう明記されておるんですね。そうしますと、この機構の合併と、また人減らしの面から見まして、そこで当然労働条件の問題が浮かんでくるわけであります。組合側から両組合代表が述べられた……
○喜屋武眞榮君 一昨日、御四名の参考人の御意見を聞かしていただきました。その四名の述べられたいろいろな意見を集約して最初にお尋ねいたします。 まず両理事長側からの意見は、今度の統合は、いわゆる政府の行政改革に伴う統合であるのでやむを得ない、しかし、法律的な運用をしていくのだ、こういうことでありました。今度は職員側、労働者側からの共通の強い意見は、先ほど来述べられております天下りの問題、第二点は身分に対する不安、労働条件の不安、このことでありました。 そこで、お尋ねしたい第一点は、天下りということがなぜ問題になるかということに対して、適所適材ならばいいのではないかという御意見のようでありまし……
○喜屋武眞榮君 私は、両事業団が一本化されるに当たって、統合されるに当たって、さきの委員会では職員の労働条件の問題、それから天下り人事の問題、それから民主的な運営の問題などについてお尋ねをいたしました。そして、私が尋ねたその趣旨には十分こたえてくださると、こういうふうに私受けとめたわけであります。 そこで、それを受けましてこれからお尋ねいたしたいことは、砂糖の面を見ました場合に、ビートは順調に伸びておる、甘蔗糖は残念なことに後退しておると、その原因がどこにあるかとお尋ねしましたら、干ばつのためだと、こう指摘しておられた。そのとおりであると思います。そこで、この統合によって目的を達成していくた……
○喜屋武眞榮君 私、初めに食管法の法改正の根幹について大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、思うに、国民生活にとって重大な、かつ国民の権利義務にかかわる食糧問題に関する制度の改正というのは、基本的には法律改正で対処すべきであると私は思います。ところが、昭和三十年以降についての食糧管理制度運営の戦後における主要な変遷、これをたどってみますというと、ほとんど政令、省令で対処してきておられるように見受けられます。これは食管のいわゆるなし崩しと申しますか、その場しのぎと申しますか、そういった形で廃止の方向づけで行われてきたと、こう私は言っておるわけであります。また、今回の改正も、総合的に単なる現状追認に……
○喜屋武眞榮君 きのう六名の参考人の方のそれぞれの立場からの率直な御意見がございました。私は、それを謙虚に受けとめて、自分が考えておること、このこととつなぎ合わせて質問をいたしたいと思います。 その前に、きのう六名の方のそれぞれの立場からの御意見の中で、たしか主婦連合会事務局長の清水鳩子さんの声だったと思いますが、こういうことを言っておられました。一体参考人の意見がどのように改正案に織り込まれるのでしょうかといったような疑問を投げかけておられました。もちろん、きのうの参考人の御意見は、委員であるわれわれの審議の参考にするための意見でありますから、直接政府の耳には入らなかったと思いますが、それ……
○喜屋武眞榮君 総理に伺います。
多くの国民が鈴木総理に対して心から期待し、そして切実に求めておるものは何であると受けとめていらっしゃいますか。
【次の発言】 それはもちろんでありますが、国会の審議と関連した問題で切実に受けとめていらっしゃることがほかにありませんか。
【次の発言】 まだ焦点を正しく受けとめていらっしゃらぬきらいがありますので、私が受けとめる国民の切実な要求の一つは、先ほどおっしゃった戦争は真っ平いやだと、これはもう申し上げるまでもありません。二つ目の柱は、どうしても行政を改革してほしい、そうして所得減税を実現してほしい、そして税金のむだ遣いをやめてほしい、このように集約でき……
○喜屋武眞榮君 私は、先日総括質問をいたしましたので、その後を受けてきょうは質問をいたします。
ところで、厚生大臣きょうは後で何か予定があられるという申し入れがございますので、初めに戦後処理の一つとして厚生大臣にお尋ねいたします。
先般もお尋ねしましたが、厚生大臣、この原爆被爆者対策基本問題懇談会というのを持っておられますが、その懇談会で答申を求められたようでありますが、どういう意見が出たんでありましょうか。
【次の発言】 その懇談会からの意見、結論が出ておりますでしょうか。
【次の発言】 それじゃその基本理念に基づいて、厚生大臣とされましては被爆者援護についてどのようなお考えをお持ちでし……
○喜屋武眞榮君 先ほど来多くの皆さんからあしたに迫っておりますサトウキビの値段の問題、それから沖縄が一番困っております水の問題、そういった問題に触れていただいたことを大変私意を強ういたしております。 そこで、亀岡農林大臣にまずお聞きしたいんです。 日本の農林水産業の振興、わけても沖縄の農林水産業の振興については亀岡農林大臣に期待し、信頼することが非常に大きいと県民も思い、私もそう心から信じております。それはお世辞ではなく、事実は何よりの真実であるということなんです。といいますことは、戦後の沖縄の農林水産業を立て直すために、いわゆる本土並み水準という一つの目標を立てて、そして特別措置法という……
○喜屋武眞榮君 初めに、基本的な問題について大臣にお尋ねをします。 日本農業に未来はあるかということがよく取りざたされるのであります。私は、日本農業に未来はあると、こういう前提に立っております。何となれば、日本農業の未来をつくり上げる二つの軌道が、路線が打ち立てられておるということであります。 その一つは、去年の十一月閣議で決定されております農産物の需要と生産の長期見通しについて、「今後、国民食料の安定的な供給を確保するためには、限られた国土資源を有効に利用し、国内で生産可能な農産物は極力これを国内生産で賄うことができるよう生産性を高めながら、自給力の維持強化を図ることが重要である。」と、……
○喜屋武眞榮君 私は、第二次振に向けてこれから十年間というりっぱな軌道を敷かなければいけない重要な委員会であります。それで、第一次振の十年を総括して、そのきちっとした上に乗せてレールを敷かないというと、また二次振もうまくいかない、こういうことから大臣の所信表明に基づいてまずお尋ねいたしたいと思うんですが、ところが持ち時間が決まっておりますので、全面にわたることは不可能でありますので、私が考えまして基本的な問題についてぜひただしておきたいことがございます。 その一つは、大臣の所信表明の中にこういうことがうたわれておりますね。「各面にわたる特殊事情」云々ということがございますが、これが内容がはっ……
○喜屋武眞榮君 十年を締めくくって、いよいよ明日から第二次振に向けての中身づくりをどうするかという重大な時期に差しかかってきておるわけであります。 そこで、私、結論を先に申し上げておきたいと思うのでありますが、十年を締めくくって一口で申し上げますならば、おぜん立てはみごとにできている、そしてごちそうもいっぱい盛られた、ところがそれを食べる段になるというと餓鬼大将が余り多過ぎて――これは沖繩の言葉ではガチマヤーと言いますが、ガチマヤーが多過ぎてみんな争ってそれを横取りする、そしておぜんに残ったものは結局骨でありかすである。二次振に向けてこういうことがないように、先日来そして先ほど来強調しておら……
○喜屋武眞榮君 一昨日は県民待望の改正法案が、しかも全会一致で可決された、こういうことに対しては県民がほっとしている、そして心から喜んでおる、こういうことでございます。 そこで、問題は結局改正法案が県側の要望を入れてもらって可決された。ところが、次の段階はその法に基づく振興計画、いわゆる中身の問題になるわけですが、すでに法は発効しておるわけですが結局中身がこれからと、こういうところにまたもどかしさを感じておるわけです。 そこで中身づくりに当たって大事な大黒柱と申しますか、これをしっかり理解をしておかないというと、また軌道が外れるということになると十年後にもまた同じことを繰り返すことにしかな……
○喜屋武眞榮君 きょうはくしくも三十年前の今月今日サンフランシスコ平和条約が発効して、そして祖国は主権を回復し沖繩は祖国から断ち切られてアメリカの施政権下に入った。こういった悲劇の日だったことをとらえて四・二八という合い言葉でずっと今日まで復帰をかち取るべくがんばってきた、そういうきょうは悲劇の思い出の日であります。くしくもその日に私は非常に胸に響くものがございます。 そこで、国際外交には主体性とそういった相互理解ということをよく言われるのでありますが、そういった立場から外務大臣に一、二まずお尋ねいたしたいと思います。 まず最初にお聞きしたいことは、真の相互理解ということは、主体性を持ちな……
○喜屋武眞榮君 ただいままで御四人の参考人の御要望あるいは御意見をお聞かせいただきまして、結論としては非常に深刻な問題であると、こういうふうに私受けとめております。それで皆さんから問題点いろいろ出ましたので、私は皆さんの御要望をまともに、深刻ないわゆる危機に直面しておると、こういう気持ちを持って二、三お習いという気持ちで申し上げたいと思っております。 まず、遠藤参考人に対して、日本の畜産を左右する重大な問題に飼料問題がよく言われるのでありまするが、粗飼料の立場から飼料米のいわゆる需給現状、こういうことに対してどのように考えておられるか、また目標をどの程度に持っておられるか、これが一点。 次……
○喜屋武眞榮君 私、前置きといたしまして人畜に被害を与えないように、しかも防除、防遏の目的を完全に果たしてもらわなければいけない、こういう期待を持って質問いたします。
まず第一に、現行法ができた時点ではあと五カ年をすれば完全防除ができるという見通しを持って立法されたと思いますが、ところが皮肉にも現実は、その翌年からぐんぐん激増しまして三倍近くの発生になっておる、このことに一体、どうも矛盾を感じてなりませんが、これをどう受けとめておられるか、また責任を感じておられるか、大臣にお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 次に、薬剤の効果は三週間ですか、三週間だと言われ、そしてそれを二回散布すると、……
○喜屋武眞榮君 私、きょう実は沖特もかけ持ちいたしておりまして、その挟み打ちを食らいまして、私の持ち時間を三分の一程度に圧縮しなければいけないことに非常に戸惑いをいたしているわけであります。それで、勝負は二本勝負で終わりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 糖安法の目的は、何よりも国内甘味資源作物の生産振興と国内産糖業の健全育成、それに国民生活の安定といったところにあると思われるわけでありますが、これはわが国の食糧自給の向上、いわゆる食糧安保の点からも当然過ぎるほど当然なことだと思うわけであります。 そこで、お尋ねしたい点を集約いたしまして、まず国内甘味資源作物の生産振興という場合……
○喜屋武眞榮君 私、総括の最後ということになっておりますので、本論に入ります前に注文をつけておきたいことがございます。と申しますのは、これまで一貫して総括のやりとりを聞いておりますが、私の受けとめるところ明快に歯切れよく御回答もございますが、あいまいもことして一体何を意味しておるのか理解に苦しむようなことがたくさん私はあったと受けとめております。ましてや一般国民大衆が、本当に何を言っておるのかわからぬようなことがたくさんあるのではないか、こう思いますので、私はきょうは政府の基本的な問題を主にして、後に一般質問が控えておりますので、詳しいことはそのときにいたしたいと思いますが、どうかひとつ国民に……
○喜屋武眞榮君 外務大臣は訪米の対話の中で、米国の対目赤字の原因を日本市場の閉鎖性に求める見方は同意できない、こう言われておるようでありますが、その大臣の御説明で米国側は納得したでありましょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 ですから、その大臣のお話によって相手側は納得したでしょうか、どうでしょうか、感触。
【次の発言】 非常に外交問題というのはむずかしいとは思いますけれども、やっぱり言うべきことはずばり言って、そして相手にも理解をさせ、こちらも理解をする、こういうことでないと、あいまいもこの中からだんだんマイペースの、向こうは向こう、こちらはこちらの立場で、結果的にはかみ合わない、こういう……
○喜屋武眞榮君 今日の日本の大人たちの胸を痛めておることの一つに教育の荒廃ということがあると私は思います。そこで、日本の教育の最高の責任者であられます文部大臣、このことをどのように認識していらっしゃるのか。
【次の発言】 いま述べられた認識をどのように打開していくかとこのことを考えておられるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 いま大臣は学校、家庭、社会とおっしゃいましたが、その三つをつなぎ合わせるかぎは何だとお考えですか。
【次の発言】 対話なき社会は暗黒であると私は思います。先ほどの大臣のお話の中にもぼつぼつ入りましたが、最近のテレビ、ラジオを通じて報道のない日はありません。いわゆる母子心……
○喜屋武眞榮君 私は、持ち時間の関係がございますので、これまで非核三原則あるいは事前協議がどうだったかという立場を超えて、これから今後どうしてほしいか、こういう姿勢で申し上げたい、お尋ねしたいと思います。 その前に、実は皆さんから核の問題をめぐって、沖繩の辺野古あるいは嘉手納の基地の問題に触れてくださったわけですが、そのことはこれは私が取り上げるべきだったかもしれませんが、幸いに皆さんが取り上げていただいたことに心から敬意を表します。 そこで、ライシャワー発言を引き金として、事前協議の問題、非核三原則の問題をめぐって衆議院、参議院において今日まで論議をされてまいったのでありますが、かみ合わ……
○喜屋武眞榮君 持ち時間がわずかでございますので、一気にお尋ねしたい点を関係省庁にいたしたいと思います。 まず、国土保全と災害の関係から国土庁に。災害が起こってから復旧補助、莫大な予算が出ておるわけですが、もっと国は国土保全に力を入れることが財政再建、そしてその補助削減の趣旨にもつながるものだと私は思っております。その点から国土庁に所見を伺いたいと思います。 次に第二点は、沖縄の災害について、特に特殊な状況下にありましていろんなケースがございますので、質問の背景にまとめて申し上げたい一つは、森林が破壊されつつあるということ。しかもその破壊から水不足、まだ隔日断水というのが今日まで続いており……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。