このページでは喜屋武真栄参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○喜屋武眞榮君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三石君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に大浜方栄君を指名いたします。(拍手)
○喜屋武眞榮君 私がお尋ねしたい点は細切れで三問ございますが、時間の関係もございますので、その三問をまとめて申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 一点は、ウルグアイ・ラウンド、すなわちガットの新多角的貿易交渉は年内決着に向けてジュネーブでの交渉はいよいよ最終局面を迎えておりますが、政府は米の関税化は認められないとする基本方針をなお堅持する考えであるのか伺いたいということが第一点。 次に、米を関税化の例外とするという政府の方針が実現されるという見通しはあるのかどうなのか。 三点は、まとめといたしまして、いずれにしても日本の農業及び食料政策を誤らないようしっかり対応してもら……
○喜屋武眞榮君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三石君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に大浜方栄君を指名いたします。(拍手)
○喜屋武眞榮君 戦後四十八年、復帰二十一年、沖縄問題といえば基地問題に尽きるわけです。基地問題といえばアメリカとの関係に尽きるわけでございます。 ところで、各委員からの熱烈な質問に対して北長官は、前向きで受けとめて問題解決に努力する、前向きということをたびたびおっしゃいました。これは当然といえば当然でありますけれども、非常に力のこもった前向きのお言葉であったことに私は限りない期待と敬意を表する次第でございます。 長官、そして関係者の皆さん、戦後四十八年、復帰二十一年、本当にもう長かりし戦後、復帰と、こう言わざるを得ない県民の心を、いつぞや申し上げました県民の祖国に対する心からの願いは小指の……
○喜屋武眞榮君 私が最後でございます。わずかの時間で私の質問、納得のいくまでお尋ねすることは到底不可能でありますので、平成二年度の農林水産省の決算に関する会計検査院の検査報告の中で、改善意見を付され処置を要求された国有地農地等の問題については農林水産省としては云々と、一応二、三問題もつくって持っておりますが、私はこの際、農水大臣それから北長官おいででありますので、そういった親しみを感じながらずばりこの機会に申し上げてみたい、こう思っておりますので、コメントをあえて求めませんが、もしやむにやまれずというお気持ちでコメントしていただくならばお二人に対して大変ありがたくお受けいたしたいと思います。 ……
○喜屋武眞榮君 私はいつも思うんですが、最後の番である上にしかも時間も短縮されておる、非常に不満を持ちながらもやらぬわけにいかない。 こういう気持ちを持って、今真っ先に日本をよくし沖縄をよくするためには、総理以下大臣がたくさんいらっしゃるけれども、私は沖縄の現状並びに日本の現状、将来を思うときに、外務大臣の姿勢がいかに大事であるかと常に考えておる一人であります。それで、ただいまも極めて短い時間の中で大きな希望と期待を外務大臣に寄せながら幾つかの問題をお尋ねするわけであります。 その一つは、日本政府の対外的な政治姿勢といえば、その中核は何といいましても外務大臣でございます。特に沖縄の立場から外……
○喜屋武眞榮君 私は、大臣の所信に対する幾つかの質疑をいたしたいと思います。
まず初めに、日本の食料政策に対する大臣の基本姿勢についてお伺いいたします。
【次の発言】 第二点に、食料自給の現状と理想的なその姿勢についてお伺いいたします。
【次の発言】 主要食料に限定してくださいよ。
【次の発言】 少し足りない点がありますが、次に、日本における他の産業に対して農林水産業をどのように位置づけているか、このことについて。
【次の発言】 次は大臣にぜひひとつお尋ねいたしたいと思うんですが、亜熱帯地域というのは沖縄に限定されておるわけですけれども、沖縄の農林水産業に対しては日本農業の中でどのように位置……
○喜屋武眞榮君 沖縄戦が終わって生き残った私が大変困りましたことは、不在地主が多く出たということでありました。いわゆる山の地主や畑の地主、それが外国に行っていないとか本土に行っていないとか沖縄戦で戦死したとか、こういうことで非常に財産の管理に困った経験を身にしみて感じておりますが、そういうことが沖縄でも幾らでもございました。そうして、海外にあるいは本土に飛び出しておる県民もたくさんおりますので、その連中も、戦後帰ってきたのもおりますけれども、ほとんど帰らない連中は不在地主という形で管理されたということです。だから、地料を渡すにも非常に当局は困っておった実情があるわけなんですね。 そういうこと……
○喜屋武眞榮君 午前中はそれぞれのお立場で御高見を述べていただきまして、大変ありがとうございました。時間の関係上、問題を絞りまして一つだけお尋ねいたしたいと思います。 と申しますのは、私は沖縄でございますけれども、沖縄にも漁港はあるわけですが、特にこの席で申し上げておきたいことは、沖縄の漁港は、もちろん漁港としての使命もあるわけですが、避難港としての役割がほとんどであるとお考え願いたいということなんです。避難港の立場をとらされておるということなんですね。台風期になりますというと、南方漁業に出漁したすべての漁船は沖縄の漁港に集結をいたす、これが現状でございます。そうしますと、ますます沖縄の漁港……
○喜屋武眞榮君 あと七年で二十世紀は終わりを告げ、二十一世紀に突入するわけでありますが、顧みて、二十世紀の人類は主として陸上に産する資源、陸上資源に頼って今日まで生き延びてきたわけです。主としてというところに一つ重点事項があるということを申し上げておきます。 二十一世紀に向けての人類は主として海洋資源に頼って生きていくんだと言われておりますが、私もこれには同感をするものであります。 ところで、宮澤総理は二度にわたって私の質問に答えて沖縄に行くことを一応約束しておられるんです。ところが、総理の念頭には二つの未解決の問題が絶えずのしかかっておるように察せられるわけです。その一つはお察しするのに……
○喜屋武眞榮君 先般、沖縄で行われました植樹祭に大臣にははるばるおいでいただき、しかも植樹もしていただきまして、まことに御苦労さまで、ありがとうございました。
そこで、植樹祭における率直な御感想をまず承りたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 ありがとうございました。
植樹はそれぞれやっていただき、またやりましたが、そうすると、今後特に気をつけていかなければいけないことについて、どういう点を気をつけていけばよろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 琉球松という松を全般的に植えてもらったわけで、私もそうしたわけですが、ところが、松というものは非常に活着しにくい植物であると……
○喜屋武眞榮君 星川先生の後を受けて話題を展開しようかなとも思ってみたけれども、私が最後でありますので、一応最後らしくやらぬといかぬと思っております。 常にこういうことを私は考えています。農は国のもととだれしも言う。ならば、農民であってよかった、農家であってよかったという誇りと自信を持つそれぞれの国民でなければいけないんじゃないかということを絶えず考えておる一人であります。 問題を絞って準備しておりますので、時間の許す限り進めていきたいと思います。 まず、農林水産省が昨年六月に発表したいわゆる新政策はおおむね十年かけて我が国の農業を抜本的に構造の改革を行って、食料自給率の低下傾向に歯どめ……
○喜屋武眞榮君 まず最初に、私は沖縄の農業関係でキビ作の機械化の促進の問題について取り上げてみたいと思います。 今回、農業機械化促進法の改正案が提出されたわけでありますが、一九九二年・三年期のサトウキビの生産量は百十一万一千二百六十一トンになっております。この量は、復帰二十一年というんですが、復帰後最低を記録しております。復帰二十一年の中での最低の百十一万一千二百六十一トン。このように最低のサトウキビの収穫になっておりますので、非常に大きな問題として沖縄で今大騒ぎをしております。 その結果、農協などの生産団体では、現在各地区別に生産振興対策の話し合いを進めておる最中であります。また、生産農……
○喜屋武眞榮君 私は、宮澤総理に政治改革についてまず初めに聞きたいと思います。
佐川事件に端を発した政治スキャンダルの真相解明はどの程度進んでいると宮澤総理は考えていらっしゃるのか、まずそのことをあらかじめお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この事件の真相解明のための当予算委員会における証人喚問問題をめぐる自民党の態度は、失礼かと思いますが極めて消極的で非協力的であって、国民の信託に基づいて国政を審議、監督すべき国会の機能を著しく損なうものである。宮澤総理は自民党総裁としてその責任をどのように考えておられるのか、お伺いいたしたいと思います。率直な御回答をお願いいたします。
○喜屋武眞榮君 宮澤総理は、来月四月に訪米をなすってクリントン米大統領と会談をなされる予定であるとお聞きしておりますが、その会談の目的は一体何でありましょうか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 ぜひ訪米の目的を達成してくださることを期待いたしております。
既に宮澤総理は、再三沖縄県民には苦労をかけておるとおっしゃっております。その言葉が真実
の心から出たものであるとするならば、沖縄県民が今一番望んでいることをかなえてくださることではないかと私は思います。
沖縄県民が心から望むこと、それは在沖縄米軍の撤退と在沖縄米軍基地の早期返還、撤退と早期返還であります。幸いに、今度の宮澤総理の会談の相手……
○喜屋武眞榮君 今国会は国民の政治不信を浄化するという意図でスタートしました。間違いがないと思っております。ところが、事実は、日がたつにつれてますます国民の政治不信はエスカレートし、今や政治家不信にまでエスカレートしておることを私は聞いております。これも間違いのないことだと私思っております。
そのようにして、日がたつにつれてこの国会は政治不信からエスカレートして政治家不信に高まりつつあるこのごろ、総理はいかが受けとめておられるでしょうか、まずお聞きします。
【次の発言】 では次に、具体的に問いを二、三進めてまいりたいと思います。
まず総理に対して、米国の日本に対する貿易黒字批判と内需拡大の……
○喜屋武眞榮君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの肥田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に木宮和彦君を指名いたします。(拍手)
○喜屋武眞榮君 大分時間もたちましたが、できるだけはしょって申し上げます。 それは、沖縄に組踊り劇場を設置することについての要望であります。第三次沖縄振興開発計画の第三章「部門別の推進方針」の第八項に「教育及び学術・文化の振興」がうたわれ、さらにその項目の一つに「文化財の保護及び学術・文化の振興」ということが挙げられております。そして、その中には「組踊等伝統芸能の上演施設や沖縄の地域特性に配慮した芸術劇場、博物館、美術館、公文書館等文化施設の整備を進める」と明記されております。 ところで、沖縄県は本年五月二十六日付の国立組踊り劇場、仮称でありますが、の設置についてと題する県知事名の要望書を……
○喜屋武眞榮君 大臣にお尋ねいたしたいと思います。
漁港整備につきましては、第八次計画に比較しまして、九次計画については計画した港数が減少しておる。このことははっきりいたしておりますね。その理由は一体どういう理由であるか。漁港整備が遅滞なく進捗する万全の計画と整備がなされるよう切望するものでありますが、それに対する政府の見解、取り組みをお聞きしたい。
【次の発言】 沖縄の場合は、地理的条件から非常に重要な位置を占めておるわけですが、それだけに国の方針としても、特に沖縄における漁港の整備については日本の漁港の整備という観点から大きな役割を果たしておるわけでありますので、そういう配慮を十分発揮し……
○喜屋武眞榮君 大臣にお尋ねいたします。
資料によりますと、この二十年の間に農業従事者の数は半減し、著しく高齢化が進行しているようであります。一体このような状態で日本農業の将来に明るい展望が開けるのであろうか、また、このような状況の中で将来の食料の安定供給と自給率の向上は確保できるであろうか、甚だ危惧の念を抱かざるを得ません。この点に関し大臣はどのように考えておられるか、まず御所見を承りたい。
【次の発言】 もう一問、お尋ねいたします。
農林水産省が設置した新普及事業研究会の平成五年十二月の報告書、新政策に即した普及事業の転換の中で、普及事業の重点化の方向の一つに、経営感覚にすぐれた経営体……
○喜屋武眞榮君 私は、最後でありますから、時間がわずかですから、どうかひとつ辛抱してください。 まず第一問は、国際司法裁判所に対する陳述書の問題についてであります。 総理にお尋ねします。 政府は、核兵器は実定国際法に違反しないという法解釈を変えるつもりはないと言われておりますが、それは核兵器が使用されることを容認する立場、肯定する立場をとるということだと思いますが、そうだとするならば、唯一の被爆国であり、五十年前に広島、長崎において多数の非戦闘員である一般国民を死傷させ、二度とこのような惨禍を繰り返さないいわゆるノーモア・ヒロシマを誓って国家を再建してきた我が国の政府がとるべき態度でない……
○喜屋武眞榮君 私は、まず初めに沖縄の米軍基地の削減縮小の問題について総理にお尋ねいたします。 先日、六月十三日の当委員会において、私が羽田総理に沖縄の米軍基地の整理縮小の問題についてお尋ねいたしましたところ、羽田総理は、外務大臣のときからこの件に関して御努力されておられるとの御答弁がありましたので、その御努力に対しては心から感謝を申し上げます。 ただ、その際の御答弁の中で、安全保障条約というのがスムーズにいくためにはやっぱり住民の方の理解というものがなくてはならないだろうというふうに考えております、とのお言葉がありました。私はこのところを少し意見してみたいと思います。 歴代の政府が常に……
○喜屋武眞榮君 村山総理が昨二十三日から東南アジア四カ国歴訪の旅に出発されました。村山総理はそこでアジア重視の基本姿勢の継承を表明されるとのことであると聞いております。しかしながら、アジア新時代を念頭に置いた日本外交の新たな指針を打ち出すには至らないようだとの観測がなされておるのでございます。 思うに、日本が現在の対米追随外交から抜け出して真に主体的な自主独立外交を展開するためには、近隣のアジア諸国から本当に信頼される国、警戒感を持たれない国となることが必要不可欠であると考えます。日本がそのような国家になればアジア諸国はアメリカの軍事的プレゼンスを求めなくなるでしょう。そのためには日本はどう……
○喜屋武眞榮君 問いの一つは、社会保障制度審議会は本年三月七日の農林水産大臣への答申の中で、
年金制度を長期にわたり安定的に運営していくためには、給付と負担の両面について、的確な長期見通しをもった年金財政計画を策定していくことが必要である。年金制度の一元化を控え、国民の理解を得るため、共通の基準に基づく財政計画をできるだけ早く明示することを求めたい。と注文をつけています。
この答申に対して大臣はどのように対処されたのか、年金財政計画についてまずお伺いしたい。
【次の発言】 もう一問、今回の一連の年金改革法案のうたい文句は、六十歳引退社会から六十五歳現役社会へ人生八十年時代にふさわしい年金制……
○喜屋武眞榮君 私は、四名の参考人の方々に同じ質問を一問だけお伺いいたします。 と申しますのは、今後本改正法が施行された場合に、運用上特に留意すべき点ほどういうところだとお考えなのか、それぞれお一人三分以内で御所見をお聞かせください。お願いします。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。