喜屋武真栄 参議院議員
15期国会発言一覧

喜屋武真栄[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-12期-13期-14期-|15期|-16期
喜屋武真栄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは喜屋武真栄参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
喜屋武真栄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

喜屋武真栄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1989/12/13、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 先ほどから北方問題、沖縄問題を誠意で取り上げておられる。私は、非常に敬意を表して今ここに立っております。私も声を張り上げたいんですが、これ以上声を張り上げますと空気汚染につながるといけませんので静かに質問いたしたいと思うのであります。  まず、申し上げたい一つは、私、去る十一月十日の参議院の決算委員会で、第二次大戦終了間近のころ、沖縄八重山で日本軍の命令によってマラリアの有病地域に強制疎開をさせられて、そのために三千名余の命が消えた。これは何が何でも国家補償の必要がある、正常に物を考えるならば当然国家補償に値する悲劇であると私は思っております。そこで、私はその決算委員会で厚生省……

第116回国会 決算委員会 第2号(1989/11/10、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、大気汚染と気候変動に関する閣僚会議について環境庁長官にお尋ねしたいと張り切っておったわけです。ところが、ただいまも、また先ほど来そのことに対する御見解が述べられましたので、時間の都合もございますので質疑は抑えることにしまして、このことだけは、失礼かと思いますが、私きちっと申し上げておきたい。  当初環境庁はオランダ政府の宣言案に賛成の立場だった。ところが、通産、外務両省の反対と米国政府の方針に追随をしてオランダ政府案に反対の修正案を用意して臨まれた、こうお聞きしております。そこで問題は、経済優先の結果地球環境が悪化してもやむを得ないと考えておられるのか。もしそうだとすれば……

第116回国会 決算委員会 第7号(1989/11/29、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は持ち時間が少のうございますので、言葉を選んで、一秒も大事にしたい、こういう気持ちでお尋ねしますので、よろしくお願いします。  まず法務大臣にお尋ねしますが、私は、最近沖縄県内で続発しておる米軍関係者による犯罪に対して、県民の人権擁護の観点から質問します。  県内の米軍関係者の犯罪は、先月に表面化しただけでも、十月十五日に北谷町の瑞慶覧基地で民間地域を歩行中の少年に短銃が向けられた事件。十月二十九日未明に金武町で新聞配達中の婦人が米兵に殴られる事件。さらに、十月三十一日に嘉手納基地周辺でエアガンによる発射事件が数件起こり、撃たれた人が手術する事態にまでなった事件。また、今月に……

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第1号(1989/11/08、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 ただいまから土地問題等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの井上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に福間知之君を指名いたします。(拍手)

第116回国会 土地問題等に関する特別委員会 第8号(1989/12/08、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、時間の関係で沖縄の土地問題に絞りたいと思います。  沖縄の土地問題は土地高騰とそれに付随する赤土汚染とさらに軍事基地の返還、こういう流れになるわけであります。  まずお尋ねしたいことは、沖縄の土地高騰についてどのように認識しておられるのか。そしてそれに対する対策はどのように考えておられるか、まずそのことをお聞きしたい。
【次の発言】 今御答弁願った那覇市と恩納の問題、御指摘のとおりでありまして、那覇市の場合には六・八倍高騰しておりますね。そして恩納の場合、特にリゾート地区の立場から約十倍、一・五から十・六倍にアップしておりますね。こういう状況から住宅用地の確保がまさに困難……

第116回国会 農林水産委員会 第2号(1989/11/17、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は農水大臣への質問初めてでございますので、時間の関係もございますので、次のことをまず大臣にお尋ねいたしたいと存じます。  それは、結論を先に申し上げますと、沖縄の農林水産開発振興についてどのようなお考えを持っておられるかというその結論でありますが、ところがその背景としてぜひ次のことを申し上げて、その御理解の上に立って答弁をして、また実践していただきたい。  そういう願いを込めて、まず第一点は、戦後四十四年、復帰十八年目、ところが戦後処理もまだ十分なされていない、これが第一点。そこで、沖縄振興開発特別措置法の第二次振も二年後に追っておるわけなんですね。第三点は、我が国における唯……

第116回国会 農林水産委員会 第3号(1989/11/21、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 大変ありがとうございました。お礼の心を込めて、御三名に持ち時間お尋ねいたしたいと思います。  まず、辻参考人にお尋ねしたいことは、八千名の村人が三千名に減った。その活性化に大変御苦労していらっしゃるお気持ちよくわかります。  そこでお尋ねいたしたい第一点は、この法案ができました場合に何を期待されるのか、いわゆるメリットですね。何を期待しておられるのか。また、注意すべきこれはと思うデメリットですね。メリットは特にどういう点をお考えですか、デメリットはまたどういう点をお考えですか。  それから山本参考人に対しては、この法案の中ではこういうことが気になります。一つは、国土保全に対して……

第116回国会 農林水産委員会 第4号(1989/11/28、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 政府は、森林の総合的利用促進のために、昭和四十八年以降第二次林業構造改善事業、越えて昭和五十五年以降新林業構造改善事業等を実施しておられます。これは多面的な林業経営によって林業者の所得の向上、就業機会の増大、森林の保健休養機能の発揮ということであるわけです。  そこでお尋ねしたいことは、この目的に沿うて所期の目的を達成してきたと判断なさるのか、いかがでしょうか。
【次の発言】 発展的という意欲のもとに、今度の提案もなされたと理解するわけです。  ところで、政府は第百十四国会に提案予定をしておられたわけですね。その趣旨からしますと、森林の高度利用を図り、森林の総合利用を促進するた……

第116回国会 農林水産委員会 第6号(1989/12/12、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私はきょうの質問で、ぜひこれこれお聞きしたいと五つ問題を用意してきました。ところが、皆さんの御質問によって大分解明されましたので、これは触れないことにいたします。ところで、まだ触れておられない二つの問題については、どうしても、大臣を中心にここで明確な御答弁をお願いしたい、こういう願いを込めてこれから申し上げたいと思います。  まず第一点は、沖縄に関する問題からすぐ触れたい。それは沖縄における農林年金給付の問題であります。  戦争に敗れたドイツあるいはイタリーでさえも国民に対する義務はちゃんと果たしておる。なのに経済大国という日本が、国民への義務、しかも戦後処理さえもまだ十分なし……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 沖縄開発の目標には三つの柱があるわけでありますが、一つは平和の沖縄、二つは豊かな沖縄、三つは活力ある沖縄、こうあるわけですが、私は時間の都合上、特にきょうの委員会の目的にも照らして豊かな沖縄という一点に絞って二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず第一点は、昭和六十三年の六月に開設されました自由貿易地域の問題につきまして、その現況、そしてその課題と今後の見通し、今後どう発展されるべきであるかということについて御見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 ぜひひとつ所期の目的が達成しますよう御努力を願います。  次に第二点として、沖縄県の産業構造は、全国に比べて特に第二次産業……

第118回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1990/05/31、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 かつて佐藤総理は、沖縄が返還しない限り我が国の戦後は終わらないという名言を申された。私は思うんです。北方領土が返らない限り日本の戦後は終わらない、こう信じております。  その所見を持っておるわけですが、ところできょうは、きのうの続きとしまして、平和の沖縄をどうしても取り戻さなければいけないという点から戦後処理の問題、問題は六点あります。お願いしたいことは、御返事はるる要りませんから数字的に簡潔に答えていただきたい、まずこのことを要望しておきます。  まず第一に、開発庁に不発弾の処理の問題、平成元年度から広域地区探査発掘事業がスタートしておりますが、平成元年度の処理された量は幾ら……

第118回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1990/07/05、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 七分間に三問お尋ねいたします。  まず大臣に、米価決定の手順と申しますか、それは一つに、食管法第三条に米の再生産を確保すると明記されておるわけです。それに基づいて二番目に、算定方式によって計算をされる、そして三つ目に、米価審議会の審議を経て大臣が答申を受ける、四つに、持ち回り閣議によって決定される、こう承っております。ところが、そのようなプロセスが一部政治決着によって壊されておると思われてなりません。そのことについて、大臣はどのような所見をお持ちでしょうか。
【次の発言】 次に、沖縄の水稲の作付面積は、昭和四十五年には四千四百二十ヘクタール、これが昭和六十三年には八百六十八ヘク……

第118回国会 農林水産委員会 第2号(1990/03/29、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、持ち時間がわずかでありますけれども、歴代の農水大臣に初めての質疑をいたす場合に必ず確認しておることがございますので、よってきょうも農水大臣にまず次のことを尋ねたいと思います。  それは、確認したいということは、いみじくも農水大臣が農は国のもとである、こういうことをおっしゃったわけなんです。そのことについて、もし国のもとということが事実であるならば、必ずその農のもとを担う、農民、農家が誇りを持ってそして意欲的に農業に携っていく。そうして、農民であって農家であってよかったという誇りを持って生活の裏づけもある、こういうことでなければ、その農のもとということは、これは絵にかいたも……

第118回国会 農林水産委員会 第3号(1990/03/30、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は初めに、去る三月二十六日に審議した農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部改正案に関連して、二十六日の委員会で質問を予定しておったんですが、本会議の都合に合わせるために一応取り下げてきたいきさつがございます。それで、長い時間をかける必要はないと思っておりますので、要望を兼ねて確認しておきたいことを最初に申し上げます。  まず開発庁に確認したいことは、沖縄県の農林漁業基金は沖縄公庫が貸し付けることになっておりますが、今回の改正で創設される土地利用型農業経営体質強化資金が沖縄公庫にも創設され、サトウキビ作をその対象とすべきであると考えるわけですが、そのように考えてよろしい……

第118回国会 農林水産委員会 第5号(1990/04/24、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、きょう途中で、申しわけありませんでしたが中座もいたしておりますので、今まで皆さんがいろんな角度から御質問くださったと思っております。そこでなるべく重複を避けて、恐らくこのことはだれも触れなかったであろうこう言える問題を中心に始めたいと思います。だれも触れなかっただろうということは、結局沖縄の問題ということなんです。  それで私は、何としても沖縄の取り残された問題をまずお尋ねをして、そして短い時間でありますけれども、またその他も四、五問用意いたしておりますので、進めたいと思います。  まず、沖縄問題を申し上げる前に、何としてもそのバックとして知っていただかなければいけない、……

第118回国会 農林水産委員会 第7号(1990/05/29、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、尊敬申し上げ期待を申し上げております農水大臣に率直に御見解をまず承りたいと存じます。  と申しますのは、あと十年すれば二十一世紀になるわけでありますが、二十世紀における地球上の人類は、主として陸上で生産される産物を食べて生きてきた。もちろん海産物も食べておりますが。ところが、二十一世紀は主として海産物に頼っていく宿命を持っておる、こう私は聞いております。してみれば、沖縄という土地は、面積からすると日本本土の百分の一以下である。ところが、領土という観点からしますと、いわゆる二百海里を基準にするならば、まさに沖縄は日本本土の二倍以上になると私はとらえております。このことなんで……

第118回国会 農林水産委員会 第8号(1990/06/01、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、本論に入ります前に次のことを申し上げておきます。  歴代の農水大臣は、農は国のもととおっしゃっておられます。そのとおりだと思います。ところが事実は、国民の声としては農は国のもとと言われておるけれども、現実は農政はないんだ、いわゆるノー政だ、こういう悪評もなきにしもあらずなんです。それは考えてみると見方はいろいろあるわけですが、敗戦のときの流れの中から国際分業論が主軸をなして今日に至っておる。そこで私は思うんです。国内分業論という見方も一応考えてみたらどうだろうか、こう思うわけなんですが、これに対してはコメントは求めません。ただ、私見として申し上げただけでございます。  次……

第118回国会 農林水産委員会 第9号(1990/06/14、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 市民農園整備促進法案につきましては、これは我が国の農業政策の上からも、また土地政策の面からも極めて有意義な法案であると理解いたしております。したがいまして、この法案に賛成であるという意思表示を最初にいたしまして、問題はこの法案が、いつものことですが、私のふるさと沖縄にも十分機能し有効に活用されることを期待するものであります。  と申しますのは、泣き言を申し上げるわけではありませんが、四十五年前のあの沖縄戦争におきまして、自然、地上物件も含めて九六%が壊滅したわけであります。したがいまして、一木一草、自然も含めて、地形も含めて砂漠化した、こういう終戦直後の言葉でありましたが、さら……

第118回国会 予算委員会 第9号(1990/05/18、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 総理にお尋ねします。  今、命ぞ宝という沖縄の心を日本国民を初め全世界に向かって訴えておりますが、総理はそのことを御存じでしょうか。
【次の発言】 そのとおりです。命こそ至上の宝であるというこの言葉をぜひ肝に銘じてください。  そこで、恩納村のキャンプ・ハンセンに、村民が今一体となって体を張って長期座り込みの抵抗を押し切って、強引に米軍都市型戦闘訓練施設が設置されました。去る十六日、訓練が強行されたのでありますが、このことについて総理はどのようにお考えか、伺いたい。
【次の発言】 米軍がどう言おうが、日本政府がどう弁解しようが、断じて県民の立場から受け入れるわけにはいきません。……

第118回国会 予算委員会 第18号(1990/06/05、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、時間の関係上質問は極めて簡潔でございますので、明快に答えていただきたいことを希望します。  まず、総理に。  チェイニー米国防長官が去る四月十九日議会に提出した「アジア・太平洋地域の戦略的枠組み」という報告については御承知でしょうか。
【次の発言】 それでは尋ねますが、同報告では今後十年間を三段階に分けて米軍の勢力を徐々に削減するとしており、在日米軍については第一段階、一年から三年後に地上軍と一部の支援航空部隊は特に沖縄で削減すると、具体的には五千から六千名程度の人員を削減するとしておりますが、この米軍の方針について政府はどのような見解を持っていらっしゃるか、お聞きしたい……

第118回国会 予算委員会 第20号(1990/06/07、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私はまず総理に沖縄の戦後処理について質問いたします。  戦後四十五年、今月二十三日には沖縄全戦没者追悼式が行われることになっておりますが、総理も参列をされることについて検討しておられると承っておりますが、沖縄の山野や海底にはいまだに数千柱の未収骨の遺骨が眠っており、またいまだに数千トンと推定される不発弾が埋まっております。また八重山地方には戦争マラリア犠牲者の遺族補償の問題があり、沖縄と本土との厚生年金格差問題も未完全解決のまま残っております。  あと十年後になりますと二十一世紀を迎えますが、この戦後処理問題は二十一世紀まで持ち越されずに処理、解決してもらいたいと願うものであり……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1991/04/09、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 北方領土の問題につきましては、沖縄が復帰して十九年、二十年に差しかかっておるわけですが、沖縄の変革、さらには北方領土の返還なくして我が国の戦後は終わらない、こう認識して、北方領土の返還に沖縄県民も前向きで取り組んでおるということを御理解願いたいと思います。  次に、開発庁長官にお尋ねしたいんですが、沖縄の振興開発を図る上で、在沖米軍基地の存在を国はどのように認識しておられるかということをまずお聞きしたい。
【次の発言】 関心だけではだめで、事実は何よりの真実であると私はいつも言うのでありますが、その事実を明確にお聞きしたかったんですが、時間の関係でその事実を確かめるために一点伺……

第120回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1991/07/04、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 時間の関係もありますので、大臣に確かめたい二つの疑点がございますが、その前に、大臣を激励するという私の気持ちを最初に申し上げておきたいと思います。  まず第一点は、大臣が米問題で明け暮れ苦悩していらっしゃることがよくうかがえます。ですが、静かにかいま見ますと、心の動揺も喜屋武眞榮にはうかがえます。政治は妥協の産物であるとも言われますが、私は、外交は駆け引き、妥協では許されない、国の興亡に関することでありますから断固、死を賭してとは申し上げませんが、少なくとも職を賭して国民の意思を貫いていただきたい。これが私の大臣への心を込めての激励の言葉だと受けとめていただけばありがたいです。……

第120回国会 農林水産委員会 第4号(1991/03/26、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 けさから皆さんそれぞれのお立場で質問をされましたが、私は特殊事情下にいまだに置かれておる沖縄県の農業問題について、まず大臣に次のことをお尋ねしたい。  沖縄県の農林水産業の振興策に関する根本的問題に対する御見解をあらかじめお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいま述べてくださった御見解は一応の、私をして言わしめれば一般論の御見解だと私は理解いたしたい。特殊事情下にある沖縄への認識をさらに正しく深めていただきたい願いを込めて次のことを申し添えておきたいと思います。  沖縄を論ずるならば、何といいましても、今さっきおっしゃっておられた我が国唯一の亜熱帯地域である、二つには無限……

第120回国会 農林水産委員会 第5号(1991/03/28、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 御苦労さまでございます。せっかくの機会ですので簡単にお尋ねいたしたいと思います。  まず、それぞれに一問ずつ。鈴木参考人に対しては、事業費の一部を市町村に負担させることについてどうお考えでしょうか。  それから、野田参考人に対しては過疎化の現状を、簡単でようございます。  今村参考人に対しては、自給自足の原則から、農業、工業、商業、農工商のバランスがどういう状態にあることが適切でしょうかと。  次に正木参考人に対しては、換地事業をお進めになる前提において特に困難な問題点あるいは障害になる点をお聞かせ願いたいと思います。

第120回国会 農林水産委員会 第6号(1991/04/09、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、実は最初に第三次土地改良長期計画の進捗率をお尋ねしたいと思っておったわけでありますが、先ほどの御質問でその内容が明確になりましたので取り下げたいと思います。思うことは、やっぱりそうだったのかという一言であります。  それではお尋ねしたい第一問は、今回の法改正における市町村の事業費負担の導入は、農村の混住化の進展による土地改良事業の公益的機能の拡大、それから市町村が実際に事業費負担をしていたという実態を踏まえてということでありますが、沖縄や離島の場合はかなり条件が違うと考えております。この点、全国画一的な考え方で市町村の事業費負担を行うべきではない、いけない、こう考えておる……

第120回国会 農林水産委員会 第8号(1991/04/18、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 大変御苦労さんでございました。御礼の気持ちを込めて一問ずつお願いをいたしたいと思います。  そこで、まず岸参考人にお伺いしたいことは、先ほどのお話の中に十年前から住宅建築に非常に力を入れておるとおっしゃっておられました。そのことと自給自足の立場からはどうなっておるでありましょうか、いわゆる住宅建築に結びつけた資材。  それから大内参考人、きょうは久しぶりにお目にかかり大変お懐かしゅうございます。先生には終戦後、沖縄の林業、畜産にいろいろと御指導をいただいております。この場を利用というのは当を得ないかもしれませんが、お許しを願いたいと思います。大内先生には、特殊事情下にある沖縄の……

第120回国会 農林水産委員会 第9号(1991/04/23、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は忘れないうちに大臣にまずお聞きしたいことがございます。  実はおととい、ある場所でこういう話を聞きました。きょうの委員会とも無縁ではないと思っておりますので……。二十世紀の人類は主として陸上に産する資源を食べて生きてきた。二十一世紀に向けての人類は海洋資源を食べて生きなければいけない、こういう方向になりつつある。おもしろいなと思って実はおととい聞きまして、このことに対して大臣の私的見解でも結構でありますからお聞きしたい。
【次の発言】 時間も短うございますので、沖縄における立ちおくれの流通機構の問題も、その体制の整備が大変立ちおくれた。しかも多品目、少量生産が一般的であるこ……

第120回国会 農林水産委員会 第10号(1991/04/24、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 参考人の皆さん、大変御苦労さんでございました。お礼の気持ちを込めて四名の方にお尋ねいたします。  まず渡邊参考人に、さっきのお話の中で年々収入が上昇してきた、好調に向かった。その原因はいろいろございましょうが、あなたとされて大きな原因は何であったと御判断なさいますか。  次に、大場参考人に対しては、地方競馬の場合に、今日は軌道に乗っておるが、ある時期はばらつきがあった。その原因は何であったと思っていらっしゃるでしょうか。  次に、佐藤参考人に伺います。失礼ですけれども、乗馬の経験がおありでしょうね。イエスかノーかそれだけでいいですが、乗馬の経験をお持ちでしょうね。

第120回国会 農林水産委員会 第11号(1991/04/25、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、御質問を申し上げる前に、次のことを明らかにしておきたいと思います。  まずそのことは、私自身スポーツを愛好しております。次に、きょうの疲れをいやし、あすの活力を養うという真のレクリエーションを愛好しております。常に青少年の健全育成ということに重大な関心を持っております。そして、幸か不幸か知りませんが、我が沖縄には競馬の歴史がございません。競馬場もありません。ただし、二百メートルを折り返す直線の乗馬と、これは馬場と言っておりますが、それがございます。  それで、けさも早朝来皆さんの御質問を非常に興味深く聞いておりましたが、このような日本の競馬とは関心の薄い沖縄でありますけれ……

第120回国会 予算委員会 第11号(1991/03/28、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、まず総理に念を押したいことがございます。  と申しますのは、今十三都道府県で知事選挙並びに統一地方選挙が展開されております。我が沖縄県では去年知事選挙が行われまして、十二年ぶりに革新県政を実現したわけです。  ところで、沖縄県の施策に対して総理が、あるいは政府が、冷たい態度や、ずばり言いますと差別をするようなことがあってはいけないと思うんですが、県民の不安でありますので、まず見解をお尋ねいたします。
【次の発言】 もっと前向きにお答え願いたかったのですが、残念であります。  次に、開発庁長官に尋ねます。  平成三年度は第二次沖縄振興開発計画の最終年度に当たるわけですが、第……

第120回国会 予算委員会 第17号(1991/04/08、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、最初に群発地震についてお伺いいたします。  今、沖縄県の西表島の付近で群発地震が起こっておりますが、去る三月三日から十二日まで東大、東大、琉大の合同調査団が現地で集中観測をした結果が文部省に中間報告されました。その概要についてまず文部省にお聞きして、そして、西表島周辺の防災対策について不安はないのかどうかということについて、消防庁長官にコメントを求めたいと思います。
【次の発言】 天災は忘れたころに起こるとか、偶発事故というのは安心したときに起こるとも言われているとおり、人命に関するそういった不安にたえない事件に対して、どうか十分なる対応をお願いいたしたいと思います。  ……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 時間が短うございますので、私は幾つかの問題に対して確認をする、こういう気持ちでお尋ねいたしたいと思います。簡潔にお答え願いたいと思います。  まず、質問に移ります前に私の言いたいのは、法は国民を守るためのものであって役人を守るためのものではない。ならば、もし現行法に不備があるならばそれを改正し改めるべきである。もし法がないならばいち早く法をつくるべきである。例えば八重山のマラリアの問題にしても、今さら遅疑逡巡する問題ではないと思う。いち早くその事実を確認して裏づける法をつくって救済すべきである。  また、先ほど来の皆さんのお話、長官その他の方々の御答弁を承りまして、沖縄の自主経……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号(1991/09/03、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私がきょうの最後でございますので、委員の皆さんも総理も大蔵大臣もいましばらく御辛抱をお願いいたします。  率直に申し上げまして、きょうの昼からの委員の質疑に対するお二人の応答、これを私なりにじっと聞いておりましていろいろと考えました。一体自浄能力があるんだろうかという不安であります。それはもう病膏肓に達しておると言いたいぐらいのハチの巣をつついたような状況ですね。  それで、私も実は四つの問題を、いわゆるがん細胞の核に当たると私なりにそう思って四つの問題をぜひじかに解明したいと用意しておりましたが、どうも時間がこなせそうにありませんので、できるだけその問題の核心に触れてお二人の……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は参院クラブの喜屋武具榮でございます。  今回の証券各社の補てん体質とも関連いたしますが、田渕証人に伺いたいと思います。  野村証券は、国鉄から民営化されたJR各社の短期資金の入札に応じ、またCDあるいは債券現先などの売買を通じてその運用に協力しておられるかどうか。また、運用レートは市中平均のレートを上回っているかどうかお尋ねしたいんです。  私の調べでは、市中平均を二%以上も上回る相当高いレートに応じられたこともあると聞いておりますが、それはなぜですか。それは将来のJR株の上場の際の主幹事会社をねらってのことではないのでしょうか。いかがでしょうか。明確にお答え願いたい。

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号(1991/09/05、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 参院クラブの喜屋武眞榮でございます。  橋本頭取にお伺いいたしますが、赤坂支店の巨額不正融資事件を初め、今回の富士銀行の一連の不祥事がなぜ事前にチェックできなかったのか不思議でなりません。その要因はどこにあると認識しておられるのかということについて、まず第一点としてお伺いします。  特に、貴行の内部監査体制はどのようになっておるのでありましょうか。会計監査はもちろんのこと、業務監査についても常任監査役に対する取締役の報告義務は十分に果たされているのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 参院クラブの喜屋武眞榮でございます。  私は、巽頭取に伺いますが、イトマンとその主要子会……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号(1991/10/02、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 株についてはずぶの素人でございますので、当たらずとも遠からずというお気持ちで答えていただければ幸いと思います。  まず、この証券及び金融問題に関する本特別委員会は、大口法人顧客に対する証券会社による損失補てん問題だけでなく、証券界と暴力団との関係、東急株、本州製紙株などをめぐる株価操縦の問題、日本有数の銀行を舞台とする架空預金、不正融資の問題等々に見られるように、これまでの大蔵省の証券行政、金融行政の根本に触れる問題があるということで調査を進めてまいった次第であります。  大蔵大臣も委員会の冒頭に、まずこうした特別委員会を院に設置してもらわねばならない事態を惹起したこと、その中……

第121回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1991/10/17、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私、朝から皆さんの御討議をお聞きしまして、大変申しわけないなと、こういった同情の気持ちでいっぱいでございます。台風九号、十七号、十九号の被害がこんなにも日本列島を総なめして被害が大変であるということを今さらのように再確認いたしたわけでございます。申し訳ない、御同情にたえないというこの気持ちは、台風と言えば沖縄は台風銀座だと言われております。何か沖縄を原点にして本土に台風を追いやったような気持ちもいたしまして申し訳ないと申し上げたいような気持ちでございます。  ところで、戦前、戦中、戦後の台風の進路が変わってきておるわけでありますが、南方で発生した台風眼が北上しまして沖縄本島を直……

第121回国会 農林水産委員会 第2号(1991/09/26、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、大臣初め関係者の皆さんに念を押すという気持ちで時間の間でお尋ねをいたしたいと思います。  まず一つは、大臣にお尋ねしたいことは、さきの四極通商会議では、ウルグアイ・ラウンド交渉の年内終結に向けて十一月までに交渉分野全体にわたる包括附な合意について一致したと報道されております。そこで、我が国としても包括合意形成に向けて作業が開始されるでありましょうが、その際、農林水産省としてはどのように取り組むつもりなのか、その取り組み姿勢をお伺いすると同時に、また、関税化提案が農業交渉の軸となれば、我が国の基礎的食糧である米の市場開放に道を開くことになります。米の市場開放に対しては三度に……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第1号(1991/11/05、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 ただいまから国際平和協力等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの矢田部君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に後藤正夫君を指名いたします。(拍手)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、持ち時間も短うございますので、言葉を整理し、そして宮澤総理大臣の衆議院における三回のこの問題の論議を主として拾い上げて質問いたしたいと思います。  まず、相当時間かけてこのPKOの問題が論じられておりますが、国民は憲法に違反する自衛隊を海外にまで出すことにははっきりノーと言っておると断言したいのであります。宮澤総理は、この現実をまず直視しなければなりません。  それにしても、これまで行われてきた政府の答弁は、何ともわかりにくいのであります。自衛隊の海外派兵は違憲だと言っていたのに、戦闘になりそうになれば撤収するから合憲だと言い、武力の行使を武器の使用と殊さら区別し、国連事……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/12/18、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 去る六日の質疑において、私は、沖縄県民の犠牲と我慢の上に日本は立派な国際貢献を果たしていると、こう指摘して、こうした沖縄の現実を見ていただくため、総理が沖縄を訪問されるよう要請いたしました。これに対して宮澤総理大臣は、「戦後今日まで日本の安全は実は沖縄の方々の御苦労の上に成り立っている、私はそれを非常に恩義に感じております。我々としてもそれに報いるところがなければならない」と述べられましたね。そしてさらに、「沖縄のために何なりと役に立つことはいたしたい、また一度現地にも行かせていただきたい」と申されました。  宮澤総理大臣に改めて要請いたします。ぜひ沖縄に一度来ていただきたい。……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/12/20、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 地球は刻々平和の方向に激動しつつあるわけですが、私は、初めに総理に、PKO法案について質問をいたす前に次のことをお尋ねします。  韓国は核不存在宣言を行いました。これはもちろんアメリカとの了解のもとに行われたわけでありますが、私ども沖縄県民にとってうらやましい限りであります。これより先に、ブッシュ大統領は戦術核兵器の一方的廃棄を宣言しております。こうしたことから考えますと、アメリカのNCNP、いわゆる核兵器の存在を肯定も否定もしない政策は変更されたといって、いいのではないでしょうか。総理、韓国の場合は決して例外措置で はありません。そしてまた、日米間には事前協議制度があるからと……

第122回国会 農林水産委員会 第1号(1991/12/03、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 大臣、私が最後でございます。お疲れでありましょうが、しばらく御容赦を願いたいと思います。  最後と申しましたが、最後の質問というのは、前の方々がみんな一つ一つ抜き取っていただいて大変質問もしにくいのでございます。準備はしてございますが、ダブる必要はないと思っておりますので、間引きをして二、三御質問をいたしたいと思います。  何と申しましても、ウルグアイ・ラウンドの問題、米の問題については触れざるを得ませんので、その点でこういう世論といいますか、アメリカの場合、アメリカにおける本当の声と申しますか、政府は日本政府に米の自由化を迫っておるが、アメリカの米作農民は日本の立場をよく理解……

第122回国会 農林水産委員会 第2号(1991/12/19、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 きょうは、実は前半は私PKOの委員会七兼ねておりましたために失礼をいたしております。それで、前半もきっとウルグアイ・ラウンドの問題、米の自由化の問題でお尋ねがあったと察せられますが、後半お聞きしましてもそのとおりでありますのでも、念には念を入れよ、執念深くどいう言葉もありますとおりで、目的を達成するためにはさじを投げるわけにはいかない、こういう気持ちでお尋ねしたい。  第一点は、やっぱりウルグアイ・ラウンドの問題です。それが二十日にはたたき台としての結論が提示されるということもお聞きしておりますが、そのことはさておいて、これだけ委員の皆さんも回数を重ねて、それぞれの立場でお尋ね……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1992/03/26、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 きょうは早朝来、復帰二十年の締めくくりをどうするか、こういう観点から熱烈な質疑が交わされまして、大変うれしくありがたく思います。  そこで、伊江長官にまず最初に要望したいことは、どうか政府内においていかに県民の願いをみんなのものにしていただくかというその先頭に立って頑張っていただきたい。その決意をきょうの委員会でのお一人一人の要望を完全に消化して打ち上げていただきたい、このことを最初に申し上げておきます。  それで、問題を重複する必要はありませんので、私は次の観点から申し上げたいと思います。  今日まで復帰二十年の間に沖縄振興開発事業費の総額は三兆三千八百四十億ですね。問題は、……

第123回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1992/04/06、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 初めに、国民の要求はいろいろさまざまございます。それを受けて、国は一たん国民と約束したことは少なくとも履行してもらわなければ困る。こういう点から一つの問題を申し上げます。  約束したことは何かと申しますと、一年前に沖縄の恩納村に設置されている都市型訓練施設、この都市型訓練施設を恩納村から移すことを村民と約束しておることは御存じだと思うのです。ところが、国はうそをついている、うそつきであると言って村民は激高しております。  これを見てください。「年度内移設実現されず  都市型訓練施設」「国は約束を破った 住民ら新たな闘争の構え」、こう怒り心頭に発しております。  どうして約束した……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第1号(1992/01/24、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 ただいまから国際平和協力等に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの矢田部君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に下条進一郎君を指名いたします。(拍手)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1992/04/28、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 我が国が国際貢献をしたい、国際貢献そのものは大変これ結構、いいことだと思っております。それがPKOとPKFの問題だと私は思います。  ところで問題は、のど元過ぐれば熱さを忘るという言葉もありますが、日本人が、我が国が本当に国際貢献をするという前提には、国民に対してもそして外国に対しても理解と信頼を求めてそれを前提にしたものでなければ、いかなる問題であっても必ずそこには疑惑、疑問、反発が生まれてくるということはこれは理の当然であります。  そういう点から、国民に対してあるいは外国に対して理解と信頼が不徹底であるということを私は申し上げたい。であればこそ、国民の中にも、いまだに国会……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、お尋ねする前に次のことをはっきり申し上げておきます。  私は、沖縄に生まれ、沖縄に育ち、沖縄戦に巻き込まれて、奇跡的に生き延びて今日を得ております。  ですから、戦争のむごたらしさ、悪魔さ、米軍の暴虐、日本軍の残虐性、すべて私はこの目で見て体験しております。そのことを前提にして、次のことを私はお尋ねします。  まず、外務大臣は連日外国を回っておられていろいろと感想を述べておられますので、次のことを尋ねたいと思います。  その国のいい政治ということは、外交と内政の調和の問題、そしてまた次にこういうことをよく聞かされます。我が国は経済大国、世界に優位であるが、世界の先進国に比……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 今、国内的にも国際的にも、テレビ、ラジオ、マスコミをにぎわわせておりますことは、沖縄復帰二十年というスローガンの報道であるようでございます。  実は五月十日、二十年ぶりにあの辺戸岬で決起大会を持ちまして、与論島とかがり火大会をいたしまして、魂と魂のぬくもりを訴えながら過ごしまして、翌十一日から、A、B、Cの三班に分けて今平和行進の最中でございます。そしてあさって、五・一五、十五日、いよいよ復帰二十年の式典が国においても現地沖縄においても行われるわけでありますが、その最中でございます。  ところで、実はきのう私も沖縄から戻りましておりましたら、きょう現地からこのような激しい怒りを……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第11号(1992/05/22、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 連日の審議を拝聴いたしまして、大変私も勉強になりました。ところが承れば承るほど疑問は累積しまして、胸いっぱい詰め込んでございます。  ところで、与えられた時間が短いので到底全部を尋ねることが不可能でありますので、どうして質問を進めたらいいか大変迷うておるところでありますが、まず問題点は、私は、憲法と自衛隊とのかかわりに非常に重点が絞られたと、こう承っております。その中でも、武器を使用するかしないかという問題を非常に強調されました。そういう情勢のもとに、私は、繰り返すようでありますが、自衛隊を派遣するPKOはどうしても賛成するわけにはまいりません。反対であります。いろいろ理由はご……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第12号(1992/05/27、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 カンボジアに対する理解を深めることができました。まだひとり歩きの自信はございませんけれども、問題点を二、三お尋ねいたしたいと思っております。  まず、外務大臣にお尋ねしたいことは、現在、日本政府はカンボジアに対してどのようなかかわりをしているのか、率直にお聞かせ願いたい。
【次の発言】 次に、外務省にお聞きしたいんですが、UNTACに対する日本の分担金はどれくらいで、その拠出状況はどうなっているのでありましょうか。
【次の発言】 次にお尋ねしたいことは、五月十二日の明石UNTAC代表の当委員会における参考人意見陳述によりますと、UNTACの軍事部門は国連のカンボジアにおける七つ……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 まず、二日間にわたる公聴会あるいは本特別委員会における今日までの経過をお聞きしましても賛否両論あったわけでありますが、その反対の主なることは、自衛隊を派遣することに反対という声が圧倒的であったと私は思っております。  そこで、総理、外務大臣、防衛庁長官に明快にお聞きしたいこと、答えていただきたいことは、なぜ自衛隊を派遣するのか、その真意はどこにあるんでしょうか、お聞きしたい。
【次の発言】 二十一世紀のアジア・太平洋、ひいては世界における日本のあり方、果たすべき役割等についてじっくりと検討し論議を尽くした上で、日本は世界に対してどのような貢献をなすべきものか、その結論を出すべき……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第14号(1992/06/01、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、最初に外務省の丹波国連局長の武力の行使に対する修正答弁についてお尋ねします。  政府は、PKOに派遣される自衛隊は国連のコマンドに従うと言っております。そして政府は、武器の使用について国連は、自己の生命を防止する場合だけでなく、国連の任務が武力により阻止された場合それに抵抗する場合にも武器の使用ができると言っております。そして、後者に対して、後の方は場合によっては武力の行使に当たる場合もあるというのが丹波国連局長の修正答弁であります。  したがって、丹波国連局長の修正答弁は我が国が派遣する自衛隊の武器の使用が場合によっては日本国憲法第九条に抵触する場合もあり得るということ……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号(1992/06/02、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私が最後でございますが、質問をする喜屋武の気持ちよりも聞いてくださる皆さんの気持ちが私はお気の毒のような気がいたしまして、申しわけない気持ちでいっぱいであります。十三分ですからひとつ御辛抱をお願いいたしたいと思います。  私は、きのう提案のありました自公民三党の共同提案に係る修正案に対する質疑をいたしたいと思います。  まず、公明党に対してお伺いいたしたいと思いますが、そのお尋ねの第一は、公明党さんは衆議院における採決に際してはPKFを含む政府原案に賛成をしておられながら、なぜ当委員会の審議においてはPKF凍結をおっしゃるのか、その真意をお伺いしたいと思います。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 ただいままで皆さんの御審議を傾聴いたしておりました。なるほどなるほどと理解できることもたくさんございました。ところが、お聞きすればするほど疑問点がまた多く広がっておるということも実感でございます。  そこで、短い時間ですので、総理にお尋ねしたい第一点は、国民の中にPKO法案に対する多くの反対の声のあることを総理は知っておられるでしょうかどうか、まずこの点をお聞きします。
【次の発言】 日がたつにつれてこのPKOに対する国民の疑問、反対、いろいろの形でこれが広がりつつあることが実態であると私は受けとめております。  そこで、第二問に総理にお聞きしたいことは、この法案に対する国民の……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第18号(1992/06/05、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、ちょっぴりの時間で二、三質問を予定いたしておりますが、その前に委員長さんに確かめたいことがございます。お聞きください。  それは、この特別委員会の民主的な運営という立場から、我々が最も警戒し、また私も実はその恐怖症になっておるのでありますが、それは強行採決という悪名高い非民主的なやり方をやってもらったら困る。強行採決はやらないということをおっしゃっていただきたい。このことをまず質問の前に確かめたいと思います。
【次の発言】 と申しますのは、実は私、その恐怖症になっておると冒頭に申し上げましたが、去る百十三国会の例の悪名高い悪法の税制問題に関する調査特別委員会の事もあろうの……

第123回国会 農林水産委員会 第4号(1992/03/27、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は、待ち時間も少のうございますので、二、三要望として申し上げて、予定した問題点を一括省きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  まず第一点の要望は、先ほど来お聞きしております特別防除、空中散布に対して人畜に被害があるという、このことはもう常識として論じられております。しかも、そのことが地域で始まったデータを取り上げて迫っておるわけです。それを、いわゆる農水省が計画していないものの被害はこれは別だと、こういったかたくななお気持ちをお持ちにならないで、何であろうがとにかく地域住民から盛り上がってくるものを大事にしていただいて、前向きで取り上げていただくという、この……

第123回国会 農林水産委員会 第5号(1992/04/07、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 きょうは長時間質疑が交わされておりますが、日本の農業という底辺から幅広くへ奥深く質疑が交わされておることを傾聴いたしまして、大変勉強になりました。私、持ち時間で確認を新たにしたいとこう思って、お疲れでしょうが、お尋ねいたしたいと思います。  まず第一に、大臣にウルグアイ・ラウンドの動向についてお尋ねいたしたいんです。  四月二日付ニューヨーク・タイムズは、ウルグアイ・ラウンド農業交渉における米欧の対立は四月じゅうにも解決に向かう見通しが強まってきたと報じております。このように、米欧は再び歩み寄りを強めているとも見られているが、政府はウルグアイ・ラウンドの現状をどのように認識して……

第123回国会 農林水産委員会 第6号(1992/04/16、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私は先般のこの委員会で大臣にこういう質問をいたしました。  それは、どこの国にもその民族の生活の中から生み出した基幹作目というのがあります。その基幹作目は国の責任において保護育成すべきでありますと、そうお尋ねしましたら、そうだとはっきりおっしゃいましたね。  それで、私は次のことをお聞きしたいんですが、沖縄の基幹作目といえば、申し上げるまでもなくサトウキビとパイナップルということももうこれは常識である。ならば、きょうは時間の関係とこの法改正の趣旨に照らして文部省は呼んでありませんけれども、次の機会にその面に発展させていきたい、こう思っております。  大臣、この沖縄の基幹作目の一……

第123回国会 農林水産委員会 第7号(1992/04/23、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 御四名の今御意見を承りまして、私はこの三法が実現しましたら皆さんの御苦労が報われる、のみならず皆さんの希望と夢が実現するんだ、こういう御期待を持っていらっしゃるということがお聞きした私の結論でございます。  まず、そのことを申し上げまして、私も十分しかございませんので、御四名にお聞きする時間を持ちませんので、特に私がこれからお聞きしたい問題と結びつけて、御関係が深い方は長岡参考人と森田参考人じゃないかなと私は判断しましてお聞きするわけです。もしその内容が、ということは皆さんのお話にはございませんでしたので、もしこのお二人以外の適当な方がということでありますならば、どうぞまたお答……

第123回国会 農林水産委員会 第8号(1992/04/24、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 問題をお尋ねする前に、きのう実は御四名の参考人のお方から御意見を拝聴いたしました。こういうふうに強調しておられました。この三法が早く実現すれば、私たちの苦労も報いられる、そしてその苦労が報いられるだけじゃなくて夢と希望が開けてくる、こう強調しておられました。そこで、具体的には老齢化の問題やあるいはそれぞれの立場からの、技術の面が非常におくれておる、そして人員も足りない、こういうことがはっきりわかりました。  そこで、いろいろとお尋ねしたいこともありますけれども、時間の関係もありますので、二、三にはしょってお尋ねしたいと思います。  まず第一点は、体外受精卵移植の普及をどのように……

第123回国会 農林水産委員会 第9号(1992/05/12、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 私が最後でございます。途中で抜けまして大変申しわけございませんでした。お許しください。  今まで御四名のそれこそ自信に満ちた御答弁を拝聴いたしまして、私の表敬の心は、さすがはと、この一語に尽きると思っております。  それで、ずばり一言というお気持ちで松旭参考人にお尋ねしたいのは、農業協同組合合併は順調に進んでおるでしょうか、困難な点ほどんな点でしょうか。詳しいことは要りません。  次に、花田参考人にお聞きしたいことは、財源確保が非常に大事だということを強調しておられる、そのことが非常に私の脳裏に焼きついております。その財源確保はどのようにして確保していらっしゃるか。  それから……

第123回国会 農林水産委員会 第10号(1992/05/14、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 昨日は御四名の参考人の御所見をお聞きいたしました。きょうはまた朝から今まで委員の皆さんの御質疑を承りました。いろいろと問題点が質疑されておることに対して、なるほど、なるほどと思いながら、私も私なりに与えられた時間内で七つ、八つの質問は用意いたしておりますが、ほとんど私のお聞きしたい問題点はおとといときょうの先生方の御質疑の中で解けたと私は理解いたしまして、今さら同じ問題を同じように繰り返す必要はないと判断いたしまして、お聞きできなかったことの二つに絞って、なるべく時間を短縮いたしたいと、そう思いましてこれから質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  お聞きできなかった……

第123回国会 農林水産委員会 第12号(1992/06/18、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 抽象的な質問になるかと思いますが、お許しを願いたいと思います。  農水省は、農業政策の基本として、十年後を目標にして、  個人の意欲を重視し、経営感覚に優れた効率的  ・安定的な経営体を育成するため、自主性、創  意・工夫の発揮と自己責任の確立に向けて、生  産・流通段階において規制と保護のあり方を見  直し、市場原理・競争条件の一層の導入を図る  政策体系に転換していくことが必要である。 と述べておられますが、そこで、この中に食管制の見直しということも考慮に入れておられるのであるか。食管制の見直しですね、視野に入れたものであるかどうか、お尋ねしたい。もしそうであるとするならば……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号(1992/05/26、15期、参院クラブ)

○喜屋武眞榮君 御三名の先生方、大変御苦労さんでございます。私が最後でございます。沖縄に生まれ、沖縄に育ち、そして沖縄戦を体験し、生き残った私でございますが、結局この問題は私も憲法と自衛隊の問題に集約されたと思っております。その関係はどうするかということについては、まさに国民的コンセンサスをこの機会にきわめなければいけない、こう思いつつ、たった三分間ですので何か一言ずつでもと、お礼の意味を兼ねて申し上げたいと思うのであります。  まず、伊藤公述人にお聞きしたいことは、憲法九条の問題はないというお言葉がございましたが、そのことをもう一遍、ちょっぴりという時間ですけれども、お聞かせ願いたい。  次……



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データ更新日:2022/12/18

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